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チームの様子や大会結果・イベントなど、クラブの今をご紹介します。

件数:340

【6年】渋谷区4位。春季区民大会決勝トーナメントベスト4総括
コーチの秋元です。
6年生春季大会の決勝トーナメント、準決勝、決勝、3位決定戦が開催されました。
出場選手:あゆむ、しゅうた、たつき、すざく、はお、こうた、しゅうま、あきら、れんせい、ひろ、あいら

準決勝 vsトリプレッタC 0ー5
最終的に優勝チームとなったトリプレッタC(決勝はトリプレッタCがトリプレッタAを4-0で下して優勝)との対戦でした。前半は0-1と拮抗した点差で折り返すことができ、このチームの良さである、チームワーク、組織での守備と言ったところが優勝チームにも通用することは自信になりました。一方で、攻撃はこの大会で得点を重ねてきたはるが体調不良で出場できない中で、あゆむからのパスの受け手をなかなか作ることができず、攻撃の厚みが作れなかった点は苦しかったと思います。後半に相手チームのディフェンスにとらのすけが入ったことで、効果的な前線へのボールフィードが産まれ、結果としては点差が開いてしまいました。

三位決定戦 vsトリプレッタB 1ー5
得点者:あゆむ
トリプレッタBはトップ下のたくみを中心にドリブルとパスを効果的に組み合わせて攻撃してくる守りにくい相手でした。前半はすざくに、後半はあいらに徹底的にたくみをマークしてもらい、パスの出しどころを押さえにいくことでディフェンス陣の守りの的を絞りやすくすることを確認してゲームに臨みました。すざく、あいらは献身的にマークを継続してくれたことで、中盤でのゲームメイクはかなり抑えることができたと思いますが、ペナルティエリア内でのドリブルに対応することができない場面で、失点してしまいました。一方で、キーパーのたつきからのパントキックを相手ディフェンスが処理を誤った瞬間を見逃さず、あゆむがゴールキーパーとの1対1の場面を作り、華麗なループシュートで一矢を報いました。

準決勝、3位決定戦と敗戦し、4位となりましたが、AB別編成でもなく、助っ人のいない、6年生のみのチームで、ここまでの結果を残してくれたことは、選手たちの戦術理解と仲の良さの賜物だと思いました。1位から3位をトリプレッタが独占する中で、富ヶ谷が4位となったことは誇らしいことだと思います。大会終了後多くの選手が力を出し切ったと言っていたことは、ベンチから見ていた感触とも一致しています。
我々の通用した点、課題が見えた点を振り返りながら、秋の大会に向けて夏合宿、頑張りましょう。お疲れ様でした。


渋谷を白く染めろ!SHIBUYA CITY FC試合観戦
内藤です。
先週の日曜日は、練習の前にSHIBUYA CITY FCの試合観戦行事を行いました。

渋谷を白く染めろ!のコンセプトで開催されたホームゲームに、富ヶ谷SCは選手とその保護者、指導者あわせて100名近くでお邪魔してきました。

SHIBUYA CITY FCといえば、渋谷からJリーグを、という目標を掲げ、現在東京都一部リーグで全戦全勝の快進撃を進めているチーム。
そして何より、木曜練習で実際の選手に指導をしていただいている、富ヶ谷SCとは縁の深いチームです。

そんな彼らが本気で挑むゲームを、普段自分たちも試合をしている渋谷区スポーツセンターで観戦するという、大変貴重な経験をすることができました。
スピーカーから音楽が流れ、ゴーーーーーーール!!!!の熱い実況がゲームを白熱させます。普段のスポセンとは全く違う景色にびっくりした子たちも多かったと思います。

内藤含めコーチたちも、CITYの選手の正確なトラップ、キック、そして一糸乱れぬ戦術連携に、思わず声が漏れました。

途中、実況の方がスピーカー越しに、「富ヶ谷SC、ハンドクラップをお願いします!」の一声。
ダン、ダン、ダダダン、ダダダダッダダ!!とみんなで音を合わせて手をたたき、皆で一体感を味わうことができたのも、素晴らしい体験でした。

結果は5-0でSHIBUYA CITYの快勝。

ありったけの情熱をサッカーに注ぐ選手たち。練習の成果を存分に発揮して真剣に戦う姿に、富ヶ谷SCの選手たちも大きな力をもらうことができました。
【6年】春季区民大会 決勝トーナメント準々決勝 総括
コーチの秋元です。
6年生春季大会の決勝トーナメントが開催されました。
最近の酷暑により、決勝トーナメントは2日間に分けて開催され、今日は公式戦1試合プラスフレンドリーマッチでした。
富ヶ谷は予選を1位通過したので、決勝トーナメントはシードで準々決勝からの登場です。
(シードは4チームで富ヶ谷以外は全てトリプレッタでした)
出場選手:あゆむ、しゅうた、はる、たつき、すざく、はお、こうた、しゅうま、あきら

準々決勝 vsセントラルB 3ー0
得点者:はる×3
相手チームはトップに突破力のある女子選手を置き、ここにボールを後方から流し込んでくるスタイル、我々もはるをトップに起用し、ここを起点に攻撃をする、似たようなスタイルでの戦いとなりました。我々のディフェンス陣は相手の起点をしっかり押さえ、キーパーとの連携を意識できた点、攻撃ははるに加え、あゆむをはじめとしたミッドフィルダーの選手が攻撃に加わったことで、波状的に攻撃ができた点も良かったと思います。
先制点はミッドフィルダーのしゅうまが粘って奪ったボールをはるに展開して生まれた得点です。
この勝利で、渋谷区4位以上が確定し、16日の準決勝に臨みます。

フレンドリーマッチ vs東部A 1ー2
得点者:はる
相手チームははるのプレースタイルを熟知しており、かなり警戒された中で、1得点となりました。前半はサイドハーフがプレッシャーをかけるタイミングが早すぎて、後ろの人数が足りなくなる場面がありましたので、少し引き付けた上でのプレスに修正することで、サイドから突破されることを防ぐことができたという点は収穫でした。
ミッドフィルダーからトップの選手にボールを出す際の共通認識がなく、単純に足元にパスをしてしまい、チャンスになりにくい場面が多かったので、この辺りは練習の中でトップの動き出しやスペースへのパスの出し方などを確認していく必要があると感じました。

準々決勝やフレンドリーマッチでの課題も確認しながら、次戦に備えていきましょう。
お疲れ様でした。

【幼児】春季区民キッズ大会の様子
内藤です。
6/25(日)に、幼児たちを対象にしたキッズ大会が開催され、富ヶ谷SCは3試合を戦ってきました。幼児たちということでテクニカル観点での総括は致しませんが、彼らの成長記録のためにも、最初のレポートを残しておきます。

■出場選手

ケイヒル
シュウ
イッセイ
アサヒ
ワク
セリナ
シュウヘイ
ナオヨシ
ゲン
エイタ
ルナ

■まとめ

ほとんどの子が初めての大会経験です。
勝利や入賞を目あてにするのも良いですが、チームとしてはサッカーを楽しむことを第1のめあてとしました。
当日は6月というのに記録的な猛暑で、小さなサッカー選手たちには熱中症というリスクと隣り合わせでの参戦でした。対策として、試合以外の時間は日陰で休み、インターバルのトレーニングは一切行いませんでした。準備運動なしで試合中ちゃんと走れるかな?と少し心配しましたが、その心配は無用でした。みんな元気に、楽しそうに走り回っていました。

戦績は、1勝2敗。
勝ちも負けも体験できたことはとても良かったと思います。

得点者は、エイタ2得点、ワク1得点。
GKは、シュウ、ナオヨシ、アサヒの3人が交代で守ってくれました。
みんながなるべく平等に試合に出れるようローテーションをしました。順番を待って試合に出ていないベンチのみんなも元気で可愛い応援を送っていたのが印象的です。

暑い日差しに負けない眩しい思い出。みんなにとってそんな一日になったのではと思います。

彼らの今後の成長がとても楽しみです。
引き続き保護者の皆様のサポートをいただき、一緒に育んでいけたらと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

(追記)
大会結果としては、4チーム中3位ということで、見事銅メダルを獲得したとのことです。


【1年】春季区民大会 決勝リーグ 総括
内藤です。
6月19日(日)は、1年生の春季区民大会の決勝リーグが行われました。
先日の予選を1位通過したのでS1リーグ、いわゆる1位リーグへの進出です。
1位リーグに参加するのは4チーム。この中でベスト3に入ると、金銀銅いずれかのメダルを全選手分もらうことになります。

このメダルを獲ることを一つの目標に、各学年は大会に挑んでいるといっても過言ではありません。

ただしそれは簡単なことではなく、富ヶ谷SCでは、今の6年生が3年のときに銅メダルを獲得したのが最後で、5年生以下のチームはいまだメダルを獲得したことはありません。
メダルを獲得するのがいかに難しいことか、おわかりいただけるかと思います。

さて、この1年生チームは早くもそのメダル獲得のチャンスがめぐってきたわけですが、結果としては0勝3敗で4位となり、残念ながらメダルの獲得はできませんでした。

もとより、今大会の目標としてメダル獲得を掲げていたわけではなく、この結果自体に指導者としてなにか思うところはありません。
とはいえ、あわよくば銅メダルを、と考えてはいましたので、惜しかったなぁ、と思ってもいます。

命運を分けたのは、3試合目のセントラル戦でした。
0-2での敗北でしたが、シュート数などを比較しても、相手の方が一回り強かった、それが全てかな、と思っています。

■出場選手

シンノスケ
ハル
ユウ
キョウスケ
リョウ
アキヨシ
ツルエミ
ミナト
ダイチ
ナツ
サエ
カナエミ
ユウサ

■試合結果概要

第1試合 vs 千駄谷A
0-15 負け

第2試合 vs 渋谷東部
0-9 負け

第3試合 vs セントラルA
0-2 負け

■ふりかえり

決勝も13名という例外的な大世帯での参戦となりました。
メンバー構成として、この1、2ヶ月に入会した選手が大半を占めており、まだまだトレーニングが足りない状態での大会であったことを考えると、現段階でテクニカルな寸評を入れるのはまだ早いかな、と考えています。

最初の2試合は特に大量の失点を体験しました。
失点の都度、選手たちがゴール前で何やらディスカッション(揉めている、とも言えますが笑)しているのは、見ていて頼もしかったです。
ボロボロに負けながら、相手チームと向き合う時間の中で、少しずつみんながチームになっていっていることを感じました。

秋の大会はきっとAB2チーム編成で挑むことになると思います。
それまでに、伸びしろだらけの選手たちが大きく成長してくれることを楽しみにしています。

■雑談:ケンカについて

子供同士はよくケンカをします。そのケンカ、僕は子供に与えられた大切な権利だと考えています。ケンカという形で他者と正面からぶつかることで、自分は集団の中でどのように行動していくべきなのか、本音と配慮のバランスを学んでいけると思うのです。
ここで言うケンカは殴ったり引っ掻いたりもそうですが、言葉での言い争いも含めます。

しかし、実際に日本の子どもたちのケンカの実情を見てみると、大人が先回りして介入し、トラブルの芽を摘んで事なきを得んとする傾向が強く、結果として子供のケンカの経験が少ないと言われています。
大人によって調整された、”ケンカのない過度に平穏な毎日”で育つこと。それが子どもたちにとって果たしてプラスなのかどうか。
人の気持ちがわからない大人になったり、加減のできない爆弾のような感情を慢性的に育ててしまったり、些少なトラブルでも心がくじける弱い人間になってしまう、そういう恐れがないでしょうか。
現代の日本の若い男子は、国際的に評価が低いそうです(ちなみに日本の女性は国際的にかなり評価高いそうです)。日本の男性は、メンタルがくじけやすく、チャレンジ精神がない、周りの目を気にした受け身気質で、自発的なアクションが少ない、そんな評価を受けてしまっているのだそうです。

なお、このあたりの話はすべて、内藤がかねてよりリスペクトしている教育者の、高濱正伸先生のお話の受け売りです。

将来、引きこもりにならず、国際的にも評価される「飯が食える」大人を目指す。そのために必要な経験と成長のきっかけは、トラブルの中にこそある。子供にとって「トラブルは肥やし」、である。
高濱先生は講演や書籍などを通して、そのようによくお話しになっています。

サッカークラブでの日々は、いろいろな個性を一つのチームに集めて行われる集団行動です。
当然、色々とぶつかり合うことでしょう。言わなきゃいい一言で相手の気分を害し、仕返しに殴られて鼻血を流す子がいます。自分勝手なルールを作りそれを押し付けてたくさんの子から反感を買う子がいます。終始マイペースで規律を乱し、正義感の強い子から強く非難される子がいます。どれもこれも、子供だからこその自由から生まれる行動です。何が許されて何が許されないのか、冒険のさなかにいるのです。その冒険の結果として起こるケンカは、他者のリアクションをしっかりと体験するかけがえのない機会だと思います。

子供は小さい大人ではない。
大人が持っている分別など、まだ持ち合わせていません。
だから、大人の感覚や理屈で彼らの行動をたしなめても、子どもたちの理解が進むことはないでしょう。

一見遠回りに見えても、日々のこうした小競り合いを体験する中で、たくさんの他者との折り合いの付け方を学んでいくのだと、一指導者として信じています。

もちろん、度を過ぎたケンカ(物理性あるいは精神性いずれも)には大人による保護プログラムを発動するべきでしょう。でも、ちょっとした小競り合いは、大きな危険がないよう大人たちの見守りの元で、ちゃんと体験させてあげたいと考えています。

サッカーという集団活動の中で、子どもたちのケンカとは無縁でいられないのが僕らコーチ陣の指導の現場です。

監督としてこのように考えているということを、会員の皆様に予めご理解をいただきたいと思い、この機会にお話をさせていただきました。

ケンカをしていた子たちが、日々自分たちで建設的な関係性を作り、そうしてケンカのない本当の仲間に育っていく。1年生の彼らはその階段を登り始めています。

見ていて色々とハラハラするかもしれません。ですが、強くてしなやかな精神を持つ立派な大人になるための肥やしであると信じていただき、皆様にもじっくりと見守っていただけたら幸いです。
【4年B】春季区民大会 順位決定リーグ 総括
全力で戦った予選リーグでは、残念ながら勝利に手が届かなかったBチーム。

「今日は絶対に勝つ!」と気合を入れて順位決定トーナメントに挑戦しました。

予選リーグでは選手たちと一緒に考えて決めたフォーメーションも、より勝負にこだわり、コーチから「最強スタメン」を提案しました。

希望のポジション、あるいは長い出場時間を得られなかった選手からは
「最初からでたい!」
「次はトップをやりたい!」
との声もあり悩ましいところでした。

今までであれば、なるべく選手の希望に合うように調整してきました。おそらくそれが公平だとみんなが感じていたと思います。

ただ今回からは、もう少し選手を信頼してみることにしました。

低学年であれば希望どおりにいかないことが、ただただ不満で終わってしまうかもしれません。

少し大人になった彼らなら「どうしたら希望がかなうのか」を理解し、解決するために努力してくれるのではと信じてみようと思います。順番を待っているだけでは得られない、競争の中での公平さを、サッカー上達のモチベーションにしてくれること、期待しています。

各選手で少し出場時間に差が出てしまいましたが、ご理解いただければ幸いです。

試合結果

1戦目 vsトリプレッタB (0−5)

積極的に前に出てプレッシャーをかけながら、守備では粘り強く相手のドリブルに「抜かれない」を徹底することでいい時間帯もありました。課題になったのは自陣に押し込まれたときに跳ね返す、強いキック力と、キックを蹴れる位置にボールを運ぶボールコントロールの技術。これらはボールを蹴った回数と、ボールに触った時間に、比例して上達する技術だと思います。富小の練習時間以外にもボールに触る機会を増やしてほしいなと思います。

2試合目 vs富ヶ谷A (0−6)

普段は仲間たちとのダービーマッチ。1失点で折り返した前半戦はBチームの選手達には、自信につながる内容だったと思います。後半になるとスピードのあるドリブルと球離れの良くなったAチームのパスワークでサイドをくずされて失点が重なりました。

「前に出る守備」「サイドに追い出す守備」は出来てきました。サイドに追い出したあと、センタリングに対応できるように「戻る守備」の練習に取り組んでいこうと思います。

3試合目 vsセントラルC (2−1)
得点 たくや (アシスト すずれお)
   すずれお (アシスト しのた)

前に出るディフェンスでボールを奪い、シュートにつなげ、押し込む展開になりました。待望の先制点は右サイドから斜めに入れたボールをファーサイドに詰めて奪った得点。少し偶然ぽく見えたゴールかもしれませんが、練習で取り組んできた狙い通りのプレーでした。後半1点は返されましたが最後まで全力で戦い抜き勝利。

「勝つ」という結果を手に入れて嬉しくもあり、安心もしました。次は「もっと勝つ」がテーマです。より強い相手にもチャレンジして全力で勝ちに行きたいとおもいます。

そして結果、たとえ負けてしまっても、全力で勝利を目指すこと自体が「楽しい」と思ってもらえるようなチームを、Bチームは目指しています。

出場選手

りゅうた (ゴールキーパー)

ほとんどの時間でゴールマウスを守り、多くの経験を積んで試合の中で大きく成長しました。
サイドに蹴っていたゴールキックが狙われてくると中央の味方にパスを通す好プレーもありました。
3戦目には苦手だったグラウンダーの速いボールを、お手本のような綺麗な姿勢でキャッチ。

練習を成長につなげてくれる、教えがいのある選手です。今後の成長が楽しみなプレーでした。次は一緒にパントキックの練習をしましょう!

すずれお (リベロ)

スタートポジションはセンターバックの中央。ダイナミックでスピードのある彼には、自由に動き回れるリベロという特別な役割を与えてピッチをかけまわってもらいました。
前週の練習でチャレンジした右サイドから早めに、斜めにセンタリングを入れるプレーでアシストを記録すると、次はゴール前に走り込んで決勝点。

ちょっと自由さは減っちゃうけれど、Aチームでプレーしたくなったらすぐにでも!

ゆいと (センターバック)

ディフェンスの最後の砦、カバーリングがうまく相手ドリブルを何度もストップ。試合中の表情がたくましくなりました。
普段の練習前には1人黙々とボールタッチの練習をする姿があり、向上心の高さもうかがえます。

ディフェンスリーダーとして自信を持っていきましょう!後ろの選手が大きな声で指示を出せるともっと楽しくディフェンスできるようになります。


けんた (センターバック)

上手い選手のドリブル突破にも粘り強く対応してサイドに追い出し、しっかりと戦えていました。中央の すずれお が自由にプレーしてもディフェンスが破綻しなかったのは、けんた ゆいと コンビが中央に絞って空いたスペースを埋めていたから。

ディフェンスラインでは1番ボールを蹴れる選手なのでより強いキックを身につけて攻撃の起点になれる選手を目指してほしいです。

くおん (ボランチ)

驚きの新戦力となった くおん。入会してまだわずかですが、エネルギッシュなプレーは前からディフェンスをする、このチームのキーマンになりました。
ほんとにサッカー経験ないの?と聞いてみたら放課後クラブで富ヶ谷メンバーと一緒にサッカーをしていたそう。ワイルドなストリートサッカー風味のプレースタイルが、強豪クラブの選手を苦しめるのは痛快でもありました。

公式戦の大きなピッチでも通用するキック力を身につけて、ジャイアントキリングを目指しましょう!!

しのた (右サイドハーフ)

右足の強いキックと勝ちたい気持ちはチームで1番。1戦目には右サイドからゴール前にいいセンタリングでチャンスを作り、3戦目にはゴール前につめてアシストも記録。得点はありませんでしたが、過去の大会でも常に得点に絡む結果を見せてきました。本人は常に自分のゴールを求めていますが、ゴールへの意識は貪欲なまま、得点以外にもチームに貢献するプレーを意識してみましょう。

チームが押し込まれている時、苦しい時に走れる力を身につけて、Aチームにチャレンジしてほしいです。

じゅたろう (サイドハーフ)

いろいろなポジションを経験してきましたが、ついにベストなポジションを見つけた気がします。
後半から交代出場した3戦目、右サイドを駆け上がって すずれお の得点につながるスピードのあるランニングは見事でした。

実は足が速い!とみんなに認められたスピードはBチームの他の選手にない じゅたろう だけの武器。もっといっぱいボールに触って、キックを繰り返して得点、アシストを目指しましょう!

えいく (サイドハーフ、ボランチ)

入会から1週間での参加となりましたが、こちらも放課後サッカー仲間。大きなピッチで戸惑いもあったかもしれませんが、「ポジションにとらわれず思いっきり動いていいよ」と声をかけると良さが出ました。押し込まれていた時間帯、自由に動き出した えいく の走りは相手への大きなプレッシャーになり、チームに勢いを出してくれました。スピードも強さもある期待の新戦力です。

試合後に感想を求めると「疲れたけど楽しかった」との答え。全力でのプレーを楽しんでくれたようで嬉しかったです。

たくや (左サイドハーフ)

左サイドでテクニカルなドリブルを見せ、ゴールを奪ったシーンでは、ファーサイドに詰めてシュートを押し込むファインプレー。
同じく3年生の ぜん とお互いの位置を意識しながらパスとドリブルを狙い、良いコンビを見せました。

パス意識が高いのは素晴らしいです。自分でシュートを打てると判断したら、思い切って打ってみてもいいと思います!

ぜん (センターフォワード)

攻撃での貢献はもちろん、前線から、前に蹴らせない守備で走り回り、常に汗だくの印象でした。3年生チームで練習している質の高いプレーで、このチームを大きく助けてくれました。ボールを持った時の姿勢がよく、周りがよく見えている選手だと思います。

前が空いた時、思い切ってスピードを上げて突破する強引さがあっても面白いかなと思います!

こういちろう (センターバック)

前に出てボールを奪える、積極生が持ち味のプレーヤー。体の大きな相手にも強くぶつかっていける気持ちの強さが素晴らしいです!ボールを持つと味方につなげる丁寧なパスもありました。

前に出る時、後ろに戻る時の判断の精度を上げていきましょう。ボールだけでなく、スペースを守る意識を持てるとよりいいと思います!

(本庄)
【4年A】春季区民大会 順位決定リーグ 総括
コーチの三村です。(今年からアシスタントを外れコーチに加えていただいてます。あらためましてよろしくお願いします。)
6/18(土)4年生春季大会の順位決定トーナメントが行われました。
試合前のミーティングで、まず厳しい結果になった予選リーグを振り返りました。
前回は、劣勢になると足が止まり持ち前のボールへの積極性がなくなってしまいました。心技体でいうところの、心の強さがないと持っている技術と体力を出しきれません。なので、いつもの「1対1の守備でしっかり対応すること」に加えて、「ピッチの中で声をかけ合うこと。とくにチームが苦しい時にどんな声を出せるか」をこの日のテーマにしました。
さらに、試合前に円陣を組んで顔を見合わせ、このメンバーで勝つという気持ちを一つに。一度大きい声を出すことで気持ちのスイッチが入り、気合に満ちたいい表情で初戦に入れました。

1試合目
vs 猿楽 2-2(PK0−2)
前半 5分ふうかの縦パスから抜け出したりくが見事なシュートを決め先制。
13分 前がかりになったところをスピードで右サイドを突破され失点。
いつもなら気落ちをする場面ですが、この日は選手たちからいろんな声が聞こえ誰も下を向きません。
とくに、そうやの「ドンマイ、ドンマイ!」キャプテンりくの「まだ大丈夫だぞ!」との力強い声がありました。その効果もあったのか、練習していた ”ミサイル作戦” が見事に成功します。
14分 キックオフからわくの相手DFの頭を越すロングパス。はおりが抜け出しボールキープし中央にパス。
りくのシュートは弾かれましたが、詰めていたそうやがキーパーの頭を越すシュートを決めました。
作戦を共有した選手たちが次々にゴール前になだれ込む見事なゴールでした。
強いチームほどピッチに出ている選手が判断し、やるべきプレーを選択します。ここでチャレンジしてみることをそうやとわくがキックオフ前に決めたそうです。失点直後に弱気になることなく、すぐさま取り返したこの得点からはチームの成長が見えました。

守備の意識をしっかり持って後半へ。 今日の守備陣はこのメンバーでした。
右MFのはおりは上下の運動量に優れ、急な交代選手の穴を埋めることができるポリバレントな選手です。
しっかり周りを見てプレーができて、どのポジションでも役割をこなせるのでこの日も何度も助けられました。 
右DFのこうたろうは前ではね返す力があります。今日は前線へのパスでも何度かチャンスを作りました。
ドリブルの上手い相手には飛び込まず、体を寄せる守備ができるとさらに強さのあるストッパーになりそうです。
左DFに左利きのかずきがいることで前へスムーズにつながります。キープ力もあるので前が詰まった時の受け皿としてもいい効果がありました。
キーパーのりくとも持ち前のコーチングでチームに指示を出してくれます。前よりパントキックをしっかり蹴れるようになったので安心感が増しました。
DF中央にはスピードとサッカーセンスのあるふうかが入ります。
この試合の終盤14分、相手に最終ラインを突破されピンチを迎えた時、持ち前のスピードで追いつき外に蹴り出すファインプレーがありました。 彼にこのポジションで期待している通りの素晴らしいカバーリングでした。
しかし、猿楽も最後まであきらめないいいチームでした。我慢強く粘ったものの終了まであと1分のところでコーナーキックから失点。勝敗はPK戦へ。
選手たちには伝えましたが、PK戦はジャンケンみたいなもの。惜しくも負けましたがどっちに転んでも仕方なしです。「PKを外せるのは蹴る勇気を持った選手だけ」というロベルト・バッジョの言葉で健闘をたたえました。
体格もよく、ボールコントロールが上手な選手が多い相手に互角以上の戦いでした。人任せにせず、チームが一体感をもってやればこれだけの勝負ができます。
次はギリギリの勝利をつかめるようにがんばりましょう。
涙を流す選手もいましたが、それだけ悔しい思いをしたことは後々にきっと生きるはずです。


2試合目
vs 富ヶ谷B 6-0
涙の1戦目から一転、試合前には「まあ普通にやれば勝てるだろう」という油断を感じました。。
ここがこのチームの面白いところなのですが、何かの気づきになればとあえて静観したまま前半へ。
富ヶ谷Bの躍動感とボールへのアプローチの早さはわかっていたので苦戦を覚悟のうえでした。
ようやく13分にふうかのパスからかずきの得点で1点リードしたものの「こんなはずでは」という空気でハーフタイムに。あらためて今日のテーマと「どうしたら自分たちらしいサッカーができるか」を考えてもらいました。
りくが「トップいきます!」と言ったのを皮切りにポジションが自発的に決まっていき、キーパーの3年生しんのすけと休ませた選手以外はほぼ1戦目と同じ布陣に。
しんのすけは2戦目フル、3戦目後半にゴールマウスを守ってくれましたが、上級生の中でも物怖じせず頼りになります。押し込む時間が長く守備機会は多くはありませんでしたがしっかり集中してやってくれました。
1分 りくがDFからボールを奪いそのままゴール
4分 そうやのドリブル突破からパスを受けたりくのゴール
8分 そうやのドリブルからのゴール
13分 左サイドからパスをつなぎ右サイドを抜け出しただんぺいからパス。中央の混戦のこぼれ球をわくがゴール。
14分 ふうかの守備からりくとが前線のスペースにパス。そうやがスピードで追いつき折り返しをわくがゴール。
明らかに前半とは球際の強さが違いました。
あらためてこの年代のメンタルコントロールの大切さを感じた貴重な1戦でした。自分たちでもう一度今日やるべきサッカーを再確認して3戦目に臨みます。

しっかり勝って終わろうとモチベーションが高く試合前の円陣でもこの日一番の大きな声が出ました。
3試合目
vs 美竹 4-0

前半
7分 相手のゴールキックを中央でインターセプトしたりくのゴール。
  これは独力でのゴールに見えますが、前線の選手がしっかり他のパスコースを切ったことで生まれたチームのゴールでした。
11分 はおりの守備から前線のりくへのパスがつながりゴール。
14分 前線まで上がったかずきのスルーパスをそうやがシュート。ポストに弾かれたこぼれ球をわくがゴール。

後半
8分 相手のゴールキックをだんぺいがプレス、こぼれ球からのりくのゴール。少々体勢が悪くても決めきるりくは生粋のストライカーです。

他にもこの試合では今までに見られなかったいいプレーが多く出ました。
高いDFラインの背後ににこぼれた危険なボールをキーパーりくとが前に出て余裕を持って弾き返します。
前からのゴロにはしっかり浮き玉を蹴れるようになったので、バックパスも安心して出せます。
左サイドでDFのかずきがMFを追い越してパスを受け攻撃に関わるシーンが幾度となくありました。
右サイドのだんぺいが前のスペースに抜けた時に迷うことなく中央に折り返すことでシュートチャンスが増え、味方につながらなくてもこちらのコーナーキックが増えました。
さらにスルーパスに抜け出しただんぺいがキーパーをドリブルで交わすシーンがありました。惜しくもゴールにはならなかったですが細かいボールタッチがずいぶん上手になりました。
わくは逆サイドでのチャンスの時にゴール前にしっかり走り込めるようになったので、シュートチャンスが増え得点も増えました。
そうやのドリブルで相手を2人3人を引きつけ、フリーになった選手への効果的なラストパスも何度も見られました。
プレースキックがまだ得意でない選手がコーナーキックを蹴るときに、ふうかが自分の判断でショートコーナーをもらいに寄って行きました。気の利いた彼らしいアイデアでした。

試合後にピッチから応援してくれた保護者のみなさんにあいさつしようということに。次の試合のために場所を空けないといけないので、笛が鳴ってから20秒で行って戻れるならと伝えました。
タイムアップ直後にそうやが大声でみんなを集めて無事にお礼が言えました。こちらはベンチの片付けで加われませんでしたが、みんながいい顔をしていたのではないでしょうか。
個人的には、フル出場したりく、ふうか、中心で走り回ったそうやにはリーダーとしてチームを引っ張ってもらうことを期待しています。この日はそのかけらがあちこちに見えました。
予選とこの日を通じて、感情の振り幅の大きい春季大会でしたが最後は笑って終われてよかったです。
こうしてサッカーを通じて一歩ずつ成長していく姿を見るのが楽しみでなりません。

保護者のみなさま、あたたかい応援と手厚いサポートをありがとうございました。
【6年】春季区民大会予選 総括
コーチの秋元です。
6年生春季大会の予選リーグが開催されました。
結果は3戦全勝で、予選リーグ1位通過となりました。
出場選手:あゆむ、しゅうた、はる、たつき、すざく、ひろ、れんせい、はお、こうた

第一試合 vs東部B 1ー0
得点者:あゆむ
相手はくさびのパスからワンツーを仕掛けてくる意識が高く、前半は押し込まれる時間帯も多い展開でした。こちらも集中力高く守備を固め、カウンターで攻撃しましたがなかなか良い場面を作れず、苦戦しました。後半は相手チームのパスの出しどころの選手を抑えることで、展開を優位に進める中で、相手チームのパントキックのミスをあゆむがボールを確保し、絶妙なシュートを決めて運よく先制しました。その後も攻め込まれる場面も多く作られ、苦戦しましたが、決定的な場面でもキーパーのたつきが信じられないナイスセーブを繰り出し、なんとか無失点で勝利をもぎ取りました。こうした苦しい展開でも、声を掛け合って集中力を切らさない試合をできたことは本当に良かったと思います。

第二試合 vsセントラルA 2ー1
得点者:はる、あゆむ
一試合目は集中して良い結果を取ることができたことの疲労が、試合の入り方に影響したのかもしれません。守備面を中心にバタバタとした展開、自陣でドリブルをすることで相手に奪われ、ビンチを招くことがある中で、ペナルティエリアで相手選手を倒してしまいPKを献上しました。
たつきが体を精一杯伸ばしましたが、惜しくも届かず先制を許しました。その後、懸命の攻撃を試みましたが、中々相手ゴールを割れず、厳しい展開でした。後半、富ヶ谷のチャンスを決めれない場面でエースストライカーのあゆむが負傷し、ベンチに下がりました。ちょっと重めの肉離れかなと思う状況でしたが、はおが交代出場し、途中からははるをトップにポジションチェンジして攻撃の厚みを増やしました。はるはドリブルで前線に持ち込みながら周囲とのワンツーを使い良いタイミングでのシュートチャンスを作り出していました。そうした中で、はるのゴールと途中復活したあゆむの終了目前のゴールでなんとか逆転し、勝ち点3を確保しました。

第三試合 vsセントラルC 9ー0
得点者:れんせい、れんせい、あゆむ、はる、OG、れんせい、しゅうた、はる、あゆむ

最終戦、しっかり勝つことで、決勝トーナメントに出場できる大事な一戦です。
まずはしっかりと守りを確認し、相手チームの強みを確認します。
相手チームの横パスの弱くなった場面にプレッシャーをかけることで優位な展開を作ることができ、ディフェンスラインもかなり高いポジションを保てたことで数的優位を継続できたことが一番の勝因だと思います。
余裕ができた場面でワンツーやくさびのパスの展開など、次に繋がる挑戦ができたことが一番の収穫だと思います。

練習に参加できないメンバーも多くいる中で、チームプレイを意識した3試合を展開できたことはこのチームの最大の良さであるチームワークを確認できたと思いました。
決勝トーナメントも頑張りましょう。お疲れ様でした。
【5年】2021年度秋季区民大会 決勝リーグ総括
コーチの岩崎です。

6月5日(日)に、延期となっていた4年生秋季大会の5・6位決定戦とフレンドリーマッチがありました。今年2月に行われた順位決定トーナメントの過去2試合は、初戦をトリプレッタCに3vs4で●、2戦目は猿楽に3vs0で◯を経て5・6位決定戦に至っていますが、この2試合については、その後の5年生春季大会の総括で課題等は挙げましたので、今回は6月5日の2試合にフォーカスして総括いたします。

まず6月5日の2試合の結果は以下のとおりです。
5・6位決定戦​​vsトリプレッタB 0vs6 ●
フレンドリーマッチ​vsトリプレッタD 1vs2 ●(得点者:けい)

残念ながら直近の5年生春季大会での5位を下回る6位と言う結果になりました。
結果は残念なものになりましたが、今の5年生Aチームにとってはこの2試合の負けは、色々反省点も多く、今後の成長のためにも良いキッカケになると考えています。

【反省点(1)】油断・慢心
5・6位決定戦の前、チームは全体的に集中力・緊張感・気合に欠けていました。おそらく1か月前の春季大会で5位と言う結果を残したことで、この試合も勝てるだろうと言う楽観的な気持ち(油断)と、例え負けても5年の春季大会で5位を取った結果にすがってやり過ごせば良いと言う気持ち(慢心)が透けて見えました。
 元々初戦の入り方に課題を抱えているチームであるにもかかわらず、それをしっかりと認識して、試合に向けて気持ちを高めて行こうと言うメンバーがほぼ居なかったことが反省点の1つ目です。
 おそらくトリプレッタBに勝っていたら、課題が曖昧なまま秋季大会に向かうことになりましたので、この負けが今後の成長のための良いキッカケと思えた1つ目の要因です。

【反省点(2)】パスワーク≠チームワーク
 この2試合を通して、このチームはパスワークの基礎がついてきたと実感できた一方で、チームワークはまだまだだと実感しました。それは何故か。「自分のためにプレーしている選手がほとんどだから」です。
過去に「お互いを認め合う」と言う観点の総括を書きましたが、自分の能力は把握できているものの、まだ、仲間の能力を理解し、認め、それを活かすと言う観点でプレーが出来ている選手は残念ながらいません。
 チームワークを確かめるため、コーチや選手の間で交わす3つの問いがあると、ある有名なアメフトのコーチが言いました。
1 私はあなたを信じで良いか
2 あたなは力の限り頑張るか
3 あなたは私を大事に思ってくれているか
この3つの問いをチームの誰かと交わすことをイメージしてみてください。おそらく(1)(2)の問いに引っ掛かる選手はいないと思います。一方で(3)の問いについて、チームメイト全員が自分の事を大事に思ってくれていると自信が持てる選手はどれくらいいるでしょうか。
ちょっと難しい話をしましたが、簡単に言うと「お互いを大事に出来ないチームは勝てない」「相手に自分を大事に思ってもらうためには、まずは自分が相手を大事に思わなければならない」と言うことです。

自分の能力は自分が一番よく分かっているのは当たり前ですが、仲間はどれくらい自分の能力を分かってくれているでしょうか。仲間に自分の能力、特に長所となる点を分かってもらうためには、まずは自分から仲間のことを理解してみる姿勢を心掛けてみてください。全員が同じように仲間を理解しようと心掛けた先に、「お互いを認め合う=チームワーク」が醸成されるものと思います。

【課題】自分に足りないものが何かを考え行動すること
 サッカーの能力・スキルにおける課題は5年春季大会の総括で書いた内容と同じく、「トラップの精度」「イメージと予測」で良いです。
 ただ、この日のトリプレッタBチームは、5年生になり大半のメンバーがサッカーを離れてしまったため、4年生のトップチームのメンバーがかなりの人数緊急参加した急造チームでした。と言うこともあり、チームワークが凄いと言うよりは、個人の能力にやられてしまった感じです。
 足が凄く早い選手、キック力が凄く強い選手、マークを外すのが上手い選手、当たりがとても強い選手など、試合を通してマッチアップしてみて、相手の凄さを感じた点が多々あると思いますので、ただ単純に凄いで終わらせるのではなく、次に対戦した時にどうしたら負けないもしくは勝てるようになるのかを考え、各自で実践してもらいたいと思います。

春季大会において渋谷区5位を取って若干満足している感がチーム全体に出ていましたので、最初に書いたとおり、この敗戦は改めて自分たちの能力を知り、成長に向けた動き出しのキッカケになったと思いますので、引き続き秋季大会に向けてレベルアップに励みたいと思います。
【1年】春季区民大会 予選リーグ 総括
内藤です。
小学校進学から早2ヶ月。
1年生選手14名、ほとんどのメンバーが人生初めてとなるサッカー大会に挑みました。
大会のレギュレーションにより、2年生まではオフサイドなしの6人制、ミニゴールでの試合となります。
本来この時期に間に合うようにユニフォームを購入していただいているのですが、コロナの影響で中国の工場がロックダウンし、レプリカビブスでの参戦となりました。決勝リーグには間に合うとよいのですが・・・・。

さて、この大会に臨むにあたっては、選手のみんなにはこれといった目あては伝えませんでした。
サッカーの試合というものを全身いっぱいに、仲間と一緒に体験してもらえたら、そういう気持ちでベンチからみんなを見守っていました。

フタを開けてみれば、予選リーグを1位通過ということで素晴らしい結果。
でも、この年代は結果よりももっと大切な事があると思っています。

それは、勝ったり負けたりを繰り返しながら、チームになっていくこと、です。その最初の機会として、貴重な3試合の経験になったのではないかと思います。

■第1試合 vs 猿楽
勝ち 3-1

相手チームが小柄な選手ばかりだっただけで、「相手、弱そうだぞ」と色めくベンチの子どもたち。開始早々、実は俊敏でテクニカルなプレイヤーたちだったことがわかって「てごわいぞ、すごいてごわい」と騒ぎ出していました笑。ただ、実質は富ヶ谷がボールを持っている時間帯が多く、ユウ2得点、リョウ1得点とかなり優勢に。
何度かあったピンチも、GKのキョウスケが素晴らしいセーブを連発し、失点は1にとどまり、デビュー初戦を勝利で飾ることができました。

■第2試合 vs 千駄ヶ谷B
引き分け 1-1

早い時間に相手に先制点を奪われ、どちらかというと相手チームのペースで試合が進んでいきました。1年生だと足が止まってしまう子も多いのですが、この富ヶ谷SC1年生チームは、みんな走り回っていました。苦しい展開でも、みんなでしっかり守備をして追加点を許しませんでした。

GKミナトは相手のカウンターを見事に跳ね返す。
ユウサは足が早く、攻め込んでくる相手ドリブラーを背後から追い抜いてディフェンス。攻撃でもそのスピードが光り、ショートカウンターでドリブルを始めると、相手選手をぐんぐん引き離してシュート。ゴールネットを揺らすことはできませんでしたが、今後の活躍が楽しみです。

このまま試合が終わるかな、という後半終了間際、リョウが見事な同点弾を決め、保護者の皆様の大歓声のもとで、貴重な勝ち点1を獲得。
この勝点を得たことで、予選リーグを1位通過することが決まりました。

■第3試合 vs 千駄ヶ谷A (フレンドリーマッチ)
負け 0-9

3試合目は大会のプログラム外の、フレンドリーマッチです。2試合だけだとせっかく集まった選手たちの体験が少ないため、ということで渋谷区サッカー協会の配慮により組まれたゲームです。
さて、対戦相手は2試合目で苦しめられた千駄ヶ谷SCのAチーム。
ドリブルの上手い選手が多く、ゴール前にどんどん侵入され、たくさん失点しました。サイドから中の選手にセンタリングするなどの高度なプレイも散見されたので、1年生ながら早くもレベルに応じたAB編成が行われているのかもしれません。

★選手別のふりかえり

ユウ・・・2得点の大活躍。マイペースだけど、ブレない姿勢が、ピッチのオンオフ(試合の内外)を通してチームを落ち着かせてくれている気がします。まだ背は小さいけど、存在感がとても大きいです。

キョウスケ・・・今大会では特にGKで大活躍。彼の持つ攻撃力は、きっと決勝の試合で発揮してくれるでしょう。ゲームの外での言動をみていると、正しくありたいという強い正義感があり、チームを纏めてくれる未来のキャプテン候補だと感じました。

リョウ・・・2得点の大活躍。年長の時代からリョウがボールを持つと何かが起こりそうという期待感がありましたが、ついに公式試合で得点を見ることができうれしかったです。真面目にコーチの話をしっかり聞いているので、いずれ必要となるサッカーにおける思考力も伸びていきそうだと感じました。

サエ・・・積極的で気持ちが強い。サッカーに必要なメンタルを持っていると感じました。入ったばかりなのでサッカー技術についてはこれから伸びていくと思いますが、今後の成長と活躍がとても楽しみ。まわりを冷静に見ているので、司令塔タイプかも?

ユウサ・・・目が覚めるような俊足を、ゲーム中に発動。緊張しているのか、これまでの練習でもあまり気持ちを表情に出してくれなかったのですが、この日は、奥に秘めた、サッカーを楽しむハートを伺わせるような、すてきな笑顔をのぞかせてくれました。

ダイチ・・・今はケンカっ早いけど、このクラブでチームワークを育んでいった時、とても頼りがいのある、存在感の大きい選手になりそう。まだ入ったばかりで基礎練習などはこれからですが、規格外選手になる可能性を感じています。ちなみに、この日一番多く言葉をかわしたのはダイチだったかも。

ツルエミ・・・攻撃に切り替えた際、大喜びしながら相手陣内へ駆け込む姿に、ゴールハンターとしての大きな適性を感じます。走力とキック力を高めていけば、未来のなでしこになるかも・・・?普段から練習熱心なので、これからとても楽しみです。

コウ・・・無邪気でやんちゃだけど、その分ハートが強い。今後、対人での強さを発揮してくれる気がしました。ボールタッチなどの練習を通して足元を強化し、デュエル強者になって、いずれ遠藤航選手のようなプレイを見せてくれるかも?

ヒロト・・・ケンカっ早いダイチと何度も小競り合いをするけど、自分の正義を訴える強いハートがあります。今後、試合中でも気持ちの入ったプレを見せてくれそう。まだ入ったばかりですが、早くも未来のキャプテン候補、と感じました。

ミナト・・・サッカーを楽しむことを全身で表現しつつ、素晴らしい瞬発力で目をみはる活躍。たくさん試合経験を積むことで、オリジナルのサッカーを創造してくれそうな、自由と柔軟さを言動から感じます。

カナエミ・・・他の子がふざける中、ベンチでしっかりと仲間の試合を見ていた。その姿勢に、最終試合、途中出場の機会を与えてみました。これまでずっとお兄ちゃんを応援してきたこのフィールドに、自身が立っていることをとても嬉しそうにしていました。

シンノスケ・・・練習中は、早めに休憩を取りたがるけれど、試合中は一切休むことなく走り回っていた。走力だけでなく、キック力もあるので、初得点が楽しみです。かなり早い段階でインサイドキックを習得しているので、速いドリブルで持ち上がってサイドからラストパスを供給する、チームの懐刀になるかもしれません。

アキヨシ・・・練習でも得点を決めることが多くなってきています。練習中、スペースを見つけて動いているようなシーンもあり、空間把握能力と思考力が高いのかもしれません。今回はそうしたストロングポイントをわかりやすく発揮する機会は先送りとなりましたが、実を結ぶ時期は近い気がしています。

ハル・・・この学年ではもはや古参の一人。持ち前のボール嗅覚があり、ゴール前まで何度かドリブルで持ち込むシーンを見せてくれました。ピッチ外では、新しく入った仲間たちをつなげるコミュニケーション力があり、チームを組み立てるムードメーカーになっていきそうな予感があります。


●最後に

この1年生大会を申し込んだとき、在籍人数が6人を少し上回るくらいだったので、1チームでのエントリーにしました。でも、その後の練習体験会なども通して一気に仲間が増え、14人での試合参戦(すばらしいことです。執行部を始め、保護者の皆様ありがとうございました!)。この状況に、当日までは2チームエントリーにしておけばよかったなぁ、くらいしか考えてませんでした。
毎年このシーズンを体験しているはずなのに、今回の内藤、・・・とても油断してました。

試合に6名出る、ということは試合に出てないベンチの選手は8名。試合に出ている選手をしっかりと見守りサポートしつつ、ベンチの8名が繰り広げる質問の嵐や、トイレ行きたい、お腹すいた、タッチラインのロープを引っ張る、ゲーム中のピッチに立ち入る、そしてケンカの数々のワクワク劇場・・・。
ベンチがにぎやかなのはいつものことなんですが、せいぜい2人とか3人位で繰り広げられるレベルです。8人でのそれは・・・それはもう圧巻でした笑。

試合終了後、選手のみなを荷物置き場に誘導し、帰り支度の準備をするよう伝えました。内藤は、チーム指導者としてフィールドのベンチの片付けをしないとならなかったので、長年の感覚で、2分くらいはみなの帰りの準備に時間がかかるだろう・・・と、いったん彼らをおいてフィールドのベンチの片付けに向かいました。

戻ってきて呆然としました。
荷物置き場に誰も残ってない・・・!

あとから聞いたところ、コーチが急にどこかになくなったから、みんなで移動したんだよ、と口々に。

指導者責任として「準備が終わっても移動せずここで待っててね」の一言がなかったミスは弁解のしようもありませんが、そのことよりも彼らの行動力と判断力にとてもびっくりしました。

この学年、すごいチームになりそうです。
(保護者の皆様、ご心配をおかけして申し訳ありませんでした)

追伸
1年生保護者の皆様、アシスタントコーチの応募、心よりお待ちしております!