コーチの吉野です。
4年B、春季区民大会順位決定リーグの総括です。
10/20(日)27日(日)渋谷区スポーツセンター
20日出場選手:
アラタ・カンタ・ケイシ・トウマ・フミヒト・ユウヤ・レンタロウ(C)・(3年)ダイチ・ヒロト
27日出場選手:アラタ・カンタ(C)・トウマ・ユウヤ・レンタロウ(3年)ダイチ・ヒロト(2年)エイタ
Aチーム同様、集合場所で鬼ごっこらしきもので走り回っていたBチーム。
今回20日にジミー、27日にフミヒト・ケイシが不参加となり3年生からダイチ・ヒロト2年生からエイタが参戦してくれました。
前回「サッカーというスポーツの楽しさ」を実感するというチーム目標を掲げ、サッカーの面白さを味わうことができた彼ら。さらなる楽しさを味わってもらうべく、前回の戦術を踏襲しつつ「スペースを狙う」ことに重きをおいて試合にのぞみました。
「自陣ゴール前での球離れを早くする」「DF・MFがサイドスペースへボールをフィードし、中央へ折り返す」ことを徹底することで幾度もチャンスを作り出しました。途中、パス回しを連続で成功させ、相手が全くボールに触れられない時間帯もつくれたほど、団子サッカーから脱却し、サッカーの楽しさを味わうことを経験できていたと思います。
最後まで勝利を目指した彼らには最終戦となった東部Bとのフレンドリーマッチでご褒美が!
強敵相手にエイタが2点(今大会最高得点)をもぎ取るという最高の結末で今大会を終えることができました。
・試合結果
●第1試合 vsセントラルD 0ー3
(GKユウヤ DFフミヒト・アラタ MFカンタ・レンタロウ・ケイシ FWダイチ・トウマ)
前半の内容は素晴らしかったです。左MFカンタ・右MFケイシがサイドへボールをフィードし、FWトウマ・ダイチが走り込み中央へ折り返すというグラウンドを広く使ったサッカーを展開し、ポゼッションも相手チームを圧倒していました。
守ってもDFフミヒト・アラタが圧倒的な運動量と粘り強いマークをみせてくれ、GKユウヤまでボールを運ばせませんでした。
その大きな要因がダイチ・トウマのフォアチェック。前線の選手がハードワークをすることにより相手の攻撃の芽を早い段階で潰せていたからです。
トウマが放った速さのあるセンタリングに相手DFが対応できず、中央にいたケイシが振り抜いたシュートは、惜しくもゴールとはなりませんでしたが、大いに会場を沸かせました。
後半、相手のポジション変更がうまくいったのか早い時間に強烈なシュートを決められてしまうと、前半できていたサッカーが難しくなり苦しい展開に。
自陣ゴール前でのボール処理の遅れ、そして得点を急ぎスペースを狙うサッカーではなく、縦一本の展開になってしまいました。
選手自身も体感していたようで試合後のミーティングで同様の点があげられていました。
今一度、自分たちの目指すサッカーを再確認できたことが次戦での良い内容につながったと思います。
●第2試合 vsセントラルC 0-4
(GKトウマ DFカンタ・レンタロウ・アラタ MFダイチ・ユウヤ FWフミヒト・ケイシ)
2戦目の相手は、強豪・千駄ヶ谷Aに惜敗したセントラルC。1試合目よりも強度のあるチーム。自分たちの目指すサッカーを展開できるかと不安を感じていましたが、全くの杞憂でした。
早い時間帯に失点を許してしまいましたが、1試合目での経験が生きたのか、戦術を徹底させることができ、そこから崩れたりせず、むしろその後は富ヶ谷の有利な時間が続きました。
右サイドに出たボールにMFユウヤが追いつくとサイドを駆け上がり中央へセンタリング。
FWフミヒトがフリーで受け、シュートでフィニッシュできた時はピッチ外から大きな拍手が!
後半、守りの要、CBで出場したヒロトが気持ちの入った、まさに体当たりでのディフェンスで幾度もピンチを防いでくれました。
点差はつきましたが、内容的には自分達の掲げたサッカースタイルを貫けたことが素晴らしいと思います。
●第3試合 vsセントラルC 0-0 (PK 0-2)
(GKトウマ DFカンタ・ヒロト・ユウヤ MFアラタ・ダイチ FWエイタ・レンタロウ)
27日に行われた最終戦。得点力強化を考え、飛び級で2年生のエースストライカー・エイタに参戦依頼しました。
この日もスタイルを変えず、DFからサイド展開を狙いFWや空いたスペースを狙う展開が徹底できていました。DF陣は魂のこもった守備を見せてくれ、再三ディレイで相手攻撃を遅らせ、何回もシュートブロックに行くことで相手攻撃を跳ね返してくれました。特にGKトウマの活躍が光ってました!積極的に前に出て相手FWとの距離を詰めてブロックしたり、ミドルシュートにも横っ飛びで対応するなどスーパーセーブを連発!そんなDF陣の頑張りにこたえるかのようにエイタ・レンタロウは、皆が繋いでくれたボールをゴールへ突き刺そうと、前後にハードワークを繰り返してくれ数度シュートチャンスを作り、両者譲らずでPK戦へ。
アラタ・レンタロウのシュートは惜しくも阻まれ、惜しくも敗戦となってしまいましたが、今大会の試合内容では一番だったと思います。
●フレンドリー vs東部B 2-?(←失念しました!)
(GKレンタロウ DFカンタ・トウマ・ MFアラタ・ユウヤ・ヒロト FWエイタ・ダイチ)
トーナメント上位の強敵・東部Bとの対戦。開始直後に失点すると、前半は大量点を奪われました。しかし、試合前に立てた目標「どれだけ失点しても良いから1点とること」に向かい、気持ちを切らさずにいてくれた選手たちは、カウンターを貪欲に狙い、数度シュートまでもちこめていました。
ハーフタイムでエイタに、「GKが高いラインをとっているから、早い段階でシュートを狙ったら?」そう囁くと、言われないでもわかってるといった表情を見せ、「点とってくる」と答えてくれたエイタ。
後半、GKにコンバートしたダイチからのパントキック落下地点で幾度も相手DFに潰されましたが、決して気持ちが折れることはありませんでした。相手DFが触れずこぼれてきたボールを前線へ運ぶと、スーパーシュート!念願の1点をもぎ取ってくれました!
さらに勢い止まらず、レンタロウからスルーパスを受けたエイタは、相手GKがゴールを開けて前に出ていることを確認すると、ロングシュート!こちらも無人のゴールに吸い込まれ見事2点目!頼もしい助っ人に誇らしげに駆け寄る4年生の姿が印象的で、試合終了後も選手たちの顔はとても充実感に溢れていました。
解散後、カンタが「僕はじめてサッカーの試合が楽しく思えた!」と声をかけてくれました。
今回Bチームは順位にはあらわれませんでしたが、良い内容、いわゆる「サッカー」という競技を純粋に楽しめたのだと感じます。グラウンドを大きく使い、ボールを動かすことで、低学年の頃とは比べ物にならないダイナミックなサッカーを展開できていました。
一方、走力・体力面まだ足りない部分があり、パスを出した後のサポート、いわゆるパス&ゴーができていれば…という場面が多く見られました。
Aチーム総括でも書きましたが、富ヶ谷らしく仲間とプレーする楽しさを味わうのは存分にできていると思います。あとは、「”勝利”して楽しい試合」を目指していきましょう!
吉野MVP : カンタ
27日キャプテンとして、ピッチの内外で誰よりも大きな声で皆を盛り上げてくれました。また、本人の言葉にあったように、デュエル・パスの成功率が高く、サッカープレーヤーとして大きく飛躍した一人だと思います。大きな体を生かし、これからも富ヶ谷の壁を目指して頑張ってください!
そして、松崎コーチからもコメントをいただきました!
Bチームの皆さん、夏の大会お疲れ様でした!
率直に今回の松崎コーチの感想は…「皆んな本当に成長したなー!!」でした!
試合の結果こそ全敗でしたが、サッカーの内容は相手と点差ほどの“差”は全くなかったと思います。全員でゴールをしっかり守りぬき、周りの仲間を確認して空いてるスペースに走り込んで、そこにしっかりパスを通して、チャンスになる。今回の大会では、そんな光景を何度も目にする事が出来ました。
ちゃんとチームでサッカーをして皆んなで勝とうとする“意識”。これはもう成長を感じざるを得ませんでした。
しかし今回 おしかったのはそこで点が入れられなかったこと。相手に先制を許してしまうと、一気に気持ちが暗くなり負けてしまうのが今回の富ヶ谷Bでした。でもこればかりは仕方がない!
悔しいのは“本気で勝ちたい”の裏返しですからね。そういう感情をコントロール出来るようにするのなんて、これから大人になるにつれて少しずつ学んでいけば良いんです!笑
今はとにかく全力で悔しがって。そしてその気持ちを持って次もまた絶対全力で勝ちにいきましょう‼
選手の皆さん、応援に来てくれた親御さんの皆さま本当にお疲れ様でした!そして、今回4年Bチームに参加してくれたダイチ、ヒロト、エイタ、ありがとう!とても良いチームになりました♪
最後に。応援に来てくれたAチームの皆んな、本当にありがとう‼間違いなくチカラになりました。
このチームは良いチームですね(^^)
4年B、春季区民大会順位決定リーグの総括です。
10/20(日)27日(日)渋谷区スポーツセンター
20日出場選手:
アラタ・カンタ・ケイシ・トウマ・フミヒト・ユウヤ・レンタロウ(C)・(3年)ダイチ・ヒロト
27日出場選手:アラタ・カンタ(C)・トウマ・ユウヤ・レンタロウ(3年)ダイチ・ヒロト(2年)エイタ
Aチーム同様、集合場所で鬼ごっこらしきもので走り回っていたBチーム。
今回20日にジミー、27日にフミヒト・ケイシが不参加となり3年生からダイチ・ヒロト2年生からエイタが参戦してくれました。
前回「サッカーというスポーツの楽しさ」を実感するというチーム目標を掲げ、サッカーの面白さを味わうことができた彼ら。さらなる楽しさを味わってもらうべく、前回の戦術を踏襲しつつ「スペースを狙う」ことに重きをおいて試合にのぞみました。
「自陣ゴール前での球離れを早くする」「DF・MFがサイドスペースへボールをフィードし、中央へ折り返す」ことを徹底することで幾度もチャンスを作り出しました。途中、パス回しを連続で成功させ、相手が全くボールに触れられない時間帯もつくれたほど、団子サッカーから脱却し、サッカーの楽しさを味わうことを経験できていたと思います。
最後まで勝利を目指した彼らには最終戦となった東部Bとのフレンドリーマッチでご褒美が!
強敵相手にエイタが2点(今大会最高得点)をもぎ取るという最高の結末で今大会を終えることができました。
・試合結果
●第1試合 vsセントラルD 0ー3
(GKユウヤ DFフミヒト・アラタ MFカンタ・レンタロウ・ケイシ FWダイチ・トウマ)
前半の内容は素晴らしかったです。左MFカンタ・右MFケイシがサイドへボールをフィードし、FWトウマ・ダイチが走り込み中央へ折り返すというグラウンドを広く使ったサッカーを展開し、ポゼッションも相手チームを圧倒していました。
守ってもDFフミヒト・アラタが圧倒的な運動量と粘り強いマークをみせてくれ、GKユウヤまでボールを運ばせませんでした。
その大きな要因がダイチ・トウマのフォアチェック。前線の選手がハードワークをすることにより相手の攻撃の芽を早い段階で潰せていたからです。
トウマが放った速さのあるセンタリングに相手DFが対応できず、中央にいたケイシが振り抜いたシュートは、惜しくもゴールとはなりませんでしたが、大いに会場を沸かせました。
後半、相手のポジション変更がうまくいったのか早い時間に強烈なシュートを決められてしまうと、前半できていたサッカーが難しくなり苦しい展開に。
自陣ゴール前でのボール処理の遅れ、そして得点を急ぎスペースを狙うサッカーではなく、縦一本の展開になってしまいました。
選手自身も体感していたようで試合後のミーティングで同様の点があげられていました。
今一度、自分たちの目指すサッカーを再確認できたことが次戦での良い内容につながったと思います。
●第2試合 vsセントラルC 0-4
(GKトウマ DFカンタ・レンタロウ・アラタ MFダイチ・ユウヤ FWフミヒト・ケイシ)
2戦目の相手は、強豪・千駄ヶ谷Aに惜敗したセントラルC。1試合目よりも強度のあるチーム。自分たちの目指すサッカーを展開できるかと不安を感じていましたが、全くの杞憂でした。
早い時間帯に失点を許してしまいましたが、1試合目での経験が生きたのか、戦術を徹底させることができ、そこから崩れたりせず、むしろその後は富ヶ谷の有利な時間が続きました。
右サイドに出たボールにMFユウヤが追いつくとサイドを駆け上がり中央へセンタリング。
FWフミヒトがフリーで受け、シュートでフィニッシュできた時はピッチ外から大きな拍手が!
後半、守りの要、CBで出場したヒロトが気持ちの入った、まさに体当たりでのディフェンスで幾度もピンチを防いでくれました。
点差はつきましたが、内容的には自分達の掲げたサッカースタイルを貫けたことが素晴らしいと思います。
●第3試合 vsセントラルC 0-0 (PK 0-2)
(GKトウマ DFカンタ・ヒロト・ユウヤ MFアラタ・ダイチ FWエイタ・レンタロウ)
27日に行われた最終戦。得点力強化を考え、飛び級で2年生のエースストライカー・エイタに参戦依頼しました。
この日もスタイルを変えず、DFからサイド展開を狙いFWや空いたスペースを狙う展開が徹底できていました。DF陣は魂のこもった守備を見せてくれ、再三ディレイで相手攻撃を遅らせ、何回もシュートブロックに行くことで相手攻撃を跳ね返してくれました。特にGKトウマの活躍が光ってました!積極的に前に出て相手FWとの距離を詰めてブロックしたり、ミドルシュートにも横っ飛びで対応するなどスーパーセーブを連発!そんなDF陣の頑張りにこたえるかのようにエイタ・レンタロウは、皆が繋いでくれたボールをゴールへ突き刺そうと、前後にハードワークを繰り返してくれ数度シュートチャンスを作り、両者譲らずでPK戦へ。
アラタ・レンタロウのシュートは惜しくも阻まれ、惜しくも敗戦となってしまいましたが、今大会の試合内容では一番だったと思います。
●フレンドリー vs東部B 2-?(←失念しました!)
(GKレンタロウ DFカンタ・トウマ・ MFアラタ・ユウヤ・ヒロト FWエイタ・ダイチ)
トーナメント上位の強敵・東部Bとの対戦。開始直後に失点すると、前半は大量点を奪われました。しかし、試合前に立てた目標「どれだけ失点しても良いから1点とること」に向かい、気持ちを切らさずにいてくれた選手たちは、カウンターを貪欲に狙い、数度シュートまでもちこめていました。
ハーフタイムでエイタに、「GKが高いラインをとっているから、早い段階でシュートを狙ったら?」そう囁くと、言われないでもわかってるといった表情を見せ、「点とってくる」と答えてくれたエイタ。
後半、GKにコンバートしたダイチからのパントキック落下地点で幾度も相手DFに潰されましたが、決して気持ちが折れることはありませんでした。相手DFが触れずこぼれてきたボールを前線へ運ぶと、スーパーシュート!念願の1点をもぎ取ってくれました!
さらに勢い止まらず、レンタロウからスルーパスを受けたエイタは、相手GKがゴールを開けて前に出ていることを確認すると、ロングシュート!こちらも無人のゴールに吸い込まれ見事2点目!頼もしい助っ人に誇らしげに駆け寄る4年生の姿が印象的で、試合終了後も選手たちの顔はとても充実感に溢れていました。
解散後、カンタが「僕はじめてサッカーの試合が楽しく思えた!」と声をかけてくれました。
今回Bチームは順位にはあらわれませんでしたが、良い内容、いわゆる「サッカー」という競技を純粋に楽しめたのだと感じます。グラウンドを大きく使い、ボールを動かすことで、低学年の頃とは比べ物にならないダイナミックなサッカーを展開できていました。
一方、走力・体力面まだ足りない部分があり、パスを出した後のサポート、いわゆるパス&ゴーができていれば…という場面が多く見られました。
Aチーム総括でも書きましたが、富ヶ谷らしく仲間とプレーする楽しさを味わうのは存分にできていると思います。あとは、「”勝利”して楽しい試合」を目指していきましょう!
吉野MVP : カンタ
27日キャプテンとして、ピッチの内外で誰よりも大きな声で皆を盛り上げてくれました。また、本人の言葉にあったように、デュエル・パスの成功率が高く、サッカープレーヤーとして大きく飛躍した一人だと思います。大きな体を生かし、これからも富ヶ谷の壁を目指して頑張ってください!
そして、松崎コーチからもコメントをいただきました!
Bチームの皆さん、夏の大会お疲れ様でした!
率直に今回の松崎コーチの感想は…「皆んな本当に成長したなー!!」でした!
試合の結果こそ全敗でしたが、サッカーの内容は相手と点差ほどの“差”は全くなかったと思います。全員でゴールをしっかり守りぬき、周りの仲間を確認して空いてるスペースに走り込んで、そこにしっかりパスを通して、チャンスになる。今回の大会では、そんな光景を何度も目にする事が出来ました。
ちゃんとチームでサッカーをして皆んなで勝とうとする“意識”。これはもう成長を感じざるを得ませんでした。
しかし今回 おしかったのはそこで点が入れられなかったこと。相手に先制を許してしまうと、一気に気持ちが暗くなり負けてしまうのが今回の富ヶ谷Bでした。でもこればかりは仕方がない!
悔しいのは“本気で勝ちたい”の裏返しですからね。そういう感情をコントロール出来るようにするのなんて、これから大人になるにつれて少しずつ学んでいけば良いんです!笑
今はとにかく全力で悔しがって。そしてその気持ちを持って次もまた絶対全力で勝ちにいきましょう‼
選手の皆さん、応援に来てくれた親御さんの皆さま本当にお疲れ様でした!そして、今回4年Bチームに参加してくれたダイチ、ヒロト、エイタ、ありがとう!とても良いチームになりました♪
最後に。応援に来てくれたAチームの皆んな、本当にありがとう‼間違いなくチカラになりました。
このチームは良いチームですね(^^)