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チームの様子や大会結果・イベントなど、クラブの今をご紹介します。

件数:340

【4年生】春季区民大会 予選総括
コーチの山野です。

 5/3憲法記念日に4年生が春季大会予選に臨みました。成績は4チーム中2位で見事決勝トーナメントへとコマを進めました。

メンバー以下12名
エニシ、コウイチロウ、タクヤ、ミナト、ゼン、キーラン、ソウ、スバル、ヒューゴ、ヤマト、チフク、シュンイチロウ

試合結果
■1試合目vs トリプレッタB
●1-6
 前半で5点を失いましたが、よい部分もありました。DFソウが相手サイド攻撃に対応した際にLMFコウイチロウが中央をカバーする頭脳プレーをしてくれました。今後コミュニケーションをとりながら、逆サイドでも同じことを、別ポジションの選手とも共有できるとさらにチームとしてよくなると思います。
後半から出場のミナトが特に気合い十分で試合に入っていってくれました。FWとしてファーストディフェンスで高い集中力を保っていたところ、ご褒美のようなチャンスが巡ってきました。相手クリアが中途半端になったところをダイレクトでロングシュート。それが見事にゴールに吸い込まれていきました。
後半は1得点、失点を1つに抑えることができました。前半に比べて声をだしてコミュニケーションを意識しながらディフェンスできたこと、攻め上がる機会やボール保持時間は下がったものの、引いて自陣でコンパクトに守備ができたことで失点の機会が減ったのではないかと考えます。

得点者:ミナト1得点

■2試合目vs セントラルD
〇4-1
 初戦を落としてしまいましたが、残り2戦の勝利を目指して入った第2戦目。ミナトが自分がゴールを守らなきゃとキーパーとして立候補してくれました。その強い決心のような表情にグッときました。そしてしっかりゴールを守ってくれました。
前後半と2点ずつと危なげない試合運びでしたが、1点先取した後の1失点は初歩的なミスからでした。ディフェンスに入った選手がプレッシャー可能な位置にポジションがとれていたものの、シュートブロックよりもゴールを守ることを優先してしまったため、失点してしまったような状況でした。
また、相手がボールに集まってプレーしがちだった状況で、我々もつられてしまっていたところがありました。外から気づいたことを中心のポジションを担うタクヤを呼び出して伝えたところ自ら修正するために仲間への声掛けをがんばってくれました。

得点者:キーラン、タクヤ、ヤマト、スバル

■3試合目vs 猿楽B
〇2-0
3試合目に入る直前、2試合目の勝利から数人の選手が、かなり浮かれてしまっていました。とても子供らしいものの、1勝したからといって目標としている決勝へ行けるわけではないと引き締めました。何かを得ることが出来そうになったときに気を引き締めないと失ってしまう、大人としての経験を選手達に押し付けました。
2点目のゴールは前線のディフェンスが連動した素晴らしいゴールでした。右サイドで相手DF選手がボール保持していたところ、キーランが縦方向からプレッシャー。相手選手がたまらず、中の選手に返したところをタクヤがプレッシャー、最後に左サイドでヒューゴがボールを奪取し、ドリブルからシュート。トレーニングがモノになった成功体験のようなゴールでした。
また、この試合では特にスペースを意識した丁寧なパス回しを見ることができました。選手たちの理解度の高さ、成長の速さには驚かされるばかりです。

得点者:タクヤ、ヒューゴ
 当日、試合間のモグモグタイムをとることができなかったので最後、長めにとりました。決勝トーナメント進出を決めた後のモグモグタイムは格別だったと思います。
5/5子供の日の決勝トーナメントまで、中一日。まとまった練習時間はとれないので予選で成功したこと、出来なかったことを振り返ることが次につなげる上で大切なことを話しました。
3試合目後半では多くの選手に疲れが見えていました。何とか乗り越えることができたのは途中出場の選手も含め全ての選手が一体となった結果だと思います。決勝トーナメントもチーム一丸となって臨みましょう。

【3年生B】春季区民大会予選 総括
コーチの内藤です。
いよいよゴールデンウィークが始まりました。その初日である4月29日に3年生の春季区民大会の予選が行われました。内藤が帯同したBチームについて総括をさせていただきます。

昨年度までの大会とは異なり、3年生となった今年度からは試合のフィールドのサイズが倍になります。レギュレーションも、”6人制オフサイドなし”から”8人制オフサイドあり”に変更です。

全員がボールに集まってしまうお団子サッカースタイルのまま、この大きな変化を迎えてしまうと、試合ではかなり厳しい結果を突きつけられることになります。なので、この数ヶ月の指導のめあてとしては、その変化に対応するためフィールドを広く使用したパスサッカーの習得を掲げていました。

ただ、Bチームについてはまだまだその途上にあるまま本大会を迎えることになりました。

前回の秋季区民大会で無得点に終わっていたので、その貴重なゴールを取ることを目標に掲げたいところでしたが、3年生として、サッカーをより高度に理解し、実行できるようになってもらいたく、今大会の目安は別のものを設定しました。

それは、「ポジションとフォーメーションを意識して、自分の役割をもつこと」です。

これまでは、ゴールキーパー以外は、「攻め」と「守り」くらいのざっくりとした役割分け方しかしてませんでした。今回は、よりリアルなポジションとフォーメーションを体験してもらいました。

フォーメーションの形は、3-2-2。守備と攻撃の初手を担当するディフェンダーは、中央(CB)、右(RSB)、左(LSB)の3人。攻守に走り回る中盤のミッドフィルダーは2人(RMF, LMF)。攻撃の仕上げとしてゴールを狙うフォワード(CF)は2人。

明確な役割をそれぞれに与え、ゲームに挑んでもらいました。そのようにサッカーを体験することが、サッカーの理解をすすめる上で効果的だからです。

■1試合目 vs 本町B 負け(0-4)

ゴールキーパーはシン。
ディフェンダーは右からムネヒサ、フミヒト、アラタ。
ミッドフィールダーは右からユウヤ、カンタ。
フォワードはケイシとレンタロウ。
この日の3試合の中で、一番サッカーらしい試合になっていたと思います。ケイシとレンタロウは自分たちの攻撃開始に備え、ハーフライン付近で待ち伏せ。フミヒトは守備の中心として左右のムネヒサとアラタをしっかりと動かしていました。この試合では、レンタロウが飛躍的な成長を遂げたように感じます。具体的には、オフザボール(ボールを持っていないとき)、とくにケイシがボールを持ったときの動きです。これまでのレンタロウや、他のBチームの選手は、ボールを持ったケイシ(というかその足元のボール)に特に考えなしに近づいてしまいますが、このゲームの中でレンタロウの動きはどんどん違うものになっていきました。ケイシがパスを出せそうな場所に先回りして動いていったのです。残念ながらシュートのチャンスは訪れませんでしたが、いわゆる「引き出す動き」が自発的に始まったことはとても期待できることです。

■2試合目 vs セントラルC 負け(0-5)

ゴールキーパーはケイシ。
ディフェンスは右からムネヒサ、シン、アラタ。
中盤にグェン、カンタ。後半はカンタに代えてユウヤ。
フォワードはレンタロウとフミヒト。
ムネヒサが相手選手の前に体を入れる素晴らしい守備を見せた他、レンタロウとフミヒトがしっかり我慢して前線でポジションを維持するなど、よいところもありました。
しかし、全体的に1対1の弱さが目立ち、基本的に攻撃を受け続ける展開になりました。また、自陣で取り返したボールやスローインを、特に理由なく中に入れてしまい、そこから失点するパターンも目立ち、これはからくりの理解が必要だと感じました。
選手自身が理解していないことを、理解してなくてもいいから勝つために言われたとおり実施しろ!・・・という育成は避けたいので、まずは理解が進むよう働きかけていこうと思いました。

■3試合名 vs セントラルA 負け(0-11)

待てども待てどもパスが来ないフォワード。そこに二人を置くよりも、パスを送れる選手を増やそう、と説明し、フォーメーションを3-2-2から3-3-1に切り替えることをみなに説明しました。そういうことでサッカーの展開が変わるということを知ってもらいたいという期待を込めて。
ゴールキーパーはレンタロウ。
ディフェンスは右から、ケイシ、ムネヒサ、シン。
中盤に、ユウヤ、カンタ、グェン。
フォワードはワントップとしてアラタ。

しかし、敗戦続きで迎えた3戦目は、体力面というより、メンタル面での疲れがあったようで、終始集中力の低いゲーム展開になりました。1試合目で意識できていたフォーメーションとポジションに関してはガタガタに崩れていたように思います。
アラタは前線にとどまることを忘れ、中盤やディフェンスエリアに飲み込まれていきました。ケイシは守備を離れ好きなところに動き回ります。後半、カンタとムネヒサ、ユウヤとケイシの前後の位置を変える調整をしました。それも、どういう意味があるのか、というのを感じてもらいたいな、と思いつつ最後の15分に送り出しました。


■まとめ:1日を通して
とまぁ、ここまで書いている内容を見ると散々な一日だったかのように見えますが、内藤としては非常に満足感のある一日でした。それは主に、2つの理由です。

理由(1):「サッカーのゲームとしてのからくりに触れてもらえた」
それぞれにポジションという役割があることで、お互いの動きがどうであったか、それぞれに意見をぶつけていました。失点ごとに、なにやらディベートらしきこともしていました。サッカーというものが、パワーやスピードという個人の身体能力や精神的な気持ちだけで作られているのではなく、もっと、チームとしての戦術が大切なのだと感じてもらえたように思います。

理由(2):「負けて悔しい、という選手が出てきた」
サッカーは楽しいものです。勝敗の結果によらず。それはたとえば、鬼ごっこや缶蹴りが楽しいのと一緒です。勝ち負けとは別のところで、楽しい時間を過ごした、そう感じられる素晴らしいスポーツです。でも、負けることが悔しい、次は絶対に勝つ。そう思うことは、上達のためにはとても大切な要素です。これは、指導者や保護者による「こんなに散々に負けて悔しいと思わないのか?情けないと思わないのか?」などという叱咤で芽生えるものではありません。仮にそうして勝利への気持ちを無理やり埋め込んだりすれば、「あと伸びしない子」の完成だと思うのです。今回のように、おのずからそういう気持ちが芽生えたのであれば、それは大きく成長するチャンスだと思います。ぜひともその悔しさを忘れず、これからの練習の肥やしにしてほしいと思います。

【3年生A】春季区民大会予選 総括
コーチの吉野です。
グラウンドも大きくなる初の8人制大会。
3年生Aチーム、春季区民大会予選リーグの総括です。
04/29(土)渋谷区スポーツセンター
GW初日、少し早い夏空の下、10時28分kickoff。


参加選手:アツト・アサユキ・カノト・キョウイチ・ケイ・ソウタ・タイチ・トウマ・トモカズ


今年1月、前回A・Bチームは一旦解散し全員に”ある課題”を課しました。
「Aチーム入りの条件として、3月時点でリフティング10回以上できること。」
当時、ほとんどの子が1〜2回。できる子でも5回いくかどうか。
といったものでしたので希望する選手全員にチャンスを、と思い設定しました。

多くの選手がAチームを目指し頑張ってくれましたが、
想像以上の結果を残してくれた選手がいました。
アツトです。
小公園で黙々と目標に向かい自主練に励んでいたと聞きます。
1月時点で5回しかできなかった彼ですが、2月で既に10回をクリア。
3月には、なんと3桁に届く回数をできる程に成長していました。
フォームも美しく安定した球の軌跡から、相当な時間練習をしたことは想像に難くないです。
結果、シュート力の向上・ボールキープの安定性・正確なパスワークなど、あらゆる面で
目覚ましいスキルアップを遂げ、その成果は今大会でも遺憾なく発揮されていました。

規定回数をクリアできたのは数名だったのですが、近い数字を出していた選手を中心にAチームとして選出しました。
結果、前回と同じメンバーになりましたが、ボーダー上の選手との差は紙一重でした。
秋の大会でもメンバー入れ替えを予定してますので、引き続き自主トレや練習に励んでいただければ幸いです。



○第1試合 vsトリプレッタC
試合結果 3-0

試合前、2位でも決勝トーナメントに進めると伝えたところ、
選手全員が「予選リーグ全勝通過を目指したい」と頼もしい声をあげてくれました。

初戦のトリプ戦は守りを固めて前半を無失点で折り返すことを目標に挑みました。
恒例となりますが、カノトは試合にフワッと入ることが多いので、「前半、点を取らなかった後半ださないからな」と、今回もパワハラで訴えられるレベルの追い込みをかけました。

リーグ戦の1試合目、プロでも緊張などで上手く試合に入れないことが多い中、
前半、ソウタやケイが果敢にゴールに挑んだり、相手の攻撃に対しては、トモカズ・キョウイチという猛獣をアサユキが必死にコーチングして対応してくれました。
両チームともチャンスはつくるものの膠着状態が続きましたが、
均衡を破ったのはプレッシャーに打ち勝つ男、カノト!
前半終了間際、見事にゴールネットを揺らし、貴重な先制点をもぎとってくれました。
(そして自身の後半出場権も獲得。)
良い雰囲気で後半を迎えると、
アツトのセンタリングからのボールをトモカズが振り抜き試合を決める2点目!
トリプ相手に連携で崩してゴールを決めるとは大したものです。
パスサッカーが少しずつ根付いたかな。と思ったのも束の間、
その後、トモカズが重戦車ドリブルでピッチを駆け上がり3点目。
まだまだ団子になるシーンが多かったですが、少しずつコートを広く使えるようになってきた兆しもあり、良いスタートを切れました。

得点者:カノト・トモカズ2


○第2試合 vsセントラルD
試合結果 11-1

この試合のオープニングゴールはゴール前混戦からのこぼれ球に走り込んだソウタ。
選手がボールに集まりがちな中、常に空いたスペースを狙う意識があるソウタならではの
見事なゴールでした。
この後、キョウイチがバックパスを中央に折り返したところを相手に狙われ失点。
(真ん中に不用意にボールを戻すのは危ない!というのを身もって理解してくれたのは不幸中の幸いです)
同点に追いつかれグラウンド内外に緊張感が走りましたが、
その後、トモカズが敵陣深くまで切り込みマイナスへ折り返し、アツトが見事にゴール。
そこからはアツト劇場!なんとダブルハットトリックの大活躍!
まさにリフティングを始めとする自主トレの賜物だと思います。

また後半フィールドを希望したタイチ・自身の得点を熱望していたキョウイチも終了間際にゴールをもぎとり終わってみれば大量得点でした。

試合後のミーティングでは、それぞれの良かったプレー・改善ポイントを選手間で忖度なく発言してもらいました。文章が長くなるので詳細省略しますが、なかなか目の付け所がよい指摘が多かったですし、特にコーチ目線ではなく仲間からの歯に物着せぬ意見だったことが心に響いたようですので今後も取り入れていこうと思います。


得点者:ソウタ・アツト6・トモカズ2・タイチ・キョウイチ


○第3試合 vs本町B
試合結果 7 - 0

本町Bは前試合のトリプ戦で好ゲームを展開していたので初戦同様、守備重視で臨みました。
が、これまで中々パスを出さずドリブル突破至上主義だったキョウイチ・トモカズが、敵陣深く切り込み、ラストパスを供給することを覚えてくれたおかげで数多くのチャンスが生まれ、結果、大量得点を収めることができました!
後半、アサユキが攻め上がった裏を狙われ あわや失点のシーンがありましたが、そこを全力でカバーしてくれたのはこの日、FW・DFと様々なポジションを担当してくれたトウマ。
少ない出場時間でしたが、魂のこもった印象に残るプレーでこの試合クリーンシートで終えることができました。
またドリブル突破でのゴールとサイドからのクロスなど、パスからの得点が半々くらいにできたことは大きな成長の証だと思います。

得点者:トモカズ4・カノト・ソウタ・カノト


予選リーグを振り返ると、相手ゴールキックを奪ってからのイージーな得点が多かったのですが、決勝トーナメントでは、このようなシーンは激減します。
連携プレーを中心とした流れの中で得点ができる。また、オフサイドラインを意識したDFラインの押し上げによるコンパクトなサッカーを心がけた練習に励んでいきたいと思います。

大会後、審判部の部屋に挨拶にいったところM月さんを始め渋谷区サッカー協会の審判部の方々から、「富ヶ谷は全員が全力で走ってゴールを狙える良いチームだ!ゲームを見てて楽しかった。」と絶賛してくれました。

そして精神的な成長も見られました。
試合中、相手チームの選手が思うようなプレーができなかった苛立ちからか、汚い言葉をかけられた選手が何人かいたようですが、フィールドではグッと堪え、その挑発に乗らず、プレーで思いを返した彼らは立派でした。
決勝トーナメントで更なる高みを目指し、もう一段階ギアを上げていきましょう!


○選手評
アツト :
ピッチ内外での模範的態度・練習への姿勢・サッカースキルから、ゲームキャプテンを担当してもらいました。2試合目のダブルハットトリックは、ゴールを狙う飽くなき姿勢と練習の成果の賜物です。今後、アツとが司令塔としての役割をどれだけできるかで、この学年の未来が変わってくると思うので、より一層の自主トレや仲間との意思疎通・連携プレーを高めていってください。

アサユキ:
相手攻撃の先の展開を読むクレバーなプレーで最終ラインを高くキープしてくれたので大くの失点の機会を防いでくれました。アサユキがDFラインを統率できるかどうかで決勝トーナメントのメダルの色が変わってくると思います。今回以上のDF仲間への声かけや最終ラインの統率を磨いていってください。
時々、点を取りたくなって上がってしまうこともありましたが、その時は、周囲の選手に自分の守備範囲をカバーしてもらうよう声掛けを!

カノト :
1試合目と3試合目。僕からの「点を取らないと外すよ」というプレッシャーをものともせず、
得点をあげたのは流石です。練習の成果もありフリーキック・ロングキックの威力はこの学年では一枚抜けてると思います。あとは、フィールドでボールをチェイスする汗かき役をもう少し頑張って相手から恐れられるFWになりましょう!

キョウイチ:
ポジションを右サイドと言えば左サイドにいたり、左サイドと言えば右サイドにいたり。相手に囲まれる前にパスを出してと言えばドリブルでしかけまくったり。ですが、それを凌駕するほどピッチ全体をケアし、ボールを失っても必ず取り戻す速さと体力は流石です。
「パスを出せ」と指示はしますが、このままドリブルを極めて唯一無二のドリブラーになってもらうのもありかなと思っています。
とはいえ、武器がドリブルのみだと対策されやすくなります。
今回パスを何度か成功させたことで相手が少し離れてケアするようになり、結果、得意のドリブルを生かせるシーンが増えたことに気づけてもらえたら何よりです。

ケイ:
トモカズやキョウイチと程よい距離を保ち、彼らのフォローを常に心がけてくれたので、二人が失敗を気にせずガンガン攻めていけたのだと思います。今日の得点の何点かは、そんなケイの陰ながらの働きあってのものだと思います。あとは1vs1やボールを追いかけるときに少し遠慮してしまうところがあるので、もっと荒々しく、激しくいけるよう練習していきましょう。

ソウタ :
本日2得点の活躍!いずれもオフザボールの動きが素晴らしく、特にそれが報われたのが、2得点目。ゴール中央で一人フリーになり、トモカズからのセンタリングをゴールに叩き込んだ瞬間は、ピッチの選手はもちろん、コーチ陣も思わず唸るほどのナイスゴールでした。あとはケイ同様、今後は1vs1やフィジカルで負けない技を磨いていきましょう。

タイチ :
今回あまりGKの出番は少なかったですが特筆すべきプレーがありました。それは足元のボールを取る時のプレー。周囲に敵がいない状態でも、きたボールに対し「腰を落とし、足でもガードし、両手でキャッチする。」と絶対にこぼさない丁寧な取り方をしてくれたことです。一見、なぜ敵がいないのに?大袈裟では?と思われる方もいると思いますが、実は大事なプレー。基本のプレーをミスなく行うことで、相手は安易なミスをしないGKだという印象をもち1vs1の場面などでシュートをためらうようになるからです。また味方にも安心感を与えることで、より攻撃にも集中できるようになるからです。
決勝トーナメントでは、倍以上に出番が多くなります。DFの裏に出たボールへの飛び出し・キャッチの判断・DFへのコーチングの精度・ゴールキックを高く蹴る練習をしていきましょう。(できればキックは富ヶ谷練習ではなく自主練で励んでみよう。)


トウマ :
今回控えが多かったですが気持ちを切らさずにいてくれて頼もしかったです。トウマの武器は、今のところキック力・戦術理解度だと思います。ベンチから出るためには、3試合目、相手FWと競り合い失点を防いだあの気迫を常に出せるようになること。強いキックができるし、体格も恵まれているので、もっと激しいフィジカルコンタクトをとれるよう練習していきましょう!
ケイ・ソウタ同様、1vs1などを強化し、自信をつけていこう。目指せ、富ヶ谷の壁!

トモカズ:
キョウイチ同様、パスを覚え始めてくれたおかげでプレーの幅が大幅に増えたと思います。
抜群のドリブル突破力があるので、あとはパスの精度。と、フィニッシュ。
左足キックができれば、あと3点は取れた思います。右足でもつために切り返す時間がなくなれば、おそらくこの世代でトップクラスのストライカーになれると思うので、初めから出来ないときめつけず練習してものにしましょう!



・今回も、木村コーチからも総括頂戴できました!
富ヶ谷Aのメンバーのみんな、予選リーグ1位突破おめでとう!試合を重ねるごとにパスを使った得点も出て、手応えを感じた1日になりましたね。試合以外でも登録メンバーチェックでの挨拶や試合開始前に対戦相手よりも先にポジションについて準備するなどの姿勢も好感を得ていて素晴らしかったです。次の闘いは決勝トーナメント、全員で力を合わせて富ヶ谷旋風を巻き起こしましょう!

新1年生の生徒及び保護者のみなさん、ご入学おめでとうございます!
富ヶ谷サッカークラブ、監督の内藤です。


すでにソメイヨシノは散り、八重桜も葉桜の時節となりました。
今年の4月より小学校に入学されたお子様、ならびにその保護者様に心よりお祝いを申し上げます。

幼稚園、保育園から小学校に上がったことで、お子様の環境は大きく変わってきているかと思います。新しい集団の中で、お子様はもちろん、保護者のみなさんも不安に感じていることもあるのではないでしょうか。

さて、そんなみなさんに私たちからのご提案です。
その不安に、新しい仲間とともに立ち向かってみてはいかがでしょうか。

まずは私たち富ヶ谷サッカークラブ、略して”トミサカ”について、簡単に紹介をさせていただきます。

トミサカは昔ながらの地域密着型のスポーツ少年団です。
その歴史は古く、60年以上続く大変伝統の長いサッカーチームです。

その特徴は、保護者ひとりひとりが力を合わせ、子どもたちのたくさんの笑顔を生み出すという、古き良きあたたかさにあります。

富ヶ谷サッカークラブでは、”子どもたちのサッカーチームを作り、守る”という課題を共有することで、保護者のみなさんが一致団結、子供の成長をとても近い距離で見守れる特別な数年間を体験できます。

子どもたちにはチームを通して特別な絆が芽生え、小学校卒業の後も、その思い出は消えることなく心の大事な場所に残り続けます。

そして、このチームを通して知り合った保護者の皆さん同士にも、強い絆が生まれ、いつまでも振り返りたくなる素敵な時代を共有することができます。

ただの同級生のママ友、パパ友を超えた、特別な強い絆を持つ集まりへのお誘いです。

子どもたちのサッカーを育むために、私はみなさんに”少し面倒なこと”をお願いしています。それは練習のお当番、試合のお当番であったり、会計係や施設係、備品係などなど。

あえてみなさんに、チームを運営するためのお仕事をお願いしています。
そうした「課題」こそが、保護者のみなさんをつなげ、団結につながることを知っているからです。

そうして手に入れた、みなさんだけのチームワークは、びっくりするくらい心強いものになります。

クラスにしっかり馴染めているかしら。仲の良いお友達はできたのかしら。先生とうまく行っていないようだけど他の子はどうかしら。隣の席の子がヤンチャで心配だわ。中学受験って、本当に必要なのかしら。

小学校生活では、いろんな悩みのタネがそこかしこにあります。一人だと手強い悩みのタネも、仲間と一緒なら、あっけないほど気楽な気持ちになったり、笑いのタネに変わってしまうこともあります。

サッカーを通して、子供は身体的な強さを育むだけでなく、集団の中でうまくやっていくための様々な力を会得します。でもそれは、どのサッカークラブに所属しても大差ありません。

富ヶ谷サッカークラブの競技面での特徴は、「誰もおいていかないサッカー」です。
運動が苦手な子が継続できて、しかも上手な子とも仲良く共存できる。その特徴においては、他のクラブと一線を画していると思っています。

さぁ、お子さんと一緒に、サッカーチームを作る体験を始めてみませんか?

見学、練習体験、随時お待ちしております。

【2年生】練習試合レポート「FC WASEDA戦」
コーチの吉野です。

冨谷小学校卒業式の翌日である3月25日(土)、
代々木公園球技場にてFC WASEDAさんとTMを行いました。
生憎の雨模様で中止の可能性がありましたが、
先方から「サッカー大好きっ子が多く、是非開催したい」とありがたいお気持ちを
頂戴できたので雨天決行となりました。

ジュニアサッカーにおいて3年生は特別な年代になります。
これまでの6人制から8人制となることで、
一層本格的なサッカーを体験するようになるからです。
ルールではオフサイドが適用され、フィールドも倍の大きさになります。
6人制時のおよそ2倍です。
個人の能力よりもチームで戦うことが一層要求されるようになります。

相手チームは東京都のブロック大会に出場するチーム。
(HPを拝見したところJリーガーも輩出しているようです!)
すでに8人制の経験もあったようで、いわゆる団子サッカーではなく
フィールドを大きく使い全員で攻守の切り替えを意識するサッカーを展開してきました。

当チームでも前大会以降8人制へ向けたトレーニングを少しずつ取り入れてきましたが、
私の指導力不足で、ドリブルに頼りがちになったり、球離れが遅くなってしまったり、
オフザボール時立ち止まってしまっているなど、選手へ中々浸透させきれずにいました。

今回のTMでは選手たち自身に、6人制サッカーと8人制サッカーの違いを体感してもらい
今後の課題を見つけてもらえればと、
特にポジション、選手を固定させず、自分達の思うようにプレーをしてもらいました。
結果、得点こそあったものの試合内容としては、
ほぼ相手チームにボールポゼッションを許す一方的な展開に。

しかし、実力差のある相手でも選手はよく走り必死に対応してくれ、
常に皆、出場機会を望んでくる姿勢は頼もしかったです。
またベンチにいる選手から「ボールに集まりすぎ」「逆サイドが空いている」など
スペースを使う重要性に気付ける声かけが多く出てきたことは大きな収穫だったと思います。

渋谷区大会を4月に控え、時間はありませんが、今後の練習で前回大会を上回る成績を
狙えるよう練習に取り組んでいきたいと思います。
【6年生B】秋季区民大会決勝トーナメント 総括
コーチの岩崎です。
3月11日(土)に6年生の秋季大会でのベスト8以上の順位決定トーナメントがありました。
富ヶ谷SCのテペ(予選と同様実質5年生チーム)が富ヶ谷Bチームとして参加し指揮を執りましたので以下総括いたします。
富ヶ谷Bチームの参加メンバーは以下11名です。
ゆうき、けい、せいた、はるた、そう、そうすけ、れい、ゆきや(全試合出場)
かろ、てとら、りょう(2試合目までの出場)

予選の総括でも書きましたが、このチームの課題は初戦の入り方。この日に関してはみんな意識高く課題克服のために動けていたと思います。課題が克服できずとも、今回のように意識して動けるようになることでようやくスタートラインに立てたと思いますので、引き続き意識して来期の大会に臨んでもらいたいと思います。

さて、ベスト8からの順位決定トーナメントということで、初戦に勝てばベスト4以上が確定します。よってこの日も初戦がとても大切でした。初戦はトリプレッタC。リーグAを1位通過してきた強豪チーム。
実力は相手が格上であることが予想できた中で、普段通りのプレーができるか、相手に臆せず立ち向かえるかがポイントになると考えました。選手たちには、ミスを恐れず全力でプレーすること、気持ちで負けないように声を出すことを指示しました。試合前に心も体もしっかり整えた成果か、この日は序盤に視野が狭くなって球離れが遅くなることはほとんどなかったと思います。
が、結果的には相手のプレスがとても速くパスが回せず終始試合を支配されてしまいました。相手とは体格的には差がありましたが、相手の走力・スピードが飛び抜けて凄いかというとそうでもありません。では、なぜ相手のプレスが速かったのか。それはトリプCの選手が“予測”して動いていたからです。トリプの選手は、ある程度次のプレーを予測し、そこに先回りしてプレスを掛けることで、スピードはなくとも速いプレスが出来ていました。富ヶ谷の課題という観点の言い方だと、「相手の予測可能なプレーしかできていなかった」となるかと思います。具体的には2点。
(1)パスを出す前からこの仲間にパスを出すのだと言うオーラが出てしまって相手に読まれてしまう&パスを出すまでが遅い。
(2)パスコースを作れたとしても1つしか作れていない。

2点とも普段の練習で取り組んでいることですが、とにかくトラップしてからパスを出すまでのスピードを上げることによってプレーのレベルが数段上がります。止める・蹴るという基本はもとより、どこに止めるかを決めるために予め周囲を把握すること。これは個人で出来るレベルアップです。
次にチームとしてのレベルアップのために、パスコースを複数作れるよう連動して動ける選手を多くしていく必要があると考えています。まだまだボールを持っている選手を傍観してしまい、自分とボールを持っている仲間との間に相手選手がいる状況の選手が多いです。パスがもらえる位置に自然と移動できるようになり、常にパスコースが2つ以上作れるチームになるのが理想です。
この2点のレベルが上がると、どんなに相手のプレスが強く・速くなろうとも簡単にパスを取られることはないです。引き続き「止めて・蹴るという基本」と、「連動する動きの徹底」によるレベルアップをしていくことが重要と考えます。

2戦目の渋谷東部A戦に関しては、更なるレベルアップのために必要な観点の課題がありました。それは“相手キーマンのポジション把握”です。富ヶ谷SCで例えると、6年のハルのポジションがどこかを把握するという感じでしょうか。渋谷東部Aにもキーマンになる背番号29の選手がいました。前半はこの選手がセンターバックのポジションにいて、前線へのロングパスがメインでしたので、相手の攻撃が単調&攻撃の枚数も少ないため守備もしやすく、スコアレスドローで前半を終えることができました。後半は背番号29の選手がトップ下の位置まで上がってきました。足元のテクニックも高く、ボールをキープされることで相手攻撃陣が高い位置まで上がってくる時間ができ、キーマンからパスが供給されて人数を掛けて攻撃をされてしまうことで失点される状況に陥りました。
試合後に選手たちには、相手のキーマンが誰だったかを質問したところ全員が29番と答えました。一方で、前半と後半で29番の選手のポジションが変わったことに気づいた人が居たかを聞きましたがほとんどの選手が気づいていませんでした。
課題として挙げることは「状況把握能力の向上」です。相手選手のポジションをすべて把握することは難しいです。ただ、最低限キーマンのポジションは正確に把握し、もしそれが変わった場合は自分たちのプレーを変えた方が良いのかなど、状況を把握し考えながら試合が出来るようになると更なるレベルアップができます。ただ、かなり高いレベルでの話をしていますので、最低限キーマンのポジションを正確に把握することを意識する必要があるということを意識してもらえれば現時点ではよいと考えています。

3戦目は富ヶ谷Aチームとの直接対決になりました。実質6年生vs5年生ということで、公式戦で真剣勝負できるのはこれが最後と、6年生の思い出になるように気持ちを全面に出して全力で戦おうチームの士気を高めました。2戦目の反省を活かしてキーマンになるハルのポジションを把握し、ボールを持ったら人数を掛けて恐れずにしっかりボールを取りに行くこと、初戦・2戦目とあまり出来ていなかった見方を鼓舞する積極的な声掛けをすることの2点を約束事として送り出しました。3戦目はかろ・てとら・りょうの主力メンバー3人を欠いたこともあり、思うように自分たちのサッカーをさせてもらえませんでしたが、体力的にも厳しい中、最後まで気持ちを切らさず頑張りぬくことができたのは、最上級生としての自覚が少し芽生えたように感じましたので、コーチとしてとても嬉しく感じました。

来期は私が直接指導できる機会が非常に少なくなってしまうかと思いますが、これまでの総括に書いた課題や改善点等を個々のメンバーが意識して、自らレベルアップのために行動できるようになることを期待しています。

【試合結果】
1試合目:vsトリプレッタC 1vs5(●)得点者:てとら(かろ)
2試合目:vs渋谷東部A 0vs4
3試合目:vs富ヶ谷SC A 0vs3

【3年生】練習試合レポート「本町スポーツ少年団」「テキサスイレブン」戦
コーチの山野です。
3/21 春分の日に本町スポーツ少年団さまとテキサスイレブンさまを招待しTMを開催しました。

出場選手:エニシ、コウイチロウ、タクヤ、シンノスケ、ソウ、ミナト、ゼン、スバル、ヒューゴ、チフク、キーラン

3年生にとって初のホームに対戦相手を招いてのTM。ホームチームとしての振舞い方をお話しました。対戦相手がいてこそサッカーができることに感謝する、大きな声で挨拶することを確認しました。

サッカーに関しては、試合に入る前にこれまで皆でトレーニングしてきたメニューを振り返り、それぞれのポジションごとの、プレーエリアごとの役割分担を確認しました。
最初に2チーム総当たりx4セット 8試合あることの理解を促し、最初の1セットは日ごろ慣れているポジション、2,3セットはポジションをシャッフルしいろんなポジションを経験、4セット目はいつものポジションをベースにポジションシャッフルして得た経験を反映したポジションで挑んでみることを説明して試みました。自分がどのポジション、役割だということと同時に他の選手がどのポジションでどんな役割かを考えてもらうことが裏テーマでした

以下個人評です。
エニシ:試合の中で集中してプレーできる時間が増えたと感じました。時々キラリと光るボールコントロールとキラーパスが印象的でした。ディフェンスへの意識が飛躍的に伸びていました。

コウイチロウ:危機察知能力を裏付けとしたポジショニングとディフェンス能力がより向上したと感じました。ボールを獲ってから、冷静に次につなげるプレー、キック力の向上、攻撃参加する機会が増えればもっとサッカーが楽しくなると思います。

タクヤ:これまで左サイドMFでプレーすることが多かったタクヤですが、今回はCMFを中心にプレーしてみました。元々左サイドからカットインして右足でシュートすることが好みだったようですが、興味深かったのは感想を聞いた際、サイドよりゴールが近くなったという発言と実際タクヤの得点機会が増えたことでした。2-3-2フォーメーションの中で、最近トレーニングで取り組んでいる、自チームがボールを持っている時は常にパスコースのトライアングルを作る動きがCMFでは得に重要になることと、その為にオフザボール時にフリーになる動きが大切だということだけを伝えましたが、バイタルエリアでのディフェンスもがんばってくれました。

シンノスケ:自身でも気づいているようでしたが、集中している時のディフェンスへのコーチングが素晴らしい反面、自チームが攻めているとき声が出なくなっているのは集中切れているねと話しました。本町戦でハイボールのシュートに対して素晴らしいセービングがありました。ゴールキックでは最初の方に相手にあっさりボールを渡してしまうシーンがありましたが、試合を重ねるごとに思考を重ねているように見受けられましたので続けていけばよくなると思います。具体的には周りがシンノスケを助けてあげるポジショニングをとること、またはシンノスケが指示することを確認しました。

ソウ:主にDFでプレーしました。ディフェンスに戻る際の走るコース取り、ポジショニングが素晴らしかったです。これまでは相手サイドの選手につられるシーンがあったのですが、サイドMFが対応していることを察知した後の判断の切替が意識的に見ることができました。

ミナト:DFで出ているときもFWで出ているときも、気迫と強いフィジカルを生かしてボールを追いかけまわしていました。ミーティングでどのポジションで出ていても役割を理解することを皆に力強く話してくれたことが印象的でした。

ゼン:前線でプレーする機会が多いゼンですが、後ろ向きでボールを受けて味方が上がってくる時間を稼ぎ、味方を生かすパスを出すプレーが素晴らしいです。後ろ向きでプレーするのか、前向きでプレーするのかを意識し、シュート練習やゴール前での1対1でやっているダイアゴナルランの動きを例に自分が前向きでプレーする動きも取り入れれば、もっといろんなことができるよと提案しました。今後トレーニングの中でフォーカスしていきたいと思います。

スバル:足元の技術の上達が夏の合宿以降目覚ましいスバル。DFでプレーした際に、自分はディフェンス苦手だからフォワードがいいという発言がありました。FWもボール奪取力は必要で、スバルがディフェンス苦手だと思わないことを伝えました。乗り気ではなかったようですが、DFも考えながらプレーしているように見受けられました。

ヒューゴ:ディフェンスに強みがあるためDFで出場が多いヒューゴですが、攻撃したい気持ちが強いようです。当日は攻撃の機会が多いサイドMFをプレーした後DFに戻しました。そうすると運動量を生かして自ら攻撃機会を増やし、守備の時は戻るという新たな発見があったようです。チームメイトもヒューゴはDFなのに攻撃するけど、守備の時はちゃんと戻っていたと評価していました。最後の試合ではそのご褒美のようなゴールがあったことは特筆すべきことと思います。

チフク:チームでもサッカー経験が少ない方のチフクですが、運動量とスピード、楽しそうにプレーしているところが素晴らしいです。ポジションを忘れてどうしてもボールがある方につられてしまうところがありますが最初は皆同じでした。お話に耳を傾ける姿勢、こちらからの問いかけ対するレスポンスが秀逸です。どんどんサッカーの魅力に取り憑かれていってもらえたらと思います。

キーラン:当日学校があって遅れてきたキーランでしたが、プールの授業の後、準備万端でやってきました。試合ではパスのアイデアが素晴らしかったです。いつも通り攻撃時の右サイドでの推進力は素晴らしいのですが、相手ディフェンス陣が対応できないループパスや相手の死角を突いた右サイドから左サイドへのグラウンダークロスと創造力あふれたプレーをしていました。

個人的に興味深かったことは、左効きの相手選手に対してシュートを防ぐために左側からプレッシャーをかけて追い込む作戦を選手たちで導き出したのですが、あっさり逆に切り返されて右足で決められたことでした。相手選手にしてやられましたが、自分たちでゲームの中でスカウティングをしてアイデアを練って実行するということにビックリしました。

最後に皆に帰ってから(1)出来たこと、(2)出来なかったこと、(3)どうすれば改善できるかを思い出してみるように話しました。ご家庭で改めて促していただけると幸いです。

【6年生A】秋季区民大会 決勝トーナメント 総括
コーチの秋元です。
6年生秋季大会の決勝リーグが開催されました。
準決勝進出を賭けてトリプレッタAと対戦し、引き分けとなりましたが、PK戦で惜しくも敗戦、順位決定トーナメントに周り、結果は7位となりました。

出場選手:あきら、はる、すみまる、たつき、こうた、しゅうた、あゆむ、ひろ、れんせい、しゅうま、すざく、あいら、りひと、はお

第一試合 vsトリプレッタA 2ー2(PK0-2)
得点者:はる×2

第二試合 vs千駄ヶ谷 0ー1

第三試合 vs富ヶ谷B 3ー0
得点者:はる×2、あいら

第一試合はトリプレッタAとの対戦でした。相手チームの攻撃はセンターハーフからの展開を軸に両サイドを崩してくることを想定し、2-4-1の布陣をベースとしつつ、守備時は4-2-1として守りを固めつつ、前線のはるにシンプルにボールを入れて、周囲の選手がサポートするゲームプランを確認しました。
相手チームのセンターハーフの選手がパスワークの起点になるところをあゆむとあいらが的確にマークを引き渡しながら有効なパスを出させず、両サイドハーフのしゅうた、れんせいもしっかり守備に貢献してくれました。また、相手のワントップの選手が何度もドリブルでの打開を試みましたが、すざく、こうたが良い体制ではシュートさせず、たつきの安定したゴールキーパ等、良い形で試合に入りました。そして、たつきのボールキャッチから早いタイミングでのパントキックをはるが上手くキーパーをかわすループシュートを決め、ゲームプラン通りの展開で先制してくれました。前半は終了間際のコーナーキックでサイドを変えられた際のマークのずれを付かれて失点した部分以外は非常に集中し、富ヶ谷ペースでゲームができたと思います。
後半も選手を入れ替えて望みましたが、前半同様に良い試合ができていました。はるのコーナーキックからの直接ゴールの1点にとどまりましたが、しゅうたやあいらのシュートがポストに嫌われるシーンもあり、優位に展開している時間帯が多くありました。ただ、受験組や怪我からの復帰組を中心に疲れも見えるなか1失点し、2-2の引き分けとなりました。
PKはチームの中でもシュートの上手い選手を選出してチャレンジしてもらいましたが、30分走り続けたことに加え、力む部分もあり、悔しい結果になりました。
春の大会は優勝したトリプレッタCに準決勝で敗れ、1年前の5年生秋季大会も今回と同様に、準々決勝でトリプレッタに引き分けの末、PK戦で敗れており、なかなかトリプレッタの壁を破ることができませんでしたが、怪我からの復帰間も無いりひと以外は全員が出場する中でこうした拮抗した試合をすることができたことは胸を張って良いと思います。

第二試合は第一試合からの気持ちの切り替え、集中力のリセットができない中、組織で戦うことができず、最近では最も良さが出せないゲームとなり、0-1での敗戦となりました。

最終試合は富ヶ谷SCでの対決となりました。試合前に勝負にこだわるのではなく、自分達の特長であるパスワークを意識したゲーム展開を選手たちで活発に議論してくれて、実際にゲームの中でもその点を意識した声かけ、サポートが実践されており、選手たちの成長を実感しました。

富ヶ谷SCのメンバーとして最後の公式戦、全員で、全力で臨んだ第一試合はこのチームの集大成だったと思います。あと僅かなところで勝利を逃しましたが、チームとして話し合い、それぞれの役割を果たしながら声を掛け合い、仲間のためにプレーしている選手たちを見れたことは、コーチとして本当に嬉しかったです。
お疲れ様でした。
【4年生B】秋季区民大会 順位決定リーグ 総括
  4年生Bチーム 順位決定リーグ

ひさびさの公式戦は雨天延期となっていた秋季大会。フレンドリーマッチを含めた全3試合を戦いました。この日は惜しくも勝ち点に手が届かず、悔しい3位。

一対一の勝負強さなど個人の力は伸びています。結果にはつながりませんでしたが、実力の近いチームとの対戦はチームの成長と課題を知るよい機会になりました。よかったところも、ダメだったところも、しっかり振り返って次のステップを目指しましょう。


参加選手
4年生 しのた、けんた、すずれお、ゆいと、くおん、えいく、ゆうき
3年生 きーらん、ぜん、そう

1戦目(フレンドリーマッチ)
 vs 猿楽 0−1

予選を勝ち抜き2次リーグに進出していた猿楽を相手にわずかな差で競り負け。
相手が疲れていたとはいえ、大敗した予選リーグからの成長を感じさせてくれました。ゴールラインぎりぎりでのクリアを見せた きーらん、センターバックの中央でプレーした くおん、えいくの粘り強い対応が光った試合でした。

オフェンスは一人の力で突破を試みるだけだとボールを失う回数が増えて、守備に大きな負担をかけてしまいます。
前がかりな相手に対してサイドの選手はもっと大きく開いてボールをもらう。中央の選手は囲まれる前にパスの意識を持つ。2つの約束事を徹底しましょう!

2戦目 vsセントラルA 1−2
得点 しのた(PK)

1戦目惜しくも決定機を逃した しのた がドリブル突破で得たPKを、ゴール右上に豪快に蹴り込んで1得点。自陣ゴール前でこぼれ球が相手にわたり2失点はありましたが、 ディフェンスラインの2人、ゆいと けんた がいいポジションでお互いのカバーをしていたので大きく崩されたシーンは少なかったと思います。

相手チームのプレッシャーが早く、いいポジションでボールを奪っても、その後の展開に息詰まるシーンが多くみられました。ディフェンスラインの選手もボールを持った時に、自信と落ち着きを持ってボールコントロールする技術を練習しましょう。


3戦目 vsセントラルD 0−2

ゴールキーパーすずれお がPKからの連続セーブでチームを盛り上げ、その後、何度か決定機を迎えますが決めきれず。相手フリーキックがディフェンスラインの裏に抜けてしまい先制点を奪われます。
2失点目は、自分達のゴールキックが奪われたことがきっかけ。この日は3試合とも、このチームの正ゴールキーパー りゅうた がお休みでゴールキックからの展開に苦労しました。
慣れない選手がゴールキーパーの時は、周りの選手が声をかけたりフォローに入ったり、チームを助けるためにお互いがコーチングできるチームを目指していきましょう。



4年生最後の大会も終わり、5年生からはまた新たな編成のチームがスタートします。

今ではAチームの主力となった、ふうか や そうや(あるいは他チームで活躍している はおり) も、かつてはBチームでプレーしていました。

悔しさをバネに、本気にめざめて練習に取り組んだ彼らの成長は、すばらしいものでした。
このチームからも、彼らのように大きな成長を見せてくれる選手が出てくること、とても楽しみにしています。

(本庄)
【4年生A】秋季区民大会 2nd ラウンド 総括
コーチの三村です。
2月23日、4年生秋季大会の2次リーグが行われました。
予選リーグを勝ち上がった富ヶ谷Aはこの時点でベスト8。この日のリーグを2位以内で勝ち上がると、ベスト4となりメダルをかけた決勝リーグに進みます。
強敵ぞろいではあるものの、勝ち上がるチャンスは十分にあると踏んでいました。

基本のフォーメーションは新しく取り組んでいた2-4-1。最終ラインが今までの3バックより1人少ないので、DF陣の1対1の状況が増えます。基本的にDF陣の後ろにはカバーがなくキーパーしかいないので、今までより慎重に相手FWに対応する必要があります。慣れ親しんだ3-3-1からこのシステムにした狙いはいくつかあり、選手個々に伝えた課題は以下です。

コウタロウ DFとしての1対1で負けないこと。
カズキ 視野の広さを生かして声で周りを動かすこと。
ダンペイ 右サイドを突破し中央にパスを折り返すこと。
ソウヤ 運動量を生かしてサイドを上下に走り続けること。
ワクタロウ 中盤で受けて前線へのパスの出し手になること。
テユン 激しい守備で相手の中心選手をマークすること。
リクト キーパーとして勇気をもって前に出ること。
タクヤ 左サイドでボールをおさめて起点になること。
フウカ 中盤でより多く攻守に絡むこと。後ろが苦しい時は最終ラインまで戻ること。
リク 前線で周りを使って攻撃の起点になること。

メダルに向かう気持ちが強すぎたのか、消極的なミスがいつも以上に多く厳しい展開になりました。いつになく固い入り方になり、リズムを取り戻すことが難しいまま3試合を終えました
とくに目立ったのはロングボールの処理のミスです。相手のキック力が今までより強く、頭を越されて簡単に失点するシーンも見られました。まず大切なのは相手より先にボールに触ること。それが難しかったら相手に体を当てていい状態でプレーさせないこと。とくに体格の大きな相手にこれをやらないと、かなり苦しくなります。
他には、対戦した3チームの方が広いコートの使い方に慣れている印象がありました。
サイドの幅を広く使うために適切なポジショニングやショートパスもロングパスもより強く、正確な技術が必要になります。

まだメダルを取ったことがない学年になんとか次のステージに挑戦させてあげたい思いでしたが、
実力の差以上に点差は開いてしまいました。あらためてメンタルコントロールの難しさを感じました。
「普段の練習の時は自分を下手な選手と思い、試合では自分を最高の選手だと信じる」
いい選手になるためにとても大切な言葉ですが、この日は上手く自信を持たせることができませんでした。
点差が開き多くの選手が気落ちする中、フウカは最後まで1点を取りに行くことをあきらめずプレーし続けました。言葉で言うのは簡単ですがなかなか出来ることではありません。そんな選手が増えていくように指導していきたいと思っています。


新5年生になると、富ヶ谷SCの副キャプテンが1名選出されます。
吉田麻也選手のように大きな声でも、澤穂希選手のように背中(人となり)でも、チームが苦しい時にこそ、盛り上げられるような選手がこの学年から出てくるのを楽しみにしています。

vs 東部A 2-3 得点 リク・ダンペイ
vs 千駄ヶ谷A 0-5
vs セントラルC 0-7