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チームの様子や大会結果・イベントなど、クラブの今をご紹介します。

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富ヶ谷SC U-12選抜、テペ・ノヴォーレ始動
内藤です。

今年も残すところあとわずかの時期ですが、この度富ヶ谷SCとして新しいチャレンジを開始しました。
U-12選抜というくくりで、6年以下の全選手から選出したベストメンバーで区外のクラブと対戦を重ねるプログラムです。
プログラム名はテペ・ノヴォーレ。通称テペです。

かなり先になるとは思いますが、将来的にはU-12カテゴリでの大会出場を目標としつつ、まずは交流戦を重ねて富ヶ谷最強のサッカーチームを育成して行きたいと思っています。

さて早速となりますが、日本代表のワールドカップ コスタリカ戦を夜に控えた11/27(日)、第一回目となるテペ・ノヴォーレの試合を開催しました。
今回の選出/参加メンバーは以下のとおりです。

【6年】
コウタ DF/GK
ハル DF/MF/FW/GK
スザクGK/MF

【5年】
ケイ FW
カロ MF
ユウキ DF/MF
ソウスケ MF
テトラ FW
リョウ DF

【4年】
リク FW
ワクタロウ MF

結果は、1勝1敗3分。
得点はいずれもハル(4得点)によるものでした。

交流戦ということで、あまり結果にこだわるべきではありませんが、それでもテペのメンバーには勝利にこだわってもらいたいと考えています。

以下、当日のベンチワークを差配いただいた秋元コーチに総括をいただきました。

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コーチの秋元です。
富ヶ谷SCとしての新しい試みである、U12選抜によるフレンドリーマッチを行いました。
今回は6年3人、5年6人、4年2人で、世田谷区を中心に活動するテキサスイレブンさんを二子玉川までお伺いしての対戦です。
スピードのある崩しや、ディフェンスの裏へのスルーパスなど学ぶことが多い対戦相手でした。
今日の富ヶ谷は2-4-1のフォーメーションで中盤の数的優位を活かしたパスワークからサイドやトップに繋いでいく戦術を目指しました。
以下、各ポジション毎の振り返りです。

■GK
タツキ、レイが欠席でしたので、普段はフィールドプレーヤーが多いスザク、ハル、コウタに対応してもらいました。素晴らしいセービングも多くありましたが、課題としては声掛けによるコーチングの少なさ、パントキックやゴールキックの精度、急ぐときと落ち着かせる時の使い分けなどはもっと意識して欲しい部分でした。

■DF
2バックですので、基本的にはオーバーラップはせずに、中盤の枚数の多さを活かしたパスワークの起点になりつつ、相手FWをしっかり抑えることがミッションです。天然芝のグラウンドでボールが不規則に弾む中で、パスの起点としては落ち着かないシーンが多く、丁寧なファーストタッチに課題がありました。
また、2バック同士でのコミュニケーションをもっと行い、相手選手に裏に抜け出されるシーンを防止する必要があると感じました。
ちょっとしたバタつきからの失点は無くせると思います。コウタの諦めない戻りは非常に効いていましたので、良かったと思います。

■MF
今日のフォーメーションはサイドハーフのディフェンスが非常に大事なのですが、前線に残ってしまう場面が多く、センターバックの二人がサイドの対応に追われることが目立ちました。
インサイドハーフの二人との連動を改めて確認して、どちらかは必ずサイドでの守備に対応できることを意識しましょう。カロは体の使い方で大きな相手にも押し込まれず、有効なパスをいくつも通していましたので、周囲の選手たちもこれを上手く活かして欲しいと思います。

■FW
それぞれの選手に特徴(良さ)がありますので、自分の良さ(自分がやりたいこととは限らず、チームに貢献できること)を理解したプレーを心がけて欲しいです。ハルはさすがの強さを発揮して全得点をマークしましたが、もっと周りの選手もハルに使ってもらえるような動きだしやコミュニケーションを取ってもらいたいと思いました。
今日のメンバーはチームを代表して選出されたことを意識して、今回の課題点を解消することを目指して欲しいと思います。


お疲れ様でした。
6年の北山巴琉選手が、渋谷区選抜に選出されました
近日、大田区主催で開催される6年生選抜の大会に、富ヶ谷SC6年の北山巴琉(はる)選手が渋谷区選抜選手として選出されました。

大田区選抜はもちろん、港区選抜、世田谷区選抜、中野区選抜、稲城市選抜、中央区選抜、新宿区選抜などとレベルの高い戦いに挑みます。

北山選手は4年生の時から渋谷区トレセンに参加している他、当クラブの外部連携プログラムで渋谷東部JFCの練習や試合にも参加し、サッカー選手としての将来を見据えて一人努力を重ねてきました。

今後の活躍がとても楽しみです。

後輩のみんなの中にも、サッカー選手としての未来を描いている人もいると思います。
是非、北山くんの背中を追いかけてがんばっていきましょう。

内藤
【幼児】秋季区民大会予選リーグ レポート
内藤です。
小雨がときおり降る肌寒い曇天の下、幼児の秋季区民大会の予選リーグが開催されました。

春季区民大会同様、テクニカルなことにふれる総括というより、後年のための記録ということで以下の通りレポートさせていただきます。

■出場選手

イッセイ
セリナ
エイタ
アサヒ
シュウヘイ
ゲン
ナオヨシ
ケイヒル
シュウ
ルナ
リン

■第1試合
vs トリプレッタA
結果 負け 1-6

■第2試合
vs セントラルA
結果 負け 1-5

■第3試合
vs 千駄谷B
結果 負け 0-3

■第4試合
vs 渋谷東部A
結果 引き分け 2-2

【ふりかえり】

大会前にお伝えしていたとおり、勝敗にこだわるサッカーというコンセプトはまだ掲げておりません。たとえ幼児だとしても、大人が工夫すればいくらでも勝率を上げることはできます。しかし、富ヶ谷SCではあえてそのプランを取りません。そうした大人の介入は、子どもたちにとってサッカーを窮屈なものに変えてしまうからです。
サッカーがいかに自由であるか。自分の意志で仲間と走ることが、どれだけ楽しいものか。
大人によって演出された勝利という一過性の喜びよりも大切なこと。これからのサッカーライフのベースとなる、特別な気持ちを体いっぱいに実感してもらうこと。それをめあてに、この大会に挑んでもらいました。

試合結果に勝利はありませんでしたが、この一日は、一指導者として大変満足のいくものでした。

他チームの保護者の様子もご覧になったと思います。皆が皆ではありませんが、その中にはピッチの外から怒声や指示を大声で出している方もチラチラといたと思います。チームによっては、ピッチの中の指導者からも同様のことがあったと思います。

戦っているのは子どもたち。
彼らのゲーム中の判断を奪わないようにすること、サッカーが自由かつクリエイティブであること、決して大人に怒られるためにやっているわけではないということ。
そのことを保護者の皆さんの心においていただくことが、富ヶ谷SCの大切なチームカラーです。その意味で、保護者の皆さんの当日の応援スタイルも満点だったと思います。引き続きどうぞ、よろしくお願いいたします。

さて、、、そんなわけなので、低学年のうちは富ヶ谷SCは負けが多くなります。そのために、他のチームの選手やその保護者たちも、「富ヶ谷SCは弱い」と言う認識が拡がるようになります。
毎年のことですが、この展開、・・・とてもワクワクします(笑)。
選手自身がサッカーの楽しさと自由を知り、自発性が芽生えることでこれからグングン後伸びしていきます。

この数年後、自分で判断できる、クリエイティブなサッカーで、渋谷区内を席巻していく。
この痛快な逆転劇が実現するときに、富ヶ谷SCの保護者の皆さんから上がるそれはそれは大きな歓声を、内藤は知っています。

他のクラブでは学年が進む毎に選手の人数が減っていくのに対し、むしろ増え続け、仲間の絆を深めていく富ヶ谷SC。
このクラブは、マンガの主役のチームみたいだといつも思います。

今はひたすらにかわいさのかたまり。そんな彼ら彼女らが、どんなカッコいいサッカーをするようになるのか、今から楽しみでなりません。

【選手別レポート】

イッセイ・・・セントラル戦で決めた鮮やかなゴール。チャンスをよくたぐり寄せ、そして決めきってくれました。俊敏でプレースタイルに華があるので、将来とても目立つ選手になりそうです。

セリナ・・・すすんでゴールキーパーを担当する強いハートを見せます。加えて、攻撃の際にボールによらずサイドで幅を取る大人なポジショニングを見せてくれました。

エイタ・・・狭いピッチの中で(味方含めた)たくさんの選手の密集に苦労し、持ち前の得点力が発揮できず不完全燃焼だったかもしれません。でも、強力なキック力と、明確な意志のあるプレーで、チームの勢いを高めてくれてました。

アサヒ・・・エイタ同様、この日は密集サッカーに苦労して、持ち前の決定力は爆発しませんでした。ただ、時折見せたキック力に、審判の方も「おぉ、ナイスキック!」と驚いてました。決勝リーグでの得点を期待します。

シュウヘイ・・・ゴールキーパーとしてボールをキャッチした後、足元にボールを置く。それを相手選手に蹴り込まれてしまうという、伝統行事を彼がしっかりパフォーマンスしてくれました。本人はショックで大泣きしてしまいましたが、最終試合ではコーナーキックから見事な得点。泣いて笑って大忙しでしたね。

ゲン・・・相手選手やボールの動きを予測して先回りするなど、サッカーIQの高さを見せてくれました。攻守の切り替えも早く、ピッチ上で大人びた振る舞いを見せていました。

ナオヨシ・・・ゲーム中自分がどこにいたらいいか、自分なりに考えているのがわかりました。大人から見たら、そこじゃない・・・という場所にいたとしても、何となくそこにいたのではなく、自分なりに意図があってそうしているようだったので、とても頼もしいなと思いました。

ケイヒル・・・お団子サッカーの中からしっかり飛び出して、ドリブル独走からゴールを奪うことに成功。この日は2得点でチーム得点王、見事でした。転んでもすぐ立ち上がるなど、ガッツあふれるプレーも印象的でした。

シュウ・・・ゴールキーパーとしてナイスセーブを連発。フィールドプレーヤーとしても、攻められたらしっかり走って戻って守備をするなど、ピッチをたくさん走っていました。

ルナ・・・試合中、セリナとおしゃべりをするお茶目なシーンもありましたが、6月の春季区民大会と比べると、ゲーム中の集中力が随分と高くなっているのがわかります。ゲームの時間外でも、仲間とたくさんコミュニケーションを取り、5ヶ月前よりずっと楽しそうに見えました。良くないことをした子をたしなめるなどの一幕もあリ、未来のキャプテン候補かもしれないと思いました。

リン・・・本人の希望もあり、この日はほぼゴールキーパーとして出場。何度も見せるナイスセーブと、その後の特大パントキック。冷静さもあるので、仲間がそのパントの落下点に先回りできるようになれば、大量得点の起点となっていきそうです。

【5年生B】秋季区民大会 順位決定リーグ 総括
コーチの三村です。
11月5日(土)秋晴れの爽やかな気候の中、5年生秋季順位決定リーグが行われました。
富ヶ谷Bチームは9月に行われた同リーグ戦が1試合を終えたところで雷雨中止となり、この日は残った3試合を戦いました。

9月に帯同してくださった岩崎コーチのチームコンセプトが「たくさんミスをしよう!」でした。このチームに合った素晴らしい目標だったので、この日も継続していっぱいミスをしようと話しました。
ミスをする為には積極的にプレーに関わらなければなりません。一生懸命チャレンジした結果のミスはきっと次につながります。
自分の経験を振り返っても、判断ミスでうまく守れなかった、反応が遅れた分全力で走ったけど追いつかなかった、という失敗は数多くありましたが、後々の似たような場面では勝手に体が動いてうまく守れたり、追い付けたりできたことが何度もあります。ミスが経験となり、次に生かせることが必ずあります。
次につながるミスをたくさんしよう!というポジティブなテーマの中、全員が点差に関わらずミスを恐れず生き生きとプレーしました。
試合結果だけを見ると予選と同じ全敗でしたがその内容は全く違いました。中を固めて外にはじき出す、クリアは強いキックで蹴るという約束事がチームで出来ていました。
とくにこの日の2戦目ではゴールまであと一歩のところまでみんなで迫りました。惜しくもシュートがポストに弾かれたり相手チームの粘りのディフェンスもあり、最後に前がかりになったところをカウンターで失点しました。いい結果につながらず悔しかったですがこれもサッカーです。
抜け出した相手FWを追いかけたはるたが、シュートに足が出せなかったと試合後に流した涙は一生懸命にチャレンジした証です。この気持ちがあれば、きっと次につながります。
惜しくも1ゴール、1勝を得る経験をさせてあげることが出来ませんでしたが、試合結果の数字には表れない成長が確かに見て取れました。
全試合を終えて、せいたはもう疲れて今日はもう走れないと言いました。他のみんなも持ってるものを出し切ったいい顔をしていました。
たくさんミスをしようと前向きにプレーしたことでたくさん得るものがあった4試合でした。
選手たちにはこの日経験したことに胸を張って、今後もサッカーを楽しんで欲しいと思います!


そう 右DFでフル出場。ボールにチャレンジ出来るようになりました。スピードで抜かれた後もすぐに追いかけクリアした場面が多く見られました。
試合を重ねるたびに自信を持ってプレーできるようになっています。
はるた 主に中DF。壁となって何度も弾き返してくれました。クールに見えて実は責任感が強いです。悔しくて流す涙にこちらの胸も熱くなりました。
ゆきや 主にスイーパー、2戦目はGKでフル出場。DF陣が思い切ってボールにチャレンジできたのは彼が最後尾にいてくれたからです。味方への声もよく出ていて頼もしかったです。
せいた 左DFでフル出場。積極的にプレーできたことでボール奪取は一番。3試合で走りきってくれました。すすんでキャプテンをやってくれたのもうれしかったです。
はるき 主にFW。基礎技術の高さに加え、アドバイスをすぐに次のプレーに生かせるセンスのよさが見られました。前線の起点となってチャンスを何度も作りました。
れい GK。さすがのセービングで何点防いでくれたでしょうか。攻撃面でも正確なパントキックが大きな武器になっていました。1戦目に負った手首の痛みから持ち直し、3試合目もゴールマウスを守ってくれました。
そうや 惜しくもポストに当たったシュートはこの日一番得点に近づいた瞬間でした。持ち前の運動量で守備でも大きく助けてくれました。
しのた 相手ボールに寄せてくれる回数が前より増えたことで、たとえ取れなくてもプレスがきいて後ろの選手の助けになりました。
クォン ボールへ寄せるスピードがすばらしかったです。積極的な守備でチームに勢いをもたらしました。
わくたろう 左サイドで起点になり、逆サイドへのパスでチャンスを作りました。はるきとのパス交換にも可能性を感じました。


9/24
(1)vs 本町 0-6
11/5
(2)vs セントラルA 0-6
(3)vs セントラルB 0-1
(4)vs 美竹 0-2
【5年生A】秋季区民大会予選2ndラウンド 総括
コーチの岩崎です。
11/5に5年生Aチームの秋季大会2次ラウンドがありました。
2次ラウンドは予選を2位以上で突破したチームしか進めないので当たり前といえば当たり前ですが、渋谷東部A、トリプレッタB、千駄谷といずれも相当な強豪チームひしめく群雄割拠なグループです。グループで2位以上に入ると進める決勝ラウンドを目指すには、全試合で自分たちが持てる力を全て出し切ることが必要不可欠でした。
 
まず結果ですが、
 1試合目 vs渋谷東部A 2vs2 引き分け(得点:けい、かろ)
 2試合目 vsトリプレッタB 0vs6 負け
 3試合目 vs千駄谷 2vs1 勝ち(得点:てとら、そうすけ)
と1勝1敗1分の勝ち点4でグループ3位と惜しくも2次ラウンドで敗退。
トリプレッタBが首位、初戦で引き分けに持ち込んだ渋谷東部Aと勝ち点4で並んだものの、得失点差で3位という結果でした。

勝ち点で並んだにもかかわらず3位になってしまった要因は何か。たくさんの要因が絡み合っての結果ですが、あえて2つ挙げるとすれば(1)「課題認識&解決・突破力」と(2)「勝つための工夫」だと考えています。
(1) の「課題認識&解決・突破力」については、これまでも各大会の総括でも挙げていますし、各大会
後に直接選手たちにも「自分の課題を認識しそれを克服するために何を実践するかを考えて行動してほしい」と伝えてきました。
 チームの課題として繰り返し挙げていたのは「試合の入り方」です。通常、大会では1日におおむね3試合をこなしますが、過去の大会のほとんどで、初戦は相手に主導権を取られ苦戦、2戦目は初戦の反省を活かして良い試合、3戦目は体力・集中力が切れて苦戦、という流れが多かったです。
そのため、初戦の重要性を理解し、初戦から自分たちのサッカーをするために、“試合前から集中力を高める”、“最初から100%で動けるように体を仕上げる”と言ったことが重要であることは、選手たちにも伝えているので理解しているとは思いますが、今大会の初戦を迎える前の雰囲気は、いつもの練習時のそれとほぼ同じでした。
 スポーツにおいて“たられば”を言ってしまえば、負けも勝ちになってしまいますが、初戦の渋谷東部Aとの試合では、試合開始直後から集中力を高めて試合に臨んでおけば、少なくとも2失点のうち1失点は防げたと思っています。結果引き分けが勝ちになっていてもおかしくはないので、この初戦で引き分けたことが3位になった要因の1つと言えると考えます。
 上記については、(2)の「勝つための工夫」にも通じるところがあるかと思いますが、「いつも通りのプレーの結果」で毎回甘んじるのではなく、「勝つためにどのような工夫・プレーが必要か」というスタンスを常に持てるようになることは、今後のステップアップにおいて重要と考えます。

 次に(2)の「勝つための工夫」についてですが、“工夫=相手が嫌がることの実践”と言って良いかと思いますが、それらを実践する意識がある選手がどれくらいいたでしょうか。相手が嫌がることと言いましたが、基本的に自分がしやすいプレーというのは、相手にとってもプレーしやすいものということをそろそろ理解する年次かと思っています。
 もっと具体的に言うと、毎回同じスピードで攻める相手に対しては、守りは非常にしやすくなりますが、攻めるペースが速かったりゆっくりだったり、ゆっくりだと思ったら急にスピードアップされると、守る側は非常に苦労します。また、さっきまではパスをメインにしていた選手が、急にドリブルで仕掛けてきたら守る方は困惑します。
 富ヶ谷SCの5年生は、良くも悪くも正統派なサッカーを心掛ける選手が多いのですが、もっと相手がされると嫌なことを自分たちが出来るか=勝つための工夫として、想像を膨らませて、自分で実践できるように考えてみて欲しいと思います。
 急にスピードを速くするプレー、相手の裏のスペースを使うプレー、さっきまでとは全く違うプレーなど、自分がやられたら嫌だと思うプレーを挙げてみてそれを実践するだけではあるので簡単そうですが、それが出来るプレーヤーも少ないという実は難易度が高いものであるので、通常の練習でも是非意識してレベルアップしてもらいたいと思います。

 6年生になると受験勉強にシフトする選手もいるかと思います。事実上5年生Aチームが全員揃っての試合は最後かもしれなかったので、是非とも決勝ラウンドに行きたかったところではありますが、上記で挙げた課題の2点はサッカーに限らず色々な場面で活きていくものでありますので、サッカーを継続するかどうかにかかわらず、人としての成長のためにしっかり課題に向き合ってもらいたいなと思っています。
富ヶ谷SC卒団生、菅野芳帆くんが高校サッカー選手権予選 東京Bブロック決勝戦へ
内藤です。

日が落ちると一気に寒くなり、年の暮れが近づいていることを実感します。
さて、年末の風物詩といえば。そうです、全国高校サッカー選手権大会が年末から年始にかけて開催されます。U-12全国選手権とあわせて、毎年の楽しみのひとつです。

昨年の第100回大会は、青森県代表の青森山田高校が見事な優勝を決めました。その時のキャプテン、松木玖生選手は、今やFC東京のスタメンとして大活躍していますね。国立競技場で彼のプレーを見た人も多いことでしょう。

今年は第101回大会となります。
その東京代表をかけた、東京Bブロックの決勝戦が、今週12日土曜日、13:15にキックオフとなります。

対戦カードは国士舘高校vs成立学園。
その成立学園には、富ヶ谷SCの卒団生である菅野芳帆(カンノヨシホ)くんが3年生FWとして所属しています。予選3回戦の桐朋戦では見事な先制点を決めていました。

駒沢陸上競技場で行われるこの決勝戦、ぜひ皆さんも注目していただきたいです。
当日はTVerでの配信が予定されている他、深夜になりますが日テレでの放送もあります。

■成立学園サッカー部 父母会 Webサイト
https://ameblo.jp/seiritz-fc-fubo/

■当日の試合観戦に関する情報
http://tokyosoccer-u18.com/information/

■6年生のときの菅野くんの有名な動画
https://youtu.be/67nKJ3Gtz8s

みんなで、菅野くんと成立学園の応援をよろしくおねがいします。
【4年生A】秋季区民大会予選リーグ1stラウンド 総括
コーチの三村です。
10月23日、4年生秋季大会の予選リーグが行われました。
富ヶ谷Aのこの日のテーマは「勝つ時は全員で勝つ、負ける時も全員で」としました。
最近の練習やTMを見ていて、味方のミスに言葉が強くなるシーンが見受けられたのでチームで戦うことの
大切さと誰か一人の力だけでは勝てないチームだと言うことをみんなで確認しました。
サッカーをやる上で主張があることはとてもいいことですが、サッカーはミスの多いスポーツです。
仲間からの言葉が強くなると、ミスを恐れてチャレンジしない消極的なプレーが増えてしまいます。
4年生は集団の中での自分の役割を意識し始める時期です。
チームにプラスになる声のかけ方をそれぞれが考えるいいタイミングだったと思います。


(1)vs 千駄ヶ谷B 1-0
課題である1試合目の入り方はこれまでで一番よかったです。最初から気合の入ったプレーで入れました。
前半はしっかり守ってスコアレスで折り返し、後半勝負に出ます。
先制点は後半4分GKテュンのパントキックから左サイドに抜け出したリクが中央に折り返し、逆サイドから詰めていたダンペイが相手キーパーより先にさわり、落としたパスを受けたソウヤがインサイドキックで空いた右隅に流し込みゴール。
「シュートはゴールへのパス」ジーコの言葉のようにゴールのスミをねらった見事なシュートでした。
最後は危ない場面も作られましたが、DF陣が声をかけあい守りきりました。
キーパーへのバックパスのルールは間接FKの守り方と合わせて、もう一度確認しましょう。

この日のソウヤは得点こそこの1得点だったものの、いつものように攻守に走り回りました。夏の合宿で練習の最後にダッシュを10本やったのですが、時間差で追いかけるコーチから最後まで逃げ切ったのはソウヤ一人だけでした。どの試合でも全力を尽くす彼の運動量にチームが助けられています。
現代サッカーではどんなにテクニックに優れた選手でも運動量と守備力が求められます。これからも続けて走り切って欲しいです。
他にも狙っていたプレーがいくつか見られました。TMで試していた中央のMFワクタロウからスペースへのスルーパス、逆サイドへの展開も何度かありました。止める蹴る技術が安定しているのでパスのさばき役として期待しています。
ダンペイのスピードは以前からこのチームの強みです。この日も何度も右サイドを突破し課題だった中へのクロスを何度も成功させました。


(2)vs セントラルB 0-2
1試合目のセントラルBDの直接対決は5−0でBが勝ちました。
おそらくこのグループで一番力があるチームとの対戦です。
「強いかもしれないけど先週の富ヶ谷5・6年よりは絶対強くない!」
一週前に胸を貸してもらった紅白戦を思い出し弱気になる選手は一人もいません。

前半は体格で勝る相手に押される展開が続くもののゴールは割らせず後半につなげます。
3試合でGKを主にやってくれたコウタロウとテュンの前への飛び出しがスムーズでした。吉野コーチによるGKを集めた練習と堀口コーチのおさらいキーパー練習のおかげです。今後もぜひ定期的にやっていただきたいです。
後半はカウンターで何度かあと一歩のチャンスを作りましたが、点を取ることは出来ませんでした。終盤こちらの足が止まってきたところで押し切られる形で2失点。惜しくも敗戦となりましたが、球際の強さで負けてなかったので技術に勝る相手にもあと一歩の惜しい試合になりました。
最後まであきらめない気持ちの強さがよく表れていて、春からの成長を感じました。
試合後のミーティングで選手に伝えたのは、攻撃面でスピードを生かしたカウンター、ドリブルで単独突破をねらうパターンだけでは、この相手より強いチームに勝つのは難しくなるということでした。
より勝てるチームを目指すなら2人3人のパスワークで攻めることにチャレンジしよう、と話しました。
チーム戦術でねらいを持ってパスを回せると、またドリブルが生きてきます。
カウンターの早さは強みとして持ちつつ次の戦術に挑戦していきましょう。


(3)vs セントラルD 4-0
勝てば2位リーグが見えてくる最終戦です。
みんないい顔をしていて気持ちの切れた選手は見当たりません。
相手はボールに集まる傾向のあるチームでした。
いわゆる団子サッカーに有効なのは攻撃時にコートを広く使うこと。
先発した3年生の助っ人タクヤは左に張って待っていてくれるのでとても効果的でした。
ボールを受けてドリブルで運ぶ、中に折り返す、期待していた得意なプレーを見せてくれました。1・2試合目が競った内容の試合だったこともあり、出番は少なかったのですが不満を言う事もなく淡々と出番を待つ姿が頼りになります。これもチームプレーヤーとして大切な点だと感じます。
前半、目を覚ましたかのように動きがよくなったリクの2得点で折り返し。ターンのスピード、シュートまで持っていく力はさすがです。フォワードとしてパス回しに参加できるとさらにいい形でシュートまで行けそうです。体の強さを生かしたポストプレーを練習しましょう。
ハーフタイムにどういう攻め方がいいかを考えてもらった結果、後半はより広く攻める意識が見て取れました。中央の選手を経由して相手の少ない逆サイドへのいい展開も何度かありました。
保護者が撮ってくれた動画に「あの子たちがパスを回しているよ。涙がでるね。」の声が入ってました。
攻め上がったフウカの縦パスにリクがワンタッチでターンからのシュートでゴール。
終始押し込む展開で相手GKのパスミスをワクタロウが拾ってエリア外からのシュートでゴール。
2試合目での経験を生かすことができ、次にチャレンジするパスをつなぐサッカーのいいスタートが切れました。
試合後にピッチから応援してくださった保護者の方々へのあいさつの後、「お父さんお母さんがいい顔してた!」とみんなが嬉しそうでした。
中でもダンペイが「パスがつながってシュートが入ったら楽しい!!」と言っていたのが印象的でした。

最後にこの日に見えた春からの成長をお伝えして終わります。
個々に上手くなっているのはもちろん、3試合を通してディフェンスラインの安定感を感じました。
中央フウカ、左カズキ、右コウタロウ・テュンの連携が素晴らしく以前より安心して観ていられました。
フウカが中でカバーしてくれるので、左右のDFが思い切ってボールに当たれそのこぼれ球を前につなぐシーンが何度もありました。どちらかのサイドに寄った時のポジション修正もよくできていました。
今まで何度も言い続けた「しぼれ!」の指示をこの日は1度も出していません。
(「しぼる」については内藤監督の作ったこちらの動画をぜひ選手とご覧ください。https://www.youtube.com/watch?v=yCoTSSNjEmw
同時に2人が上がらないなど、他にも伝え続けた約束事が言わなくても出来るようになりました。
中でもコウタロウの成長には驚きました。相手ボールに対する寄せのスピードはそのままに、周りを見てプレーの判断ができるようになってきました。課題だった奪ってからのパスもよくつなげました。決して器用なタイプではないですが、普段から基礎練習に黙々と取り組む姿勢が結果に出ています。
フウカのコーチングもよく声が出ていました。まさにディフェンスリーダーとして期待していたことをやってくれています。左利きで長短のパスが蹴れるカズキ、ボールホルダーにしっかり詰めれるテュンと特徴の違う3人で作る最終ラインが安定してくるとさらにレベルアップした戦術にチャレンジできます。

コーチとして子供に接すると「出来なかったことが出来るようになる」瞬間にあふれています。
ご興味のある方はぜひアシスタントコーチからご参加ください。

結果は2勝1敗。成長につながる中身の濃い3試合だったと思います。
いつもサポートしてくださる保護者の皆さん、紅白戦で高い壁として快く胸を貸してくれた5・6年生に
あらためて感謝を申し上げます。
次の予選2ndラウンドもしっかりやりましょう。
【4年生B】秋季区民大会 予選リーグ1stラウンド 総括
4年生 秋季区民大会 富ヶ谷Bチーム
いよいよワールドカップの開幕が近づいてきました。日本代表はドイツ、スペインの優勝候補2チームに加えて、中米の中堅国コスタリカと対戦するなかなか厳しい予選リーグに臨みます。

区民大会予選リーグに臨むBチームの対戦相手は、さながらW杯の日本代表のような強豪ぞろい。
「初戦はドイツみたいな優勝候補のトリプA」
「2戦目はBチームながら難敵の東部B」
「最終戦のセントラルCも主力組。スペインみたいだね」

そんな話をしつつ、明るい雰囲気で迎えた初戦は見事なまでの完敗となりました。
もしもこれが日本代表だったら、、鳴り止まないブーイング、荒れる渋谷のスクランブル交差点、さよなら森保監督、、と大惨事になりそうです。

公式戦でも「勝利だけが目的じゃないサッカー」ができるのは小学生の特権だと思います。
大敗となった試合でも、最後まで気持ちを切らさずに失点を一つでも減らすため、必死に戦い抜きました。ベンチに引き位上げてくる選手たちは悲壮感よりもやり切った満足感が強かったように感じます。

たとえ失敗したとしても、ゆいと と けんた はパスをもらいに行く動き方ができてきました。
サイドをえぐって攻撃してくる相手を中で待ち構えてクリアを試みた くおん すずれお。
思い切ってディフェンスラインを上げてオフサイドを誘うシーンもありました。りゅうた は積極的に前に出て相手のシュートを体に当てるプレーができるようになりました。しのた、じゅたろう はボールを待つだけでなく、自分で奪いにいくプレーが目に見えて増え、走り抜きました。
飛び級で参加した3年生の3人も明るい性格とドリブルでチームをひっぱってくれました。

多くの失点は、スピードに振り切られない走力、ボールを止めて蹴る技術、速いボールに素早く対応する反射神経の不足から。身体の成長と技術の向上のため、いっぱい体を動かしてボールに触る機会を増やしていきましょう。

あきらめずに戦った3試合を見て大会後、選手たちには
「次は全部勝てるよ」と伝えてみました。
順位決定リーグは力の均衡した相手と戦います。次は勝利を目標に、目に見える成長と喜びがきっとあるはずです。

私事で恐縮ですが、先日ひさびさにフットサルに行きました。参加者は20代から40代まで幅広く、中にはガンバ大阪ユース出身者やら高校サッカー強豪校の元キャプテンなどもいて、小学生でサッカーをやめてしまった自分にとっては厳しい相手。
それでも最低限、インサイドキックで止めて蹴れる技術があればプレーに参加できます。正しい時に正しい場所にいることで得点もゲット、楽しい時間になりました。

日本代表が目標じゃなくとも、いつになっても楽しくサッカーが続けられることも大きな成功と思います。そのためにまずはあらためて正しいキックから練習していきましょう!
試合結果
vs トリプレッタA (0-14)
vs 渋谷東部B (0-3)
vs セントラルC (0-11)


(コーチ 本庄)
2年生Aチーム、2022年度渋谷区秋季区民大会、ベスト3!
先日開催された渋谷区秋季区民大会で、予選を1位通過した2年生Aチームが決勝リーグを戦い抜き、全20チーム中3位という素晴らしい結果を残しました。
選手たちにはそれぞれ銅メダルが授与され、小さな体で大きな大きな喜びを爆発させていました。

年末までに開催される予定の区長杯でも素晴らしい結果が残せるよう、これからも練習を頑張り、サッカーをもっともっと楽しんでいきましょう。

決勝リーグの詳細はこちら
https://tomigaya-sc.school.tm/news-detail/240

監督 内藤
【3年生】秋季区民大会 順位決定リーグ 総括
コーチの山野です。

 先日9/19、3年生が秋季大会順位決定戦に臨みました。結果は1敗2分け。

メンバー以下12名
エニシ、コウイチロウ、タクヤ、ゼン、ユウ、キーラン、ソウ、シンノスケ(キャプテン)、スバル、ミナト、ヤマト、ヒューゴ

順位決定戦では試合前に予選と同様に自分たちでコーチングをしながら試合を進めていくことと、前回予選からの改善できるポイントを話し合いました。普段守備のルールにフォーカスした練習を中心にしているが、守り切っても勝てないことから時間最後まで得点することにこだわること、DF2人は中央にポジションをとりつつMFとディフェンスラインの距離を考えること、ゴールキックの際には周りが動きながらボールを受けられるポジションをとること、引き続きDF2人は相手サイド攻撃に対して釣られず、シュートを打とうとしてる選手に注意することを確認しました。

試合結果
■1試合目vs セントラルB
●0-5
1試合目は今大会のこれまでの経緯から一番手ごわい相手になることを試合前に話しました。前半は1得点で折り返す拮抗したゲームでした。攻めている時間帯も多く攻められる時間が少なかったことと、CMFコウイチロウが相手の攻撃の芽を摘む素晴らしいプレイをたくさん見ることができたからだと考えます。右サイドで完全にくずしてユウからのクロスをタクヤがシュートしたシーンはGKに防がれましたが良いプレイでした。
後半はポジションチェンジの影響で守備が前がかりになってしまい、GKシンノスケと守備陣の間を突かれ失点を重ねてしまいました。DFが自ら考えディフェンスラインをコントロールすることはもちろんですが、今後シンノスケにはディフェンスラインの高さに関する声掛けも期待したいと思います。

■2試合目vs セントラルA
△1-1
前半早い時間に体が大きく、足が速く足元も上手な相手選手にカウンターからの得点を許してしまいました。出端をくじかれ、一度浮足立った様子でしたがすぐにユウの左からのクロスをゼンが押し込んで得点を得ることができました。その後押し込む時間帯も多かったのですが、あともう少しなのに追加点がなかなかとれないまま終了のホイッスルを聞くことになりました。
 この試合、ヤマトは前回予選でのアシストを期待できるような右サイドからの攻撃を何度か見せてくれました。惜しくも得点に結びつきませんでしたが得意な形が見えたのではないかと思います。ヤマトが右サイドでボールを持つと何かが起こりそうだとベンチも盛り上がっていました。
キーランは逆サイドで攻撃が始まった際に相手ディフェンス裏でスピードに乗ってボールを受けようとチャレンジする動きが印象的でした。オフサイドを意識した動きができればさらによくなると思います。
合宿でキック力に自信をつけたスバルは後半FWで出場した際に何度か果敢にゴールに迫っていました。ディフェンスの際の相手に寄せる力も格段に上がったと思います。

得点者:ゼン(アシスト:ユウ)

■3試合目vs トリプレッタC
△0-0
前半ソウとヒューゴはこれまでの試合での経験を生かし、お互いの位置を確認しながら適切なポジショニングから安心感ある守備を続けてくれました。特にヒューゴは最後列から勝負するタイミング、時間を稼ぐプレイの使い分けが素晴らしかったです。
ミナトは後半、前線から得意の体を張ったディフェンスでボールを奪うシーンが素晴らしかったです。簡単にクリアするだけでなく、次につなげることを事前に考えることができればさらに良くなると思います。
 エニシは長いゴールキックを前線で美しく収めるシーンがありました。足元の技術と視野の広さは以前から高いので長いフィードができるようになれば近い将来戦局を一気に変える司令塔として君臨するかもしれません。
タクヤは当日全試合に出場していたにもかかわらず最後まで、特に運動量の多いポジションで攻守にわたりパフォーマンスを維持できました。

惜しくも決勝で勝利を得ることはできませんでしたが、みんなが最後の最後までフィールド内で声を懸け合いながらプレイできていたことは素晴らしかったです。
 今大会のテーマの一つとした自分たちでコーチングをしながら試合を運ぶことに関してはチームとしては出来ていました。今後、足元の技術はもちろん、もっとボキャブラリーを増やし、考えながらサッカーを楽しめるようになってもらえればと思います。