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【5年A】春季区民大会 決勝トーナメント 総括
コーチの岩崎です。
強豪ひしめく予選リーグを見事2位突破した5年生Aチームの上位トーナメントが5月3日に開催されました。結果は5位と初戦こそ負けはしたものの、残りの2戦は接戦をものにし、見事な結果を納めることが出来ました。
以下、各試合を振り返ります。

【1試合目】
vsトリプレッタA 結果:0vs4(●) 
 上位トーナメント初戦は勝てば4位以上、負ければ5位以下が確定する大事な試合。その対戦相手は、予選リーグを2試合合計26得点で1位突破してきたトリプレッタAチーム。予選リーグの結果から見ても優勝候補の筆頭と言って良い相手との対戦でした。
 試合前、選手達には予選リーグの約束事3つ(DFの絞り、球離れの良さ、サイドハーフの攻守の切り替え)に加え、相手は攻撃的に来るはずだから、前半はしっかりと守備して失点を防ぎ、トップのなおふみにパスを繋いでカウンターを狙い、相手の守備ラインを下げていけるよう意識統一を図りました。
 試合開始直後、キックオフゴールが決まってしまいました。ハーフラインからの見事なシュートでしたが、仕方がないと気持ちを切り替えて試合にすぐに集中することができていたのは成長を感じました。
 圧倒的にボールを支配される中でも、DFリーダーのゆうきの声掛けやGKれいのスーパーセーブもあり2失点で前半を終えました。試合内容は悪くありませんでしたが、けいをトップにしてポストプレーをしてもらい、サイドに展開するよう戦術変更をしました。
 後半に入っても選手達は自分たちの実力を発揮していましたが、やはり戦術云々ではなく相手が一枚も二枚も上手なのか、終始ボールを支配され後半も2失点を喫し4失点で終了となります。負けはしましたが4失点という結果、選手も自分たちの実力を発揮した結果ではあるので手応えを感じていました。
 では、富ヶ谷AチームとトリプレッタAチームの差は何か。相手が優れていた点、自分たちに足りない点について、試合後に各選手から意見が出てきたので自分が考える点については各自の課題としてレベルアップしてもらいたいと思います。
(選手は試合後に自分が出した意見を思い出してしっかりと課題にしてください!)

【2試合目】
vs千駄谷 結果:1vs0(○) 得点者:けい
 予選リーグで富ヶ谷Bチームが大敗を喫した相手との対戦。とはいえ実力的には富ヶ谷Aチームとほぼ互角と思われる相手でしたので、まずは自分たちの実力をしっかりと発揮することを目標にしました。
 試合開始直後、けいの右サイド突破からのセンタリングが幸運にもそのままゴールになりラッキーな形で先制をすることが出来ました。
 が、その後は相手の巧みなドリブルやパスワークもあり、何度か危ない場面がありましたが、ゆうき、りょう、ゆきやのDF陣を中心とした強固な守備とれいのスーパーセーブもあり失点を許しません。一方で、てとら、そうすけ、かろ、けい、なおふみの攻撃陣も巧みなパスワークで何度も相手ゴールに迫るもネットを揺らすには至らずそのまま1vs0で終了し、見事5・6位決定戦へ進むことになります。
 この試合では守備ブロックの形成がしっかり出来ることが選手達も分かったと思いますが、攻撃時に1〜2タッチ増えてしまうことでチャンスが作れないことが多々ありましたので、そこをしっかり改善することで、このレベルの相手にも安定して勝てる実力がつくものと考えています。

【3試合目】
vs本町 結果:0vs0 PK:3vs2(○)
 予選の結果だけ見れば、本町はトリプレッタAチームに0vs12で大敗を喫したチームということで富ヶ谷Aチームが優勢と試合前は思っていました。が、この日2試合を終え、初戦に全力投入した反動もあり体力的に厳しい選手も多く、結果的には厳しい戦いになりました。相手のベンチには5名程度サブのメンバーが居たので、体力的な余裕は相手の方があったと思います。
相手のプレスもそこまで強いわけではないものの、自分たちの動きが遅くなっていることでパスカットされたり、相手にパスを回されたりした機会が多くありました。以前から体力強化を課題に挙げてきましたが、そこは引き続き課題として認識してもらいたいと思いますが、今回は体力不足を気持ちでカバーしてなんとかスコアレスドローでPK戦に持ち込むことが出来たことは評価したいと思います。
 4年秋季大会に向けて3月にPK戦の準備をした時に適性を見ていたので、最初からPK戦になったらけい・てとら・ゆうきの3人で決めていました。れいの2セーブもあり、最後は4人目のそうすけがきっちりと決めて勝利し、渋谷区5位という結果を納めることが出来ました。
 試合後にゆうきが「コーチ、PK外してごめん」と言ってきましたが、ゆうきがDF陣をリーダーとしてしっかり統率してくれていたからこそPK戦まで来られたので全く気にする必要ないですし、この責任感の強さが彼の更なる成長に繋がるものとして期待しています。

【課題・改善点】
 3試合を通して課題・改善点を1つだけ挙げるとすれば、やはり「イメージと予測」が出来る選手になること。トリプレッタAチームの選手との間にある差はこの「イメージと予測」が出来るかどうかだと思います。
 具体的に言いますと、
・イメージ=自分がボールを持ったら次にどんなプレー(誰にパス?どちらの方向にドリブル?)をするか
・予測=相手がボールを持ったら次にどんなプレーをしてくるか
になります。
富ヶ谷Aチームの選手はまだボールを受けてから次にどんなプレーをするのかを考えてしまっています。そのためパスを受けてトラップしてから周りを見て自分のプレーを決めるので、パスをしようとしてもそのために一度トラップして置いたボールをパスが出せる場所に置くのに2タッチくらい余分な動きが出ています。ボールを受ける前に自分がどんなプレーをするのかイメージし、それに向けてトラップしてボールが置ければ余分な2タッチはなくなりプレースピードは格段に上がります。次のプレーをイメージするためには、事前に周りを見て、味方の位置、敵の位置、スペースの空いている方を把握することが重要です。
 予測についても同様で、自分がボールを持っていない状況下でも常に周囲の状況を把握することで、相手がボールを持ったときにどんなプレーをしてくるのか予測することが出来ます。具体的には、敵がドリブル突破を試みようとするときに、敵の味方が居る方にはドリブルせずスペースが空いている方に突破してきますので、DFの仕方もそれに応じて山を張ることが出来ます。敵がパスを選択するにもスペースにパスを出す確率は低いので、他の味方がそのパスコースに入れば良いですし、周囲に味方がいることが把握出来ていれば、味方がパスコースに入ることを予測して相手のドリブル突破に山を張ることが出来ます。
 「イメージと予測」が出来ると良いことばかりですが、それが出来るようになるためにはやはりトラップ&パス精度の向上が欠かせません。トラップ&パスの精度が上がると、試合中に余裕が出てくるので周囲を見ることが出来てくる、周囲を見ることが出来ると「イメージと予測」が出来るようになりますので、引き続き秋季大会に向けて日常練習でもパス&トラップの精度向上に努めたいと思います。

【良かった点】
 トリプレッタAチームとの対戦において、かろがグリーンカードをもらいました。これは良いプレーをした選手を褒め称えるためにありますが、公式戦でグリーンカードをもらったのは初めて見ました。かろが正々堂々とプレーしたことが認められた証ですが、富ヶ谷SCの選手には人としての成長に重きを置いて日頃から指導していますので、引き続き他の選手もグリーンカードをもらえるような正々堂々とプレーする選手になることを期待しています。


【5年B】春季区民大会予選リーグ 総括
午後から雨の予報の中、5年生春季大会の予選リーグが開催されました。
今回、三村がBチームの帯同を承りました。

残念ながら不参加の選手が多い中、5年生3人、4年生7人でのエントリーでした。4年生が多く厳しい試合内容になることは予想されたので「最後まであきらめず全力で楽しむこと」をテーマに掲げました。

初めのミーティングで自己紹介、得意なプレー、好きなポジションを伝え合うことから始まりました。
そんな急造チームにありがちな問題ですが、積極的にキーパーをやりたい選手が一人もいません。
今日の4年生の中でキーパーをやることがある選手は数人、あとは5年生にどうするか聞いてみました。
最初は、やりたくない、と言っていた3人でしたが、とはいえ全部を下級生に押し付けるわけにはいかないと一念発起。
試合開始までに自ら名乗りを上げてくれたので、前半後半の交代で1人1回ずつ3試合をこなせました。
下級生との関係性で自分の立ち位置を考え、本来はやりたくないことでも前向きに引き受ける素晴らしい姿勢でした。

キーパーに慣れていないことと基礎技術のレベルもあり、ゴールキックの時に浮き玉で相手攻撃陣を越せないという問題があります。
安易に真ん中に蹴ってしまいそこで奪われると即シュートに持ち込まれ相手の大チャンスになります。
打開策として、サイドのDFは横に開きパスを受けたらタッチライン沿いのMFにつなげる。
もしサイドで奪われても他の選手のカバーで失点を減らそう、という話をしました。
約束事を一つ作ったことで、何点かは失点を防げたと思います。
何回かは前線サイドにつなげることができたものの、あとは個々の基礎技術です。
普段の何気ないパス回しの中でも、実戦のプレッシャーをいかに想像できるかで上達のスピードが変わります。

3試合を終えて厳しい結果となりましたが、それぞれが誰のせいにもしない、仲間のミスは全力でカバーしようとするチームになりました。
それもあってか、3試合を終えてのミーティングでは「悔しかったけど楽しかった」という声が多数。
最初の目標を達成できたんだから胸を張ろうと声をかけ合いました。

みんなで戦い、みんなで負けたというある意味清々しくもある3試合でした。


ハルキ 後ろからのボールに絶妙のトラップで前を向く、しなやかなドリブルなどテクニックに優れた面を何度か見せました。チームが押し込まれる時間が長く持ち味を出しにくい展開でしたが、攻撃の起点になろうとした意志は最後まで途切れませんでした。チーム力の差がここまで出ないであろう決勝リーグではより持ち味が出せると期待しています。キャプテンを名乗り出てくれたことも嬉しかったです。

ユウタ ストライカーらしく、虎視淡々と前線でボールが来るのを待ち受けます。チームで守備をする時間が長くなかなか攻撃にうつれなかったですが、それでも相手の最終ラインを抜け出し少ないチャンスを生かし惜しいシュートまで持ち込みました。フィジカルを生かし真ん中でターゲットになれるとより味方を生かせると期待しています。
    
セイタ とても優しい性格で4年生とのつなぎ役になってくれました。前に前にと出ていく4年生守備陣を後ろから幾度となくカバーしチームを助けました。自信がないと言っていたキーパーにもチャレンジし、何度もシュートを弾き出すことに成功。人への接し方はこれまで通り優しく、相手ボールに対しては自信をもってより厳しくいきましょう。
    
ダンペイ 持ち前のスピードは5年生相手にも通用しました。相手を引きつけてのパスを覚えるとさらに得点チャンスが増えそうです。何点取られてもその度に真っ先にセンターサークルにボールを運ぶ姿はチームを勇気づけました。

ハオリ 仲間が抜かれた後のカバーに大忙しでした。豊富な運動量でどんな状況でも折れない気持ちの強さを感じました。

コウタロウ 2試合目、5年生の中でも体格のいい相手のシュートを止めたパワーは圧巻でした。パスで味方につなげることを意識したいです。

テュン 最初は上級生とぶつかるのが少し怖いと言っていたものの、いざ始まるといつも通りの球際の強さで守備に貢献しました。

ワクタロウ まずはチームが苦しい時にどう関わるかを考えましょう。そこから自分の強みを生かせるチャンスにつなげたいです。

ケンタ 気持ちの部分で少し遠慮してるように見えました。コースを切るなど予測でできる守備を覚えるともっともっとよくなると思います。

リクト 声でもチームを助けました。足だけではなく体の強さで守備ができるとよりすごいDFになれそうです。キーパーに入ってくれると安心して見ていられました。


vs 渋谷東部B 0ー5
vs セントラルC 0ー12
vs 千駄谷 0−12
【5年A】春季区民大会 予選リーグ 総括
コーチの秋元です。
5年生Aチームの春季大会の予選リーグが開催されました。
東部A、猿楽、セントラルAという実力あるチームが集まったリーグで、上位2チームだけが決勝トーナメントに進める戦いのなか、選手たちは力を出し切り、2位通過をもぎ取りました。
出場選手:てとら、ゆうき、けい、ゆきや、そうすけ、かろ、かずおき、なおふみ、りょう

第一試合 vs猿楽 0ー0

この数年、実力をつけてきている猿楽が初戦の相手でした。
試合前に確認した戦い方のポイントは3点。(1)ディフェンスラインを高く保ちつつ、3バックが分散せずに中央付近に「しぼる」ことでゴールに鍵をかけること、(2)中盤では横パスを多用し、相手のプレスにかからないよう、球離れを意識すること、(3)サイドハーフは走力を活かした縦の突破を試み、センタリングで得点チャンスを作り出すことと、サイドの最終ラインまでディフェンスをすることを両立すること、としました。
相手チームもパスワークで展開することを意識しており、似たようなスタイルでの戦いになりました。両チームともにチャンスを作るところまではできたものの、決め切れず、決めさせず、スコアレスドローとなりました。
試合後にMTをしましたが、こういうゲームを落とさなかった集中力は素晴らしかった一方で、トラップの精度を上げ、パスワークのスピードや相手ペナルティエリアでの決定機の精度を上げることが、こういうゲームを勝ち切るための課題という点を確認しました。

第二試合 vsセントラルA 4ー1
得点者 なおふみ、なおふみ、てとら、なおふみ

1試合目とはポジションを大きく入れ替え、なおふみを右サイドハーフで起用しました。
結果的に大ブレイクし、ハットトリックの大活躍でした。彼の活躍を見て、やはりサイドハーフは縦への突破を試み、相手のディフェンスをサイドに釣り出すことが得点チャンスを作る上で有効だと再確認できました。また、1試合目ではディフェンスラインでのパス回しで球離れが遅れ、有効なフィードができない場面が多くありましたが、2試合目では修正でき、危なげないボール回しができていることが多くなりました。
失点ですが、コーナーキックでのマークの確認が中途半端になり、フリーの相手ができてしまう中での失点となりました。仲間同士での声掛け、ディフェンスのつき方、体の当て方など、今後もブラッシュアップしていきましょう。(Jリーグなどを見て、コーナーキックでのディフェンスの動きをイメージできると良いと思います)

第三試合 vs東部A 1ー2
得点者 けい

予選の結果を左右する最終戦、ここまで3ー0、5ー0と無失点で勝ち進めてきた東部Aとの対戦でした。選手たちも強敵だけれども勝って決勝トーナメントに自力で勝ち上がりたいと円陣を組んで臨みました。攻撃力の高い相手に対し、前半序盤に失点してしまいましたが、その後も集中力を落とさず、試合前に確認したポイントをしっかり意識しながら守備を固め、カウンターを狙う展開となりました。前半終了直前、相手ディフェンダーからキーパーへのバックパスが弱くなったところをそうすけが逃さずにプレスを掛け、こぼれ球をけいがゴールに流し込み、最高のタイミングで同点に追いつき、前半終了となりました。
後半も互角の展開で、チャンスも作ることができていましたが、コーナーキックのこぼれ球が運悪く相手選手の前に流れてしまい、アンラッキーな失点で敗戦となりました。
リーグの始まる前は東部Aに対し、弱気なコメントをする選手もいましたが、本当に互角の戦いができ、選手たちも自信になったのではないかと思います。

以上です。決勝トーナメントも頑張りましょう。お疲れ様でした。
【3年】練習試合(vs 多聞SC)

コーチの山野です。
4月24日 3年生が春季大会前の絶好のタイミングで多聞SCさまよりお誘いを頂きTMに臨みました。

6人制オフサイドありルールで15分5本行い、どのゲームも勝利をつかむことは困難でしたが、日々取り組んでいる練習を確認する良い機会になりました。
印象的だったことは内藤監督にもご指摘いただきましたが、自陣での守備で皆がボールを中に入れないようにする共通認識ができてきたところでした。また声を掛け合い、中でゴールを狙っている相手選手に注意するコーチングが少しずつ見ることができました。
また、相手陣でのディフェンスではFWの選手が前にボールを前に進ませないことにフォーカスすることに取り組んでいます。結果、相手DFのキーパーへの横パスからオウンゴールで1得点、相手からボールを奪ってからのショートカウンターで1得点スコアすることができました。
この学年の選手の素晴らしいところは、技術や体力面で差異があるもののみんなが良く考えプレーに反映できることだと考えています。
春季大会決勝、全力で楽しんで臨みましょう。

結果
1st 0-5
2nd 1-5 得点者:ゼンの前線プレスからオウンゴール
3rd 0-0
4th 1-2 得点者:ゼン (アシスト:キーラン)
5th 0-2
【2年B】春季区民大会 決勝リーグ総括
コーチの吉野です。
2年生Bチーム、春季区民大会決勝リーグの総括です。
04/23(土)渋谷区スポーツセンター 
夏空のような暑さの中、14時40分kickoff。

参加選手:アラタ・カンタ・ケイシ・シン・ソウタ・レンタロウ
    (サポートメンバー)キョウスケ・リョウ


予選リーグの結果、決勝は4位リーグ。
前回なし得なかった「1勝」を目標に、大会に臨みました。
3名が欠席となり急遽サポートメンバーとしてキョウスケとリョウが参加してくれました。
そんな二人を、2年生のお兄さん達は温かく迎え入れてくれました。

この日、突然の夏のような日差し・気温となり熱中症に注意して練習を行ったつもりですが、
キョウスケが練習後に気分を悪くしてしまいました。
幸い松崎コーチの迅速なケアがあり大事に至らず回復をしましたが、
今後繰り返さぬよう、一層の注意を払ってまいります。

キャプテンは集合時 一番に集まり、気づけないチームメイトにも積極的に声かけをしてくれた
ソウタに任せました。


○第1試合 vsセントラルC

2年生の対応もあり練習までは元気に動き回っていたサポートメンバーの2人ですが、
ベンチに入り、いざ上級生の試合の雰囲気を体験すると
「2年生の中でやるのは怖い。絶対負けちゃう」と弱気な発言もありました。
しかし、お兄さん達のひたむきに戦う姿を見て、次第に「僕も頑張りたい、試合に出たい」と
闘う姿勢に切り替え、後半から出場すると堂々とグラウンドで相手と渡り合うほどに。
リョウからキョウスケへ見事なスルーパスを成功させて攻撃の起点となるなど、
とても頼もしい戦力として活躍してくれました。
勝利まであと少しという手応えを感じていたのか、
試合後「勝ちたかった」「引き分けじゃだめだ」という声も多く聞こえました。

試合結果 0−0


○第2試合 vs本町

前半3点先制され勝利が遠く感じられましたが、
選手達は一矢報いようと諦めない姿を見せてくれました。
特に印象に残ったのはPKのシーン。
GKアラタの失点を重ねたくないという気迫が、相手のシュートを枠の外に逸らせました。
また、後半 得点を狙い前がかりになったチームの状態を俯瞰で見れたのか、
キョウスケがDFラインに残ってくれたおかげで、相手カウンターを未然に防げ
失点も最小に抑えられたことも素晴らしかったです。

試合結果 0−4


○第3試合 vsセントラルB

予選同様、一敗一分で望んだ最終戦。
「このままじゃ最下位になっちゃう」「絶対に勝ちたい」
勝利を渇望した選手達は、その気持ちをフィールドでも存分に表してくれました。

特に、これまでディフェンスの要の一人として、攻撃を跳ね返し続け来たシン。
「勝ちたい」気持ちを人一倍持って臨んだ彼は、相手攻撃をしのぐと、
前線へフィードされたボールに追いつき、ループシュート!
ボールは見事、キーパーの頭上を飛び越えゴールネットを揺らしました。
今大会、初めて先制を奪った瞬間、
フィールドの選手全員がシンに駆け寄り、ベンチメンバーも思わずベンチから立ち上がり
選手全員が喜びを爆発させる姿がとても印象的でした。

後半キーパーになっても、シンは積極的にゴールマウスを飛び出し追加点を狙うなど
溢れんばかりの闘志をプレーで見せてくれました。
チームも波に乗ることができ、リョウやケイシも立て続けにシュートまで持ち込む場面も。
攻撃の手を緩めることなく攻め続け、終了のホイッスル。
目標としていた待望の初勝利を、最終試合、遂にものにしました。

試合結果 1−0 



○選手評
アラタ​​:予選以上にタフネスにグラウンドを駆け回り、守備・攻撃を行ってくれました。   
​​ ここに至るまでに自分に足りないモノを理解し、
​​ 自ら志願して下級生練習に参加し、努力し、地力を高めてきたからこその
​​ 結果だと思います。
​​ 
カンタ​​:練習後、キョウスケの不調を知ると、「助けてあげたい」とかけよってきた
​​ カンタ。その持ち前の優しさは、この日もチームの雰囲気をとても良いものに。
​​ 試合では献身的なディフェンス以外にも、1試合目では左サイドを駆け上がり
​​ シュートを打つなど、着実に成長を感じさせるプレーも。

ケイシ​​:相手へのプレスからボール奪取した時に慌てず、まずボールキープを
​​ 心がけてくれ、時間を作る努力をしてくれました。そこからのフィードが
​​ できてくると頼もしい司令塔になってくれると期待しています。
​​ また、今回は得点をするために前線に残るなどの工夫も。

シン​​:持ち前のキック技術が、遂に花開きました。ループシュートは絶妙な力加減が
​​ 要求されるので、最終戦で見事決めきったことはまさに練習の賜物です。
​​ またGK時、ゴールマウスから出るのは怖がる選手が多い中、積極的に前にでる
​​ 姿勢は大きな可能性を感じました。
​​ 
ソウタ​​:キャプテンとして全体を常に気にして声かけをしてくれました。1試合目、
​​ ファーストシュートを放つなど、プレーでも皆を引っ張ってくれました。
​​ また、外に出たボールや相手のスローインミスのボールなどを全力で取りに行く
​​ 模範的なプレーは審判から数多くグリーンカードを提示されました。

レンタロウ​:どんなボールでも、しっかりと丁寧にボールをセーブするレンタロウ。
​​ 皆が必死にディフェンスする姿を見て、ゴールマウスを守る責任感を
​​ 充分に感じているからだと思います。こぼれ球に相手が詰め寄る時には
​​ 飛び込んでセービングするなどまさに体を張ったプレーでゴールを死守。

キョウスケ​:ディフェンス陣がボールを奪うと、次のシーンではキョウスケのもとに、
​​ というケースが多くみられました。プレーに関わるれよう顔を出しながらも、
​​ 適度な距離をとり良いポジションを保てたからです。2試合目のDFをみても
​​ グラウンドレベルでの視野がとても広いと感じました。

リョウ​​:相手ボールホルダーを恐れず、いち早く体を寄せる姿が印象的でした。
​​ またボールを奪取してからキープする能力もありキョウスケへのパスを
​​ 何度も成功させ、2年生DF陣もとても心強かったと思います。
​​ 3試合目ではシュートまで持ち込む場面も。



そして今回も松崎コーチから、この日の気温より”アツい”コメントをいただきました。
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4月のこの時期には珍しい25度をこえる様な暑さの中、皆んな本当に元気に良く走っていました!
このチームの良い所は、どんなに点が取れなかったとしても、どんなに点差をつけられてしまっても、常に変わらず前を向き続ける事が出来る“気持ち”です。
そんな中での3試合目、待望の初の“先取点”が生まれました‼️(今大会チーム2得点目をシンが取ってくれました!)
富ヶ谷SC本来の、「勝ち“だけ”にはこだわらないスタイル」というのは充分に承知した上でしたが、、
でも、どうしてもこの試合だけは、勝ちたかった。いや正確には勝たせてあげたかったんです!
…試合中、コーチとして大人気なく大きな声を張り上げて選手達に声をかけ過ぎてしまっていたのではないかと、冷静になって反省もしておりますが。。

そして待ちに待った試合終了のホイッスルが鳴りました。
1-0で試合終了。
ついに彼らは自らの力で待望の初勝利を手にする事が出来ました!
“勝利の味”は体感した者でなければ味わう事が出来ません。皆んな本当に良い顔をしていました。

体感こそ全て。
彼らはまた一つ大きな成長を遂げる事が出来たのではないでしょうか。
選手の皆さん、本当に大会お疲れ様でした‼️

そして、最高の瞬間と感動をありがとう‼️
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「僕、ずっとBチームでいたい。」
大会後、シンが口にした言葉です。
今大会、勝ち星以上に大切なものを彼らは経験できたと思えました。
集合写真での各々の決めポーズはそれをよく表現していると思います。
最高に格好良く、可愛らしかったです。

「仲間との協力」「勝利への渇望」など、ここに至るまでの貴重な経験は、
きっと大きなプレゼントとなったはずです。
今後、更なる成長を期待しています。またコーチ達をワクワクさせてください!

【2年A】春季区民大会 決勝リーグ 総括
内藤です。
1週間前に予選リーグを2位通過した2年生Aチーム。その翌週にあたる4/23(土)に決勝の2位リーグに挑んできました。2位リーグということで、強敵ぞろいの4試合でしたが、いずれも熱気のこもったプレーを見せてくれました。

■出場選手
アツト
トウマ
タイチ
ケント
トモカズ
カノト
キョウイチ
アサユキ

■第1試合
vs 千駄谷C
勝ち 5-0

初戦から勢いに乗っていきたいAチーム。圧倒的にボールを支配するも、得点が生まれない歯がゆい前半となりました。しかし前半終了間際、アツトが待望の先制点を取ると、後半は怒涛の4得点。富ヶ谷の勢いが作り出した相手オウンゴールの他は、キョウイチが1得点、カノトが2得点をマーク。
ゲームの組み立てもなかなかよく、トモカズとケントは相手の裏をかくリターンパスを見せたり、カノトは圧倒的なキック力で相手を震え上がらせていました。

■第2試合
vs 美竹
引き分け 1-1

打って変わって第2試合は、序盤から押される苦しい展開に。トウマやカノトがカウンターでゴールを狙うもシュートはネットを揺らせず、アツトの強力なシュートも相手ゴールキーパーに阻まれます。
こちらのゴールキーパーはトモカズ。よく守るだけでなく、ペナルティエリアの外でボールをキャッチして相手にフリーキックを与えるお茶目なピンチも演出しました。

スコアレスドローで前半を折り返しますが、後半も苦しい展開。特に、こちらの攻め手のドリブルをタッチライン際に寄せる美竹側のワンサイドカットが効果的で、サイドでつぶされるパターンが多く見られました。その流れでこちらのチャンスは減っていき、先制点は美竹に。美竹もなかなか苦しい展開だったので、選手もベンチも大きな歓びの声を上げます。こちらの選手たちのメンタルが問われる展開になりました。

しかし、彼らのマインドは決して折れていませんでした。後半のゴールキーパータイチはその後も安定のナイスセーブを見せます。攻撃ターンでサイドに寄せられたキョウイチは、ドリブル突破ではなく逆サイドのカノトにクロスパスを出しこれがつながります。そのカノト、後半終了間際に、強力なシュートを打ち込みます。これはゴールキーパーに阻まれましたが、あまりの威力にそのゴールキーパーは試合続行できずアウトしてしまいました。予定の10分が過ぎようとする頃で、アディショナルタイムの中、富ヶ谷の最後のコーナーキック。これを中で待っていたキョウイチがしっかりと決め、終了間際に同点に追いつきそのまま試合終了。素晴らしい気迫を見せてくれました。

■第3試合
vs トリプレッタC
負け 3-4

このリーグの優勝候補はトリプレッタAとC。そのAを下したトリプCが圧倒的優勝候補として富ヶ谷Aの前に立ちはだかりました。試合前、お気楽ムードの皆に、あえてこう伝えました。
「次の試合は、まず勝てないと思うんだ。」
その言葉を聞いて、アサユキはびっくりした顔をしていました。アサユキだけじゃなく、他の皆も同様でした。本気で挑めば勝てるはず、というのはサッカーの世界では通じません。もちろん、それ以前に、油断していればなおさら勝てないものだと思います。身体能力が互角なら、一生懸命に考えて、戦術で相手を上回るチームが勝利をもぎ取ります。このゲームではそんな意識を体験してもらいたいと思い、あえて伝えました。
「勝つためにはどんなものが必要なのか、それぞれで考えてみよう。」

そうしてゲームが始まりました。先制点はトリプC。その後、相手ゴール前でディフェンダーがそのままゴールラインを割れば自分たちのゴールキックになる、いわゆる”触らなくて良い”ボールをピッチ内に戻してしまい、そこをつめていたアツトが蹴り込んで得点します。最初これはラッキーゴールかなと思いましたが、木村コーチの「よくつめた!」の言葉に、アツトがあきらめずにつめていたからこそ生まれた得点なのだと思い直しました。

そうして前半は1-1で折り返しましたが、両チーム、プレースタイルは似ていて、それだけにわずかな力の差が徐々に点差に現れてきます。後半になると1-4の劣勢。球ぎわの勝負自体は互角に近かったですが、ドリブルの一歩目の動きに質の違いがありました。一歩目が大きく、剥がされ置き去りにされるシーンが多かったのです。
(やはり、まだ勝てないか・・・)

でも、そう思ったのは僕だけだったのかもしれません。選手の皆は諦めることなくゴールを目指し続けていました。カノト、トモカズが続けてゴールを決め、3-4まで追いついたのです。流れも富ヶ谷に来ていました。もう少し時間があればもしかして。そう思わせる、素晴らしいゲームでした。

■第4試合
vs トリプレッタA
負け 2-6

善戦したトリプレッタCが4-1で下したトリプレッタAが相手。
きっと勝てるぞ。そうした油断があったかもしれません。少なくとも、この試合の前に、僕から特に発破をかけなかったことも含めて、チーム全体がすこし緩んでいた可能性もあります。もう一つ敗因を上げるとすれば、体力、というより集中力が切れている選手が増えているように感じました。カノトはボールを持ちすぎて相手に取られるシーンが多くありました。また、こちらのゴールキックがそのまま相手FWに渡り攻撃チャンスを献上するシーンが何度も見られ、それが失点につながっていきました。さらに、普段のケントであればあまりないことですが、自身の背中に相手選手2枚が常に攻撃を狙って待機しているのを見過ごしていました。その背後の2枚をターゲットにロングボールを放り込む縦に速いサッカーを仕掛けてくるチーム戦術は、同じトリプレッタといってもCチームとは異なるスタイル。いいようにやられて、6失点でこの日一番の負けとなってしまいました。

ただ、トモカズは集中力・体力ともに第1試合と変わらず。
その彼が2得点を上げたことに、彼の強さを改めて認識させられました。



■最後に
結果はS2リーグ5チーム中3位(※最終試合の結果を見る前に会場を退出したので、おそらくは、という見立てです。追って確認します)。いずれのゲームも、Aチームの名に恥じない素晴らしいプレーだったと思います。

カノトは、前大会と比較してプレースタイルが大きく成長しているのを感じます。以前は、ボールを持ったら猪突猛進するプレーが多かったのですが、今は、しっかりとボールを足元に収め、冷静に周りを見て、かわす、いなす、とクレバーなプレーが目立ちました。その選択肢にパスが加わると、また大きく活躍の幅を広げてくれそうです。
センターバックのトウマは、ベンチで教えてもらったとおり一番前にいる相手選手の背中が見える位置をしっかりとキープ。守備のイロハを学ぶきっかけになっていたかもしれません。ただ、ゲーム中に不安そうにベンチを確認するシーンが何度もあったので、自分の中でのサッカー理解を進めて、自信を持ってプレーできると世界が広がると思います。
アツトはボールタッチと体幹バランスの成長がめざましく、キックのスキルも高まっています。ドリブルができてシュートが狙える相手チームにとって恐い選手になってきていると思います。
そのアツトが右サイドをドリブルで駆け上がると、中で待つトモカズは大きな声でアツトにボールを要求。予選で見つけた形を早くも進化させていて素晴らしかったです。トモカズはスピードもパワーもあり、ポジショニングもよいのですが、ここにコーチング(声かけ)が加わり、さらなる進化を感じました。
アサユキは、自慢のヘディングをこの日も見せてくれました。富ヶ谷SCの方針としては、ヘディングは原則使わないことにしていますが、本人は得意技として磨いているようなので、強いボールを跳ね返すのに使用しない範囲であれば、このまま様子を見守ろうと思います。ゲーム中の集中力を高め、夢中でサッカーする時間を増やしていけば、たくさん伸びしろがあると思います。
タイチは練習の時は、フィールドプレー中もゴールキーパーのグローブを付けたまま。気持ちも強いので、ゴールキーパーとしての適性はバッチリです。そろそろ、ゴールキーパーとしての専門技術を磨いて行くよう手ほどきをしてもいいかな、と感じています。キャッチングもそうですが、まずはゴールキック(プレースキック+ロングキック)を優先して磨くのが良いと思っています。
ケントは思考と技術を高いレベルでバランスよく備えています。しかし、フィジカルの面で相手に圧倒されてしまうシーンがあるので、今後は猫のような敏捷性を備えたり、当たりに負けない体幹コントロール、強いキック力などを磨いていくと良いと感じました。
猫のような敏捷性といえば、キョウイチ。ドリブル一辺倒ではなく、カノトに供給したクロスパスのような、クリエイティブなプレーを今後も期待したいです。攻撃も守備もトップスピードで参加する、頼もしい選手なので、そろそろサッカーの仕組みなどにふれる機会を作っていければと思います。

【2年A】春季区民大会 予選リーグ 総括
内藤です。

新学期が始まりました。昨年はピカピカの1年生だった選手たちが、一つ階段を登って2年生になりました。その彼らが、早速渋谷区春季区民大会の予選に参加してきましたので、内藤が帯同したAチームについて、大会の様子と結果をレポートします。

吉野コーチと相談して、今回はスキル習得の段階や勝利への意識などを考慮して、レベル分けのAB編成を行いました。

なので、Aチームには勝利を目指して挑む、ということをリクエストしました。


■出場選手
アツト
トウマ
タイチ
ケント
トモカズ
カノト
キョウイチ
アサユキ

■第1試合
vs セントラルA
勝ち 2-1

開始早々、中央からドリブルで持ち込んだトモカズがオープニングシュートを披露。球ぎわの強い富ヶ谷Aが圧倒的にボールを持っていて、常に相手陣内でのプレーとなりましたが、一度のカウンターにより先制点は相手チームに入りました。後半から入ったケントは最終ラインを堅く守るだけでなく、味方選手にマークをするよう声掛けするなど、守備の要となっていました。
同じく後半から入ったアツトが、冷静にボールを運んで待望の1点目をゲット。最後は右サイドをドリブルで駆け抜けたトモカズがゴール前にクロスを入れ、それをカノトが見事に流し込んで決勝点を勝ち取りました。
逆転に必要となる強いメンタルを見せてくれた良いゲームでした。

■第2試合
vs セントラルB
勝ち 7-0

ゴールキーパーのトウマは、この試合でほとんどボールに触れませんでした(一度も触れていない?)。
それほど、圧倒した試合でした。攻撃ポジションのキョウイチがしっかり戻って相手のドリブルをしっかりブロックしたり、最終ラインのケントは自分の足元にきたボールを焦らずに逆サイドにいるトモカズにはたいてまわすなど、とても安定したゲーム展開を見せてくれました。アサユキのシュートは相手ディフェンダーの腕に当たり、ペナルティキックを獲得。これをカノトがきっちり決めます。
アツトが右サイドをドリブルで持ち上がると、カノトやトモカズはゴール前で中を作ってシュートチャンスを待ちます。自分達で自分達なりのカタチを見つけ始めたようです。終始相手を圧倒したゲームで、トモカズが1得点、カノトとアツトはともにハットトリックを達成しました。

第3試合
vs トリプレッタB
負け 0-3

ともに2勝同士のチームがぶつかる最終戦。1位リーグに行くチームを決定するリーグ内決勝戦となりました。
昨年は一緒のチームメイトだったノアが相手にいたため、チームはとても高い士気でゲームにのぞみました。しかし、一つ一つのプレーでわずかに上をいかれ、チャンスらしいチャンスを作ることができませんでした。ゴールキーパーのカノト、タイチも健闘しましたが、前半に1点、後半に2点を奪われ、1位リーグに進むことはできませんでした。相手チームとプレースタイルは似ていたのですが、それだけにわずかな力の差で、自分達の良さを出すことができないゲームになっていたようです。
試合前、トップにトウマを置いて下がらないように残すことで、カウンターを狙う作戦を伝えていました。トウマは頑張って下がらず残っていたのでしたが、縦パスが彼の元にくることはほとんどありませんでした。アツト、ケント以外は、縦に行くときにドリブルのみに頼る傾向があるので、今後の課題かなと思っています。

Aチームということで、少し競技目線でのレポートとさせていただきましたが、サッカーを楽しむ気持ちを忘れず、自分たちなりに考えて戦う姿は、とてもカッコ良かったです。

中盤でのパスワークを磨くことで、更に上のレベルを目指すこともできると思います。
決勝は2位グループということで、楽な相手はいないと思いますが、勝つことが何より大好きな彼らの戦いの後半戦に、是非注目をしていただけたらと思います。

【2年B】春季区民大会予選リーグ 総括
コーチの吉野です。
2年生Bチーム、春季区民大会予選リーグの総括です。
04/16(土)渋谷区スポーツセンター 
前日の肌寒い雨から一転、春の陽気が戻る中、14時kickoff。

参加選手:アラタ・カンタ・ケイ・ケイシ・シン・ソウタ・フミヒト・ユウヤ・レンタロウ

このチームの選手達は、結成直後から素晴らしいスポーツマンシップを見せてくれました。
富ヶ谷での練習のように大会前にはグラウンド設営があります。
普段サッカー協会の方々が行ってくれますが「手伝ってくれよ」と声をかけられると選手全員が率先してゴール運びを笑顔で手伝い、協会の方々から とても喜ばれ感心されていました。
皆のために労を惜しまず協力する様子をみて、きっと この子達は観ている人をワクワクさせる
素晴らしいチームプレーを繰り広げると予感させてくれました。

全員がキャプテンシーを持ち その役割を担える立派な子供達でしたが、
この日は富ヶ谷SC歴が浅いにも関わらず、長年チームにいるかのような存在感で
皆に溶け込んでいたケイシに任せました。




○第1試合 vsセントラルE

練習時の集合も早く、話を聞く時に私語も少なかったので、事前練習がしっかりと行えました。
その後、Aチームの初陣を観戦し、普段練習を共にする仲間の活躍を喜び、
「僕たちも早くやりたい、勝ちたい」と闘志を抱いた選手達。
メンタル・フィジカル共に充実した状態で自らの初戦に臨めました。
序盤から全力でピッチを駆け回れた彼らの姿は、保護者の方々から多くの場面で
拍手を送られていました。
惜敗しましたが、相手や仲間を尊重しフェアプレーを繰り広げたBチーム全員に
グリーンカード100枚出したいくらいの素晴らしい試合内容でした。

試合結果 0−1


○第2試合 vs千駄ヶ谷C

幾度となくゴールを脅かされ、失点の危機が数多くありましたが、
DF陣の懸命の守備・GKのファインセーブ、
そしてシュートがポストに当たるなどの運もあり、引き分けで勝ち点1を得ました。

この試合はBチームの素晴らしさを強く感じた試合でもありました。
この年代でありがちなことですが、ゴールキックがあまりうまくいかず
近くの相手FWに取られてしまうという場面が数度見られました。
失点の危機となるので責めてしまいがちですが、
このチームは誰一人GKを責めることなく、周囲のDF陣が挽回しようと
必死になって守備に戻っていました。そして、次第にミスに備える事も想定するように。
ベンチからの声かけもピッチ上の選手を鼓舞するものばかりだったのも印象的でした。
チームワークの良さ・雰囲気の良さが、個々の通常以上のパフォーマンスを引き出し
大きなパワーと変えられたことが引き分けに持ち込めた大きな要因でした。

試合後、多くの選手が「もぐもぐタイム」を早く切り上げて
ゴールキックやパントキック等の練習をしたいと要望してきたのも頼もしかったです。
(直後の運度は消化不良となるので休息をとらせましたが、練習を我慢させるのに大変なほどでした。)

試合結果 0−0


         
○第3試合 vsセントラルD

一敗一分で望んだ最終戦。
ひたむきにボールを追いかけ、素晴らしいチームワークをみせてくれた彼らに、
そろそろご褒美があるのでは…
その瞬間はクライマックスにおきました。

相手の攻撃を懸命にしのぎきり、前線にフィードされたボールに走り込んだのは、ソウタ。
ドリブルで相手ディフェンダーを引き剥がすと右足を振り抜き、
見事ゴールネットを揺らしました。
まさにチーム一丸となって掴み取った待望の初ゴールは、
この日 一番の大きな拍手に包まれました。

「勝利のために何をすれば良いか」「チームでの自分の役割は何か」等を考え実行してきた
彼らは、立派なスポーツマンのようでした。
団体競技の醍醐味、サッカーの楽しさも一層感じてくれたものと思われます。


試合結果 1−2




○選手評
アラタ​​:ここを抜かれたらキーパーと1vs1、絶対に抜かれてはいけない局面を
​​ 幾度となく迎えましたが、体格差のある相手に果敢に立ち向かい
​​ 富ヶ谷の壁として跳ね返してくれました。相手の動きを予測した
​​ ポジショニングも堅守につながっていました。
​​ 前回大会と比べ、気持ちも体も大きく成長した選手の一人だと思います。

カンタ​​:前回大会に続き、チームメイトのケアを人一倍してくれたカンタ。
​​ その性格はプレーにも反映され、仲間のミスにはすぐ反応し
​​ 素早くカバーリングに入ってくれたので、
​​ 相手の多くの好機を潰してくれました。仲間を尊重し、よく観察し、
​​ for the teamの精神があるからこそできるプレーだと思います。​ 
 ​​
ケイ​​:前回大会でキャプテンを務めてくれたケイ。今回大会でも、随所でキャプテンの
​​ ような役割を務め、ケイシと共にチームをまとめてくれました。
​​ 試合ではアラタ同様、守備の局面が多い中、状況を判断して
​​ ボールホルダーに向かったり、距離をとってディレイをするなど
​​ 考えた守備を行ってくれ、失点の危機を減らしてくれました。

ケイシ​​:試合の合間、自ら皆を集めて次戦に向けての戦術を話し合うなど、
​​ 初めてのキャプテンとは思えないほど、堂々とその役割をこなしてくれました。
​​ また、その責務を肌で感じていたのかピッチ上でも守備に攻撃に積極的に関わり
​​ プレーで皆を引っ張りチームの士気を高めてくれました。

シン​​:練習中のパントキックで最も高くボールを蹴り上げ、あわやネットを
​​ 超えるのではというシーンも。持ち前のキックセンスは自陣の守備でも大活躍。
​​ 当たり負けしない屈強なフィジカルを生かし攻撃を何度も跳ね返しました。
​    1試合目では見事なカウンターを展開し、あと一歩で得点という見せ場も。

ソウタ​​:普段からひたむきに練習に取り組み、様々なポジションを経験してきたソウタ。​​​
​​ 大会でも時間を見つけてはチームメイトを誘い、積極的に練習を行う姿勢は
​​ 着実に成長へと繋がっていて、ポリバレントな選手へと成長しています。
​​ チーム唯一の得点を挙げた瞬間は、多くの拍手が送られました。

フミヒト​:ボールを持った時の推進力がとても魅力的でした。
​​ ドリブル時、腕を広げて相手を遠ざける工夫なども自然とでき、
​​ 精神的なタフさも兼ね備えているのでストライカー向きかなと感じました。
​​ 2試合目ではドリブルで持ち込みシュートで終えることも。
​​ 
ユウヤ​​:普段は大人しいイメージですがピッチに立つと積極的に、激しく
​​ ボールに関わるプレーを見せてくれる頼りになるプレーヤーに成長。
​​ 特にディフェンス時のクリアや前線の空いている選手へのパスが上達。
​​ 決勝リーグでは得点へとつなげるプレーを期待しています。

レンタロウ​:練習時、GKグローブを常につけている印象のレンタロウ。今回一番多い時間、
​​ GKを任せました。パントキック・ゴールキックも着実に上達。
​​ 特にゴールキックは相手に取られないような工夫をこらしていました。
​​ また数多くシュートを打たれましたが、キャッチングできるボールは
​​ 丁寧に扱い、ミスしないような工夫も伺えました。




今回、勝利はお預けとなりましたが、多くの方が彼らのプレーにワクワクしたと思います。
そして松崎コーチもワクワクしていた一人。
こんなコメントをいただきました。

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今回、中々勝つ事が難しかった中でも、それでも全員が前を向き続け、
諦めずに試合に挑み続けていた姿に、素直に感動を覚えました。
そのおかげなのか、最後の最後ご褒美とも言える
念願の2年生Bチームの初得点が生まれたのです。
点を決めてくれたのはソウタでしたが、あれはチーム全体の気持ちで勝ち取る事が出来た価値のある1点だったと思います。
「0勝2敗1引き分」。この結果に何を見るか。
私はこの結果に彼らの大いなる成長を感じ取りました。
次の決勝リーグがまたまた楽しみです!
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人の心をワクワクさせる素晴らしいプレーを繰り広げる彼らには、
きっと決勝リーグで更なる大きなプレゼントがあるはずです。
私は今からワクワクしております。

【3年】春季区民大会予選リーグ 総括
コーチの山野です。

先日4/9春季大会、全学年の先陣を切って3年生が予選リーグに臨みました。

メンバー以下10名
エニシ、コウイチロウ、ミナト、タクヤ、ゼン、ユウ、キーラン、ソウ、シンノスケ(キャプテン)、スバル

今回リーグ戦にあたり、練習でも徐々に取り組んでいた固定したポジションで挑みました。2年生まではみんなにいろんなポジションを経験して欲しくてローテーションを組んでいましたが、8人制となると広いコートで異なるミッションがある為、役割分担がシンプルに伝わるように心がけています。
予選の2試合は厳しい結果でしたが、最後の親善試合に一勝することができ、選手達にとっては勝敗どちらも経験でき、とても良い時間を過ごせたと思います。
最後に「全試合本気をだせましたか」と問うとこれまでで1,2を争う素晴らしい返事が返ってきました。

試合結果
■1試合目vs 千駄ヶ谷A
●0-8
 選手全体的に個人技レベルが高く、組織的にも理解度の高いチームでした。サイドを突破され、中央や逆サイドの相手選手をフリーにしてしまったり、ゴールキックを奪われたりという失点が多かったので、DFと左右MFの連携やゴールキック時のポジショニングについて話し合いました。シンノスケがGKでなければもっと点を入れられていたでしょう。ゼンが爽やかに「勝てる気がしなかった」と言っていたのが印象的でした。相手を強いと認めることも大切なスキルだと思います。

■2試合目vs トリプレッタA
●0-7
1試合目同様厳しい試合になりましたが、選手たちはもっとできたと感じていたようです。
個人技に秀でた何人かの選手にやられたという印象でしたが、タクヤの右サイドドリブルからのシュート、ユウの右サイドからゼンへのクロス等、富ヶ谷にも少なくないチャンスがありました。コウイチロウ自らの希望もありDFからMFにポジションチェンジすることで中央でのピンチの前でのボール奪取に貢献してくれました。この試合後、モグモグタイム時に千駄ヶ谷Avs トリプレッタAの試合が行われていました。数人の選手が両チームに同じぐらい点を入れられて負けたが何が違うのかと一生懸命見ていた姿が頼もしかったです。

親善試合
■3試合目vs 猿楽B
〇1-0
得点者:タクヤ(アシスト:ゼン)
 この試合では比較的やりたいことができ、最終戦にもかかわらずみんな生き生きプレイしていました。相手陣に押し込む時間帯が多く、ユウとゼンの前からのディフェンスが効いていました。
得点シーンはキーランのインターセプトからゼンに渡り、ゼンのパスからタクヤが冷静にフィニッシュ。素晴らしいゴールでした。
【3年A】秋季区民大会 決勝(順位決定)トーナメント 総括
3年生 渋谷区秋季大会 順位決定トーナメント

3年生最後の大会となったのはAチームの順位決定トーナメント。直前に怪我をしてしまった選手、あるいは学級閉鎖などの影響でしばらくお休みだった選手もいましたが、誰一人もかけることなく、すべての選手が出場できたことは、このタイミングではとても幸運なことだと思います。


1戦目 vs東部A (0−4)

東部Aは今大会準優勝の強い相手。
ボール奪取のうまいスズレオをフォワードに、ユウキは自由に走らせて、ショートカウンターを狙う。1対1の強いリクにセンターバックを任せて、ゴールマウスには守護神さくレオ。
しばらく練習に参加できない選手がいたなか、この大会に向けての準備をする時間がとれず、今の富ヶ谷ができる精一杯をぶつける作戦でした。
休み明け、本来の力を出しきれずに悔しい思いをした選手もいると思います。
3失点の前半から、ディフェンスラインを上げて戦うように修正した後半戦はよく戦えていました。

個人個人が頑張って戦った富ヶ谷に対して、東部Aは基礎技術の高さに加えてチームとしてまとまりがよかったのが印象的です。

2戦目 vsトリプレッタC (1−4) 
得点 リク (アシスト しのた)

いい流れだった1戦目の後半戦に続き、この試合の前半戦は互角の戦い。
1点目を先に取れていればあるいは、、との思いもありますが、先制点を奪われると勢いを失い、反撃は角度のないところから蹴り込んだリクらしいゴールのみとなりました。
足が速い、体が強い、大きなキックなどフィジカル面では富ヶ谷の選手のほうが、あるいは上回っていたかもしれません。学年が上がるに連れて、身体能力だけでは勝てない試合が増えてきました。

2連敗となってもっと悔しがるかな?と思っていたのですが、意外とすんなり次の試合に切り替えていたのは頼もしいようであり、ちょっと寂しくも感じました。サッカーを始めた頃の負けず嫌いが懐かしくもあります。
1試合目のあとの自由時間、リクは戦術ボード片手にフォーメーションを考えていました。しっかりと取り組んだ選手のプレーが結果につながったのは偶然ではないかもしれません。


3戦目 vsセントラルB (3−0)
得点 さくレオ(アシスト リク)
   リク (アシスト ユイト)
   ユウキ

3試合目は地力で勝り、相手陣内のボール奪取からシュートにつなげて3得点。勝利で3年生大会の締めくくりとなりました。

2得点目は高い位置でボールを奪ったユイトの嬉しい初アシスト。
ディフェンス選手の攻撃参加が課題だったこのチームで、しっかりと前に出てのディフェンスから得点につなげるアシスト。予選リーグ以降の練習で目指してきたプレーを本番で成功させました。

課題としては、広いスペースでボールを受ける意識がまだ足らず、ボールによりすぎてしまうシーンが多く見られたこと。ディフェンスラインの選手は、まずはトラップ、パスに自信をもってボールを持ったときも落ち着いてプレーできるように、ボールコントロールの向上を目指しましょう。

大会結果 9位
参加選手
さくレオ ゆうき りく しのた てゆん こうたろう かずき すずレオ ゆいと たくや しんのすけ

評価選手 こうたろう さくレオ  

2人だけではありませんが、ピッチでの活躍はもちろん、ピッチ外でもチームをまとめて、荷物の準備や水筒運びを積極的に手伝ってくれた選手にはすごく助けられています。年間を通してチームのために手助けをしてくれた選手が今回の評価選手です。

また今大会には直接関係ありませんが、3月の31日、木曜練習の帰りには、本来なら全員が整列をして校庭を出なければいけない解散の時間、数人の選手が列をはなれて話しかけに来ました。

「今日で放課後クラブの先生が最後だから挨拶をしたい」

言われたとおり、ルールを守っているだけでは出来なかった最後のお別れを、自由な発想で思いつき行動に移したのは、個人的には褒めてあげたいことだと思います。もちろんルールに従い、列になって帰った選手も素晴らしいです。

それぞれの個性を活かしながら一つのチームとしてまとまることを4年生の目標としたいと思います。
(本庄)