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【3年生】秋季区民大会 順位決定リーグ 総括

【3年生】秋季区民大会 順位決定リーグ 総括
コーチの山野です。

 先日9/19、3年生が秋季大会順位決定戦に臨みました。結果は1敗2分け。

メンバー以下12名
エニシ、コウイチロウ、タクヤ、ゼン、ユウ、キーラン、ソウ、シンノスケ(キャプテン)、スバル、ミナト、ヤマト、ヒューゴ

順位決定戦では試合前に予選と同様に自分たちでコーチングをしながら試合を進めていくことと、前回予選からの改善できるポイントを話し合いました。普段守備のルールにフォーカスした練習を中心にしているが、守り切っても勝てないことから時間最後まで得点することにこだわること、DF2人は中央にポジションをとりつつMFとディフェンスラインの距離を考えること、ゴールキックの際には周りが動きながらボールを受けられるポジションをとること、引き続きDF2人は相手サイド攻撃に対して釣られず、シュートを打とうとしてる選手に注意することを確認しました。

試合結果
■1試合目vs セントラルB
●0-5
1試合目は今大会のこれまでの経緯から一番手ごわい相手になることを試合前に話しました。前半は1得点で折り返す拮抗したゲームでした。攻めている時間帯も多く攻められる時間が少なかったことと、CMFコウイチロウが相手の攻撃の芽を摘む素晴らしいプレイをたくさん見ることができたからだと考えます。右サイドで完全にくずしてユウからのクロスをタクヤがシュートしたシーンはGKに防がれましたが良いプレイでした。
後半はポジションチェンジの影響で守備が前がかりになってしまい、GKシンノスケと守備陣の間を突かれ失点を重ねてしまいました。DFが自ら考えディフェンスラインをコントロールすることはもちろんですが、今後シンノスケにはディフェンスラインの高さに関する声掛けも期待したいと思います。

■2試合目vs セントラルA
△1-1
前半早い時間に体が大きく、足が速く足元も上手な相手選手にカウンターからの得点を許してしまいました。出端をくじかれ、一度浮足立った様子でしたがすぐにユウの左からのクロスをゼンが押し込んで得点を得ることができました。その後押し込む時間帯も多かったのですが、あともう少しなのに追加点がなかなかとれないまま終了のホイッスルを聞くことになりました。
 この試合、ヤマトは前回予選でのアシストを期待できるような右サイドからの攻撃を何度か見せてくれました。惜しくも得点に結びつきませんでしたが得意な形が見えたのではないかと思います。ヤマトが右サイドでボールを持つと何かが起こりそうだとベンチも盛り上がっていました。
キーランは逆サイドで攻撃が始まった際に相手ディフェンス裏でスピードに乗ってボールを受けようとチャレンジする動きが印象的でした。オフサイドを意識した動きができればさらによくなると思います。
合宿でキック力に自信をつけたスバルは後半FWで出場した際に何度か果敢にゴールに迫っていました。ディフェンスの際の相手に寄せる力も格段に上がったと思います。

得点者:ゼン(アシスト:ユウ)

■3試合目vs トリプレッタC
△0-0
前半ソウとヒューゴはこれまでの試合での経験を生かし、お互いの位置を確認しながら適切なポジショニングから安心感ある守備を続けてくれました。特にヒューゴは最後列から勝負するタイミング、時間を稼ぐプレイの使い分けが素晴らしかったです。
ミナトは後半、前線から得意の体を張ったディフェンスでボールを奪うシーンが素晴らしかったです。簡単にクリアするだけでなく、次につなげることを事前に考えることができればさらに良くなると思います。
 エニシは長いゴールキックを前線で美しく収めるシーンがありました。足元の技術と視野の広さは以前から高いので長いフィードができるようになれば近い将来戦局を一気に変える司令塔として君臨するかもしれません。
タクヤは当日全試合に出場していたにもかかわらず最後まで、特に運動量の多いポジションで攻守にわたりパフォーマンスを維持できました。

惜しくも決勝で勝利を得ることはできませんでしたが、みんなが最後の最後までフィールド内で声を懸け合いながらプレイできていたことは素晴らしかったです。
 今大会のテーマの一つとした自分たちでコーチングをしながら試合を運ぶことに関してはチームとしては出来ていました。今後、足元の技術はもちろん、もっとボキャブラリーを増やし、考えながらサッカーを楽しめるようになってもらえればと思います。