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チームの様子や大会結果・イベントなど、クラブの今をご紹介します。

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【2年生】秋季区民大会 予選リーグ 総括
コーチの山野です。

先日09/20 2年生チームA,Bは秋季大会予選リーグに臨みました。
前日の練習でチーム分けの趣旨として、A,B共に楽しく、勝利を目指すことを考えたことを選手に話しました。
A,Bチームとも試合間に試合を通じて気づいたことを話し合い、次の試合でチャレンジすることを試みました。今後の練習でもそれらの気づきを定着していきたいと思います。

チームAメンバー以下8名
テッペイ、コウイチロウ、ゼン、シンノスケ、エィブリ、コウキ、トモカズ、キョウイチ

チームBメンバー以下7名
ショウタ、エニシ、タクヤ、キーラン、ソウ、ノア、カノト

チームA総括
テッペイはAチームキャプテンとして右サイドを攻守にわたりクタクタになるまで駆け回りチームに貢献、後半にはエィブリに縦のパスを入れることを何度かチャレンジしていました。1試合目のハットトリックは圧巻でした。コウイチロウはDFで出場することが多かったですが、FWを指名した際にもチームが前がかりになったシーンで自分の判断で戻った判断が素晴らしかったです。ゼンは中盤で相手の危険な攻撃を事前に防ぎ、攻撃につながるパスを供給していました。シンノスケは本人の希望でほぼ全試合に通じてGKとして危ないシーンを防いでくれました。ゴールキックのシーンでも見方と協力して安全にビルドアップの起点となりえるパスが出来るようになってきました。エィブリは相手陣内でパスを引き出す動きが相手にマークされがちでしたが、なんとか1点をもぎとりました。コウキは元気一杯の運動量で失点を防いだり、攻撃につながる前からのディフェンスに走り回ってくれました。トモカズはスピードとパワーのあるドリブルで常に相手の脅威になっていました。テッペイのスルーパスから惜しいシーンもありました。キョウイチは自チームが危ないシーンでは常に彼がいる印象でした。また、セットプレー時には自分の判断から自陣で相手チームの攻撃に備えていました。

試合結果
■1試合目vs トリプレッタC
〇3-0
得点者:テッペイ 3得点
自信で獲得したFKのシーンでは正確なコントロールとパワーで確実にゴールを射抜きました。テクニックとスピードを生かしたドリブルシュートでの2得点も素晴らしかったです。横で見ていた協会の方も相手選手との間合いが不利な状況でもあきらめない姿勢がよいと褒めてくださっていました。

■2試合目vs 猿楽A
●1-4
得点者:エィブリ 1得点
ハーフウェイライン近くから相手選手を振り切るドリブル、キーパーの脇を抜く素晴らしいゴール。

■3試合目vs セントラルB
● 0-2

■4試合目vs 本町B
● 0-5

チームB総括
ショウタは自ら攻めたい気持ちを抑え守備の要として活躍しました。キャプテンとしてもしっかり皆をリードしてくれていました。エニシは時折驚くようなボールタッチで相手陣をかわしてパスを試みました。タクヤはあと一息で得点というシーンを2度程作っていました。キーランは常に強い気持ちで相手よりもより早く、最後までボールを追いかけていました。ソウは試合を通じて守備時のポジショニングがよくなりました。ノアは持ち前のキック力とボールキープ力でチームに貢献してくれました。ゲーム中もベンチでもずっと見方に声を出し続け、集中力が素晴らしかったです。カノトはゴールを意識するプレーの回数が多いことが良かったです。

試合結果
■1試合目vs セントラルC
●0-8

■2試合目vs 千駄ヶ谷B
●0-2

■3試合目vs 渋谷東部A
●0-3
【5年生B】秋季渋谷区民大会 予選リーグ 総括
コーチの秋元です。
5年生Bチーム秋季大会の予選リーグが開催されました。
結果は1分2敗で、予選リーグ4位通過となりました。
出場選手:はお、りひと、こうた、せいのすけ、てとら、ゆうき、けい、かろ、かずおき、こうしろう

第一試合 vs千駄ヶ谷 1ー6

初戦は、このリーグを全勝でトップ通過した千駄ヶ谷との戦いでした。
ゆうきを中心にディフェンスラインを高く保って、中盤での圧力をかけようと頑張りましたが、相手の個人技での崩しに対応し切れない場面での失点となってしまいました。
一方で、けいの素晴らしいコーナーキックをかずおきが合わせ、一矢を報いることができました。千駄ヶ谷にとってはこのリーグで唯一の失点で、素晴らしい得点シーンでした。

第二試合 vs東部B 2ー2
得点者 こうしろう、てとら

りひとをセンターハーフに起用し、左右のハーフのこうしろう、てとらの前のスペースにボールを出すことで、スピードでサイドを崩すことを狙いました。
チームとしてサイドの二人を活かそうという意識が見られ、こうしろう、てとらの得点に繋がりました。惜しくも2失点してしまい、勝利を逃しましたが、もう少し中盤でのドリブルを減らし、シンプルにスペースにボールを出す意識を持てば、自分たちのペースで展開することができたと思いました。

第三試合 vsセントラルC 0ー2

この試合に勝利すれば2位通過、決勝トーナメント進出が見え、選手たちも気合を入れて臨みました。中盤での運動量もあり、けいも前線から精力的にボールを追いましたが、次第に相手チームのサイドからの突破に押し込まれる場面が多くなり、惜しくも2失点してしまいました。
ゴールキックを奪われる場面がありましたが、もう少し受け手の選手たちの動きを増やし、スペースが空いたタイミングに出す意識をチーム全体で共有することで防げることだと思いました。
決勝リーグで進化したプレーができるよう、練習で確認していきましょう。
お疲れさまでした。

【5年生A】秋季渋谷区民大会 予選リーグ 総括
コーチの秋元です。
5年生Aチーム秋季大会の予選リーグが開催されました。
結果は1勝1敗で、予選リーグ2位通過となりました。
出場選手:あゆむ、しゅうた、はる、たつき、すざく、しゅうま、ひろ、すみまる、あきら、れんせい

第一試合 vsトリプレッタB 0ー7

初戦はいきなりこのリーグの山場のトリプレッタBとの試合となりました。
選手たちもここが頑張りどころだと気合も入れて、序盤から集中して臨みました。
一人ひとりの運動量も声掛けも今の力を出し切ったと思いますが、相手チームの左右の揺さぶりのスピード感が上回り、力及ばずの結果となりました。
この試合で相手にやられて苦しんだプレー、例えばサイドで二人がかりで次々に崩して来たり、サイドで追い込んだと思った瞬間に逆サイドに早いボールで展開されるなど、自分たちのプレーに取り入れるべきポイントがいくつかありました。

第二試合 vsセントラルB 2ー0
得点者 あきら、あゆむ

春の大会の予選で敗れたセントラルCにいた選手がいるチームで、こうした突破力のある選手を封じながら、どうやって自分たちの攻撃パターンに持ち込むのかを意識して臨みました。
何度か危ない場面もありましたが、なんとか無失点で終われた一方で、攻撃はボールに集まってくる相手チームに合わせてしまい、グラウンドを広く使う場面が少なかったです。
そうした中で、中盤のあきらがれんせいの外側を回り込んでサイドを崩した場面は、初戦のトリプレッタがやっていた二人がかりでスピード感のある崩しを連想させる内容で、こうしたプレーを増やしていきたいと思いました。

決勝リーグでも良いプレーを増やせるよう、練習で確認していきましょう。
お疲れさまでした。

【4年生】遠征TM(vs 風の子SC)
内藤です。
本日は4年生の遠征練習試合がありました。
場所は、芝浦ふ頭、レインボーブリッジの真下にあるサッカー場です。ゆりかもめの先頭車両に乗って、特等席から東京ベイサイドの景色を楽しみながら移動。現地付近の緑地広場でお弁当を広げ、涼しい風を満喫した後、9月にしては灼熱の陽射しの中、グラウンドに入りました。
対戦相手は、風の子SC。実力的に拮抗していて、両チームにとって良い機会になったのではないかと思います。

今回もユウキがフォーメーションとスターティングメンバーを考えてきていましたが、これは採用しませんでした。
当然のことながらそれは、勝つための編成、作戦が前提になっていたからです。練習試合は、課題を決めて取り組む成長の機会としたいと考えています。

参加者の顔ぶれは、FW系選手が4名、MF系選手が4名、DF系選手が6名。
それぞれを適当に2つに分け、AB編成を取りました。
フォーメーションは3-2-2。

今回の課題は、個人戦術。
まずはその入口としてオフ・ザ・ボール、DFラインを上げたコンパクトなサッカーをテーマにしました。

練習試合に置いては勝ち負け自体よりテーマをクリアしたかどうかが肝心です。
1勝1敗3分の5ゲームの中で課題がクリアできたかどうか。残念ながら、及第点にはもうしばらくの練習と時間が必要そうです(そもそも長い時間をかけて取り組むべきテーマですし)。

縦方向のコンパクトなサッカーはまぁまぁ実現できていましたが、攻撃時の横方向が狭くなりすぎていました。そのため、パスコースが見つからず強引なドリブルを繰り返す展開が目立ちました。DFラインを上げることのメリット、バックパスを利用したサイドチェンジなど、その必要性についてコーチングをしましたが、もうしばらくこれらのテーマには取り組んでもらいたいと思います。

今回、もっともオフ・ザ・ボールの課題クリアに近い"現象"をつくってみせたのは、DFのユキヤです。
中盤右サイドを突破しようとするMFソウスケが相手のブロックにあい、なかなか前へ進めないでいました。ソウスケのすぐ後ろからそのことを"観察"した彼は、ポジションを上げてソウスケの左前方に顔を出しました。その後ソウスケの形勢が不利でボールを奪われると"判断"したユキヤは、すぐさまソウスケの背後のスペースのカバーに戻りました。

今日の振り返りの際に、このシーンでユキヤが行ったことについて、みなに説明して共有しました。

このチームは平均的に能力が高く、いよいよ個人戦術の始まり、そんな時期を迎えていると感じます。
各自がそれぞれの個人戦術を持ち合わせていくことで、サッカーの面白さが格段に増すと思います。当然、チームも強くなるでしょう。

それは簡単なことではありませんが、是非取り組んでもらいたい課題です。

■TM参加者
FW ケイ、テトラ | ナオフミ、ユウタ
MF コウシロウ、カズオキ|ソウスケ、カロ
DF ハルタ、ユウキ、リク|ユキヤ、リョウ、セイタ
GK レイ
【6年生】渋谷区交流戦 総括
コーチの秋元です。

3年生大会の隙間時間を活用して、6年生の交流戦が開催されました。
出場選手 けん、ゆり、そうる、ゆうき、こうすけ、あゆむ、りひと、こうた、
     あきら、すざく、れんせい、しゅうま、しゅうた、ひろ、すみまる、たつき

・第1試合 VS本町 0ー4 
・第2試合 VSセントラル 0−2 
・第3試合 VS美竹 5−1 得点者 あゆむ、けん、ゆり、あきら、しゅうた

久しぶりの対外試合ということもあり、初戦は相手チームの個人技での突破やディフェンスラインからのパス出しに対応できず、前半時点で差をつけられてしまいました。後半は前半をベンチで見ていたメンバーが相手の核となる選手をマークすることでチャンスを作らせず、無失点で終えることができました。

今回の交流戦は試合の合間時間が非常に長かったため、選手同士で2試合目以降のフォーメーションやポジションについて議論をしてもらいました。結果としてフォーメーションは1試合目と同じになりましたが、この議論によって各ポジションの役割が明確になり、2試合目は1試合目とは見違えるほど前線からのチェイシングや中盤のプレッシャーがしっかり効いて、接戦に持ち込むことができました。

3試合目の前に2試合を無得点で来ていることの課題について話し合いました。
シュートを力みすぎずコースを意識すること、サイドからの攻撃によりゴール前の密集を分散させることなどを確認し、試合に臨みました。
前半・後半ともに素晴らしい集中力で最少失点に抑えることができました。とりわけ前半に相手の体格の良い選手をゆうきが徹底的にマークし続けたことが相手の攻撃の狙いを抑えることができた要因になりました。
得点についてもサイドからの突破を起点としたものや、こぼれ球を積極的にシュートしたことによる得点など、意識したことをやり切ることができたと思います。
得点者が5点とも別の選手という点も、チームとして攻撃ができた証左だと思います。
お疲れさまでした。
【3年生A】春季区民大会決勝リーグ総括
春季大会IVリーグ 3年生Aチーム

予選リーグでは3位ながら、得失点差で4位リーグにまわったAチーム。試合前、内藤監督よりとても大切なアドバイスをいただきました。

「忙しくなろう!」

1試合90分で行われるサッカーの試合で1人の選手がボールに触る時間は平均すると僅かに3分。残りの87分間で何ができるのか。暇になってしまうのか、忙しく動けるのか?

試合中「忙しくなる」を目標に、今回決めた試合のテーマは3つ。
声を出す、周りを見る、ボールをもらいに「顔」を出す。
試合中、何をするべきかを決めるのは選手自身。コーチからの指示を聞くだけでなく自分で考えて判断しなければなりません。
予選リーグでは試合中に細かい指示を出していましたが、この日はちょっとガマンして選手たちの判断に委ねるよう努めました。

予選リーグと同じように後ろに選手を残すように指示を徹底してカウンターを防いでいれば、1勝2敗の結果はもう少し良くなったかもしれません。それでも選手たち自身で声を掛け合う場面、試合間のミーティングで自分の考えを発言できる選手が増えたことは今後の成長に向けてとてもポジティブなことと思います。

スペースをみつけて走り、何本もシュートを打った ふうか。
激しいプレスで相手からボールを奪い返した けんた。
ボール奪取から味方につなぐためのパスにチャレンジした ゆいと。
しのた は2試合目の失点を「自分が残ってれば良かったんだ!」と振り返り、3試合目のポジショニングをしっかりと修正しました。
攻撃的なポジションに初挑戦した じゅたろう も幅を取る攻撃で個性を見せてくれました。

選手それぞれの小さな成長と考える力がきっとこのチームを強くしてくれると思います。

1試合目 vs本町 (0−7)
3試合で21得点、無失点で1位になった本町スポーツ少年団の攻撃の圧力に対して、少し「ひきすぎて」しまった富ヶ谷はペナルティーエリア内の守備が消極的になってしまいました。勇気をもって奪いに行く、前に進む力が足りなかった印象です。
カウンターからサイドを抜け出しても、下がりすぎていた中央の選手が間に合わず攻撃も単発に終わってしまいました。

この試合、最も感じたのが基本技術の差。止める蹴る、ドリブルで運ぶなど富ヶ谷の不足している部分がチーム力の差となって大きく現れました。「考える力」とともに、それを実行に移すための技術を身につける時間の確保と動機づけはコーチ陣の課題でもあり、反省している部分です。

試合は後半、しょうた がピッチに入ると彼の積極的なランニングでわずかに押し返す時間帯もできました。しょうたは攻守に大きく動いて自陣ゴールライン上でのクリアもあり、チームを救う守備の楽しさにも気づいてくれたようです。同じく2年生ながらフル出場のキーラン も柔らかいボールタッチでのドリブル技術など3年生に見習ってほしい部分をみせてくれました。


2試合目 vsセントラルD (0−5)
立ち上がり優勢の時間が続き、前がかりになる選手たちはウラを取られて失点してしまいます。その後立て直せず、結果0−5の敗戦となった試合でした。

スコアだけなら完敗と言える結果でしたが、試合中、サイドラインから試合を観戦していた審判員の方に話しかけられました。
「富ヶ谷はいいサッカーをしているね」
「攻撃の仕方がおもしろい」
「サイドの選手、彼はいいよ。ジョージ・ベストみたいだ」

何度か成功させた、パスを繋ぎサイドを大きく使いながらシュートまで組み立てる攻撃は、まさに選手たちがピッチの上で自分たちで考えながらサッカーをしていた証拠だと思います。

周りを見て、味方をみつけてパスをする。
声をだして、ボールを呼び込む。
ボールをもらえる位置に、顔をだす。

3つのテーマを自然に実行してくれた選手たち。結果には繋がりませんでしたが、今後に大きくつながる1戦だったと思います。

3試合目 vs美竹 (2−1) 
得点 だんぺい (アシスト しのた)
   わくたろう (PK)

試合前、マドリッドからの国際電話で励ましの声をくれたのは櫻井コーチ。連敗のあとでも選手全員、明るく3試合目に臨みます。
サイド攻撃からのセンタリングに合わせられ、先取点を奪われても選手たちの元気は失われません。

この日、常に攻撃の中心にいた、キャプテンのわくたろう が得意の左サイドで攻撃を牽引します。左サイド奥深く獲得したスローインの流れで しのた から中央の だんぺい に繋いで同点に。
さらに だんぺい のドリブル突破が相手スライディングの反則を誘いPKを獲得。試合後「ちょー緊張した!」と語った わくたろう でしたが、冷静にゴール左に沈めて逆転勝利となりました。
ベンチメンバーの不足から急遽選手登録となった かのと もボールのもらい方がうまく積極的にボールを引き出し勝利に貢献してくれました。

勝利を祝い、全力疾走で得点を喜ぶ選手たちは頼もしくもあり、全員が出場時間が長い中まだまだ走れる印象でした。
もしかしたら、もっと試合中「忙しく」なれる体力が残っていたのかもしれません。今後もさらに積極的なプレーでサッカーを楽しんでほしいと思います。


評価選手
だんぺい
富ヶ谷SCの「ジョージ・ベスト」とは彼のこと。
5人目のビートルスと讃えられた北アイルランドの名選手。引退後の波乱万丈はさておき、バロンドールにも選ばれた長髪のドリブラーに例えられた だんぺい の誰にも負けないスピードは、Aチーム最強の武器になりました。

最後に今大会では6年生交流戦が並行して開催されており、合宿で一緒になった上級生を応援したい!と志願してくれた選手がいました。また整列などでも選手同士で声を掛け合い、素早く行動する意識が見てとれて、生活面での成長も感じ取れた1日となりました。
【4年生B】春季区民大会決勝リーグ総括
コーチの岩崎です。

9/4に4年生Bチームの区大会決勝3位リーグがありましたので総括いたします。
結果は渋谷東部B、本町に次ぐ3位でしたが、渋谷東部B、本町と2勝1敗で並び、得失点差、直接対決の結果で3位となり、1位の渋谷東部Bに初戦1vs0で勝利していますので、限りなく1位に近い3位と思って良いのではないでしょうか。

上位3チームは実力的に均衡したチームと感じましたが、何故富ヶ谷Bチームが3位となってしまったのか。それは予選リーグの総括にも書きましたが、「体力(練習量)の差」であることは明確だと考えています。
最終戦の本町との試合は、相手にはまだ体力に余裕があるのに対し、富ヶ谷の選手の体力は気力でカバーできないほど限界に達しており、前半は何とかスコアレスドローで折り返したものの、後半に2失点を喫してしまい敗戦。結果、得失点差および直接対決での結果により3位となりました。

元々の他チーム選手の基礎体力を知っているわけではないので推測になりますが、おそらく他チーム(特に本町)は緊急事態宣言中も通常の練習がこなせていたものと思います。一方で、これまで緊急事態宣言中は富谷小の校庭が利用できなくないと言う事情もあり、富ヶ谷SCと他チームとの「体力(練習量)の差」が出来てしまったのだと理解しています。選手が一番悔しい思いをしていたと思いますし、小公園で自主練をするなど工夫していた選手もいることを認識しています。

ただここで改めて「体力(練習量)の差」について取り上げたのは、選手たちの体力不足を指摘するためではありません。7月の予選後に「体力(練習量)の差」が負けたチームとの差であることを選手たちに伝えました。その後、夏休み期間中に、自分で体力を付けようと工夫し努力した選手が居たか、と言う点について改めて選手に考えて欲しいからです。体力を付けたいからと朝夕に走り込みをした選手がどれくらいいたでしょうか。(これはBチームの選手だけでなくAチームの選手も同様です。)

選手たちの今後のサッカー人生を予想するに、必ずしも常に100%の環境で取り組めると言ったことは無いと考えます。自分が満足いかない時もあるでしょう。その時に、自分が置かれた環境下において、どうしたらより良いパフォーマンスを発揮できるのかを考えることが出来るか。「Thinking Soccer」を体現するため、指示待ち人間にならず、自ら考え、行動実践できる選手(人)への成長の助けとなるようなコーチングを心掛けていきたいと思います。

■1試合目:渋谷東部B 結果:1vs0(勝ち) 得点者:けい
結果的に3位リーグで1位となった渋谷東部Bとの対戦。双方にチャンス作るも決定力に掛けなかなか得点が決まらないものの互角の戦いでした。センターフォワードで試合に出場していたけいは、相手のゴールキック時のチャンスを自ら見出し、一撃必殺とばかりに相手GKとDFの綻びをつき得点を決めました。どこにチャンスがあるのか、自分で考えて行動・実践する、けいのストライカーとしての成長を感じさせてくれた得点とともに、初戦で貴重な勝利をチームにもたらしました。

■2試合目:美竹 結果:3vs0(勝ち) 得点者:そうすけ×2、はるき
そうすけが相手のゴールキック時にチャンスを見出し前線で果敢にボールを追いかけ続け、しっかりと2得点を決めてくれました。中盤でのボール争いは相手もかなりプレスが出来ていたので、前線で繰り返しゴールキックをカットし、繰り返しシュートまで持ち込めていたことで、全体的に優位に試合を進めることが出来ました。


■3試合目:本町 結果:0vs2(負け)
前述のとおり、この試合は選手たちの体力切れの差が出てしまいました。よく前半無失点で切り抜けたと思いますが、後半の2失点はチームとしてボールへのプレスが弱まってしまいました。
その中でも気力を振り絞って最後までボールを追えた選手たち(特に、かろ、ゆきやは一度も交代しなかった中よく最後まで走りました!)を褒めるとともに、この試合で必ず各選手が課題を感じたものと思いますので、どのように課題を乗り越えてくれるのか見守りたいと思います。

次はウィンターカップと年明け2月末からの秋季大会になります。
秋季大会も予選リーグで富ヶ谷同士の対戦がありそうですが、、、選手たちのサッカーに向き合う姿勢も選手個々で差が出てきたように思いますので、今後はレベル分けでのチーム編成を考えています。
とは言え、今の富ヶ谷SC4年生は高いレベルで選手がそれぞれの特徴を発揮していますので、サッカーの技術は当たり前として、自考実践の体現力、チームワーク力、スポーツマンとしての行動力など、Off the pitchでの対応もしっかり加味したいと考えています。
【3年】遠征TM(vs チーム杉ニ)
コーチの櫻井です。チーム杉二とのTM総括です。

参加選手:しのた、けんた、さくれお、わくたろう、すずれお、ふうか、はおり、ゆいと、かずき、しょうた(2年生)、えぃぶり(2年生)

15分×6本の試合で、結果は3勝3敗でした。8人制ではあったのですが、ゴール/コートサイズともに一回り小さく、ポジションを守らずとも対応できてしまう為か、いつもよりポジショニングの乱れ(ボールに集まってしまう)が見られました。
キックオフ時のプレーは課題です。キックオフでは一旦ボールを後ろに下げますが、ボールの質に拘る必要があります。パスが弱くては相手に搔っ攫われますが、パスが強くてもコントロールが難しいので、適度なスピードでボールの受け手の利き足に出すことを意識して欲しいです。また、後ろに下げた後の展開についても改善が必要で、特にこの日は左右両サイドハーフがボール欲しさに中央に近いポジションを取っており、キックオフボールを受けた選手がパスをだしても敵に囲まれる状況であることを察し、出しどころに困る状況が多かったです。キックオフ時のポジションニングについても再度、意識を改めて欲しいです。
試合後の挨拶ではしのたが手を挙げて挨拶をしたいと申し出ました。「暑い中、一緒に頑張ってくれてありがとうございました!」サッカーに敵も味方もないという富ヶ谷SCの精神も表した素晴らしい挨拶でした。思い返せば1年前の区民大会予選リーグでキャプテンに任命し、解散時の挨拶をお願いしましたが、少し照れて「何て言えばいいの?」と言っていた姿はそこにはなく、定型文ではない自分で考えた立派な挨拶でした。先日の区民大会でもわくたろうが初めてとは思えない堂々とした挨拶をしてくれましたが、普段遠慮がちな子供たちもこちらが気づかぬうちに成長しているものだと思いました。私がこの学年の練習を見始めたのは1年生の初めのころからでしたが、この頃は「キャプテンをやりたい人?」と聞けば、ほぼ全員が手を挙げるような本来は積極的な子供たちです。それから2年が経ち、子供たちの中でもチームの中で誰が中心的な人物なのかというのを意識し始め、最近は同じような問いかけをしても以前は手を挙げていた子供たちの中には遠慮するようになった子も出てきました。しかし、普段表には出ずとも、いざとなれば立派に振る舞うことができるのだと、私にとっては嬉しい発見でした。プレー面でも先日の区民大会に続き、ふうかが2戦連続のゴールを決めました。先日の区民大会でのチーム編成や今回のTMのような中心人物に頼れない状況ですと、プレー面でもそれ以外の場面でも自分たちがやらねばならない状況が生まれますので、その中で成長が促されることもあるのだと感じました。
今回で私の総括も最後になります。まだまだ伝えたいことはありましたし、これからの子供たちの成長を近くから見届けられないのは本当に心残りなのですが、大きく羽ばたいていく子供たちの姿に思いを馳せ、少し離れた場所から見守っています。
【3年A】春季区民大会予選リーグ 総括(2)
Aチーム、コーチの本庄です。
雷によって再試合となった区民大会、晴天に恵まれ無事に開催されました。
再試合となった第三戦目の1試合のみでしたが、実力伯仲の相手と戦えて、選手は存分に楽しんでくれたと思います。
コロナ禍、猛暑の中、選手のために大会運営していただいた区協会に感謝です。

参加選手
しのた、けんた、わくたろう、だんぺい、ふうか、りゅうた、かずき、ゆいと、しょうた(2年生)

vs美竹 (1-0)
得点 ふうか アシスト しのた

前回対戦時は疲労のみえた美竹チームも、この試合ではプレスの強い積極的なプレーで互角の対戦となりました。

接戦を1-0の勝利に導いてくれたのは、センターバックとしてプレーした4人(ゆいと、けんた、りゅうた、かずき)。
ふうかの1得点は前がかりになった相手の裏を取った、しのたのパスからのカウンター攻撃。対して富ヶ谷のディフェンス陣は攻撃時もしっかりとポジションを守り、危険なカウンターを受ける場面はほとんどなかったと思います。
3年生になってから練習してきた、ポジションを守る守備、1対1の粘り強い対応でクリーンシート(無失点)の素晴らしいディフェンスでした。

オフェンスではまだまだボールコントロールに苦労する場面が多く、ドリブル突破に頼った攻撃が多いですが、ボールタッチに慣れて周りを見る余裕ができればパスも自然につながるようになると思います。今後の成長に期待です。

評価選手 かずき
前半は中盤、後半はセンターバックでプレー。常にボールに絡んでボールを奪い、ピンチを未然に防いでくれました。勝利のためにディフェンス中心のプレーをお願いしましたが、オフェンスも上手い選手ですので、決勝リーグではより前のポジションも任せてみたいです!
【3年B】春季区民大会予選リーグ 総括(2)
コーチの櫻井です。順延となった渋谷区春季区民大会3年生予選リーグ最終試合の総括です。

参加選手:りく、てゅん、さくれお、そうや、はおり、こうたろう、しんのすけ(2年生)、えぃぶり(2年生)

vsトリプA 0-11

結果は大敗でした。前回対戦でGKさくれおのロングパントからりく・ゆうきが抜け出し、何度もチャンスを作り出しましたが、事前に対策を練られ、攻め手を封じられました。前回はりくもゆうきもDF2人を相手にものともせず一人でボールを運び、シュートまで持っていっていましたが、今回トリプはロングパントに対し、セカンドボールを拾える位置にもう1人足の早い選手を配置し、常に数的優位の状況を保っていましたので、抜け出すチャンスを作らせてもらえませんでした。この年代で数日前の試合の課題を対策してくることはないであろうと高をくくり、前回うまくいった戦略に頼ることに決めた私の判断とは異なり、準備段階でのチームとしての差を感じました(勉強になりました)。トリプは前回と指揮をしているコーチが変わっていましたが、さくれおがパントキックの態勢に入ると「飛んでくるぞ!」とベンチから声掛けをしており、チーム内で前回の課題を共有し、対策を練ってくるあたりが、さすが強豪チームという印象を受けました。これから数年にわたり戦う相手ですので、選手たちには相手選手の特徴やチームとしての戦い方を観察し、覚え、コーチに言われるのではなく、自分たちで対戦前にシミュレーションや対策を練れるような自立したチームになって欲しいですし、試合前のプランがうまくいかなかったら、自分たちで話し合い、ハーフタイムや試合中にやり方を変える問題解決能力を身につけて欲しいです。(初めて戦う相手には試合中に相手選手の特徴やチームとしての戦い方をつかんで、チームとしてどう戦うのか自分たちで判断して欲しいです。)
最後に、まともに歩ける状態でもなかったにもかかわらず、そうやを起用し、怪我を悪化させてしまったことを本当に申し訳なく思います。1位通過の可能性があり、参加選手が8人ギリギリで数的不利な状態で試合に臨むことに抵抗があったことから、このような判断をしてしまいましたが、大事には至らなかったものの、出場させれば頑張ってしまうそうやの性格も分かっていながら、強行出場させてしまったことを反省しております。

評価選手:しんのすけ、えぃぶり
2人とも初めての大きなピッチでのプレーとなったと思いますが、慣れれば十分に上のカテゴリーで力を発揮してくれるであろうプレーを見せてくれました。8人制サッカーのポジショニングの重要さや動き方を学び、また3年生を助けて貰いたいです。