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【4年生】春季区民大会 決勝トーナメント 総括

【4年生】春季区民大会 決勝トーナメント 総括
コーチの山野です。

 5/5こどもの日、4年生が春季大会決勝トーナメントに臨みました。成績は8チーム中8位でした。

メンバー以下11名
エニシ、コウイチロウ、タクヤ、ミナト、ゼン、キーラン、ヒューゴ、ヤマト、チフク、シュンイチロウ、シンノスケ

試合結果
■1試合目vs トリプレッタA
●0-12
 試合が始まる前に改めて予選の振り返りをしましたが、その中で印象的だったのがトリプレッタBに前半5失点した際に心が折れそうになったという選手がいたことでした。選手みんなには強豪相手ではそういう試合になる場合もあるが、1つの負け試合に拘わらないこと、今後長く続く人生の中で一つのステップにすぎない。くじけることなく最後まで1点でも失点を食い止め、1点でも獲りに行く気持ちが成長に繋がるんだよ。と話したところ、みんなビックリするぐらい集中して耳を傾けてくれていました。
実際この試合では大量失点してしまいました。さすがに外から見ていて途中、気持ちが切れそうな場面もありましたが、自分たちで励まし合い最後までなんとか集中して戦えたことはよかったと思います。
 今回の大会で決勝トーナメントに進むことができ、最終的に優勝を争ったトリプレッタA,Bどちらとも対戦できたことはある意味ラッキーな試練だったかもしれません。

■2試合目vs 猿楽A
●0-5
 この試合、FWで出場していたシュンイチロウ。ファーストディフェンダーとして相手DFボール保持時に力強くチャレンジしてくれていました。失点してもゴールの中のボールをもってセンターサークルへダッシュ、熱い気持ちを感じました。
 LMFで出場していたチフクの運動量の多さとスピード、パスコースの読みの良さからインターセプトを多くみることができました。
 HTにDFで出場していたコウイチロウが相手のファールに嫌気を指してポジション変更を申し出てきました。ただ、サッカーで嫌な思いしたのならサッカーで対処すべきじゃない?と聞いたところ、自ら同じポジションを選び最後まで戦うことができました。
 この試合で特に気になったところは、ゲームの流れのプレーの良さに比べてゴールキックで失点することが多い印象です。非常にもったいないので今後、周りのフォローや動きながらスペースを作ること、キックの精度を中心に集中的に練習していきたいと思います。

■3試合目vs 東部A
●0-4
前半で3失点だったのですがハーフタイムにヒューゴが前向きな声掛けや、数人の選手のいいところを話してくれました。常に楽しそうにサッカーに取り組んでいてムードメーカーとしてとても素晴らしいと思います。
ヤマトは入団当初、遠慮していたところがあったのですが、この試合ではフィールドからもベンチからも大きな声でコーチングをしてくれていたところが印象的でした。
後半GKシンノスケのスーパーセーブが連発し、ベンチも盛り上がっていました。
残念ながら得点に結びつきませんでしたが、近いところまで何度も迫っていました。最後まで、1点でも獲ろうと怒涛の攻撃を見せてくれたことから、今回の大会で精神的な成長につながっていたのではないかと感じました。

 決勝トーナメントでは勝利をつかみとることができませんでしたが、最後まで1点でも獲ろう、1点でも失点を防ごうとみんなが一丸となって戦えたこと、ベンチにいたメンバーも自分たちの試合としてコーチングや失点時の元気づける声掛けが今までで一番できていたことが素晴らしかったと思います。