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チームの様子や大会結果・イベントなど、クラブの今をご紹介します。

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【夏合宿】(9)アルビンカップ:決勝
準決勝第1試合。
シード選出のジュエルズがファーストを撃破。ジュエルズのリーダー、ケイジュのスピードとパワーあるドリブルは、センチメートル単位のボールコントロールが冴え渡る。ギャラクティカのリーダー、ソラの気持ちを背負って奮闘したファーストのリーダー、ハジメは、敗戦の悔しさを大粒の涙に。盛り上げ役の彼のそんな姿は、青空より爽やかでした。

同じく準決勝第2試合。
事実上の決勝戦との呼び声高い一戦は、エッジス対エスコバ。
結果は、6ー3のダブルスコアでエイジ率いるエッジスの勝利。
この敗戦に、いつも冷静なスイセイも悔しさにシャツの袖を濡らした。うずくまる彼を慰めていた、マルコスの4年生アキラの姿が印象的でした。

その後、午前の部最後の試合はファーストとエスコバの3位決定戦。6-2で勝利したエスコバが、3位入賞。それでも、内容なのか結果なのか、納得できずに再び悔し涙を流すリーダーの姿に、意識の高さを感じました。

合宿最後の食事を挟んだ午後、全選手観戦の中、決勝戦が行われました。

キャプテンケイジュが率いるジュエルズと、副キャプテンエイジのエッジスが正面衝突。
小さい頃から激しい喧嘩を繰り返してきたこの二人が、それぞれのチームの最年長リーダーとして、サッカーを通してぶつかり合う姿は、胸にくるものがありました。

実際、この試合はハイレベルな攻防戦となりました。
結果は、抜きつ抜かれつの6-5でエッジスの勝利。

グランドの乾いた土にケイジュの悔し涙が落ちる一方、優勝インタビューでエイジが持ち前のマイクパフォーマンスを披露して観衆を盛り上げる。どちらに転んでもおかしくない展開だっただけに、結果が逆だったらどのような光景になったのか、個人的に感慨にふけってしまいました。



エイジ、ケイジュ、ハジメ、バオ、ソラ。低学年のころの彼らは、いつも一触即発。涙を流すのはほとんどがケンカによるものでした。ですが今回の合宿では、彼らのほとんどがサッカーの真剣勝負を通して涙を交換しました。

クラブ内の紅白戦、アルビンカップ。そこでも本気をセーブしない彼らの姿は、真夏の太陽より眩しく、後輩たちに強く写り込んだと思います。
彼らは小さい時からいろんな意味で強いです。内藤が見る限り、ピッチに拾い残している強さは最後のピースひとかけら。ピッチ内でも、ピッチ外のように優しさのあるふるまいができるよう、最高学年に向けて働きかけをしていきたいと思っています。




内藤
【夏合宿】 (8) 姿勢
内藤です。
熱中症対策のため、暑い時間は研修室でレクリエーションを行いました。ここでもグループごとに着席です。選手の皆に求めたのは、静かに、姿勢良く話を聞くことでした。合宿中は皆、一人残らず立派にできていたと思います。
姿勢を良くする習慣がないと、疲れやすくなり集中力を保てなくなります。学校での勉強、家での宿題。大人になったら、オフィスでの仕事。自然に姿勢が良いことは、最高の集中力を疲れることなく持続させ、圧倒的な成果を生みます。普段から体幹が鍛えられるので、ドリブル、シュートの次元も変わります。
子どものうちにいつのまにか習慣となっていることがポイントなので、ぜひご家庭でもくせにしてほしいなと思っています。
【夏合宿】 (7) 食事をともにする
内藤です。

去年の合宿では、食事の席割は子供たちに任せていました。今年は、縦割りグループでの座席割を徹底しました。

気の知れた同年代で固まるのではなく、三日間をともにする下級生、上級生で並んでの食事。

下級生にどんな話をするのか。上級生とどう付き合うのか。

コーチの指摘をグループとしてどう受け止めるのか。

それぞれ、色々な気づきの機会になったのではと思います。

事実、昨年とはちがいがありました。
まず、食事の終了スピードが圧倒的に早かったです。
そして、なかなか食べきれない子というのがほとんどいませんでした。着席して静かに待機できる立派な姿勢も顕著でした。

社会に出ると、いや、もしかしたら中学入学でも。
色々な個性を持つ他者との関係が始まります。強く優しく、しなやかな。様々な他者と付き合っていくために。そんなコミュニケーションを図るための、良ききっかけになったと思っています。

いただきます、はグループごとに。
ごちそうさまは全体で。

同じ釜の、、、という言葉通り、紐帯強める三日間になったことと思います。
【夏合宿】 (6) アルビンカップ:サン=エスコバ vs レアル=マルコス
1回戦第3試合で登場した、優勝候補の最右翼、エスコバ。
キャプテンのスイセイは大人顔負けの抜群のサッカーセンスの持ち主だし、FWには3年チームのエースストライカー、ハヤトと韋駄天パワーシューターのシュウタが揃っている。圧倒的な攻撃力で対戦相手のレアル=マルコスを抑えて勝利。そんな中、マルコスは自分たちで考えたディフェンス陣形を披露。たしかに効果は薄かったかもしれない。でも、言われてやったのではなく自分たちで考えた工夫と、メンバー間の良い雰囲気に、レアルマルコスというチームの魅力を感じました。

ケイジュ率いるシードのジュエルズ、ハジメのファースト、エイジのエッジス、そしてスイセイ率いるエスコバ。
4強が準決勝に駒を進めました。

内藤
【夏合宿】(5)アルビンカップ : エッジスvsロイヤルズ
アルビンカップ1回戦第2試合は、女子2名を擁するユリ率いるロイヤルズと、大会開幕の宣誓をしたエイジ率いるエッジスが激突。
繊細なボールタッチを習得しつつあるユリのドリブル技術が目立つも、前線のハルとシュウマを左右に散らして巧みなボールフィードを繰り出したエイジの戦術が見事にはまり、エッジスが2回戦に駒を進めました。

内藤

【夏合宿】(4)アルビンカップ:ファーストvsギャラクティカ
最終日、三日目。
本気をセーブしない夏、を目当てに掲げた合宿の総仕上げ。

これまで生活をともにしてきた縦割りグループ対抗で、ノックダウン方式のトーナメント戦「富ヶ谷アルビンカップ2019」を行いました。
1回戦第1試合は、ハジメ率いるザ・ファーストとソラ率いるギャラクティカの対戦。序盤から得点の応戦に。
のっけからの熱戦は、4ー4でタイムアップ。勝敗はPK戦に委ねられました。

最後のキッカーはギャラクティカ主将のソラ。これを外せば相手、ファーストの勝利。

尋常じゃないプレッシャーの中蹴り込んだボールは無情にも数センチゴールを外れる。

同時に吹かれる主審のホイッスル。

膝から崩れ落ちたのは、いつでも明るいはずのソラ。

彼の心からの号泣に、駆け寄り彼の肩を抱きしめるハジメ。

初戦から、本気をセーブしない彼らの夏の戦いの火蓋が、切って落とされました。

内藤
【夏合宿】(3)バス移動
内藤です。
昨年は、バスの中で車酔いして吐いてしまう子が後を絶ちませんでした。

ですが、今年は往路も復路も誰一人として吐きませんでした。

酔い止め薬、酔わない耳ストレッチが効いたのか、単純に近い合宿地となったのが良かったのか。
あるいは、合宿係のお母様方の用意周到な段取りが良かったお陰かもしれません。

皆が笑顔で移動することができました。

渋谷区より約2時間。2度以上涼しい環境で、子供たちにとってきっと忘れられない、そんな夏合宿が行われました。
【夏合宿】(2)クイズ大会
内藤です。
合宿の2日目の昼食後の食休み。グループ対抗のクイズ大会が行われました(合宿中は5〜6人の縦割りグループで行動しました)。
クイズのカテゴリーは、サッカーのルールや知識・・・だけにとどまらず、算数、国語、社会などの勉強や、キャラクター(仮面ライダー、ベイブレード、ドラゴンボール)などなど。

こどもによって得意分野はいろいろです。サッカー以外でのそれぞれの強みや個性を知ることで、お互いを尊重する気持ちが強まったものと思います。

写真は、正解に狂喜するグループ”レアル・マルコス”(リーダーは4年コウスケ)の様子です。
【夏合宿】(1)無事終了
内藤です。
二泊三日の夏合宿、昨日滞りなく終了しました。サッカーの上達だけでなく、チームメイトへの思いやりをめあてに掲げた三日間。終始徹底した縦割りのグループ活動。生活を共にした仲間との時間の上に積み重なった、いくつもの笑顔と真剣な顔、悔し泣きの顔。

本気をセーブしない子供たちの夏が、千葉県長柄町に花開きました。
夏合宿2019、まもなく
内藤です。

お盆休みも明け、暑さもひとしおといったところですが、子どもたちの夏はまだ終わりません。
今週末の富ヶ谷サッカークラブでは、夏の一大イベント、”夏合宿”が行われます。

合宿は、転地効果による千載一遇の成長チャンスになるだけでなく、一生を通して忘れられない特別な思い出になります。
内藤自身も、今から30年以上も前に参加した富ヶ谷サッカークラブの合宿のことをよく覚えています。

生まれて初めて飲んだポカリスエットの味。
自然豊かなロケーションでいつもの仲間と繰り広げるサッカーの楽しさ。
みんなで食べるご飯の美味しさ。
消灯時間を過ぎてもいつまでも止まらない高学年の、くだらないけど笑いを我慢できないほど面白い話。
高学年が寝静まり、自分だけ目が冴えて、静けさの中こだまする蛙の声の大合唱。

子どもたちの安全を第一に。
指導者および合宿スタッフの保護者の皆様と心をあわせて協働し、子どもたちの夏の最高の締めくくりを見届けてまいります。