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チームの様子や大会結果・イベントなど、クラブの今をご紹介します。

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おすすめTV番組「夢があるから強くなる〜U-12サッカーの舞台裏〜(1月25日[土]12:00- BS日テレ)
内藤です。
昨年末、U-12選手権のTV放送についてお知らせをさせていただきました。ご覧になったご家庭もたくさんいらっしゃったと思います。バディの選手たちの姿、皆様、そしてお子様の目にはどのように映ったでしょうか。

おすすめのTV番組やコンテンツがあるときは、今後もご紹介をできたらと思っています。

さて、さっそく表題の通りおすすめの番組が今週末に放送されます。

あいにくBSの番組ですが、ご視聴・録画可能なご家庭にはぜひお子様とご覧になっていただけたらと思います。

https://tv.so-net.ne.jp/schedule/200141202001251200.action

今回のU-12選手権、そして同カテゴリのサッカー状況について明解にまとめている記事も見つけましたので、よろしければご参考にしていただけますと幸いです。

https://www.google.co.jp/amp/s/sportiva.shueisha.co.jp/clm/football/jleague_other/2020/01/02/___split_3/amp.php
新ユニフォーム
内藤です。

録画していた元旦の天皇杯の決勝を流しながらこの記事を書いております。
初のタイトルを獲得したヴィッセル神戸の素晴らしい躍進を目の当たりにして、いまだ冷めない両の手で打鍵しております。
ビジャ選手、那須大亮選手、お疲れさまでした。

さて、いよいよ本日、ついに情報解禁です。

オリンピックイヤーである本年2020年、富ヶ谷サッカークラブは久しぶりにユニフォームを新しくします。
浅沼監督時代からの伝統のサックスブルーをベースに、昨夏アルスプランニング様にご供出いただいたゼブラカラーをかけ合わせたデザインです。
パンツは、こちらも同じく昨夏、今は名古屋にいらっしゃる近藤要コーチにご供出いただいたパンツをそのままユニフォームに採用させていただきました。

これは内藤が高野代表とユニフォーム係の皆様と意見交換の上につくったユニフォームデザインとなっています。
富ヶ谷サッカークラブの、”地域に育まれるサッカークラブ”というコンセプトを全面に打ち出しました。

アルスプランニング様ご供出のプラクティスシャツとの掛け合わせが可能なパンツ、ソックスを基調としています。
実は昨夏、そのプラクティスシャツのデザイン決定に際して白と黒のゼブラカラーにに込めた内藤の想いがあり、僭越ながらそれをユニフォームにも引き継がせていただきました。

良しと悪し。わたしたち大人が、子供たちにその境界をはっきりと示してみせる。そうすることで、子供たちには、自信を持って判断と意見をできる大人になってほしい。
そういう想いを込めて、これまでユニフォームに使用していたグレーカラーの卒業を図りました。

富ヶ谷サッカークラブの主役はもちろん、子供たち。
でも、それをあたたかくサポートする保護者の皆様は、かけがえのない最高のバイプレイヤーズであり、ベストサポーターズです。

どうぞ、お当番の日や、練習試合、大会の日には、サックスあるいはゼブラカラーのウェアやアイテムで、クラブカラーをまとっていただけたらと思います。

このあとユニフォーム係の皆様から、新ユニフォームのお申込手続きのご案内があります。
背番号ルールや申込ガイドラインなど、いささか長文にお目通しをいただくお手間をいただきますが、お子様の試合と同じくらいの時間で御理解頂ける内容となっております。

新年早々お手間をおかけいたしますが、どうぞ、あたたかいご理解をいただけますと幸いです。
新年、あけましておめでとうございます
新年明けましておめでとうございます。
内藤です。

昨日午前中は、今年の初練習に先だち、選手たちと代々木八幡宮へ参拝し、必勝祈願のご祈祷をいただいてまいりました。

下は未就学児(年中)から上は5年生まで。
お祓いの最中は、神事ということで静かに神妙にしていなければなりません。が、ほとんどの選手が、しっかりと行儀よくできていて、感心しました。

ご祈祷の前後の待ち時間でも、昨年までの恒例だった敷地内の玉砂利を足でじゃりじゃり撒き散らす行為も殆どありませんでした。

氏神様への例年のこのご参拝。内藤もまだまだ不慣れで不勉強のところもありますが、子どもたちと一緒に学んで、地域の皆様にもお褒めいただけるようなサッカークラブを目指して参りたいと思います。

2020年、ついにオリンピックイヤーですね。
本年も、益々宜しくお願い申し上げます。
令和元年、年末のご挨拶
内藤です。
一昨々日の土曜日、今年のすべての練習が終了しました。

本日は12月31日。
いよいよ今年最後の一日となりましたね。私は、今年も奥さんの実家でのびのびと骨を休ませていただいております。ありがたいことです。
令和最初の年の暮れ、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

昨年の今頃を振り返ると、浅沼前監督のご退団のお話を受け、新年以降の指導体制については未決のまま年を越しました。
あらゆる可能性があり、その中には翌年度の内藤はクラブの指導に関われなくなる可能性もありました。
正月のおせちを囲みながら、別のサッカークラブでお父さんコーチをしていた親戚に、「自分が子どもたちとサッカーできるのも、3月末までになるかもしれません。」と話をしたことを覚えています。

結果として1月の初旬に、監督を引き継がせていただくことが決定し、今に至っています。
今こうして、富ヶ谷サッカークラブに携われているこの身の幸福を噛み締めずにいられません。

昨年度から継続してご指導いただいた4名のコーチ、ならびに今年度になって加わっていただいた5名のコーチおよびアシスタントコーチの存在はとても大きなものでした。
高野代表、各役員の方々を始めとするクラブ執行部には、監督として駆け出しで頼りない内藤を心強くフォローしていただきました。
その他、すべての保護者の皆様にたくさんのお手伝いをいただき、ときに温かく見守っていただくことで、毎週の練習やトレーニングマッチ、大会や合宿、その他のたくさんのイベントが子どもたちにとって忘れられない大切なピースになったものと強く信じています。

この場を借りてすべての関係者の皆様にお礼申し上げます。
そして改めまして、来る新年も引き続き何卒宜しくお願い申し上げます。

今年も残り6時間となりました。
お子様、ご家族とどうぞ良いお年をお迎えくださいませ。
切り開く力
内藤です。
個人的に内藤が敬愛してやまない高濱正伸先生(花まる学習会代表)が、ついにサッカー教室の事業に進出されるそうです。そのパートナーには、香川真司選手をはじめとする一流サッカー選手たちが脇を固めています。長年、先生の理念に感銘を受け続けている私としては、師走の慌ただしい時期にあっても好奇心を抑えるのが難しいニュースです。

さて、今回はそのサッカー教室をおすすめしますよ・・・という話ではありません。
富ヶ谷サッカークラブの指導方針についてお伝えするのに、高濱正伸先生のお考えは大変に通じるものがあり、そのご紹介をしたいなと思った次第です。

高濱先生が始めたサッカー教室事業”HANASPO”で掲げているコンセプトに、大変興味深いフレーズがありました。
それは、「身体能力や技術に頼らない工夫力」というテーマです。

実はこれ、富ヶ谷サッカークラブでも大切にしているテーマなんです。
サッカーは考えるスポーツであるということを、保護者の皆様にも折に触れてお話させていただいております。この2つはまさに同じベクトルの話だと思います。

富ヶ谷SCに集まる選手たちは、必ずしも卓越した身体能力の子供ばかりではありません。御存知の通り、もともと身体能力の高い子供たちは区内最強の肩書を持つ某クラブに集まる傾向があります。

それだけに。そういう構図の中で、ほぼ単独小学校を主たる構成ベースとしている富ヶ谷SCが、渋谷区の大会で某クラブを破り破竹の快進撃を見せてくれるとき。指導者はもちろん、保護者の皆様も最高の感動を体験することになります。

このジャイアントキリングを成立させているのは、決して運などではありません。
子供たちが自分の頭で考え、ポジティブにゲームに挑戦するマインドこそがそのファクターだと考えています。

先日、4年生のソウルが練習中のミニゲームでゴールキーパーをしていました。
ゴールキックで受け手に動きがなかったため、彼はキックの出しどころに苦慮していました。周りからは、「早く蹴って!」と焦らせる声も。それでも彼は冷静に周りを見渡し、中央で佇む味方ディフェンスの選手2名を両サイドに散るよう指示を出しました。それにつられて相手チームのFWは両サイドに引きづられていきました。モーゼの十戒のごとく中央にできたパスコース。迷うことなく彼はそこに前線につながる値千金のゴールキックを放ちました。

なんという素晴らしい工夫。
内藤や他のコーチが指示をしたことではありません。
自分の工夫で苦境を切り開くことができるという成功体験。これこそ、富ヶ谷SCのすべての子供たちに手に入れてもらいたいテーマです。

大人は知識や経験ですでに答えを知っています。だから、子供にその答えを教えるのは、とても簡単なことです。
そこをぐっとこらえて、子ども自身に答えを見つけさせ、道を切り開いてもらう。

これからの長い人生の中で、自分で道を切り開くことのできる大人になってもらうために。
富ヶ谷SCでのそうした時間の積み重ねが、その礎のピースになることを信じています。
親子サッカー&クリスマス会
メリークリスマス!
内藤です。

本日の富ヶ谷SCは、例年恒例のクリスマス会を行ないました。クリスマス係の皆さんにご用意いただいたおいしいお弁当を食べた後は、白熱のビンゴ大会。今年も素敵な景品争奪に子供たちは大興奮でした。
小学生から見たら明らかなカントクロース(写真)の正体も、「もしかしたら、監督なの?」と真剣に尋ねてくる年中の子のつぶらな瞳に大人たちは癒されました。

そのクリスマス会の前は、こちらも恒例の親子サッカーを開催しました。冒頭で保護者の皆様に、富ヶ谷サッカークラブの指導理念について今一度お話する機会をいただきました。自分で考えられるプレイヤーになるために、ティーチングではなくコーチングの指導が大切であること。試合に勝つことではなくサッカーを楽しむことこそ最重視したクラブであること。その上で、それでもサッカー受験や進学を検討したいレベルのお子様の場合、まずは4年生時の区トレセン合格を目指してもらいたいことなど。このあたりは今回のお知らせで書ききれない部分もありますので、後日クラブノートで改めてご案内致します。
そうして始まった親子サッカー。今年は4チームもの保護者チームが集まり、子供たちと同じピッチでサッカーをお楽しみいただきました。
今回は例年に増してお父様同士の交流が随所に見られる素敵な機会になったように思います。

クリスマス会、親子サッカー。
保護者の皆様が手ずから子供たちを育む機会を作り守っていくという、富ヶ谷SCらしさを皆様で再確認できた1日となりました。




富ヶ谷SC meets TOKYO CITY F.C.
内藤です。
すっきりと晴れ渡った11月17日(日)、富ヶ谷サッカークラブにビッグなゲストが来てくれました。
渋谷からJリーグを目指すソーシャルフットボールクラブ、TOKYO CITY F.C.のみなさんです。

深澤監督、阿部選手、野辺選手、山之内選手をはじめクラブスタッフの方々が、富ヶ谷SCのこどもたちにサッカーを教えに来てくれました。

終始楽しい雰囲気で展開されるさまざまなトレーニング。
こどもたちはもちろん、TOKYO CITY F.C.の選手のみなさんの笑顔が印象的でした。

阿部選手のデモンストレーションでは、そのシュートのあまりの威力と精度にこどもたち全員が釘付けに。
最後は、選手たちと一緒にミニゲームを行い、とても楽しくて大変貴重な一日の幕を閉じました。

深澤監督、阿部選手、野辺選手、山之内選手、そしてスタッフの皆様。
こどもたちに素晴らしい時間を、ありがとうございました!


ということで、富ヶ谷SCは僕たちのホームタウン渋谷を代表してチャレンジを続けるTOKYO CITY F.C.を、これからも応援します!

TOKYO CITY F.C. 公式サイト











【2年生A:区長杯】大きな飛躍
コーチの岩崎です。
11月10日(日)に渋谷区区長杯がありました。
この大会はトーナメント方式のため、負けたら終わりのノックアウト方式となります。また、2年生しかないという特別な大会にA,Bの2チームで参戦しました。

Aチームについて、結果は残念ながら初戦敗退でした。
が、その後の初戦敗退チームによる逆トーナメントで勝ち続け破竹の4連勝と、通算4勝1敗(厳密には最後に+0.5試合ありましたが無かったことにします。)と、初戦敗退チームの中でトップの実力を示してくれました。

元々守備が強いチームではありますが、勝利した4試合ではこれまで課題としていた攻撃力・得点力を遺憾なく発揮し、課題としていた攻撃力の強化を乗り越え、次回の大会に向けて選手たちも大きな手応えを感じるとともに、自信を得ることができたのではないかと思っています。
なので、特に子供たちに対しては、とにかくよく頑張ったくらいしか言うことないのですが、その中で今回は2点ほど、大人たちの反省点を私個人の備忘のためにも書き残します。

まず1点目は私の個人的な反省点ですが、コーチとしての準備不足です。
とにかく初戦が大事な大会であるのにもかかわらず、初戦に向けてチームの弱点を補う的確なアドバイスが出来てなかったことをとても反省しています。

富ヶ谷Aチームの弱点は、ボールを持つ時間が長い選手が多いため、出足が早くアグレッシブにボールを奪いに来る相手に対してボールを奪われやすく、ボールを奪われると浮足立ってより守備的になり前を向いてサッカーが出来なくなる点だと理解しています。
それに対し、初戦の美竹Bチームは、チーム名こそBチームですが、試合をしてみたら実際のメンバーは秋季大会の予選で当たった美竹Aチームのメンバーで、相手の特徴は個々の身体能力の高さを活かしてアグレッシブに集団でボールを取りに来て、前線にいるドリブルが上手な選手にボールを繋ぐと言った富ヶ谷Aチームが苦手なタイプのチームでした。
試合前に、秋季大会決勝リーグにて3vs0で勝利した美竹Bチームが相手だからと決めつけ、勝手ながら富ヶ谷Aチームはしっかりと勝つだろうと楽観視してしまったことは、コーチとして後悔してもしきれない悔やまれる点です。あらゆる可能性を考慮し、想定されるリスクを選手たちにアラート出来なかったことは、コーチとして改善しなければいけない点と捉えしっかり改善したいと思います。

2点目は大会運営についてです。
当日いらした保護者の皆様はご存知かと思いますが、富ヶ谷Aチームは逆トーナメントの頂点を決める試合が出来ていません。原因は大会運営が杜撰であったことだと考えています。少なくとも審判が試合前にメンバーチェックをしっかりやっていれば防げましたし、時程表が事前のものと変更となっていることを運営本部が各チームにアナウンスしていれば起きなかった問題と考えます。
この総括を渋谷区サッカー協会の方が見ている可能性は非常に低いですが、選手が一生懸命サッカーをしているのに、その場を提供する大人たちが自分たちの役割をしっかりこなせていないのは、選手たちの見本になっていないのでしっかりと改善すべきと考えます。最後にお情け的に0.5試合だけやらせていただきましたが、あんな試合は個人的にも記録からも記憶からも消したいと思いますので、そこに関しては特にコメントしません。その場で運営側には再発防止を訴えましたが、事実として残すためにも反省として上げておきたいと思います。

色々と大人の反省点を書きましたが、選手たちにとっては大きな飛躍の大会となったことは間違いありませんので、ここで得た手応えと自信を春季大会に繋げるよう日々の練習に取り組みたいと思います。

1試合目: vs美竹Bチーム 結果:0-1 負け
■評価選手:りょう
アグレッシブにボールを奪いにくる相手に対して守備的な試合展開となる中、守備の中心として体を張って攻撃をブロックするとともに、ドリブルが得意な相手選手にも1vs1でも負けていなかった。

2試合目: vsトリプレッタC 結果:3-0 勝ち
■得点者:けい2得点、かろ
■評価選手:はるた
 2試合目までの間に、1試合目の反省点として、ボールを持ち過ぎないこと、前に向かうパスをシンプルに出すことの2点を選手たちに伝えた中で、それを最初に実践したのがはるたです。DFとして先発し、開始早々チャンスと見るや中盤まで上がり前線にいるけいにパスを通し、この日のチームを勢いづける1点目を演出していた。

3試合目: vsセントラルE 結果:2-0 勝ち
■得点者:はるた、かろ
■評価選手:かろ
 攻撃の中心選手であるかろですが、攻撃の起点として前線でサイドに展開し、幾度となくゴール前にボールを供給しチャンスメイクしていたとともに、チャンスと見るや自らもゴール前に顔を出し点を取り攻撃のセンスを発揮していた。

4試合目: vs富ヶ谷B 結果:3-0 勝ち
■得点者:ゆうた2得点、かろ
■評価選手:ゆうた
 いつも一緒に練習している富ヶ谷Bチームが相手ということもあり、自分たちの実力を見せたいという気持ちが勝ってしまった選手が多かったAチーム。出足の早い選手が揃うBチームに、球離れが遅くなることでなかなか攻撃の機会が作れなかった中、FWとして的確なポジション取りを意識しながら少ないチャンスをしっかりとものにし、ストライカーとしての仕事をしっかりしていた。


5試合目: vs千駄谷B 結果:7-0 勝ち
■得点者:けい、ゆきや、ゆうき2得点、かろ2得点、ゆうた
■評価選手: 全員
 練習試合もよくやる相手であり実力も大差ないと思っていましたが、この試合に限って言えば、特にどの選手がというのが言い難いくらい全員が各ポジションでベストパフォーマンスを発揮していました。前の3試合で得点を重ねた自信からか、全員が同じ積極的に前を向いてプレーできており、攻撃・守備ともにチームとしての一体感が出来たことで、ここまでの大量得点が出来たものと思います。

 





(photo by Sato)
11月17日(日)、13:30よりTOKYO CITY F.C サッカー教室開催!
先日特報でお知らせしたとおり、渋谷からJリーグ入りを目指しているソーシャルフットボールクラブ、”TOKYO CITY F.C.”が富ヶ谷SCの練習にやってきます。11/17(日) 13:30、スタートです。ワクワクが止まりませんね!

高次元のスキルを持つ選手たちから直接手ほどきを受ける。その、スーパーなプレイを間近で見て感じる。
子どもたちにとっても忘れられない一日になるはずです。

保護者の皆様にとっては、TOKYO CITY F.C.がJリーグ入りしたときの自慢になりますね。

あと3日、待ち遠しいです!

内藤

▼当日来ていただく選手(予定)

阿部選手

アンドレ選手

野辺選手

山之内選手

【2年生B:区長杯】その笑顔は、本気の証拠
内藤です。

急激な冷え込みの進む11月上旬の日曜日、2年生チームの区長杯大会が開かれました。
昨年の2年生同様、本年の2年生もAB2チームの編成で、ノックダウン形式のトーナメント戦に挑みました。

そのBチーム。
1年生4人を含む9人の選手が、区長杯を目指して全力で戦いました。
結果は初戦敗退となってしまいましたが、その後に行われたフレンドリーマッチとあわせて昼から夜まで全6試合。2勝4敗の120分、大変に見ごたえのある一日となりました。

何より印象的だったのは、みんなの笑顔です。
いたずらをしたときの笑顔ではなく、本気のサッカー選手の笑顔。素晴らしい成長を伝えてくれました。

【第1試合:区長杯一回戦】 vs 本町
● 0-3

春季区民大会で敗戦を喫した本町スポーツ少年団との一戦。その後の練習試合でもその強さに触れてきましたが、今大会でもその強さの前に破れました。1年生のときから目立っていた46番の選手は、更にパワフル、テクニカル、スピーディかつクレバーな選手に成長しており、彼を中心としたゲームメイクに圧倒されたゲームとなりました。

■評価選手
レオ(GK)
彼がゴールを守っていなければ、もっと激しい点差になっていたはず。1年生ながら、2年生の強豪チームに物怖じしないとても心強いゴールキーパー、健在です。

【第2試合:フレンドリーマッチ】 vs 千駄ヶ谷B
○ 3-0

3点差をつけて文句なしの快勝。その3得点のいずれもが別の選手というところに、課題である攻撃力強化の手ごたえを感じさせてくれました。

■得点者(アシスト)
ナオフミ(ハルキ)
M.リク
ユウキ

■評価選手
ハルキ
秋季区民大会で一躍エースとして頭角を現した彼は、本大会で今度は抜群のパスセンスを幾度も披露。運動量も飛び抜けていて、得点が狙え、パスも出せる。理想的な選手として、今後の活躍が期待されます。

【第3試合:フレンドリーマッチ】 vs トリプレッタB
○ 1-0
言わずと知れた強豪チーム、トリプレッタ。そのBチームを相手に、見事勝ちきりました。
誰一人気持ちを切らさないBチームの戦いぶりは、2年生世代の層の分厚さを証明しました。

■得点者(アシスト)
ハルキ(I.リク)

■評価選手
M.リク
DFとしての存在感。相手からボールを奪った後は、自慢のキック力で攻撃をビルドできる。前の試合で得点も挙げている彼は、この試合でもディフェンスゾーンから高い位置へボールを押し上げて、ショートカウンターのチャンスをメイク。

【第4試合:フレンドリーマッチ】 vs 富ヶ谷A
● 0-3

早くも実現した、富ヶ谷AB対決。その対決の予定を知ると、Bチームの選手面々からは歓びの声が。いつの間にか精神的にも大変たくましくなったみんなの瞳のまっすぐさに、ぐっと来ました。内藤としても、決して負け必至の試合ではないという期待感を持って挑みました。球離れの良さ、パスワークの意識の高さのあるBチームは、前半は相手陣内で攻勢となり、ポゼッション、シュート数も上回る展開に。しかし、Aチームの富ヶ谷らしい堅固なディフェンスから数少ないカウンターをものにされ得点を許すと、次第に決定力で上回るAチームのペースに。とはいえ、結果の3点差よりも肉薄したゲーム展開は、2年生世代の総合力の高さをわたしたちに伝えてくれました。

■評価選手
ナオフミ
練習のときには、しばしば衝突することもあるAチームの仲間たちとの試合。彼はこの日、サッカーに本気で身を投じる事で、彼らと激しくも爽やかに競い合いました。前半、彼は何度もAチームのゴールに襲いかかり、はっきりとした脅威を与え自身の矜持を十分に表現してくれました。そのひたむきな姿と、全力で立ち向かおうとする"長い付き合いになるだろう盟友"たちとの姿に、内藤個人的に目頭が温かくなりました。

【第5試合:フレンドリーマッチ】 vs セントラルE
● 1-2
先制点を上げながら、逆転を許した試合。堅守速攻という同じスタイルでのぶつかり合いは、僅差で相手に軍配が上がりました。

■得点者(アシスト)
レオ(I.リク)

■評価選手
I.リク(1年)
FWとは、どういうポジションなのか。しょっちゅうボールに触れる花形ポジション?否、一度も触ることなく終わることもある特殊なポジション。我々の言葉をヒントに、彼は、秋季区民大会からいくつかの試合を通して理解を深めてきました。ズルズルと下がらず、ボールが来なくても攻撃をビルドできる場所でひたすらチャンスを伺う。1年生の彼がそのことを理解した証拠に、本大会で2つのアシストを決めてくれました。ぜひとも自信を深め、来年は自身の学年の区長杯をもぎ取りにいってもらいたいです。

【第6試合:フレンドリーマッチ】 vs 東部C
● 0-4

現段階の弱点を浮き彫りにしてくれた好ゲーム。
その弱点とは、相手のサイドからのセンタリング攻撃に対応できないこと。そして、自分たちが攻撃する際にその有効性をまだ実感できていないこと。これから彼らが目指すべきステージを指し示してくれました。こういう経験を得る前には、指導者が言葉で説明しても伝わりません。今後のため、よい機会となってくれるでしょう。

■評価選手
ケンタ(1年)

1年生で、優しい性格。それだけに、本来のポテンシャルに比べればまだまだゴールを決められないシーズンにあります。でも、この試合ではカウンターからシュートまで完結する形をしっかりと見せてくれました。これからのストレッチに期待したくなる、そんな攻撃でした。







(photo by Sato)