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【3年生】秋季区民大会2024 順位決定トーナメント(2) 総括

【3年生】秋季区民大会2024 順位決定トーナメント(2) 総括
年内最終活動日となった12月22日(日)。
3年生の順位決定トーナメントの最終戦が開催されました。

勝利したチームは7位(上部トーナメントとあわせて考えると15位)、負けたチームは最下位の8位(16位)が決定する、ある意味で負けたくない大一番。
ただこの日、シュウは参加できず、3年のサエとナツも体調不良で欠席となりました。
7人で迎えた今年最後のこのマッチ、3年生チームは見事に勝ち取りました。

■出場選手

シンノスケ
ダイチ
ミドリ
コウ(2年)
ガク(2年)
エイタ(2年)
ヒロト

■ vs セントラルE 勝ち 2-1

ゴールを決めたのは2点ともガク。
いずれも、相手のゴールキックからの立ち上がりをパスカットしての得点でした。
その意味では、自陣の守備から攻撃を組み立てて・・・という流れのゴールではなかったですが、それでもこのゴールには大きな意味があったと思います。

それは、自分たちがこれまでやってきた、ゴールキーパーによるサイドバックへのゴールキックへの深い理解があったと感じられるからです。自分たちがゴールキックを丁寧につないで行くスタイルを繰り返しているうちに、相手にされたらいやなことが体にしみ付いたのだと思います。
どこでどのようにボールを取られるのが怖いのか。
サイドから不用意に中央に戻すと何が起きるのか。

ボールを受けたサイドバックはどのようにトラップして、どこを見るのか。

そのあたりの理解の深さが、この2点のゴールと、勝利に表れていると僕は感じました。

止める、蹴るが発展途上にある段階でのコンパクトなパスサッカーはリスクそのものです。
でも、全員がゲームに参加できるこのスタイルこそ、全員が成長し、全員が楽しめる、誰もおいていかないトミサカ流のサッカーだと考えています。

裏を返せば、全選手が”止める、蹴る”ができるようになると、一気に強力なチームが出来上がるわけです。


そして、この年末にこのレベルの総括を書くことができたことに、僕は大きな感動を覚えます。
今年の春の大会予選の総括の書き出しはこのように書いていたのです。

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今回の大会に望む10人のメンバーは、まだ”同じサッカー”を共有していません。わかりやすくいうならば、「自分たちらしい攻め方、守り方」というものができあがっていない、そんな状態で大会に望むことになりました。

ディフェンスライン(ディフェンスの選手の縦方向の位置を1直線に整えている状態)を高く保ち※、相手から奪ったボールをショートパスで繋いで攻撃を組み立てる。日々の練習では、そんなサッカーを組み立て中でした。
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この冬、”同じサッカーの共有”はできあがりました。
ここからは、個人戦術を伸ばす段階に進みましょう。

冬休みの間も、なるべく多くボールに触る機会を持ち、次の大会であっとおどろくゲームを見せてほしいと思います。



内藤