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【6年生】春季区民大会2025 予選リーグ総括

【6年生】春季区民大会2025 予選リーグ総括
コーチの吉野です。
ヘッドコーチである山野Cの代理で今回6年生大会に帯同させてもらいました。
6年生春季区民大会予選リーグの総括です。
6/7(土)渋谷区スポーツセンターにて、一足早い夏の様相の中、16時12分kickoff

出場選手:6年生 ゼン・ソウ・ヒューゴ
     5年生 アラタ・アン・カノト・ケイ・ジミー・タイチ・トモカズ

残念ながら大会を心待ちにしていたGKシュンイチロウ、そしてアサユキが発熱により不参加となりました。当日の追加招集となりましたが、アン・ジミー・タイチの3名が呼びかけに快く応じてくれ10名で臨むことに。

予選リーグの組分けは、いわゆる「死のリーグ」と呼ばれるもので、優勝候補の千駄谷、そして強豪トリプレッタという強豪ぞろい。
なかなか味わえない1位リーグのような貴重な体験ですが、選手たちは気後れしているかもと当日心配していました。が、富ヶ谷の選手たちは頼もしく成長していました。
キャプテン・ソウは集合時の挨拶で臆することなく「どちらにも勝ちたいです!」と頼もしい宣言!実際に試合中、最高学年となった6年生の3人のプレーは圧巻でした。
気迫あふれる球際の競り合いや激しいプレス、そして積極的なコーチングは素晴らしく5年生もそれに引っ張られるように、いつも以上のパフォーマンスを見せてくれました。
勝利こそありませんでしたが、ベンチから見た彼らの本気のプレーは2試合とも実に見応えのあるものでした。


●第1試合 vs千駄谷  0ー6
初戦はトリプレッタと共に渋谷区トップクラスに君臨し続ける千駄谷SC。昨年、東京都リハウスリーグ7ブロックではAリーグに昇格するなど勢いのあるチームですが、我が富ヶ谷SCも6年生を中心に堂々とわたりあっていました。
特に6年生の3人は、思わず涙腺が緩んでしまうくらいの素晴らしいプレーの数々。
キャプテンのソウは、試合前の練習で特に重要視していたヘディングでの対応が素晴らしく、難しいハイボールをミスすることなく行い、数多くの失点の機会を防いでくれました。また練習時や用具チェック、移動の際の声掛けや挨拶など、歴代キャプテンと比較しても遜色ないキャプテンシーを見せてくれました。
ゼンは走力を生かし、最終練習で堀口Cから教わったシュートブロックの重要性を理解し、シュートレンジにいる相手へ果敢に距離を寄せ、失点を幾度も防ぐ活躍。そして普段はクールな印象ですが、グラウンドで熱のこもった大きな声で仲間へ指示を出す姿はとても頼もしかったです。
さらに現在提携で千駄谷の強度を肌で味わっているヒューゴの成長は目を見張るものがありました。チームで勝つために試合経験豊富な自分が頑張る必要があると感じていたのでしょう。2試合とも、30分間攻守にわたりピッチ上を駆け回り、まさに獅子奮迅の活躍。
それに応えるかのように5年生のプレーも実に素晴らしかったです。
特筆すべきはGKとして急遽参加したジミー。前半最後、ゴール隅へ放たれた相手シュートを体全体を投げ打って指先で弾いたスーパーセーブは思わず声を上げてしまいました。
ケイ・アラタは小柄ながらもポジショニンが素晴らしく、相手の攻撃の芽をつむことでリズムを作らせませんでした。

●第2試合 vsトリプレッタC  1-8
次戦も強豪トリプレッタでしたが、こちらではスーパーゴールが生まれました。
カノト・トモカズがサイドへの積極的な攻撃参加をすることで、相手チームがマークをつけざるをえない状況をつくりだす展開に。そこで生まれた中央のスペースをヒューゴが見逃さずにかけあがりドリブル突破!GKの位置を見定めて左隅に放たれたミドルシュートは見事ゴールネットを揺らしました!千駄谷が、このトリプCに1-0で勝利したことを鑑みると、このレベルの相手に流れの中から点もぎとったことはすごいことだと思います。
途中、短い出場時間となってしまいましたが、右サイドのDFに入ったタイチ、左サイドに入ったアンは足の早いサイド攻撃を仕掛ける選手に粘り強く対応できていました。

試合前にチームで約束した「リスペクトの精神を持つこと」を皆が理解し体現してくれていました。点差がつく中でも勝利を諦めることなく、良い声かけをし続けたおかげで常にグラウンド内で誰もがミスを恐れずに良いチャレンジができていたと思います。この経験はきっと次につながると思います。
決勝リーグまで、3週間近くありますので今後の練習では、今回見つけた課題・良かったプレーなどを話し合い修正・改善して、次回は是非、勝利の喜びを味わってください。