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チームの様子や大会結果・イベントなど、クラブの今をご紹介します。

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【2年生A】秋季区民大会2025予選リーグ
9/27(土)暑くも寒くもない、気候的には最高な秋晴れの日に2年生の秋季大会予選が行われました。
参加選手:カイ、ケイタ(C)、コウセイ、セン、ナオヤ、ハクト、ヨウ

(1)セントラルA 0-3
(2)セントラルG 1-3
(3)東部C 8-0
(4)千駄ヶ谷B 4-1

今回の目標は、
・いつも練習をしていることをしっかり出すこと
・交代は一人。キーパーを代わりながら4試合80分をみんなで走り切ること

結果だけを見ると2勝2敗でしたが、得点差ほど力の差はなく、とくにセントラルG戦はどっちが勝ってもおかしくない相手でした。結果に大きく影響したのは”先制点”の重みかと思います。シュートまでは行けるのですが、焦りからか無理な態勢でのシュートになったり、キーパーの正面へのもったいないシュートが多かったです。また、失点後は縦に急ぐあまり、相手が密集しているエリアに強引にドリブルを試みる場面も見られました。小さな選手が多かった(3)(4)ではそれでも結果はでましたが、富ヶ谷と同じくらい、もしくは格上のチームにはまず通用しません。いつもの練習で取り組んでいる落ち着いて広いスペースから簡単に攻めることにもっとチャレンジしたいです。得点に関してもう一つ、(2)の後半終了間際0-3の状況からパスを繋いでカイが1点取りました。ここで試合は終了しましたが、(3)の前に「得点はケチャップみたいなもの」だから、1点入ったら次からはドバドバ入るよ、と伝えました。本田圭佑選手の受け売りですが、素直な選手たちにはおまじないのような効果があったかもしれません。
勝った試合と負けた試合では、選手たちの声の量も違いました。ゲームの中で選手同士が声をかけ合い、指示を出し、時には気落ちしている選手を励ましたりすることをいいチームはやっています。(1)(2)ではあまり話している様子は見られませんでしたが(2)と(3)の試合間に強豪相手に頑張る富ヶ谷Bをみんなで応援したことでいい効果がありました。FC東京サポの選手たちが中心になってチャントの替え歌を大声で歌い、次の試合では自然と声が出るようになりました。BチームもAの最終戦を大きな声で応援してくれました。今大会が初のAB編成になりましたが、ワンチームとしてお互いを応援し高め合って行くことは継続して指導していきたいです。


カイ
後ろから受けたパスを前に運び、チャンスメークすることがタスクでした。カイの攻撃力を活かすためにスペースのできやすいサイドに張ってもらっています。タテに突破することを初めに何回か見せて、相手がタテを警戒してきたらカットインからのシュートも活きてくると思います。期待通り攻撃面で頑張ってくれましたが、相手のカウンターにダッシュで戻り一人で防いだシーンが一番印象に残っています。三苫選手ばりの素晴らしいプレスバックでした。

ケイタ
もっとも今までと違う面が見られた選手です。攻撃が大好きでドリブル、シュートが得意な半面、守備は少し消極的なケイタですが、この日はトップの位置から相手ボールを追い回してくれました。自分で苦手なことに向き合って、成長する姿に胸が熱くなりました。前田大然選手のように守備でがんばるFWにはご褒美のようにいいパスが来るよ、と言っていた通りのナイスゴールもありました。キャプテンとしてしっかりした挨拶も立派でした。

コウセイ
コウセイのいいところは相手ボールにガツガツ行けるところ、多少強引でも前へ前へと運ぶ推進力があるところです。少し緊張していたのかいつもの元気な姿が見られるまで少し時間がかかりました。主に右サイドのポジションにもだんだんと慣れてきました。惜しいシュートも何本かありました。運動量があり、攻撃にも守備にも活躍できる伊東純也選手みたいになりそうです。


セン
GK、CB、MFとまさしくオールラウンダーとして活躍しました。アイデアも豊富で見ていてワクワクする選手です。それだけにタテに急ぎすぎてもったいないと感じる面もありました。失点した時こそボールを集めて、チームを落ち着かせられるような久保建英選手のよう選手になってほしいなと期待しています。チーム力の拮抗する順位決定リーグはもっと点をとりに行けるポジションができると思います。

ナオヤ
運動量が豊富でピッチのいろんなところに顔を出せる選手です。運動量が多いのは体力があるのはもちろん、うまくスペースとチャンスを見つけているからです。CBなのに味方のシュートのこぼれ球を押し込むことができるのはナオヤならでは。苦手なインサイドキックにも取り組んで、だんだん強く蹴れるようになってきました。1対1にも強いのでいろんなポジションが任せられます。オリンピックでブラジルに勝ったときの伊東輝悦選手(ごめん、検索してみて)のようなダイナモになりそうです。

ハクト
デビュー戦だったこともあり出場時間が少なかったですが、出た時には元気に走り回ってくれました。
ハクトのいいところは物怖じせずにガツガツ行けるところ。キーパーの適性があるように思っていますが、どうなるでしょうか。少々のことではへこたれないハートを持っているのでキックやトラップなど基礎技術がしっかり付いてくるのが楽しみです。まだどんな選手になるかわからない、どんな選手にもなれそうな面白さがあり期待しています。

ヨウ
ヨウは体が強く守備力がありうまく相手ボールを刈り取ってくれるので主にセンターハーフを任せています。攻撃面で期待するのは後ろからのボールを受けて、前の選手やスペースに配球するいわゆるボランチとしての役割です。遠藤航選手やブスケツ選手のように、チームの屋台骨になれるポテンシャルがあります。
そのために、ボールがある時ない時に視野を広く持つこと、強くて正確なインサイドキックを蹴れることが大切になってきます。


次は3位リーグです。実力が同じくらいのチームがそろうので落ち着いて本来の目指すサッカーが見られると思います。今日の経験を活かして、次もしっかりサッカーを楽しみましょう!(ミム)

【2年生B】秋季区民大会2025予選リーグ
2025/9/27 春季区民大会2025予選リーグ
富ヶ谷FC Bチーム
<参加者> リョウ、フジ、ユア、アオハ、(以下1年生)エイスケ、コウキ、ナオ、ケンジ

vsセントラルC(0-3)
vs東部B (0-5)
vs千駄ヶ谷A(0-13)
vs東部A (0-21)

富ヶ谷2年生も人数が増えて2チームで挑んだ初めての大会。
公式戦が初めての子もいる中、皆それぞれドキドキしながらの大会となりました。
私も初めての大会引率ということもあり、至らない点もあったかと思いますが、それ以上に選手が頑張ってくれて、新人コーチを支えてくれました。

2年生はほぼ全員フル出場で試合時間合計80分もの間、
普段の練習以上のプレーで
それぞれ違った景色を見てくれたと思います。
まだまだ課題は多いですが、選手一人一人が主役になったシーンや得点の匂いがするシーンも作れたので、皆それぞれのペースで成長してくれているのを今大会で見せてくれた点も大きかった印象です。
今回の予選リーグでは初得点とはいかなかったので、来週の順位リーグでは初得点を目標としていければと思います。

以下個人評です。

リョウ:キャプテンとして奮闘してくれました。普段の練習よりもフィールドを動き回る頻度が多く、積極的にスローインやキックオフを行い、親としてもこんな一面があるのかと感心してしまうほどでした。
ユア:チームを陰ながら支えてくれて、後述するフジの急遽交代のシーンでは「私がやるしかない!」とキーパーを自分からやってくれたのはチームを救ってくれました。
普段よりもボールに積極的に飛び込んでいけていたので、キック力がつけばばかなり活躍できるのでそこはこれから頑張ろう!
フジ:病み上がりの中、キーパーにフィールドに縦横無尽に走り回ってくれました。千駄ヶ谷戦では3度のスーパーセーブの後、名誉の負傷交代となってしまいましたが、それ以外はフル出場。野球の癖か、蹴った後その場で止まってしまうことがあるのですが、自分でもわかっているようで改善出来る点だとコーチは信じています。
アオハ:今大会で一番サッカーを楽しんでくれていました。
流石に千駄ヶ谷や東部のAチームはちょっと怖かったみたいですが、一目散にボールに向かってくれる姿勢と、ディフェンスラインに戻ってきてくれる速さはチームで一番でした。
積極的にボールに足を出してくれて、インターセプトも多く取ってくれたので、味方へのパスやフィードが出来るとチームの核になってくれそうです。期待しています。
<1年生助っ人>
エイスケ:チームにインテリジェンスと闘争心をもたらしてくれました。
以前より助っ人に来てくれていた影響か、年上の相手選手にも怖気づく事なく、ゴールキックの際にはサイドに展開してからのフィードを率先してくれたので、エイスケがいなかったらもっとボールが保持出来なかった思います。
負けて悔しいのは当たり前。この悔しさをバネに1年生の大会でも活躍してくれると思います。
コウキ:チームに落ち着きとフィードキックをもたらしてくれました。相手選手が波のように来た時にはちょっとビックリしていたように見えましたが、球際の粘りと前線にボールを蹴ってくれるのはコウキが一番上手でした。エイスケ同様にサイドで張ってくれて、チームプレイをしてくれてとても感謝しています。
ナオ:サイドライン、中央とどこからでも相手選手に向ってくれて味方のディフェンスを援護してくれました。
千駄ヶ谷や東部の強いチームには少し恐怖心もあったみたいだったけど、それでも諦めないでボールを追ってくれました。相手にボールを取られてからも、一番しつこく食らいついてました。途中交代ばっかりでゴメン!
ケンジ:今日ゴールの匂いを一番感じた選手です。
前線から相手にプレスをかけて大きい相手からファウルを受けても立ち向かってくれました。あと一歩でゴールだったけど…とても惜しかった!サイドラインの突破は2年生チーム相手にも全然通用しているので、その長所はこれからも磨いていってください。

最後に
今日は全選手が普段の練習の何倍も頑張ってくれました。リョウも普段の練習では見せないような悔し半泣きするくらい、皆いい経験してくれたと思います。
みんなが主役になった試合で感じた気持ちを大切に、そして忘れずに次の試合や普段の練習に取り組んでいければと思います。
私としても初めての公式戦で、試合の途中に交代指示をする事もままならずあっという間に終わってしまいました…もっと選手起用も考えていければと思います。

今日を機に、皆がもっとサッカーが好きになってくれたらコーチはとても嬉しいです。
これからも、よろしくお願いします。
オオサワ



【4年生】秋季区民大会2025 予選リーグ
コーチの堀口です。
だいぶ涼しくなり秋の様相を呈してきた9月21日、4年生秋季大会予選リーグに挑みました。
この日の対戦相手は、千駄谷SCと渋谷東部B。どちらも強豪チームですが、特に千駄谷SCは優勝候補の一角。
個人の技術ではやはり1枚も2枚も上手な相手のため個の力で戦っても厳しい。一方で富ヶ谷SCの強さはチームワークです。
「つい先日の秋合宿で強化したチームワークで戦おう!」と伝えました。

フォーメーションに関しては「2バック(DFが2人)で行くよ」と伝えたところ、最初はみんなDFの数の少なさに不安がっていました。
ですが、これまでの練習試合や秋合宿の様子を見て「たついち」と「とうま」のディフェンス感覚やバランスがとても良いと感じていたので、
「2人のDF感覚なら大丈夫!」ということをみんなと共有するとともに「もちろん守備はDFだけでやるものじゃないから、みんなで守ってみんなで攻めるよ」
と伝えると、みんなも「行ける!大丈夫!」となり、気持ちが切り替わったと感じられました。
ここでも、みんなを信頼し自分も頑張るというチームワークの力が見えた瞬間だったと思います。

結果は1敗1分の勝ち点1でしたが、渋谷東部B戦は何度もチャンスを掴み勝ってもおかしくない試合でした。
残念ながら千駄谷vs東部Bの結果が0-5だったため富ヶ谷SCはリーグ3位となり次は順位決定リーグです。まずは1勝を目指していきたいと思います。

■vs 千駄谷A
●0-8

前半4点、後半4点とだいぶ失点してしまいましたが、全体的には失点しても攻める気持ちを失わずに戦えたと思います。
ただ、後半残り1〜2分のところで集中が切れてしまったのか、立て続けに2点取られてしまったのがもったいなかったです。
特にリーグ戦は得失点差も影響してきます。最後まで集中してプレーできることも考えていきたいです。

■vs 渋谷東部B
△1-1 前半14分:えいた

前半残り5分で交代で入った「えいた」が、前半終了間際にゴール前に抜け出し、一度はDF,GKに跳ね返されながらも諦めずにボールに食らいつき、最後にはゴールに流し込んでくれました。
先制点を取られていただけに、前半に追いつけたのは大きかったと思います。

後半は惜しいシュートが何本もあり入ってもおかしくない展開が続きましたが、最後まで得点を奪えず引き分けに終わりました。


☆個人へのコメント

だいち
浮き球の扱いのうまさを見せ、高く上がった球のトラップなど随所に光るプレーを見せてくれました。
「えいた」、「がく」、「こうのすけ」が上がり気味になったときはバランスを見て下がるなど、全体を見たプレーもあり、ゲームキャプテンとしての動きも素晴らしかったと思います。
「浮き球の扱いがうまいのでゴール前で浮いた球が来たら思い切り行け!」ということを試合前に言いそびれてしまっていたのですが、試合の中で選手同士で会話したようで、コーナーキックではゴール前に位置取るシーンがありました。
コーナーキックから良い位置にあがってきたボールにうまく合わせ1点かと思わせるプレーは、試合前に期待していたプレーの1つでした。

ひろと
当たりの強さを活かしたオールラウンドでのボール奪取を期待し、前目のポジションの時は前線で奪ってチャンスを作ることも要求した試合でした。
東部戦ではボランチの位置でプレーしてもらいましたが、チャンスと見るや相手ゴール前まで上がり、うまくマークを外してキーパーと1対1のシュートの場面まで作り出しました。
攻撃時にゴール前の空白のスペースにポッと現れるセンスがあります。最初から前線にいるよりも後ろから上がってくるケースの方がその場面をよく見るかもしれないので、ポジションはいろいろ試してみましょう。

さえ
サイドをしっかり自分のエリアにしてプレーできていました。
味方DFからのサイドラインぎりぎりのパスに対してもしっかりポジショニングを取り対応できていて、逆に相手がサイドを使って攻撃してきたときもしっかりとDFに行き、相手のプレーを邪魔できていました。
今回は影を潜めていましたが、サイドでパスを受けた時にダイレクトパスでチャンスを作りだすことがよくあるので、次回は攻撃でも「おっ!」というプレーを期待しています。

みどり
今回の一番のポイントは、千駄谷SC戦での値千金のクリアだったと思います。
自陣左サイドから早いライナー性のクロスがゴール前少し右に上がってきた場面でした。
そのボールをダイレクトボレーでクリアしたのですが、触らなければその後ろに構えていた相手がトラップからキーパーとの1対1というのが見えた場面だったため、ナイスクリアでした!
これ以外でもサイドで相手の攻撃をうまく阻止する場面が多く見られた試合でした。

えいた
値千金の1点を取ってくれました。
全体通して得点こそ1点でしたが、前に後ろに常に精力的に動き、守備でも攻撃でもチームを助けてくれました。

がく
敵陣で仕掛けるドリブルで何度もチャンスを作ってくれました。
最後の方は相手も明らかに嫌がっていて、東部戦の後半に中央突破で抜け出したところでは相手はイエロー覚悟で手を使って止めるしかないほどでした。
ファウルをたくさんもらうということはそれだけ相手にとって脅威だということ。
ケガをしないように注意する必要はありますが、ファウルをもらって怒るだけでなく、相手に脅威を与えていると自信を持ち、フリーキックをもらえてラッキーと思える余裕も持てるともっと自分のプレーの幅が広がると思います。
(がくへのコメント欄ですが、ファウルの話はえいたも同じことが言えると思うので、読んでもらえると良いかなと思います。)

こうのすけ
今回、慣れない中盤真ん中のポジションをやってもらいましたが、持ち前のガッツと溢れんばかりのやる気でしっかり対応してくれました。
相手にくらいつきピンチを何度も救い、ボールを奪った後に味方につなげることで攻撃の起点にもなってくれました。
東部戦はボランチの位置だったため中々攻める機会が少なかったと思いますが、それでも後半はしっかり攻撃に参加しチャンスを作ってくれました。

たついち
全体の戦術・フォーメーションのところに書いた通りですが、2バックの1人として頑張ってくれました。
ディフェンス感覚が光っていましたが、特に、サイドを突破されても追いつき、タッチライン、エンドラインにしっかり押し出すというのがとてもうまかったです。

とうま
「たついち」と同じく、全体の戦術・フォーメーションのところに書いた通り、2バックの1人として頑張ってくれました。
同じくディフェンス感覚が光っていましたが、特に、前後の動きでボールをカットし、相手の攻撃の芽を摘むのがうまかったです。

かい
1対1でのシュートや遠目からのロングシュートなど、今日の相手は多彩なシュートを打ってきましたが、幾度となく富ヶ谷のゴールマウスを守ってくれました。
最後にフィールダーで出たいという希望を叶えてあげたかったのですが、チームの勢いも考え、GKを含めた守備の安定感もある中で代えてあげることができませんでした。
次回はフィールドでプレーする機会も作ってあげたいと思います。
【6年生】春季区民大会2025 順位決定リーグ総括
6/28(土)、6・5年生合同チームが春季6年生区民大会の順位決定リーグ戦に参戦しました。
結果は1勝2敗、4チーム中3位という結果となりました。

【メンバー:以下13名】
出場選手:6年生 ゼン・ソウ・ヒューゴ・シュンイチロウ・ヤマト
     5年生 アサユキ・アラタ・アン・カノト・ケイ・ジミー・タイチ・トモカズ
■試合結果
1試合目 vs 千駄ヶ谷B ●0-5

2試合目 vs 美竹    ●0-4

3試合目 vs セントラルB 〇3-2
得点者:ケイ、トモカズ、カノト

今大会では、6年生を中心にしつつ、多くの5年生メンバーにも参加してもらいました。
そのため、6年生にはリーダーシップを発揮してもらい、6年生の間で共通認識となっているサッカーを試合中のコーチングを通じて5年生にも伝えていくこと、5年生には「みんなが頼りになる選手である」という意識を持つこと、そして暑さで体力を消耗する中でも交代の準備をしてくれている選手がいることを意識し、出場した際にはクタクタになるまで走り回ってくるように話しました。

1試合目は、組織的なボール運びが上手な相手に対し、前半で3失点してしまいました。
ハーフタイムでディフェンスラインのコントロールとカバーリングの確認を行ったところ改善され、後半は1失点に抑えることができました。
集中を切らさず、試合の中で自分たちで考えながら後半に臨めたことは素晴らしかったと思います。

2試合目は、我々の試合運びがうまくなかったかもしれません。
1試合目で得点できなかったため、「リスクを取ってでも得点したいよね」というミーティングをして臨みました。
 前半は守備的な布陣から入りましたが、後半に攻撃的な布陣へ切り替えたところ、前がかりになりすぎて失点を重ねてしまった印象でした。

3試合目、最後の試合は、どちらもまだ勝利のなかったチーム同士ということもあり、熱戦が繰り広げられました。
先制されては追いつき、再び失点してはまた追いつくという展開の中、最後には逆転ゴールというエキサイティングな試合内容でした。
まず1点目は、なんと当日が誕生日だったケイのバースデーゴール!
ペナルティエリア外、左に流れてきたボールをズドンと右足一閃。いつも紅白戦で見せている得意のパターンでした。
2点目は、左サイドのゴールラインぎりぎりでヒューゴからのスルーパスを受けたカノトが、逆サイドのトモカズへふわっとしたクロス。相手GKに触れられながらも、トモカズが冷静に反応して見事に決めてくれました。
同点に追いついた後は、相手の猛攻に耐え抜きました。シュンイチロウ、ゼン、アサユキ、ソウが何度もシュートブロックする姿は、まるでW杯予選アウェイのサウジ戦を彷彿とさせるほどの粘りでした。
そして最後は、アサユキのクリアがスルーパスのようになり、相手DFの対応ミスを誘発。
カノトが最後まで前線でプレッシャーをかけ続けたおかげでボールを奪取し、相手GKに引きずられながらも左足で冷静に流し込みました。

チーム全員で力を合わせて戦い、ベンチからは熱いコーチングが飛び交い、サポーターの皆さんからも大きな声援をいただきました。
そんな中で勝ち取った最後の勝利は、本当に特別なものでした。
まさに「終わりよければすべてよし」。みんな笑顔で終われて、最高の締めくくりになったと思います。
また、秋季大会に向けて、より多くの喜びを分かち合えるように練習に励んでいきましょう!
(ヤマノ)

【6年生】春季区民大会2025 予選リーグ総括
コーチの吉野です。
ヘッドコーチである山野Cの代理で今回6年生大会に帯同させてもらいました。
6年生春季区民大会予選リーグの総括です。
6/7(土)渋谷区スポーツセンターにて、一足早い夏の様相の中、16時12分kickoff

出場選手:6年生 ゼン・ソウ・ヒューゴ
     5年生 アラタ・アン・カノト・ケイ・ジミー・タイチ・トモカズ

残念ながら大会を心待ちにしていたGKシュンイチロウ、そしてアサユキが発熱により不参加となりました。当日の追加招集となりましたが、アン・ジミー・タイチの3名が呼びかけに快く応じてくれ10名で臨むことに。

予選リーグの組分けは、いわゆる「死のリーグ」と呼ばれるもので、優勝候補の千駄谷、そして強豪トリプレッタという強豪ぞろい。
なかなか味わえない1位リーグのような貴重な体験ですが、選手たちは気後れしているかもと当日心配していました。が、富ヶ谷の選手たちは頼もしく成長していました。
キャプテン・ソウは集合時の挨拶で臆することなく「どちらにも勝ちたいです!」と頼もしい宣言!実際に試合中、最高学年となった6年生の3人のプレーは圧巻でした。
気迫あふれる球際の競り合いや激しいプレス、そして積極的なコーチングは素晴らしく5年生もそれに引っ張られるように、いつも以上のパフォーマンスを見せてくれました。
勝利こそありませんでしたが、ベンチから見た彼らの本気のプレーは2試合とも実に見応えのあるものでした。


●第1試合 vs千駄谷  0ー6
初戦はトリプレッタと共に渋谷区トップクラスに君臨し続ける千駄谷SC。昨年、東京都リハウスリーグ7ブロックではAリーグに昇格するなど勢いのあるチームですが、我が富ヶ谷SCも6年生を中心に堂々とわたりあっていました。
特に6年生の3人は、思わず涙腺が緩んでしまうくらいの素晴らしいプレーの数々。
キャプテンのソウは、試合前の練習で特に重要視していたヘディングでの対応が素晴らしく、難しいハイボールをミスすることなく行い、数多くの失点の機会を防いでくれました。また練習時や用具チェック、移動の際の声掛けや挨拶など、歴代キャプテンと比較しても遜色ないキャプテンシーを見せてくれました。
ゼンは走力を生かし、最終練習で堀口Cから教わったシュートブロックの重要性を理解し、シュートレンジにいる相手へ果敢に距離を寄せ、失点を幾度も防ぐ活躍。そして普段はクールな印象ですが、グラウンドで熱のこもった大きな声で仲間へ指示を出す姿はとても頼もしかったです。
さらに現在提携で千駄谷の強度を肌で味わっているヒューゴの成長は目を見張るものがありました。チームで勝つために試合経験豊富な自分が頑張る必要があると感じていたのでしょう。2試合とも、30分間攻守にわたりピッチ上を駆け回り、まさに獅子奮迅の活躍。
それに応えるかのように5年生のプレーも実に素晴らしかったです。
特筆すべきはGKとして急遽参加したジミー。前半最後、ゴール隅へ放たれた相手シュートを体全体を投げ打って指先で弾いたスーパーセーブは思わず声を上げてしまいました。
ケイ・アラタは小柄ながらもポジショニンが素晴らしく、相手の攻撃の芽をつむことでリズムを作らせませんでした。

●第2試合 vsトリプレッタC  1-8
次戦も強豪トリプレッタでしたが、こちらではスーパーゴールが生まれました。
カノト・トモカズがサイドへの積極的な攻撃参加をすることで、相手チームがマークをつけざるをえない状況をつくりだす展開に。そこで生まれた中央のスペースをヒューゴが見逃さずにかけあがりドリブル突破!GKの位置を見定めて左隅に放たれたミドルシュートは見事ゴールネットを揺らしました!千駄谷が、このトリプCに1-0で勝利したことを鑑みると、このレベルの相手に流れの中から点もぎとったことはすごいことだと思います。
途中、短い出場時間となってしまいましたが、右サイドのDFに入ったタイチ、左サイドに入ったアンは足の早いサイド攻撃を仕掛ける選手に粘り強く対応できていました。

試合前にチームで約束した「リスペクトの精神を持つこと」を皆が理解し体現してくれていました。点差がつく中でも勝利を諦めることなく、良い声かけをし続けたおかげで常にグラウンド内で誰もがミスを恐れずに良いチャレンジができていたと思います。この経験はきっと次につながると思います。
決勝リーグまで、3週間近くありますので今後の練習では、今回見つけた課題・良かったプレーなどを話し合い修正・改善して、次回は是非、勝利の喜びを味わってください。
【2年生】2024年度秋季区民大会決勝 総括
4/12 (土)1年生・渋谷区秋季大会 決勝トーナメント
参加選手:セン(c)、カイ、ケイタ、ナオヤ、ヒナタ、フジ、ユア、ヨウ、リョウ、コウセイ(新加入)
vs 東部A 0-3
vs セントラルA 1-2
vs 千駄ヶ谷A 0-4

先日の予選を2位通過して決勝トーナメントに進みました。試合前のアップからどこかソワソワしている様子の選手たち。キョロキョロとよそのチームが気になる、これから始まる試合に集中できていない、、、あの手この手を尽くしましたがコーチの力量不足でいい雰囲気で試合に向かうところには持っていけませんでした。コーチとして反省すべき点です。
全ての試合で前半に失点しましたが、ハーフタイムの声がけでは自信を持ち直し後半はいい内容だっただけに、あらためて試合の入り方の難しさを感じる結果となりました。2週前の予選では最初からかなりいい状態で入れたので、この日は何が違ったか今後のために選手や保護者に聞いてみました。
・相手チームがどこも強そうに見えてビビった
・激しい相手にケガさせられたことがあり少しこわかった
・相手のコーチが大声でこわかった
・前日あまり寝れなかった
・予想気温よりかなり寒く、薄着だったので体が動かなかったのでは
・何日も前からトーナメント表を見て、優勝を意識しすぎたかもしれない
などどれも納得いくものばかりでした。
メンタル(気持ち)についてMLBのダルビッシュ選手の言葉です。
「メンタルを鍛えるっていうのは難しい。鍛えるものではなく技術だと思う。いかに色んなネガティブなものやプレッシャーを受け流せるかどうか。」
相手の強さや相手のコーチの声の大きさは変えられません。いかに自分と向き合い、そのとき自分のできることに集中できるか。事実と捉え方を混同しないようにする技術は低学年にはまだ難しいですが、まわりの大人が知っていると声がけが変わってきそうです。チームは生きものと言いますが、この日は誰かがではなくみんなが固かった。みんなで改善して次に活かしていきましょう。
ほかに決勝トーナメントの他のチームと比べて差があると思ったのがボディコンタクトです。サッカーは1つのボールを奪い合うために体の接触があるスポーツです。「デュエル」といいますが、1対1の局面では体をぶつけて激しくプレーすることが求められます。誰でも痛いのは嫌だし、自分より大きな相手にぶつかるには勇気が必要なこともわかります。でも、デュエルも技術の一つです。これなら大丈夫、これだとあまり痛くないと自信をもてるようにまずは体の使い方や当て方から練習していこうと思います。

さて、1年生としての活動はこの試合でひと区切り。この学年のヘッドコーチになって1年が経ちました。最初の目標にしていた「サッカーを好きになってもらうこと」は達成できたのではと思っています。1年前と比べて練習前や道すがらで元気にあいさつしてくれたり、練習前の準備で自分から動ける選手も増えてきました。
保護者のみなさん(この学年ではサポーターと呼んでいます)から選手たちの成長の様子など嬉しい言葉もたくさんいただいています。
さて、2年生はどんな目標にしましょうか。選手たちの顔を見てみんなで決めていきたいと思います。
選手とサポーターが一体となって楽しめるように、勝ったり負けたりいいことも悪いことも全てがみんなの成長につながるように指導していきます。
変わらぬ応援をよろしくお願いいたします。
(ミム)
【1年生】2024年度秋季区民大会 予選 総括
3月22日(土)渋谷区秋季大会 予選リーグ
参加選手:セン(C)、カイ、ケイタ、ナオヤ、ヒナタ、フジ(※)、ユア、ヨウ、リョウ 
※リョウがすでにチームにいるので苗字からとった愛称で呼んでいます。

vs セントラルD(3-1) ヒナタ、ナオヤ、カイ
vs 千駄ヶ谷A(0-1)
vs 本町(5-1)セン4、カイ

春の大会では試合前にみんなが緊張していましたが、そんなふわふわした雰囲気はもうありません。かと言って慢心しているでもなく、みんなが早く試合をやりたい、というワクワクしたいい表情を見せてくれました。
結果は2勝1敗、堂々の2位通過でメダルにつながる決勝トーナメントに進みます。練習してきた内容が発揮できたことで結果がついてきた3試合でした。惜しくも0-1で敗れた千駄ヶ谷Aは前回大会の優勝チーム。半年前にトレーニングマッチをした時はコテンパンにやられました。体力、技術力、総合力と全部で上回る相手でしたが、キーパーのセンを中心にみんなでよく守り、よく走りました。カウンターからカイの惜しいシュートもありました。もし観ていた誰もが納得のいく敗戦があるとしたらこの試合のことでしょう。攻めこまれ続ける苦しい時間を本当によく頑張りました。観戦していた内藤監督からも「試合をやるごとにどんどん成長しましたね!」と声をかけてもらえました。
戦術面では公式戦だから特別なことをするのではなく「いつも練習でやってることをやろう」とだけ伝えました。
・フニーニョのようにゴールが2つあるイメージでポジションをとること
・次に何をやったらいいか、わかってる人がみんなに教えてあげること
・思いっきり楽しむこと
2年生と合同で取り組んでいるフニーニョ大会(3人制の2ゴールゲーム)の成果がいろんな場面で出ていました。自分より体格のいい相手への対応、球ぎわの力強さ、ポジショニング、仲間へのコーチング、次への切り替え、、、といくつもいい効果が見られました。個人ポイントを競う真剣勝負の機会として新年度も継続していきたいです。
さあ、次は強豪ぞろいのベスト8。どんなサッカーを見せてくれるか楽しみです。

以下、個人評です。
セン:キャプテンとしてプレーでチームを引っ張りました。とくにキーパーとして出場した千駄ヶ谷A戦での何回ものビッグセーブは相手を不安にし、味方を鼓舞し続けました。フィールド上でもパス、ドリブル、守備とセンス抜群の働き。センちゃんが後ろで待っていてくれることでチームに安定感をもたらしています。自ら志願して点を取りに行った3試合目の4ゴールは圧巻でした。
カイ:課題だった相手ボールに対してのチャレンジができてきました。攻撃面ではドリブル、パスの判断が素晴らしい。今回とくによかったのはファウルを受けたり、チームがうまくいかない時の気持ちの切り替えが上手になってきたこと。カイのプレーには華があります。この日のように気持ちをコントロールしてピッチに立ちつづけてほしいです。
ケイタ:キック力、ボールタッチがメキメキ上達しています。練習ではいいターンからゴールすることも増えてきました。自主練でボールを蹴り続ける姿に感心しています。その技術を強い相手にも出すには何が大切かな?ケイタがいいプレーできるようにコーチは話をしているのでもう少し聞いてくれたらうれしいな。笑
ナオヤ:守備に攻撃に常にいいポジションを探しているのがよくわかります。この一年をかけて練習してきたことを素直にやり続けている一人です。もしパスが出てこなくても、いいポジションをとり続けることに大きな価値があってチームの今後につながります。サッカーノートは続いてるかな?また今度、見せてね。
ヒナタ:1試合目の最初から集中して試合に入れました。その甲斐あって、押し気味な展開ながらなかなかゴールが取れなかったチームに勢いをつける大きな先制点をもたらしてくれたのはヒナタでした。この1点がなかったらどんな3試合になったでしょう。走り続けられる体力がついてきたので、守備面でもチームを助け、頼りになりました!
フジ:3月に入会したばかりでいきなりの公式戦。千駄ヶ谷A戦の後半にアンラッキーな形で失点。点を取るためにキーパーのセンをフィールドに上げたい。そのためには代わりのキーパーが必要です。ベンチメンバーに誰かできる?と聞いたら真っ先に手を挙げたのがフジでした。その勇気がすばらしく、3試合目もキーパーをやってもらいました。まずはデビューおめでとう。これから経験をつんで、もっと出ようね!
ユア:試合前に今日の目標はどうする?とみんなに問いかけた時です。みんなが口々に戦術や技術的なこと(全部正解でした)を言ってくれる中、ユアが「とにかく楽しむ!」と大きな声で言ってくれました。いつもの練習で口癖のように何度も言ってることが、選手たちにしっかり届いているのがなにより嬉しかったです。出番がまわってきた3試合目、いつもより走り回って相手ボールにチャレンジし、ドリブルまで見せてくれました。次へのアピール、しっかり受け止めました。
ヨウ:とにかくよく走って、相手の攻撃を止め続けました。逆境に強いのか、攻められ続けるとどんどん集中力が増していくのがヨウのすごいところです。それを活かして外にクリアしてホッとしている味方に「次、切り替え!」と大きな声でコーチングしてくれました。いい守備でボールを取れたら、攻撃はそこから始まります。パス、ドリブルの判断の質が上がったらとてつもない選手になりそうです。
リョウ:2戦目、押されっぱなしの展開。ベンチメンバーに前線で守備できる選手を聞いた時に真っ先に手を挙げてくれました。その言葉通り、ドリブルの上手い相手にも怯まず粘りのディフェンスがすごかったです。顔にボールを受けて少し痛い思いをする場面もありました。それは正面からくる相手から逃げずに立ちふさがった証拠です。キーパーの時もリョウには勇気があるからキャッチができます。次はパントキックで前にどかーんと蹴ってもらいたいです。

長くなりましたが、最後にもうひとつだけ。
今年も6年生が卒団しました。キャプテンを務めさせていただいた湧太郎とはコーチと選手の関係でした。彼がこのチームに入らなかったらサッカーコーチとしての今の自分はありません。それを感謝するとともに、他の選手だったら手放しで誉めたようなことも親子ということで少しの躊躇がありました。振り返ると頑張っている時もそうではない時も何でもいいからもっともっと誉めてやればよかったな、と思っています。ほとんどのことはとらえ方や切り取り方で誉めたり、労ったりできます。みなさんは思いっきり誉めていますか?
ご家族での楽しい時間に富ヶ谷SCでの体験が少しでも関われるといいなと思っています。ひきつづき、よろしくお願いします。
ミムラ
【4年生】練習試合レポート(vs 千駄谷SC)
コーチの吉野です。
1月26日(土)千駄ヶ谷小学校で行われた4年生練習試合(vs千駄谷SC)の総括です。

お当番さん、ユウヤママの「前回来た時は砂のグラウンドでしたよね」との一言にハッとしました。というのも私の子供達が千駄谷SCにお世時になっている関係で千駄ヶ谷小に行く機会が多く、最近はすっかり千駄ヶ谷小=天然芝グラウンドという認識だったからです。
調べると2022年に天然芝となったようなので、少なくとも2年以上の歳月を経て、千駄谷SCホームでの練習試合となりました。

これまで区民大会等あわせ、千駄谷さんとは数度の対戦をしてきました。
年少の頃は勝ったり負けたりの繰り返しで良いライバルと思ってましたが、試合数も練習時間も上回る彼らには歳を重ねるごとに、少しずつ差をつけられていったという印象があります。
そしてこの日は、その差を強烈に見せつけられました。
結果は全敗。こちらの得点は、キョウイチ・トモカズの個の力に頼っての1点のみ。
かたや千駄谷はグラウンドを前後左右大きく使い、全員が連動するサッカーでポゼッションも多く常に試合を優位に進めていました。
グラウンド上の選手たちは、いやがおうにも肌で実力差を感じたようです。
この差ができた理由は大きくわけて2点あると思います。

1点目は試合経験の差。千駄谷はブロック大会などに参戦し、毎週末のように練習試合を組んでいます。比べ富ヶ谷は対外試合は渋谷区民大会が主で、コーチ数も少なくなかなか練習試合が組めません。これはもちろん選手達がどうにかできることではありません。長年チームが抱えている課題で、なかなか対応ができないのが現状です。(私の事情で言うと、仕事の都合でなかなか先の予定が立たなく、さらに、シニアリーグに参戦しているからです。申し訳ないです。)

2点目はトラップ・パス・キックなど基礎スキル。
こちらは先程の理由とは異なり、基礎練習により克服できます。千駄谷でいうと、最初の30分ほどは、集合・整列・挨拶をすぐに済ませ、選手自身がストレッチ・ボールタッチなどの基礎練習をみっちりとこなしています。練習時間外にも遊びとしてサッカーをする機会が多いようです。
足元の不安をなくすことで、目線を上に上げる事ができ、グラウンド上でのプレー判断につながるので、ここの意識を高めてもらえるよう、より良い練習メニューを模索していこうと思います。

完敗はしましたが、全く歯が立たなかったわけではなく、要所要所でチャンスは作れていました。それは富ヶ谷の選手達もこれまでの数年に渡り練習を重ねてきたからです。受験やその他の事情で現在のメンバーでサッカーができる時間は、本当に残りわずかとなります。より一層、時間を大切にすることを意識して、これからも仲間とサッカーをできる喜びを味わえるよう練習をしていきましょう。
年始のご挨拶
明けましておめでとうございます。
監督の内藤です。

先日5日より新年の練習は開始しておりますが、本日は毎年恒例となる代々木八幡宮様での安全祈願のご祈祷をいただいてまいりましたので、年始のご挨拶を兼ねてご報告申し上げます。

ご祈祷のために参拝したのは三村キャプテンを含む6年生と5年生、コーチ陣(と間違えてやってきた4年生)15名です。

今年1年が、怪我や病気のない健やかで明るい1年となるよう、そして実力や努力を超えた最後の運の部分で大切な試合に勝てるよう、選手ともども祈念して参りました。

今週は成人の日を含む3連休となります。
その成人の日である13日は、駒沢公園のサッカー競技場にて、U-12渋谷区選抜チームとU-12目黒区選抜チームの交流戦が予定されています。この栄えある渋谷区選抜に、当クラブの6年生、石関理玖選手が選抜されました。
同選抜チームには、かつて石関選手とともに近年まで当クラブに在籍していた田村選手(現在は千駄谷SC)、吉田選手(現在はFCトリプレッタ渋谷)も名前を連ねています。3名が渋谷区を背負って、立派に活躍してくれることを楽しみにしております。

なお、本日の代々木八幡宮参拝に際して、八幡宮前の信号にて偶然に秋元 元コーチ、ならびに宇都 元代表とばったり遭遇しまして、富ヶ谷SCが変わらず元気に活動していることをお伝えできました。このような機会にふれますと、地元の方々に愛され続けるクラブに関われていることを、心よりありがたく思います。

さて、新しい1年が始まりました。
サッカーを通して子どもたち一人ひとりがどのように成長するのか、会員保護者の皆さんと手を取り合って見守り、その喜びを共有できる一年となりますことを、心より祈っております。

それでは
簡単ではありますが年始のご挨拶とさせていただきます。

本年も何卒、よろしくお願い申し上げます。

富ヶ谷SC 監督
内藤 洋史
【3年生】秋季区民大会2024 順位決定トーナメント(2) 総括
年内最終活動日となった12月22日(日)。
3年生の順位決定トーナメントの最終戦が開催されました。

勝利したチームは7位(上部トーナメントとあわせて考えると15位)、負けたチームは最下位の8位(16位)が決定する、ある意味で負けたくない大一番。
ただこの日、シュウは参加できず、3年のサエとナツも体調不良で欠席となりました。
7人で迎えた今年最後のこのマッチ、3年生チームは見事に勝ち取りました。

■出場選手

シンノスケ
ダイチ
ミドリ
コウ(2年)
ガク(2年)
エイタ(2年)
ヒロト

■ vs セントラルE 勝ち 2-1

ゴールを決めたのは2点ともガク。
いずれも、相手のゴールキックからの立ち上がりをパスカットしての得点でした。
その意味では、自陣の守備から攻撃を組み立てて・・・という流れのゴールではなかったですが、それでもこのゴールには大きな意味があったと思います。

それは、自分たちがこれまでやってきた、ゴールキーパーによるサイドバックへのゴールキックへの深い理解があったと感じられるからです。自分たちがゴールキックを丁寧につないで行くスタイルを繰り返しているうちに、相手にされたらいやなことが体にしみ付いたのだと思います。
どこでどのようにボールを取られるのが怖いのか。
サイドから不用意に中央に戻すと何が起きるのか。

ボールを受けたサイドバックはどのようにトラップして、どこを見るのか。

そのあたりの理解の深さが、この2点のゴールと、勝利に表れていると僕は感じました。

止める、蹴るが発展途上にある段階でのコンパクトなパスサッカーはリスクそのものです。
でも、全員がゲームに参加できるこのスタイルこそ、全員が成長し、全員が楽しめる、誰もおいていかないトミサカ流のサッカーだと考えています。

裏を返せば、全選手が”止める、蹴る”ができるようになると、一気に強力なチームが出来上がるわけです。


そして、この年末にこのレベルの総括を書くことができたことに、僕は大きな感動を覚えます。
今年の春の大会予選の総括の書き出しはこのように書いていたのです。

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今回の大会に望む10人のメンバーは、まだ”同じサッカー”を共有していません。わかりやすくいうならば、「自分たちらしい攻め方、守り方」というものができあがっていない、そんな状態で大会に望むことになりました。

ディフェンスライン(ディフェンスの選手の縦方向の位置を1直線に整えている状態)を高く保ち※、相手から奪ったボールをショートパスで繋いで攻撃を組み立てる。日々の練習では、そんなサッカーを組み立て中でした。
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この冬、”同じサッカーの共有”はできあがりました。
ここからは、個人戦術を伸ばす段階に進みましょう。

冬休みの間も、なるべく多くボールに触る機会を持ち、次の大会であっとおどろくゲームを見せてほしいと思います。



内藤