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【2年生A】秋季区民大会2025予選リーグ

【2年生A】秋季区民大会2025予選リーグ
9/27(土)暑くも寒くもない、気候的には最高な秋晴れの日に2年生の秋季大会予選が行われました。
参加選手:カイ、ケイタ(C)、コウセイ、セン、ナオヤ、ハクト、ヨウ

(1)セントラルA 0-3
(2)セントラルG 1-3
(3)東部C 8-0
(4)千駄ヶ谷B 4-1

今回の目標は、
・いつも練習をしていることをしっかり出すこと
・交代は一人。キーパーを代わりながら4試合80分をみんなで走り切ること

結果だけを見ると2勝2敗でしたが、得点差ほど力の差はなく、とくにセントラルG戦はどっちが勝ってもおかしくない相手でした。結果に大きく影響したのは”先制点”の重みかと思います。シュートまでは行けるのですが、焦りからか無理な態勢でのシュートになったり、キーパーの正面へのもったいないシュートが多かったです。また、失点後は縦に急ぐあまり、相手が密集しているエリアに強引にドリブルを試みる場面も見られました。小さな選手が多かった(3)(4)ではそれでも結果はでましたが、富ヶ谷と同じくらい、もしくは格上のチームにはまず通用しません。いつもの練習で取り組んでいる落ち着いて広いスペースから簡単に攻めることにもっとチャレンジしたいです。得点に関してもう一つ、(2)の後半終了間際0-3の状況からパスを繋いでカイが1点取りました。ここで試合は終了しましたが、(3)の前に「得点はケチャップみたいなもの」だから、1点入ったら次からはドバドバ入るよ、と伝えました。本田圭佑選手の受け売りですが、素直な選手たちにはおまじないのような効果があったかもしれません。
勝った試合と負けた試合では、選手たちの声の量も違いました。ゲームの中で選手同士が声をかけ合い、指示を出し、時には気落ちしている選手を励ましたりすることをいいチームはやっています。(1)(2)ではあまり話している様子は見られませんでしたが(2)と(3)の試合間に強豪相手に頑張る富ヶ谷Bをみんなで応援したことでいい効果がありました。FC東京サポの選手たちが中心になってチャントの替え歌を大声で歌い、次の試合では自然と声が出るようになりました。BチームもAの最終戦を大きな声で応援してくれました。今大会が初のAB編成になりましたが、ワンチームとしてお互いを応援し高め合って行くことは継続して指導していきたいです。


カイ
後ろから受けたパスを前に運び、チャンスメークすることがタスクでした。カイの攻撃力を活かすためにスペースのできやすいサイドに張ってもらっています。タテに突破することを初めに何回か見せて、相手がタテを警戒してきたらカットインからのシュートも活きてくると思います。期待通り攻撃面で頑張ってくれましたが、相手のカウンターにダッシュで戻り一人で防いだシーンが一番印象に残っています。三苫選手ばりの素晴らしいプレスバックでした。

ケイタ
もっとも今までと違う面が見られた選手です。攻撃が大好きでドリブル、シュートが得意な半面、守備は少し消極的なケイタですが、この日はトップの位置から相手ボールを追い回してくれました。自分で苦手なことに向き合って、成長する姿に胸が熱くなりました。前田大然選手のように守備でがんばるFWにはご褒美のようにいいパスが来るよ、と言っていた通りのナイスゴールもありました。キャプテンとしてしっかりした挨拶も立派でした。

コウセイ
コウセイのいいところは相手ボールにガツガツ行けるところ、多少強引でも前へ前へと運ぶ推進力があるところです。少し緊張していたのかいつもの元気な姿が見られるまで少し時間がかかりました。主に右サイドのポジションにもだんだんと慣れてきました。惜しいシュートも何本かありました。運動量があり、攻撃にも守備にも活躍できる伊東純也選手みたいになりそうです。


セン
GK、CB、MFとまさしくオールラウンダーとして活躍しました。アイデアも豊富で見ていてワクワクする選手です。それだけにタテに急ぎすぎてもったいないと感じる面もありました。失点した時こそボールを集めて、チームを落ち着かせられるような久保建英選手のよう選手になってほしいなと期待しています。チーム力の拮抗する順位決定リーグはもっと点をとりに行けるポジションができると思います。

ナオヤ
運動量が豊富でピッチのいろんなところに顔を出せる選手です。運動量が多いのは体力があるのはもちろん、うまくスペースとチャンスを見つけているからです。CBなのに味方のシュートのこぼれ球を押し込むことができるのはナオヤならでは。苦手なインサイドキックにも取り組んで、だんだん強く蹴れるようになってきました。1対1にも強いのでいろんなポジションが任せられます。オリンピックでブラジルに勝ったときの伊東輝悦選手(ごめん、検索してみて)のようなダイナモになりそうです。

ハクト
デビュー戦だったこともあり出場時間が少なかったですが、出た時には元気に走り回ってくれました。
ハクトのいいところは物怖じせずにガツガツ行けるところ。キーパーの適性があるように思っていますが、どうなるでしょうか。少々のことではへこたれないハートを持っているのでキックやトラップなど基礎技術がしっかり付いてくるのが楽しみです。まだどんな選手になるかわからない、どんな選手にもなれそうな面白さがあり期待しています。

ヨウ
ヨウは体が強く守備力がありうまく相手ボールを刈り取ってくれるので主にセンターハーフを任せています。攻撃面で期待するのは後ろからのボールを受けて、前の選手やスペースに配球するいわゆるボランチとしての役割です。遠藤航選手やブスケツ選手のように、チームの屋台骨になれるポテンシャルがあります。
そのために、ボールがある時ない時に視野を広く持つこと、強くて正確なインサイドキックを蹴れることが大切になってきます。


次は3位リーグです。実力が同じくらいのチームがそろうので落ち着いて本来の目指すサッカーが見られると思います。今日の経験を活かして、次もしっかりサッカーを楽しみましょう!(ミム)