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【2年生A】秋季区民大会2025 順位決定S1リーグ

【2年生A】秋季区民大会2025 順位決定S1リーグ
10/4(土)富ヶ谷A 渋谷区秋季大会 3位リーグ
参加選手:カイ、セン、ケイタ、コウセイ、ヒナタ、ナオヤ、ハクト、ヨウ

(1)vs 東部B ○5-0
得点:ケイタ2、ナオヤ、カイ、OG
(2)vs 猿楽 ○3-0
得点:ケイタ、カイ2
(3) vs 美竹 ●0-1

結果は2勝1敗で他のチームと勝ち点で並びましたが得失点差で上回り、3位グループの首位で終えました。
2つ大勝したあと、最後にTMでも負けたことがなかった相手に足元をすくわれるところが、このチームの伸び代ですね。気の緩みはなかったと思いますが、勝利を意識しすぎたのか疲れなのかみんなで固くなったので、本当にチームは生き物だと思いました。

予選では1試合目の入り方に課題がありましたが、この日はまずサポーターのみなさんに最初から全力で行くことを約束してのぞみました。試合直前にもそれを思い出し、とくに最初の5分は全員がフルパワーで入ることを確認しました。結果、最初に流れをつかめたことが大量得点につながりました。
技術的には夏から取り組んできた「ボールを受けたら半身で受けて前を向く(向こうとする)」プレーが多く見られました。1試合目の先制点となったセンのスルーパスを受けたケイタのターンからのシュートはすばらしかったです。遠い方の足でトラップすることはターンでも、パスをつなぐうえでも大切な技術です。相手のプレッシャーが強いときにも誰もが同じことができるように、ひきつづきこだわりたいポイントです。
さらに予選を通して出てきたポジティブな点として「いろんな選手が点を取れるチーム」になってきたことがあります。予選ではヨウ、センのゴールもあったし、コウセイ、ハクト、ヒナタにも惜しいシュートまで行ったシーンがありました。ポジションにかぎらず誰でもゴールを狙えるチームを目指してきたので、心の中でガッツポーズをしていました。そんなチームになった大きな理由として、攻撃のキープレイヤーであるカイとセンの貢献が大きいです。周りを見ながらドリブルし、相手を2〜3人引きつけてフリーになった味方にパスすることは外から見ているほど簡単ではありません。もちろん、パスを信じてゴール前に走りこむ選手がいることもすごいです。そちらに気を取られてマークがゆるいときは自分で決めるのも素晴らしい。日頃の練習から言っている「難しいことをしないで簡単にゴールしてみよう」「相手を見ていい判断をしよう」が現れたゴールがたくさん見られました。4ゴールでやるフニーニョでの得点パターンをつかんだ選手がよりいい判断をしているので、1年生の時からの取り組みが実を結んでいることがうれしかったです。
守備面でもヨウ、ナオヤ、センはセンターラインをよく守ってくれました。ヒナタも含めて相手ボールに対してチャレンジ&カバーができているときは危ない場面がほぼありませんでした。この先、強いチームにはドリブルでいとも簡単に抜いてくる選手がいます。もし誰かが1対1でやられてもチームで協力して守備ができるチームを目指します。そのためには、個人のスキルアップはもちろん守備時のポジショニングが大事になってくるのでみんなで練習していきましょう。
ほぼ初の公式戦となったコウセイ、ハクトはボールへのチャレンジがすでにできています。Bチームの選手たちにも言えますが、蹴ることと止めることが上達すればもっともっと活躍できます。基礎の上達はどれだけボールを触っているかです。その証拠に高学年になるとみんなそれなりに蹴れます。成長曲線という言葉がありますが、サッカーの基礎はなだらかにうまくなるのではなく、コツをつかむといきなりできるようなります。自転車や水泳もそうですね。コツをつかむためにたくさん失敗することが大切です。がんばりましょう。

2年生最後の総括になりそうなので、個人の所感とこれからの話を少し。
ある本に「育成とはやる気にさせること」とありました。コーチとしてチームの面々を見ていて「サッカーを楽しむこと、好きになること」はこの2年で伝えられたように思います。自分が楽しむことが第一で、その次は仲間が楽しむ気持ちも大切にできるよう指導していきます。そして、自分たちより実力の上回る相手へのチャレンジを楽しめるチームになれるよう、みんなで目指していきたいです。
いつもカイパパが撮ってくれる試合の動画を見返していて、サポーターであるみなさんの声がけが本当に素晴らしくて夜中に泣きそうになりました。選手たちへの指示やティーチングはひとつもなく、本当にあたたかくて後押しするような声ばかりでした。相手チームのファインプレーを讃える声もありました。この選手たちとサポーターとなら、この先もサッカーを通してみんなの成長をもっと楽しんでいけそうです。本当に感謝しています。

さて、6人制のサッカーはここで終わり、次からは8人制となります。コートは倍の広さに、ゴールも大きくなり、オフサイドもあります。単純に選手1人が担当するスペースが広くなり、さらなる体力とキック力、ポジションの理解力が必要になります。DFラインとFWのかけ引きなど、今までよりぐっと11人制のサッカーに近くなります。おそらく次は1チーム編成になり、よりチーム富ヶ谷として団結する必要があります。今回Bチームだった選手たちにもよりサッカーの楽しさを伝えていきます。みんなで楽しみましょう。

ひきつづき、よろしくお願いします。
(ミム)