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【4年B】春季区民大会 順位決定リーグ 総括

【4年B】春季区民大会 順位決定リーグ 総括
全力で戦った予選リーグでは、残念ながら勝利に手が届かなかったBチーム。

「今日は絶対に勝つ!」と気合を入れて順位決定トーナメントに挑戦しました。

予選リーグでは選手たちと一緒に考えて決めたフォーメーションも、より勝負にこだわり、コーチから「最強スタメン」を提案しました。

希望のポジション、あるいは長い出場時間を得られなかった選手からは
「最初からでたい!」
「次はトップをやりたい!」
との声もあり悩ましいところでした。

今までであれば、なるべく選手の希望に合うように調整してきました。おそらくそれが公平だとみんなが感じていたと思います。

ただ今回からは、もう少し選手を信頼してみることにしました。

低学年であれば希望どおりにいかないことが、ただただ不満で終わってしまうかもしれません。

少し大人になった彼らなら「どうしたら希望がかなうのか」を理解し、解決するために努力してくれるのではと信じてみようと思います。順番を待っているだけでは得られない、競争の中での公平さを、サッカー上達のモチベーションにしてくれること、期待しています。

各選手で少し出場時間に差が出てしまいましたが、ご理解いただければ幸いです。

試合結果

1戦目 vsトリプレッタB (0−5)

積極的に前に出てプレッシャーをかけながら、守備では粘り強く相手のドリブルに「抜かれない」を徹底することでいい時間帯もありました。課題になったのは自陣に押し込まれたときに跳ね返す、強いキック力と、キックを蹴れる位置にボールを運ぶボールコントロールの技術。これらはボールを蹴った回数と、ボールに触った時間に、比例して上達する技術だと思います。富小の練習時間以外にもボールに触る機会を増やしてほしいなと思います。

2試合目 vs富ヶ谷A (0−6)

普段は仲間たちとのダービーマッチ。1失点で折り返した前半戦はBチームの選手達には、自信につながる内容だったと思います。後半になるとスピードのあるドリブルと球離れの良くなったAチームのパスワークでサイドをくずされて失点が重なりました。

「前に出る守備」「サイドに追い出す守備」は出来てきました。サイドに追い出したあと、センタリングに対応できるように「戻る守備」の練習に取り組んでいこうと思います。

3試合目 vsセントラルC (2−1)
得点 たくや (アシスト すずれお)
   すずれお (アシスト しのた)

前に出るディフェンスでボールを奪い、シュートにつなげ、押し込む展開になりました。待望の先制点は右サイドから斜めに入れたボールをファーサイドに詰めて奪った得点。少し偶然ぽく見えたゴールかもしれませんが、練習で取り組んできた狙い通りのプレーでした。後半1点は返されましたが最後まで全力で戦い抜き勝利。

「勝つ」という結果を手に入れて嬉しくもあり、安心もしました。次は「もっと勝つ」がテーマです。より強い相手にもチャレンジして全力で勝ちに行きたいとおもいます。

そして結果、たとえ負けてしまっても、全力で勝利を目指すこと自体が「楽しい」と思ってもらえるようなチームを、Bチームは目指しています。

出場選手

りゅうた (ゴールキーパー)

ほとんどの時間でゴールマウスを守り、多くの経験を積んで試合の中で大きく成長しました。
サイドに蹴っていたゴールキックが狙われてくると中央の味方にパスを通す好プレーもありました。
3戦目には苦手だったグラウンダーの速いボールを、お手本のような綺麗な姿勢でキャッチ。

練習を成長につなげてくれる、教えがいのある選手です。今後の成長が楽しみなプレーでした。次は一緒にパントキックの練習をしましょう!

すずれお (リベロ)

スタートポジションはセンターバックの中央。ダイナミックでスピードのある彼には、自由に動き回れるリベロという特別な役割を与えてピッチをかけまわってもらいました。
前週の練習でチャレンジした右サイドから早めに、斜めにセンタリングを入れるプレーでアシストを記録すると、次はゴール前に走り込んで決勝点。

ちょっと自由さは減っちゃうけれど、Aチームでプレーしたくなったらすぐにでも!

ゆいと (センターバック)

ディフェンスの最後の砦、カバーリングがうまく相手ドリブルを何度もストップ。試合中の表情がたくましくなりました。
普段の練習前には1人黙々とボールタッチの練習をする姿があり、向上心の高さもうかがえます。

ディフェンスリーダーとして自信を持っていきましょう!後ろの選手が大きな声で指示を出せるともっと楽しくディフェンスできるようになります。


けんた (センターバック)

上手い選手のドリブル突破にも粘り強く対応してサイドに追い出し、しっかりと戦えていました。中央の すずれお が自由にプレーしてもディフェンスが破綻しなかったのは、けんた ゆいと コンビが中央に絞って空いたスペースを埋めていたから。

ディフェンスラインでは1番ボールを蹴れる選手なのでより強いキックを身につけて攻撃の起点になれる選手を目指してほしいです。

くおん (ボランチ)

驚きの新戦力となった くおん。入会してまだわずかですが、エネルギッシュなプレーは前からディフェンスをする、このチームのキーマンになりました。
ほんとにサッカー経験ないの?と聞いてみたら放課後クラブで富ヶ谷メンバーと一緒にサッカーをしていたそう。ワイルドなストリートサッカー風味のプレースタイルが、強豪クラブの選手を苦しめるのは痛快でもありました。

公式戦の大きなピッチでも通用するキック力を身につけて、ジャイアントキリングを目指しましょう!!

しのた (右サイドハーフ)

右足の強いキックと勝ちたい気持ちはチームで1番。1戦目には右サイドからゴール前にいいセンタリングでチャンスを作り、3戦目にはゴール前につめてアシストも記録。得点はありませんでしたが、過去の大会でも常に得点に絡む結果を見せてきました。本人は常に自分のゴールを求めていますが、ゴールへの意識は貪欲なまま、得点以外にもチームに貢献するプレーを意識してみましょう。

チームが押し込まれている時、苦しい時に走れる力を身につけて、Aチームにチャレンジしてほしいです。

じゅたろう (サイドハーフ)

いろいろなポジションを経験してきましたが、ついにベストなポジションを見つけた気がします。
後半から交代出場した3戦目、右サイドを駆け上がって すずれお の得点につながるスピードのあるランニングは見事でした。

実は足が速い!とみんなに認められたスピードはBチームの他の選手にない じゅたろう だけの武器。もっといっぱいボールに触って、キックを繰り返して得点、アシストを目指しましょう!

えいく (サイドハーフ、ボランチ)

入会から1週間での参加となりましたが、こちらも放課後サッカー仲間。大きなピッチで戸惑いもあったかもしれませんが、「ポジションにとらわれず思いっきり動いていいよ」と声をかけると良さが出ました。押し込まれていた時間帯、自由に動き出した えいく の走りは相手への大きなプレッシャーになり、チームに勢いを出してくれました。スピードも強さもある期待の新戦力です。

試合後に感想を求めると「疲れたけど楽しかった」との答え。全力でのプレーを楽しんでくれたようで嬉しかったです。

たくや (左サイドハーフ)

左サイドでテクニカルなドリブルを見せ、ゴールを奪ったシーンでは、ファーサイドに詰めてシュートを押し込むファインプレー。
同じく3年生の ぜん とお互いの位置を意識しながらパスとドリブルを狙い、良いコンビを見せました。

パス意識が高いのは素晴らしいです。自分でシュートを打てると判断したら、思い切って打ってみてもいいと思います!

ぜん (センターフォワード)

攻撃での貢献はもちろん、前線から、前に蹴らせない守備で走り回り、常に汗だくの印象でした。3年生チームで練習している質の高いプレーで、このチームを大きく助けてくれました。ボールを持った時の姿勢がよく、周りがよく見えている選手だと思います。

前が空いた時、思い切ってスピードを上げて突破する強引さがあっても面白いかなと思います!

こういちろう (センターバック)

前に出てボールを奪える、積極生が持ち味のプレーヤー。体の大きな相手にも強くぶつかっていける気持ちの強さが素晴らしいです!ボールを持つと味方につなげる丁寧なパスもありました。

前に出る時、後ろに戻る時の判断の精度を上げていきましょう。ボールだけでなく、スペースを守る意識を持てるとよりいいと思います!

(本庄)