【2年B】春季区民大会予選リーグ 総括
コーチの吉野です。
2年生Bチーム、春季区民大会予選リーグの総括です。
04/16(土)渋谷区スポーツセンター
前日の肌寒い雨から一転、春の陽気が戻る中、14時kickoff。
参加選手:アラタ・カンタ・ケイ・ケイシ・シン・ソウタ・フミヒト・ユウヤ・レンタロウ
このチームの選手達は、結成直後から素晴らしいスポーツマンシップを見せてくれました。
富ヶ谷での練習のように大会前にはグラウンド設営があります。
普段サッカー協会の方々が行ってくれますが「手伝ってくれよ」と声をかけられると選手全員が率先してゴール運びを笑顔で手伝い、協会の方々から とても喜ばれ感心されていました。
皆のために労を惜しまず協力する様子をみて、きっと この子達は観ている人をワクワクさせる
素晴らしいチームプレーを繰り広げると予感させてくれました。
全員がキャプテンシーを持ち その役割を担える立派な子供達でしたが、
この日は富ヶ谷SC歴が浅いにも関わらず、長年チームにいるかのような存在感で
皆に溶け込んでいたケイシに任せました。
○第1試合 vsセントラルE
練習時の集合も早く、話を聞く時に私語も少なかったので、事前練習がしっかりと行えました。
その後、Aチームの初陣を観戦し、普段練習を共にする仲間の活躍を喜び、
「僕たちも早くやりたい、勝ちたい」と闘志を抱いた選手達。
メンタル・フィジカル共に充実した状態で自らの初戦に臨めました。
序盤から全力でピッチを駆け回れた彼らの姿は、保護者の方々から多くの場面で
拍手を送られていました。
惜敗しましたが、相手や仲間を尊重しフェアプレーを繰り広げたBチーム全員に
グリーンカード100枚出したいくらいの素晴らしい試合内容でした。
試合結果 0−1
○第2試合 vs千駄ヶ谷C
幾度となくゴールを脅かされ、失点の危機が数多くありましたが、
DF陣の懸命の守備・GKのファインセーブ、
そしてシュートがポストに当たるなどの運もあり、引き分けで勝ち点1を得ました。
この試合はBチームの素晴らしさを強く感じた試合でもありました。
この年代でありがちなことですが、ゴールキックがあまりうまくいかず
近くの相手FWに取られてしまうという場面が数度見られました。
失点の危機となるので責めてしまいがちですが、
このチームは誰一人GKを責めることなく、周囲のDF陣が挽回しようと
必死になって守備に戻っていました。そして、次第にミスに備える事も想定するように。
ベンチからの声かけもピッチ上の選手を鼓舞するものばかりだったのも印象的でした。
チームワークの良さ・雰囲気の良さが、個々の通常以上のパフォーマンスを引き出し
大きなパワーと変えられたことが引き分けに持ち込めた大きな要因でした。
試合後、多くの選手が「もぐもぐタイム」を早く切り上げて
ゴールキックやパントキック等の練習をしたいと要望してきたのも頼もしかったです。
(直後の運度は消化不良となるので休息をとらせましたが、練習を我慢させるのに大変なほどでした。)
試合結果 0−0
○第3試合 vsセントラルD
一敗一分で望んだ最終戦。
ひたむきにボールを追いかけ、素晴らしいチームワークをみせてくれた彼らに、
そろそろご褒美があるのでは…
その瞬間はクライマックスにおきました。
相手の攻撃を懸命にしのぎきり、前線にフィードされたボールに走り込んだのは、ソウタ。
ドリブルで相手ディフェンダーを引き剥がすと右足を振り抜き、
見事ゴールネットを揺らしました。
まさにチーム一丸となって掴み取った待望の初ゴールは、
この日 一番の大きな拍手に包まれました。
「勝利のために何をすれば良いか」「チームでの自分の役割は何か」等を考え実行してきた
彼らは、立派なスポーツマンのようでした。
団体競技の醍醐味、サッカーの楽しさも一層感じてくれたものと思われます。
試合結果 1−2
○選手評
アラタ:ここを抜かれたらキーパーと1vs1、絶対に抜かれてはいけない局面を
幾度となく迎えましたが、体格差のある相手に果敢に立ち向かい
富ヶ谷の壁として跳ね返してくれました。相手の動きを予測した
ポジショニングも堅守につながっていました。
前回大会と比べ、気持ちも体も大きく成長した選手の一人だと思います。
カンタ:前回大会に続き、チームメイトのケアを人一倍してくれたカンタ。
その性格はプレーにも反映され、仲間のミスにはすぐ反応し
素早くカバーリングに入ってくれたので、
相手の多くの好機を潰してくれました。仲間を尊重し、よく観察し、
for the teamの精神があるからこそできるプレーだと思います。
ケイ:前回大会でキャプテンを務めてくれたケイ。今回大会でも、随所でキャプテンの
ような役割を務め、ケイシと共にチームをまとめてくれました。
試合ではアラタ同様、守備の局面が多い中、状況を判断して
ボールホルダーに向かったり、距離をとってディレイをするなど
考えた守備を行ってくれ、失点の危機を減らしてくれました。
ケイシ:試合の合間、自ら皆を集めて次戦に向けての戦術を話し合うなど、
初めてのキャプテンとは思えないほど、堂々とその役割をこなしてくれました。
また、その責務を肌で感じていたのかピッチ上でも守備に攻撃に積極的に関わり
プレーで皆を引っ張りチームの士気を高めてくれました。
シン:練習中のパントキックで最も高くボールを蹴り上げ、あわやネットを
超えるのではというシーンも。持ち前のキックセンスは自陣の守備でも大活躍。
当たり負けしない屈強なフィジカルを生かし攻撃を何度も跳ね返しました。
1試合目では見事なカウンターを展開し、あと一歩で得点という見せ場も。
ソウタ:普段からひたむきに練習に取り組み、様々なポジションを経験してきたソウタ。
大会でも時間を見つけてはチームメイトを誘い、積極的に練習を行う姿勢は
着実に成長へと繋がっていて、ポリバレントな選手へと成長しています。
チーム唯一の得点を挙げた瞬間は、多くの拍手が送られました。
フミヒト:ボールを持った時の推進力がとても魅力的でした。
ドリブル時、腕を広げて相手を遠ざける工夫なども自然とでき、
精神的なタフさも兼ね備えているのでストライカー向きかなと感じました。
2試合目ではドリブルで持ち込みシュートで終えることも。
ユウヤ:普段は大人しいイメージですがピッチに立つと積極的に、激しく
ボールに関わるプレーを見せてくれる頼りになるプレーヤーに成長。
特にディフェンス時のクリアや前線の空いている選手へのパスが上達。
決勝リーグでは得点へとつなげるプレーを期待しています。
レンタロウ:練習時、GKグローブを常につけている印象のレンタロウ。今回一番多い時間、
GKを任せました。パントキック・ゴールキックも着実に上達。
特にゴールキックは相手に取られないような工夫をこらしていました。
また数多くシュートを打たれましたが、キャッチングできるボールは
丁寧に扱い、ミスしないような工夫も伺えました。
今回、勝利はお預けとなりましたが、多くの方が彼らのプレーにワクワクしたと思います。
そして松崎コーチもワクワクしていた一人。
こんなコメントをいただきました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今回、中々勝つ事が難しかった中でも、それでも全員が前を向き続け、
諦めずに試合に挑み続けていた姿に、素直に感動を覚えました。
そのおかげなのか、最後の最後ご褒美とも言える
念願の2年生Bチームの初得点が生まれたのです。
点を決めてくれたのはソウタでしたが、あれはチーム全体の気持ちで勝ち取る事が出来た価値のある1点だったと思います。
「0勝2敗1引き分」。この結果に何を見るか。
私はこの結果に彼らの大いなる成長を感じ取りました。
次の決勝リーグがまたまた楽しみです!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
人の心をワクワクさせる素晴らしいプレーを繰り広げる彼らには、
きっと決勝リーグで更なる大きなプレゼントがあるはずです。
私は今からワクワクしております。
2年生Bチーム、春季区民大会予選リーグの総括です。
04/16(土)渋谷区スポーツセンター
前日の肌寒い雨から一転、春の陽気が戻る中、14時kickoff。
参加選手:アラタ・カンタ・ケイ・ケイシ・シン・ソウタ・フミヒト・ユウヤ・レンタロウ
このチームの選手達は、結成直後から素晴らしいスポーツマンシップを見せてくれました。
富ヶ谷での練習のように大会前にはグラウンド設営があります。
普段サッカー協会の方々が行ってくれますが「手伝ってくれよ」と声をかけられると選手全員が率先してゴール運びを笑顔で手伝い、協会の方々から とても喜ばれ感心されていました。
皆のために労を惜しまず協力する様子をみて、きっと この子達は観ている人をワクワクさせる
素晴らしいチームプレーを繰り広げると予感させてくれました。
全員がキャプテンシーを持ち その役割を担える立派な子供達でしたが、
この日は富ヶ谷SC歴が浅いにも関わらず、長年チームにいるかのような存在感で
皆に溶け込んでいたケイシに任せました。
○第1試合 vsセントラルE
練習時の集合も早く、話を聞く時に私語も少なかったので、事前練習がしっかりと行えました。
その後、Aチームの初陣を観戦し、普段練習を共にする仲間の活躍を喜び、
「僕たちも早くやりたい、勝ちたい」と闘志を抱いた選手達。
メンタル・フィジカル共に充実した状態で自らの初戦に臨めました。
序盤から全力でピッチを駆け回れた彼らの姿は、保護者の方々から多くの場面で
拍手を送られていました。
惜敗しましたが、相手や仲間を尊重しフェアプレーを繰り広げたBチーム全員に
グリーンカード100枚出したいくらいの素晴らしい試合内容でした。
試合結果 0−1
○第2試合 vs千駄ヶ谷C
幾度となくゴールを脅かされ、失点の危機が数多くありましたが、
DF陣の懸命の守備・GKのファインセーブ、
そしてシュートがポストに当たるなどの運もあり、引き分けで勝ち点1を得ました。
この試合はBチームの素晴らしさを強く感じた試合でもありました。
この年代でありがちなことですが、ゴールキックがあまりうまくいかず
近くの相手FWに取られてしまうという場面が数度見られました。
失点の危機となるので責めてしまいがちですが、
このチームは誰一人GKを責めることなく、周囲のDF陣が挽回しようと
必死になって守備に戻っていました。そして、次第にミスに備える事も想定するように。
ベンチからの声かけもピッチ上の選手を鼓舞するものばかりだったのも印象的でした。
チームワークの良さ・雰囲気の良さが、個々の通常以上のパフォーマンスを引き出し
大きなパワーと変えられたことが引き分けに持ち込めた大きな要因でした。
試合後、多くの選手が「もぐもぐタイム」を早く切り上げて
ゴールキックやパントキック等の練習をしたいと要望してきたのも頼もしかったです。
(直後の運度は消化不良となるので休息をとらせましたが、練習を我慢させるのに大変なほどでした。)
試合結果 0−0
○第3試合 vsセントラルD
一敗一分で望んだ最終戦。
ひたむきにボールを追いかけ、素晴らしいチームワークをみせてくれた彼らに、
そろそろご褒美があるのでは…
その瞬間はクライマックスにおきました。
相手の攻撃を懸命にしのぎきり、前線にフィードされたボールに走り込んだのは、ソウタ。
ドリブルで相手ディフェンダーを引き剥がすと右足を振り抜き、
見事ゴールネットを揺らしました。
まさにチーム一丸となって掴み取った待望の初ゴールは、
この日 一番の大きな拍手に包まれました。
「勝利のために何をすれば良いか」「チームでの自分の役割は何か」等を考え実行してきた
彼らは、立派なスポーツマンのようでした。
団体競技の醍醐味、サッカーの楽しさも一層感じてくれたものと思われます。
試合結果 1−2
○選手評
アラタ:ここを抜かれたらキーパーと1vs1、絶対に抜かれてはいけない局面を
幾度となく迎えましたが、体格差のある相手に果敢に立ち向かい
富ヶ谷の壁として跳ね返してくれました。相手の動きを予測した
ポジショニングも堅守につながっていました。
前回大会と比べ、気持ちも体も大きく成長した選手の一人だと思います。
カンタ:前回大会に続き、チームメイトのケアを人一倍してくれたカンタ。
その性格はプレーにも反映され、仲間のミスにはすぐ反応し
素早くカバーリングに入ってくれたので、
相手の多くの好機を潰してくれました。仲間を尊重し、よく観察し、
for the teamの精神があるからこそできるプレーだと思います。
ケイ:前回大会でキャプテンを務めてくれたケイ。今回大会でも、随所でキャプテンの
ような役割を務め、ケイシと共にチームをまとめてくれました。
試合ではアラタ同様、守備の局面が多い中、状況を判断して
ボールホルダーに向かったり、距離をとってディレイをするなど
考えた守備を行ってくれ、失点の危機を減らしてくれました。
ケイシ:試合の合間、自ら皆を集めて次戦に向けての戦術を話し合うなど、
初めてのキャプテンとは思えないほど、堂々とその役割をこなしてくれました。
また、その責務を肌で感じていたのかピッチ上でも守備に攻撃に積極的に関わり
プレーで皆を引っ張りチームの士気を高めてくれました。
シン:練習中のパントキックで最も高くボールを蹴り上げ、あわやネットを
超えるのではというシーンも。持ち前のキックセンスは自陣の守備でも大活躍。
当たり負けしない屈強なフィジカルを生かし攻撃を何度も跳ね返しました。
1試合目では見事なカウンターを展開し、あと一歩で得点という見せ場も。
ソウタ:普段からひたむきに練習に取り組み、様々なポジションを経験してきたソウタ。
大会でも時間を見つけてはチームメイトを誘い、積極的に練習を行う姿勢は
着実に成長へと繋がっていて、ポリバレントな選手へと成長しています。
チーム唯一の得点を挙げた瞬間は、多くの拍手が送られました。
フミヒト:ボールを持った時の推進力がとても魅力的でした。
ドリブル時、腕を広げて相手を遠ざける工夫なども自然とでき、
精神的なタフさも兼ね備えているのでストライカー向きかなと感じました。
2試合目ではドリブルで持ち込みシュートで終えることも。
ユウヤ:普段は大人しいイメージですがピッチに立つと積極的に、激しく
ボールに関わるプレーを見せてくれる頼りになるプレーヤーに成長。
特にディフェンス時のクリアや前線の空いている選手へのパスが上達。
決勝リーグでは得点へとつなげるプレーを期待しています。
レンタロウ:練習時、GKグローブを常につけている印象のレンタロウ。今回一番多い時間、
GKを任せました。パントキック・ゴールキックも着実に上達。
特にゴールキックは相手に取られないような工夫をこらしていました。
また数多くシュートを打たれましたが、キャッチングできるボールは
丁寧に扱い、ミスしないような工夫も伺えました。
今回、勝利はお預けとなりましたが、多くの方が彼らのプレーにワクワクしたと思います。
そして松崎コーチもワクワクしていた一人。
こんなコメントをいただきました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今回、中々勝つ事が難しかった中でも、それでも全員が前を向き続け、
諦めずに試合に挑み続けていた姿に、素直に感動を覚えました。
そのおかげなのか、最後の最後ご褒美とも言える
念願の2年生Bチームの初得点が生まれたのです。
点を決めてくれたのはソウタでしたが、あれはチーム全体の気持ちで勝ち取る事が出来た価値のある1点だったと思います。
「0勝2敗1引き分」。この結果に何を見るか。
私はこの結果に彼らの大いなる成長を感じ取りました。
次の決勝リーグがまたまた楽しみです!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
人の心をワクワクさせる素晴らしいプレーを繰り広げる彼らには、
きっと決勝リーグで更なる大きなプレゼントがあるはずです。
私は今からワクワクしております。