1年生保護者の皆さんへ。富ヶ谷SCの応援スタイルについて
監督の内藤です。
1年生保護者の皆さん、いつもクラブの活動にご理解とご協力をいただきありがとうございます。
さて、今回のお知らせは、試合の際の応援に関するものです。
2年生以上の保護者の皆さんはご存知のことなのですが、実は、富ヶ谷SCの試合観戦時の保護者の皆さんの応援の仕方には、スタイルがあります。
それは、子どもたちの可能性と判断を尊重した、ポジティブな応援をする、というものです。
昨年の秋の大会では、1年生(現2年生)の保護者の皆さんの応援のポジティブさに、レフェリーの方からお褒めの言葉をいただきました。
今年度は1年生の大会が夏以降にずれ込みましたので、それまでに可能な限り練習試合などの機会を作りたいと考えています。その練習試合の中で、保護者の皆さんにもぜひ、このポジティブな応援スタイルを定着いただきたいと考えています。
以下は、毎年内藤から1年生保護者の皆さんへご案内している、応援の仕方についてのお願いになります。
ぜひ、お時間を見つけてお目通しをお願いいたします。
ーーーー
サッカーは競技スポーツ。いずれの試合も真剣試合ですから、選手は勝敗にこだわるべきです。もちろん、指導者や保護者も彼らの勝利を祈っています。
でも、これはJリーグやワールドカップ、あるいはACLなどのエンターテイメントのゲームではありません。
我々大人サイドがチームの勝敗ばかりにこだわることは、いくつかの弊害もあります。選手がサッカーや自分自身、あるいは保護者の皆様を嫌いになってしまうような応援は避けましょう。
「なにやってんだ、へたくそ!」
「今のは逆サイドだろうが、どこ見てるんだ!」
「シュート!シュート!っておい、おっせぇよ!!」
「戻れないなら上がんな、しょうもない!」
「おい審判、いまのミスジャッジだろうが!」
「敵へばってるぞ、右サイドからいけ!」
当クラブではピッチ外から届くこのような声が、心身とも多感な育成年代の選手にとってプラスに働くとは考えていません。彼らの未来のために、熱烈なるサポーターとしての衝動を、どうかこらえてください。
選手は考えています。どうやったら勝てるのか。
選手は感じています。どうすると負けてしまうのか。
彼らは見て、聞いています。ピッチの外にいる大人たちの言動を。
指導者は、選手たちに考え、感じる機会を与えています。
そして指導者は、今の彼らに教えるべき最小限の指示だけを、繊細に選別しています。
保護者の皆様には、関係者全てにリスペクトの気持ちを向けつつ、選手たちのチャレンジを肯定するような、あたたかくてポジティブな応援を是非ともよろしくおねがいします。
「よく走った、偉いぞ!」
「今のプレー、気持ちが入ってた!すごいぞ。」
「ドンマイ、ドンマイ、切り替えて大丈夫!」
「すぐ立った!すばらしい!」
「いいよ、声出てる!」
選手たちの良いプレーやふるまいだけを拾ってみましょう。
選手たちはポテンシャルを超えたプレーを見せてくれるかもしれません。
たとえ負けていても心の折れない、ポジティブでチャレンジングな選手に育っていく気がしませんか。
保護者の皆様が、そのような応援ができるようになったとき。富ヶ谷SCの応援は、あれはちょっと特別だ。まちがいなく本当の意味での区内随一のサポーターたちだ、と言われると思います。
そうして、クラブは信じられないくらい強くなると、内藤は信じています。
他の誰でもない、保護者が手ずから育むのが富ヶ谷SCの変わらない哲学です。
子どもたちの応援を通じて、我々自身もたくさんのことを学べたら最高だと考えています。
ーーーー
それと、こちらは三村コーチが教えてくれた、動画コンテンツです。
同様の内容がわかりやすく映像化されていますので、ぜひこちらもご覧いただけると幸いです。
https://youtu.be/fMHoLawj0y4?si=l60RccXzp0XqccXO
1年生保護者の皆さん、いつもクラブの活動にご理解とご協力をいただきありがとうございます。
さて、今回のお知らせは、試合の際の応援に関するものです。
2年生以上の保護者の皆さんはご存知のことなのですが、実は、富ヶ谷SCの試合観戦時の保護者の皆さんの応援の仕方には、スタイルがあります。
それは、子どもたちの可能性と判断を尊重した、ポジティブな応援をする、というものです。
昨年の秋の大会では、1年生(現2年生)の保護者の皆さんの応援のポジティブさに、レフェリーの方からお褒めの言葉をいただきました。
今年度は1年生の大会が夏以降にずれ込みましたので、それまでに可能な限り練習試合などの機会を作りたいと考えています。その練習試合の中で、保護者の皆さんにもぜひ、このポジティブな応援スタイルを定着いただきたいと考えています。
以下は、毎年内藤から1年生保護者の皆さんへご案内している、応援の仕方についてのお願いになります。
ぜひ、お時間を見つけてお目通しをお願いいたします。
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サッカーは競技スポーツ。いずれの試合も真剣試合ですから、選手は勝敗にこだわるべきです。もちろん、指導者や保護者も彼らの勝利を祈っています。
でも、これはJリーグやワールドカップ、あるいはACLなどのエンターテイメントのゲームではありません。
我々大人サイドがチームの勝敗ばかりにこだわることは、いくつかの弊害もあります。選手がサッカーや自分自身、あるいは保護者の皆様を嫌いになってしまうような応援は避けましょう。
「なにやってんだ、へたくそ!」
「今のは逆サイドだろうが、どこ見てるんだ!」
「シュート!シュート!っておい、おっせぇよ!!」
「戻れないなら上がんな、しょうもない!」
「おい審判、いまのミスジャッジだろうが!」
「敵へばってるぞ、右サイドからいけ!」
当クラブではピッチ外から届くこのような声が、心身とも多感な育成年代の選手にとってプラスに働くとは考えていません。彼らの未来のために、熱烈なるサポーターとしての衝動を、どうかこらえてください。
選手は考えています。どうやったら勝てるのか。
選手は感じています。どうすると負けてしまうのか。
彼らは見て、聞いています。ピッチの外にいる大人たちの言動を。
指導者は、選手たちに考え、感じる機会を与えています。
そして指導者は、今の彼らに教えるべき最小限の指示だけを、繊細に選別しています。
保護者の皆様には、関係者全てにリスペクトの気持ちを向けつつ、選手たちのチャレンジを肯定するような、あたたかくてポジティブな応援を是非ともよろしくおねがいします。
「よく走った、偉いぞ!」
「今のプレー、気持ちが入ってた!すごいぞ。」
「ドンマイ、ドンマイ、切り替えて大丈夫!」
「すぐ立った!すばらしい!」
「いいよ、声出てる!」
選手たちの良いプレーやふるまいだけを拾ってみましょう。
選手たちはポテンシャルを超えたプレーを見せてくれるかもしれません。
たとえ負けていても心の折れない、ポジティブでチャレンジングな選手に育っていく気がしませんか。
保護者の皆様が、そのような応援ができるようになったとき。富ヶ谷SCの応援は、あれはちょっと特別だ。まちがいなく本当の意味での区内随一のサポーターたちだ、と言われると思います。
そうして、クラブは信じられないくらい強くなると、内藤は信じています。
他の誰でもない、保護者が手ずから育むのが富ヶ谷SCの変わらない哲学です。
子どもたちの応援を通じて、我々自身もたくさんのことを学べたら最高だと考えています。
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それと、こちらは三村コーチが教えてくれた、動画コンテンツです。
同様の内容がわかりやすく映像化されていますので、ぜひこちらもご覧いただけると幸いです。
https://youtu.be/fMHoLawj0y4?si=l60RccXzp0XqccXO