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【5年】秋季区民大会2025 予選総括

【5年】秋季区民大会2025 予選総括
コーチの吉野です。
5年生秋季区民大会予選リーグの総括です。
10/19(日)渋谷区スポーツセンターにて15:30kickoff
出場選手:アサユキ・アラタ・アン・カンタ・ケイ(C)・ジミー・タイチ・トウゴ・トモカズ・ムネヒサ・ユウヤ

学年として初めて1チームでの参戦となった今大会。
受験等で選手の参加率が減少していくことを考慮すると今後も1チームで挑むことになります。
そのため今大会では、このメンバーでの最適解を見出すべく色々なポジションを検証することにしました。
大きな変更点で言うとアサユキ・アラタの1トップ、ジミーのFP・アンのGK起用などですが、
今後につながる戦術オプションが見えてきた気がします。
プレー後、選手自身に感想を聞いたところ、今後目指すべきポジションや
プレーの方向性をより明確に認識してくれた声が多かったです。

7ブロックで活躍する強豪2チームとのリーグに組み込まれたので、厳しい試合展開を予想していましたが
GKジミー・アンのスーパーセーブを始め、守備陣の目覚ましい活躍があり善戦できたと思います。
一方、攻撃面ではトモカズの「周りの選手の動き出しがなくパスコースがなかった」
という言葉に象徴されるように攻めあぐねる場面が多くみられました。
前日の練習でも行ったダイアゴナルランなど、マークを外してパスをもらう・
空いているスペースを見つけ出しボールを要求する動きの意識が増えると、
よりチャンスが生まれると思いますので練習で次回までにレベルアップしていきましょう。


・試合結果
●第1試合 vsセントラルA  0-4
守備のわずかな連携ミスや、シュートファンブル等アンラッキーな失点がありましたが、
内容的にはイーブンだったと思います。右サイドからのアサユキ・トモカズラインの攻撃は
得点チャンスを多く演出してくれました。
中でも印象的だったのはアラタの声掛けです。「(ミスを)気にするな!」「次頑張ろう!」「後ろ気をつけろ!」といった
周囲の選手へのポジティブなメッセージや”声でのディフェンス”がチームの士気を高めてくれました。


●第2試合 vs千駄ヶ谷B   0-3
千駄ヶ谷は4年生中心でしたが、とてもクレバーな選手が多く、しっかりと強かったです。
敵陣深く入るにつれてワンタッチパスを多用。攻撃で前を狙えない時は後ろか横のセーフティーなボール回し。
対人の際は無理にドリブル突破を狙わず、ワンツーパスで抜き去る。
さらに、腕を使った狡猾で激しいプレーも多く、とても試合慣れしている感じでした。
(ユウヤにイエローカードが出されましたが、先に仕掛けてきたのは千駄ヶ谷の方でした。
ユウヤも同じようなプレーでやり返したようですが、カードをもらったのはユウヤ。
審判にカードを出されないレベル感をわかっているのでしょう。)
そんな試合巧者を後半、無失点で抑えられたのは素晴らしいと思います。
終了間際にはカウンターから得点にあと一歩というプレーもでました。

●他試合(セントラルA vs 千駄ヶ谷 0-3)


次回は11月23日(日)順位決定リーグとなります。
高学年になるとどうしても試合経験数の差が出てきてしまいますが、富ヶ谷のチームワークと闘志あふれるプレーは
それを打ち破るポテンシャルがあると信じています。
約1ヶ月の準備期間がありますので、まずは1点。そして勝利を目指して練習に励みましょう!


アサユキ:トップでは少し苦しそうでしたが、ディフェンスでは息を吹き返したように足の速さと闘志を生かし
     数々の攻撃の芽を積んでくれました。

アラタ :声かけと共に、強力なエンジンを生かした粘り強いディフェンスはとても頼しかったです。

アン  :タイチと共に、正確なトラップからパスを効果的にフィードできる貴重なFP だと思います。
     千駄ヶ谷戦後半でのGKではスーパーセーブ連発!

カンタ :左サイドバックが似合う選手に成長してくれています。特に1試合目、縦突破を数々止めて
     前線へパスを成功させたプレーは頼もしかったです。

ケイ(C):今回も試合内外でキャプテンシーを発揮してくれました。合宿を経てさらに頼もしくなった気がします。
     千駄ヶ谷戦で見つけた課題を乗り越えて更なる成長を期待します!

ジミー :GKとして成長著しく、今回も大きな体格を存分にいかし強烈な存在感を示してくれました。
     FPでもパワフルなオプションとして期待しています。

タイチ :最近パスの精度が急成長していると思います。点を取るためにはアンと共に前線へ効果的なパスを出せるパサーが
     富ヶ谷には必要だと思うので期待してます。

トウゴ :ボールを取られてもすぐに取り戻しに向かえる体力と気迫が頼もしいです。
     パスの成功率をあげるために、ボールを奪う前に周囲の状況を見て準備しておくと更にサッカーを楽しめると思います!

トモカズ:パスのオプションも覚え始めたのでプレーの幅が出てきましたね。(今回は、パスコース乏しくドリブルシーンが多かったですが)
     カノトと共に他チームで揉まれて富ヶ谷トップレベルの戦力だと思っています。

ムネヒサ:周囲を確認し的確なポジションを意識したプレーがよくできてました。対人も腕を使って体を入れるなど頼しさもでてきたので、
     もっと自信を持って声出しなどをしてプレーをアピールしてください!

ユウヤ :途中参加でしたが、いきなりトップコンディションで迫力あるディフェンスをしてくれました。
     イエローカードがでましたが、今回のは立派に戦えた勲章だと思ってます!


最後に松崎Cからの”熱い”総括です!

〈試合感想〉
まずは大会1日目お疲れ様でした!
色々ありましたが、とにかく無事に5年生大会が開催されて良かったです。

年中さんの学年からず〜っと皆んなと一緒に過ごしてきて、気付けばもう5年生の秋。
このチームで、このメンバーで出来るサッカーもあともうそんなに長くないのだなと実感し、一瞬一瞬を噛み締めながら試合を見させて貰いました。
今まで沢山のメンバーが入れ替わってきて、そして今のメンバーが残り、今回の大会は1チーム編成で挑む事となりました。
助っ人を入れていつもの様に2チーム編成でという案もありましたが、私は今回はこの純正5年1チーム編成で正解だったと思っています。
一緒に過ごして来た大切な仲間達と、“勝利する”という同じ目的のために、本気でぶつかり合い意見を交わし
、時には涙を見せながら、時には怒りを表現しながら、、(時にはおふざけもありながら笑)、
なんとか必死に前に進もうとしている姿を見て、本当に彼らは順調に成長してるんだなと安堵したほどです。
ちゃんと根っこで繋がっているからこそ作れるこの空気。それがこの富ヶ谷サッカーの強みであり良さであると実感しています。
正に自慢の子供達です。

試合の結果は、今回は残念ながら2試合とも負けてしまいましたが、“勝つ事だけ”が全てではありません。
負けて悔しかったら次勝てば良いんです。負けたくなかったら努力すれば良いんです。
努力しても勝てなければもっともっと努力を続けて頑張れば良いんです。
そしたら必ず何か良い事が待ち受けているはずです。

「全ての結果には意味がある。」
私はそう信じています。
大切なのは本気かどうか。
腐らず次の試合も勝つ為に皆んなで全力で頑張っていきましょう(^^)!

松崎アシスタントコーチより