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【2年生B】秋季区民大会2024 順位決定リーグ総括

【2年生B】秋季区民大会2024  順位決定リーグ総括
アシスタントコーチの金子です。
2年生秋季リーグBチームについてレビューします。

予選からやることは変わりません。今回も富ヶ谷Bは(1)ゴールに向かうプレーをすること、(2)前からプレッシャーをかけることを目標としました。チーム結成から1ヵ月弱、練習でも繰り返し伝えてきましたが、かなり浸透し習熟度も上がっていました。

結果は2勝1敗で見事1位!今回は5位リーグではありましたが実際に対戦してみるとどのチームもとてもよいチームで簡単ではありませんでした。そして16時半と遅めのスタートで気温も下がっていた中試合への入りが難しい状況でもありました。それでもしっかり1位になるあたりやはり富ヶ谷Bは力があるなと感じました。どの選手にもストロングポイントがあり、選手起用に関しては実はどの選手を出しても大丈夫という安心感を感じていました。

vs 猿楽
⚪2-1
得点者 : コウ(ガク)、コウ(ガク)

vs 本町A
⚫0-1

vs 本町B
⚪2-0
得点者 : コウ(ワク)、コウ(リン)

⇨見事1位!

やや戦術的な話をすると、今回の2失点は、こちらのミスもありつつも、どちらも最後は2対1のシチュエーションで簡単に崩されています。その点、富ヶ谷の選手は、2対1の局面で無理矢理シュートに持ち込んでしまったり、そもそも2人目が出しどころを作れていなかったり。2対1は出し手と受け手両方の意識付けが不可欠で繰り返し練習し身に付けていくことが必要だと感じました。ちなみに、今回は裏目標として実は「2対1を見つけてみよう」と話していました。今後の練習・試合でも、「2対1を認識し、引き付けてからパスをする」ことを次の目標として取り組んでいけたらと考えています。

今回もチーム目標の(1)(2)については試合内外でかなりしつこく伝えていました。(1)はサッカーの本質だと思いますし、(2)とも関連深い「運動量・切り替え・球際」はどんなスタイルのサッカーでも最低限必要な土台(であることに加え意識次第で誰でもある程度できること)だと考えているからです。逆に(1)(2)以外のところは基本的に選手たちに任せていました。選手たち自ら考えて判断してもらいたいとの想いからです。本町A戦で相手陣内から相手のFKになる場面がありました。その際相手の左サイドハーフの選手がどフリーとなっていました。いち早く気が付いたのはベンチにいたシンタロウでした。ただ私も含めベンチからは何も言いませんでした。相手のFKは見事にそのフリーの選手に渡り、結果的に富ヶ谷Bのピンチになってしまいました。おそらくシンタロウはピッチ内の選手に伝えればよかったと後悔したと思います。でももし私が伝えてしまっていたら自分が言わなくても誰かが言ってくれるだろうと思ってしまう。もちろん結果も大事ですが、自ら考えて判断できる選手になってもらいたい、できるだけその機会を多く与えてあげたいと考えています。

このチームで始動してからもっと自分たちで話しなさいと選手たちに伝えてきました。コウノスケはキャプテンとしてそれを率先して実践してくれました。自分たちで考え状況に合わせて自分たちで調整できるチームは強いと思います。特に劣勢の時/負けている時は無口になりがちです。静かに黙ってプレーするのではなくどんどん話し合ってもらいたいです。