【大会総括】5年生区民大会予選リーグ
コーチの吉野です。
5年生、春季区民大会予選リーグの総括です。
9/21(月)渋谷区スポーツセンターにて、6年生同様、無観客試合での開催でした。
出場選手:5年生 ケン・ソウル・コウスケ
4年生 レンセイ・リヒト・スミマル・スザク・コウタ・シュウマ・タツキ
5年生が少なく、4年生もA・B両チームからの助っ人ということもあり、
第一試合時点では意思疎通の多少のズレが、連携のズレへと繋がってしまいました。
しかし、「勝ちたい」という気持ちで一致していた彼らは、
高学年らしく、その後 自ら進んで試合中や休憩時間に修正点を見出したり、
対話を重ねることでお互いの意思疎通をはかっていました。
結果、試合を重ねるごとにチームの絆が深まり、まさにワンチームへと成長をとげ、
やりがいのある、そして見応えのある試合を展開してくれました。
結果こそ0勝3敗でしたが、「このチームで勝ちたい」「そのためにはどうすればいいか」を
自ら考え、体現してくれる姿は、とても頼もしかったです。
詳細はアップされている動画にてご確認ください。
●第1試合 vs渋谷東部 0ー6
結果が1日の流れを左右する大事な初戦。
恐らく1位通過するであろう強豪との対戦ということもあり、
点を取ることよりも失点を防ぐよう、超ディフェンシブな布陣でのぞむことに。
普段、点をとりたくて前のポジションをやりたがるケンに、
「後の試合でフォワードにするから」と説得し、
DFの要、センターバックをお願いしました。
ケンを中心に全員でガッツ溢れるディフェンスを繰り広げてくれ、
結果1位通過を果たす強豪相手に、前半を2失点にとどめる大健闘。
後半、失点が増えましたが仲間を責めることはもちろん、「絶対に勝てない」と諦める事もなく
相手のスタイルを分析し、勝つ方法を模索し、勝利を諦めずに目指した姿勢は、
数年前から比べると大きな成長だと思いました。
評価選手:レンセイ
何年間もチームに在籍しているのかと思えるほど短期間で
チームメイトとの信頼関係を築いているレンセイ。
プレー面でも良い連携を見せてくれました。
試合前「ディフェンスはしたくない」と言いつつも、チームの危機となると
ケンと同じように前線とゴール前を何度も往復。
ポリバレントな選手を目指すと面白いと思いました。
スミマル
ケンと共にCBとして献身的なディフェンスをみせてくれました。
また、ケンが攻撃参加の時には、そのディフェンスの穴をうめるなど、
クレバーなプレーは俯瞰で試合を観れている証拠。
結果3試合フル出場してもらいましたが、最終戦後もケロっとしている
無尽蔵の体力は、とても大きな武器になると思います。
またラグビー仕込みであろうフィジカルを活かしたハードなディフェンスに
相手FWは相当てこずっていました。
●第2試合 vs美竹 1−7
1試合目後のミーティング中、残り試合「絶対に勝つ」という気持ちを強めていったチーム。
勝つための布陣として1試合目と変わらず、超ディフェンシブな布陣からカウンターを
狙う作戦でのぞみました。
にもかかわらず前半早々失点をしてしまいましたが…
直後、リヒトのシュートで待望のゴールが生まれました。
その後、勝ちを意識すぎたあまり前のめりになり、DFラインが上がりすぎた裏を狙われ、
失点が増えましたが、結果ほどの実力差はありませんでした。
フィールドにいる選手達は、その事をより実感していたようで、
ハーフタイムや試合後、選手間で多くの意見交換を交わしていました。
そして指導者としての反省ですが、魂のこもったプレーで全力を出させ続けてしまった結果、
数多くの負傷者を出してしまいました。
GKタツキは、シュートブロックにいった際、接触プレーで太腿を打撲、
レンセイは得点を狙うあまり、激しい球際での競り合いの際、相手ディフェンダーに蹴られ足の甲を負傷。
そしてコウスケ・コウタからは珍しく、「次の試合は前半休みたい」と口にするほど、
疲労を溜めさせてしまいました。
今後、人数を増やす・交代のタイミングを早めるなどの改善を考えます。
評価選手:リヒト
常にゴールを狙い、一試合目から献身的にこぼれ球を狙ったり、
ボールを奪いにいき続けたリヒトへのご褒美のようなゴールでした。
最初はDFでの起用を考えていましたが、ゴールへ向かう姿勢の熱量を
鑑みると前線でのプレーが彼には合っているのかもと思いました。
コウスケ
一試合目から強豪なFWを相手に、腕や全身を使ってなんとしても
相手からボールを奪おうという姿を何度も目にしました。
前日の練習でアドバイスした事なのですが、それを翌日実戦で生かし、
さらに想像以上の結果を見せてくれたことに驚きました。
まだまだ伸び代がある成長が楽しみな選手の一人です。
スザク
途中、負傷したタツキから急遽GKを任されたにもかかわらず、冷静に
対応し、最小限の失点に止める活躍。また、1日を通して
フィールドプレーヤーとしても積極的にプレーに関わってくれました。
ゴールなど目立つプレーこそありませんでしたが、
相手の攻撃の起点を潰す、仲間へのパスの意識など、フォア・ザ・チームの
プレーが随所に光っていました。
シュウマ
ワントップとして数少ないチャンスをものにしようと前線で駆け引きをし
頑張ってくれたシュウマ。
大チャンスが到来し、いよいよか!というチャンスで
2発連続シュートをポストに当てるという記憶に残るプレー!
この日、一番手に汗握る瞬間でした!!
ゴールという結果は出ませんでしたが、試合時間以外でも
ムードメーカーとして皆の本気を引き出す立役者に。
●第3試合 vsセントラルB 0−3
3位リーグをかけた第3戦。
しかし相手は美竹を0−3で下したセントラルB。
その事実を試合前に伝えるべきか迷いましたが、
このチーム状態なら大丈夫だろうと伝えたところ、
彼らは臆することなく「絶対に勝とう」と戦う意欲に変えてくれました。
負傷者も多く、疲労困憊の中、試合強者を相手に前半0−0で抑えられたのは、
この日、チームが成長し一つにまとまってこれたからこそ。
また後半にのぞむ際、「約束通り、FWやるか?」とケンに問いかけたところ、
「勝ちたいんでDFやります。」との返事を受けました。
結果、満身創痍のチーム状況ゆえ3失点してしまいましたが、
この一言が、まさにこの時点でのチームの成熟具合を表しているなと感じました。
評価選手:ソウル
前の2試合から、チームのディフェンス面での課題を冷静に分析していた
ソウル。3位リーグをかけた大事な3試合目、「出たいか?」という
問いかけに「出たい」と答え、見事、前半の0−0という結果を出してくれ
ました。相手が攻めてきそうなコースを事前に思い浮かべ、良いポジショニ
ングを取ることで、相手の攻撃を未然に防いだ結果だと思います。
タツキ
怪我の具合が軽度だったので、3試合目にGKに復帰。
強烈なミドルシュートを次々と跳ね返し前半クリーンシートでおさえる事に
貢献。また、3試合を通して、常に追いつかなくてはいけない状況下、
常に勝利を目指す声かけを続けてチームを鼓舞する姿も、全体の雰囲気を
よくする事に貢献。
コウタ
疲労にもかかわらず、チーム1・2を争う勝利へ向かう姿勢から、
ケン、スミマル、リヒトと共に3試合フル出場を果たしてもらったコウタ。
相当な負担だと思いつつも、皆の「勝ちたい」のための必要なピースであり
ACミランのガットゥーゾのような迫力あるプレーを繰り広げたコウタを
ベンチに下げる選択肢をとれませんでした。
そして、本日のMVP!(これまでの総括で初でしょうか?!)
MVP
ケン コートに2人いるのではと錯覚するくらい攻守全てに参加。
特にディフェンスでは、数々の相手のシュートチャンスを潰し、
まさに獅子奮迅の大活躍。
6年生大会でのDF経験があったからこそだと思います。
また、本日のチームキャプテンとして、皆の模範となるプレーを
正に背中でみせてくれました。
勝利のために自分が頑張らなくてはとドリブルでの仕掛けで
5人抜きくらいする姿は圧巻でした。
更なる期待を込めて あえて課題を言うとすれば、
武器となるドリブル突破一辺倒だと行き詰まるシーンが増えると思うので
今後は仲間を「頼る、生かす」といったプレーの選択肢が増えると
相手にとって、より脅威な選手になれると思います。
1日でチームとして大きな成長を遂げ、大健闘をみせてくれましたが結果は0勝3敗。
決勝は4位リーグになりますが、きっとこのメンバーなら良い成績を残してくれると
信じています。
5年生、春季区民大会予選リーグの総括です。
9/21(月)渋谷区スポーツセンターにて、6年生同様、無観客試合での開催でした。
出場選手:5年生 ケン・ソウル・コウスケ
4年生 レンセイ・リヒト・スミマル・スザク・コウタ・シュウマ・タツキ
5年生が少なく、4年生もA・B両チームからの助っ人ということもあり、
第一試合時点では意思疎通の多少のズレが、連携のズレへと繋がってしまいました。
しかし、「勝ちたい」という気持ちで一致していた彼らは、
高学年らしく、その後 自ら進んで試合中や休憩時間に修正点を見出したり、
対話を重ねることでお互いの意思疎通をはかっていました。
結果、試合を重ねるごとにチームの絆が深まり、まさにワンチームへと成長をとげ、
やりがいのある、そして見応えのある試合を展開してくれました。
結果こそ0勝3敗でしたが、「このチームで勝ちたい」「そのためにはどうすればいいか」を
自ら考え、体現してくれる姿は、とても頼もしかったです。
詳細はアップされている動画にてご確認ください。
●第1試合 vs渋谷東部 0ー6
結果が1日の流れを左右する大事な初戦。
恐らく1位通過するであろう強豪との対戦ということもあり、
点を取ることよりも失点を防ぐよう、超ディフェンシブな布陣でのぞむことに。
普段、点をとりたくて前のポジションをやりたがるケンに、
「後の試合でフォワードにするから」と説得し、
DFの要、センターバックをお願いしました。
ケンを中心に全員でガッツ溢れるディフェンスを繰り広げてくれ、
結果1位通過を果たす強豪相手に、前半を2失点にとどめる大健闘。
後半、失点が増えましたが仲間を責めることはもちろん、「絶対に勝てない」と諦める事もなく
相手のスタイルを分析し、勝つ方法を模索し、勝利を諦めずに目指した姿勢は、
数年前から比べると大きな成長だと思いました。
評価選手:レンセイ
何年間もチームに在籍しているのかと思えるほど短期間で
チームメイトとの信頼関係を築いているレンセイ。
プレー面でも良い連携を見せてくれました。
試合前「ディフェンスはしたくない」と言いつつも、チームの危機となると
ケンと同じように前線とゴール前を何度も往復。
ポリバレントな選手を目指すと面白いと思いました。
スミマル
ケンと共にCBとして献身的なディフェンスをみせてくれました。
また、ケンが攻撃参加の時には、そのディフェンスの穴をうめるなど、
クレバーなプレーは俯瞰で試合を観れている証拠。
結果3試合フル出場してもらいましたが、最終戦後もケロっとしている
無尽蔵の体力は、とても大きな武器になると思います。
またラグビー仕込みであろうフィジカルを活かしたハードなディフェンスに
相手FWは相当てこずっていました。
●第2試合 vs美竹 1−7
1試合目後のミーティング中、残り試合「絶対に勝つ」という気持ちを強めていったチーム。
勝つための布陣として1試合目と変わらず、超ディフェンシブな布陣からカウンターを
狙う作戦でのぞみました。
にもかかわらず前半早々失点をしてしまいましたが…
直後、リヒトのシュートで待望のゴールが生まれました。
その後、勝ちを意識すぎたあまり前のめりになり、DFラインが上がりすぎた裏を狙われ、
失点が増えましたが、結果ほどの実力差はありませんでした。
フィールドにいる選手達は、その事をより実感していたようで、
ハーフタイムや試合後、選手間で多くの意見交換を交わしていました。
そして指導者としての反省ですが、魂のこもったプレーで全力を出させ続けてしまった結果、
数多くの負傷者を出してしまいました。
GKタツキは、シュートブロックにいった際、接触プレーで太腿を打撲、
レンセイは得点を狙うあまり、激しい球際での競り合いの際、相手ディフェンダーに蹴られ足の甲を負傷。
そしてコウスケ・コウタからは珍しく、「次の試合は前半休みたい」と口にするほど、
疲労を溜めさせてしまいました。
今後、人数を増やす・交代のタイミングを早めるなどの改善を考えます。
評価選手:リヒト
常にゴールを狙い、一試合目から献身的にこぼれ球を狙ったり、
ボールを奪いにいき続けたリヒトへのご褒美のようなゴールでした。
最初はDFでの起用を考えていましたが、ゴールへ向かう姿勢の熱量を
鑑みると前線でのプレーが彼には合っているのかもと思いました。
コウスケ
一試合目から強豪なFWを相手に、腕や全身を使ってなんとしても
相手からボールを奪おうという姿を何度も目にしました。
前日の練習でアドバイスした事なのですが、それを翌日実戦で生かし、
さらに想像以上の結果を見せてくれたことに驚きました。
まだまだ伸び代がある成長が楽しみな選手の一人です。
スザク
途中、負傷したタツキから急遽GKを任されたにもかかわらず、冷静に
対応し、最小限の失点に止める活躍。また、1日を通して
フィールドプレーヤーとしても積極的にプレーに関わってくれました。
ゴールなど目立つプレーこそありませんでしたが、
相手の攻撃の起点を潰す、仲間へのパスの意識など、フォア・ザ・チームの
プレーが随所に光っていました。
シュウマ
ワントップとして数少ないチャンスをものにしようと前線で駆け引きをし
頑張ってくれたシュウマ。
大チャンスが到来し、いよいよか!というチャンスで
2発連続シュートをポストに当てるという記憶に残るプレー!
この日、一番手に汗握る瞬間でした!!
ゴールという結果は出ませんでしたが、試合時間以外でも
ムードメーカーとして皆の本気を引き出す立役者に。
●第3試合 vsセントラルB 0−3
3位リーグをかけた第3戦。
しかし相手は美竹を0−3で下したセントラルB。
その事実を試合前に伝えるべきか迷いましたが、
このチーム状態なら大丈夫だろうと伝えたところ、
彼らは臆することなく「絶対に勝とう」と戦う意欲に変えてくれました。
負傷者も多く、疲労困憊の中、試合強者を相手に前半0−0で抑えられたのは、
この日、チームが成長し一つにまとまってこれたからこそ。
また後半にのぞむ際、「約束通り、FWやるか?」とケンに問いかけたところ、
「勝ちたいんでDFやります。」との返事を受けました。
結果、満身創痍のチーム状況ゆえ3失点してしまいましたが、
この一言が、まさにこの時点でのチームの成熟具合を表しているなと感じました。
評価選手:ソウル
前の2試合から、チームのディフェンス面での課題を冷静に分析していた
ソウル。3位リーグをかけた大事な3試合目、「出たいか?」という
問いかけに「出たい」と答え、見事、前半の0−0という結果を出してくれ
ました。相手が攻めてきそうなコースを事前に思い浮かべ、良いポジショニ
ングを取ることで、相手の攻撃を未然に防いだ結果だと思います。
タツキ
怪我の具合が軽度だったので、3試合目にGKに復帰。
強烈なミドルシュートを次々と跳ね返し前半クリーンシートでおさえる事に
貢献。また、3試合を通して、常に追いつかなくてはいけない状況下、
常に勝利を目指す声かけを続けてチームを鼓舞する姿も、全体の雰囲気を
よくする事に貢献。
コウタ
疲労にもかかわらず、チーム1・2を争う勝利へ向かう姿勢から、
ケン、スミマル、リヒトと共に3試合フル出場を果たしてもらったコウタ。
相当な負担だと思いつつも、皆の「勝ちたい」のための必要なピースであり
ACミランのガットゥーゾのような迫力あるプレーを繰り広げたコウタを
ベンチに下げる選択肢をとれませんでした。
そして、本日のMVP!(これまでの総括で初でしょうか?!)
MVP
ケン コートに2人いるのではと錯覚するくらい攻守全てに参加。
特にディフェンスでは、数々の相手のシュートチャンスを潰し、
まさに獅子奮迅の大活躍。
6年生大会でのDF経験があったからこそだと思います。
また、本日のチームキャプテンとして、皆の模範となるプレーを
正に背中でみせてくれました。
勝利のために自分が頑張らなくてはとドリブルでの仕掛けで
5人抜きくらいする姿は圧巻でした。
更なる期待を込めて あえて課題を言うとすれば、
武器となるドリブル突破一辺倒だと行き詰まるシーンが増えると思うので
今後は仲間を「頼る、生かす」といったプレーの選択肢が増えると
相手にとって、より脅威な選手になれると思います。
1日でチームとして大きな成長を遂げ、大健闘をみせてくれましたが結果は0勝3敗。
決勝は4位リーグになりますが、きっとこのメンバーなら良い成績を残してくれると
信じています。