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【4年生】春季区民大会2026

【4年生】春季区民大会2026
5月9日(土)および6月6日(土)に、渋谷区スポーツセンターにて「渋谷区春季大会」の予選リーグと順位決定リーグが開催されました。

予選リーグの結果は残念ながら0勝2敗となりましたが、その後の順位決定リーグでは1分3勝と健闘し、3位リーグの1位(全体13位)という結果で本大会を終えました。

■ 予選リーグ試合結果
* vs 美竹 0-1
* vs 千駄ヶ谷B 0-8

■ 順位決定リーグ試合結果
* vs 渋谷東部B 1-1
* vs 千駄ヶ谷C 3-0
* vs セントラルB 3-1
* vs セントラルD 2-1

3年生時の春季リーグ3位、秋季大会ベスト4(順位未確定)という過去の実績と比較すると、今回は厳しい結果と言わざるを得ません。しかし、4年生に進級するにあたり、それぞれの進路の変化や選手の離脱があったことなどを踏まえ、今期の富ヶ谷4年生チームは「目先の勝敗」だけにこだわるのではなく、「選手一人ひとりの、そしてチームとしての成長」にフォーカスして1年間を戦っていこうと考えています。

振り返れば、3年生の春季大会ではある程度勝敗にこだわって臨み、結果を出すことはできました。しかし、「それが本当に良いサッカーだったか」と問われれば、必ずしもそうとは言い切れません。当時は前線に得点能力の高い選手を集め、前線からのプレスによるカウンターや、ディフェンスラインからのロングボールで裏を狙う、パワープレーに近いスタイルでした。この戦術は同程度のレベのチームにはある程度通用するものの、実力上位の相手には通用せず、試合時間が進むにつれて体力が消耗していく、非常に苦しい戦い方でもありました。

翻って今回の大会は、結果こそ伴わなかったものの、4年生になってからチームとして目指してきた「ボールを運び、保持して奪われない、選手全員が主役になれるサッカー」を随所に体現してくれました。

具体的には、数的優位から確実に相手を崩す「2対1」の形をベースとし、たとえ「2対2」の同数の状態であっても、無理に目の前のマークと勝負するのではなく、もう一方のマークに対峙することで、意図的に「2対1」の局面を作り出すことにチャレンジしました。また、ゴールキーパー(4年チームではゴールプレイヤーと呼んでいます)もフィールドプレイヤーと同様にビルドアップに加わるなど、ピッチのいたるところで数的優位を見つけ、作り出す取り組みを進めています。

闇雲にロングボールを蹴って相手に渡したり、準備が整わないうちから無理なパスを回して引っかかったりするのではなく、しっかりとボールを運んで相手を引き付け、パスをつなぐ。ボール保持時にはむやみに勝負を仕掛けるのではなく、安全な逃げ道を作りながら保持し続け、数的優位を作った絶妙なタイミングで相手を崩していく、という試みです。

このスタイルを実現するため、技術の高い選手をあえて前線ではなく中盤又はバックライン(後衛)に配置し、着実にビルドアップしながらボールを運び、繋ぎ、スペースがあればドリブルで運び、相手を惹きつけてパス、裏のスペースへの配給により、攻撃を押し進め、前進する形を目指しています。前線の選手には守備時の果敢なプレスを求めていますが、同時に、これまで以上に多くのゴールチャンスを得られるように工夫しています。

これにより、技術のある選手たちはアシストなどのチャンスメイクが増え、自らオーバーラップしてアシストやゴールを狙うシーンも生まれました。また、前線のこれからの伸び代が大きい選手たちも、これまで以上に多くの決定機を経験することができ、同時に守備の基本も身につけ始めています。

ボールをつなぐサッカーは、ドリブルで保持する時間や自陣でのパス回しが増えるため、一見するとリスクが高く見えるかもしれません。しかし、指導者自身がそのリスクを受け入れ、失敗を許容してあげることで、選手たちは恐れずにチャレンジし、今までにないほどのスピードで成長を見せてくれています。選手たち自身も、確かな成長を実感してくれているはずです。

4年生から始めたこの新しい取り組みは、まだ強豪チーム相手に通用するレベルには達していません。しかし、相手によっては非常に美しい「つなぐサッカー」を見せてくれるようになりました。また、予選リーグの敗戦の中でも、選手たちが自らが考えて話し合い、陣形全体をコンパクトに保つことでプレスをかけやすく、ボールも繋ぎやすくすることを提案、実践して、大会を通じた成長も見せてくれました。

挑戦はまだ始まったばかりですが、今後も自分たちが目指すサッカーを突き詰め、富ヶ谷らしい、観てもプレーしても楽しいサッカーを実現していきたいと思います!

目指す「ボールを保持してつなぐサッカー」の片鱗は見え始めています。今後もこのスタイルを突き詰め、富ヶ谷らしい楽しいサッカーを実現していきたいと思います!一緒に頑張っていきましょう!