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【5年生】春季区民大会2026 決勝トーナメント

【5年生】春季区民大会2026 決勝トーナメント
コーチの堀口です。

6/7(日)に行われた春季大会決勝トーナメントのレポートです。
初戦からトリプレッタという強豪との試合から始まるトーナメントでしたが、MITAKEや本町との試合もあり、どこまでやれるか楽しみな1日となりました。

結果としては1勝2敗の7位。
優勝候補のトリプレッタが初戦という厳しいスタートでしたが、見事決勝トーナメントで1勝することが出来ました!
3年生、4年生も加わったチームワークでもぎ取った貴重な1勝だったと思います。

--- フォーメーション ---

今回のフォーメーションも最近定着してきたDFの真ん中が高めの位置を取る変則3-3-1です。
今後もこのフォーメーションをベースに、後は誰がどのポジションを担うかという点で戦術のバリエーションを増やせると良いと思っています。
ということで、フォーメーションの話はまた新しい話が出てくるまではいったんお休みします。

--- 全体を通して ---

◇素晴らしかったポイント
最後まで諦めずに点を取りに行く姿勢が素晴らしかったと思います。
これは勝っている試合だけでなく負けている試合でもできていたと思います。

◇改善ポイント
浮き球への弱さが目立ってしまいました。
これを反省点に最近は浮き球処理の練習を強化しています。

--- 各試合へのコメント ---

■vs トリプレッタA
★0-11

戦った全体の印象としては、「やはり強かったけどやれない相手ではない」と思ったのは私だけでしょうか?
結果だけ見ると11失点という大敗ですが、前半だけ見ると3失点です。大量失点の背景には後半途中からは気持ちが切れてしまった部分もあったと思います。
攻撃面を見ると、1試合通してノーチャンスだったわけではなく何度もチャンスを作れていました。
1試合通してパフォーマンスを維持できる点などやはり強豪と言われる点は多く「次は勝てる」と簡単に言える相手ではないですが、もっと良い勝負ができるようになれると感じた1戦でした。

細かい部分では、前半5分を過ぎたあたりで敵のシュートに果敢に飛び出しゴールを守った際に『かい』の頭にボールが直撃しひやッとした場面がありました。
本人は大丈夫と言っていましたが、念のためにも様子を見るために予定外の早期交代となりました。
トリプレッタ相手にガッツのある素晴らしいプレーを見せてくれていただけにチーム内に動揺が走ったと思いますが、急遽交代で入った『せん』が『かい』のガッツを引き継ぎ素晴らしいセービングを連発してくれました。

『かい』については、ベンチで様子を見つつ行けるかどうかを慎重に判断していましたが、おかしな様子もなく本人も問題ないということで前半のラストにフィールドプレイヤーとしてピッチに立ってもらいました。
少しでも様子がおかしければすぐ変えるつもりで送り出しましたが、元気よく走り回ってくれました。
こういう時の判断は難しいのですが、大丈夫と言われても出さない判断もあり得るので、そういう判断もあると子供たちも覚えておいてほしいと思います。

強豪トリプレッタ相手に、
前線からスピードを活かしたプレッシングで相手DFからのパスの精度を落とさせた「ゆう」、
自分よりも10cm以上大きそうな相手選手のマークで幾度となく突き飛ばされながらもしっかり食らいついた「えいた」、
逆側にドリブルで振られてもうまく反転して自分のマークに食らいついていった「さえ」、
相手コーナーの時にマークについた相手選手のマーク外しの動きにもしっかりついていった「たついち」、
など、全員分をここでは書きませんが、みんなが自分の力を発揮した試合だったと思います。

最後に、今後の修正点の話です。
修正する点はいくつかあるとは思いますが、特に今回1点だけみんなに考えてほしい点があります。それは、チャレンジに失敗した後の次の行動です。
今回の相手は技術的こ1枚も2枚も上手でした。その相手に対して、ドリブルでつっかけて簡単に取られた後も同じようにドリブルでつっかけて取られるというシーンが目立ちました。
チャレンジはどんどんしてもらってOKですが、失敗したらアレンジすることを考えてください。単純なドリブル突破が通用しないならパスを混ぜてからドリブル突破するなど、ピッチ上で考えて工夫をしてみましょう。
後半に多くの失点をしてしまったのは、このように同じミスを繰り返していたことも1つの要因だったと思います。

■vs MITAKE
★0-2

1失点目は、『みどり』がいいタイミングでパスカットをしたのですがそれが運悪く浮き球になって相手の前に転がり、さらに、そこにディフェンスに行った『えいた』が足をかけられたものの別選手との接触ととられたのかファールを取ってもらえず、そのまま相手選手の前に転がったボールをゴールに流し込まれてしまいました。
不運が重なった悔しい失点でしたがこういうこともあるのがサッカーです。ただ、みんなこれで気を落とさずに最後まで集中してプレーできていたと思います。

後半、応援席側のタッチラインを割るか割らないかのところで相手がスローインと誤った判断をしてフリーキックをもらう場面が2度ありました。
2度目のフリーキックでは『あさひ』が前線にフィードしたボールを『ゆう』がちょっと触って前に流し、そこに『せん』が走りこんでキーパーと1対1となる場面もありました。
地面を蹴ってしまったのか惜しくもゴールにはならずでしたが、フリーキックからきれいな形でシュートチャンスを作れた場面でした。

その後も、相手キーパーからのスローが近くの相手右DFに渡ったところを『ゆう』がすかさずプレスに行き、相手が無理に前に蹴ったボールを『せん』が拾うと、左サイドで『ゆう』とのコンビネーションからチャンスを作ります。
最後は『ゆう』が中央で待つ『えいた』に絶妙なパスを送るという良い形も作れていました。

他にも、相手のゴールキックで飛んできたボールを『だいち』がしっかり受け、そのままシュート・・・は、少し当たり所が悪かったようでしたが、ちょうど前で待ち構えていた『ゆう』の足元にピタリ。
またもやキーパーと1対1という場面もありました。

これだけチャンスを作りながらも得点を奪えないまま2点目の失点の場面が訪れてしまいました。最後攻め込んでいたタイミングでのカウンター1発というものでした。
富ヶ谷のコーナーキックでシュートコースにキーパーのみという状況まで行きながらキーパーにキャッチされたところから、それをそのままパントキックで一気に富ヶ谷陣内まで飛ばされ、裏に抜け出した相手選手にそのままゴールに流し込まれての失点となりました。
0-1で負けている状況で残り2分を切っていた時間帯。攻めに出るしかないタイミングだったので仕方のない部分もあったと思いますが、防げた可能性がある状況ではあっただけに、今後はそこを強化していきたいと思いました。

終わったような書き方をしてしまいましたが、選手たちはこの後残り僅かな時間でもあきらめずに相手ゴールに向かっていきました。
左サイドを『えいた』が駆け上がると、相手ゴールラインからドマイナスへ折り返し、そこにはフリーで待ち構える『あさひ』。
シュートはキーパー正面へ飛んでキャッチされてしまいましたが、ぎりぎりまで点を取りにいくあきらめない姿勢を見せてくれました。

■vs 本町
☆4-3 前半 3分:あさひ(FK)、5分:かい、7分:えいた 後半 14分:あさひ(PK)

開始早々からチャンスを作ります。
キーパー『せん』からのパントキックを『かい』が頭で前に流し『だいち』が右サイドでキープ。うまく相手をかわしてのセンタリングのボールは左サイドまで流れ、タイミングよく上がってきていた『みどり』がシュート。
シュートの威力は出ませんでしたが、ダイレクトで蹴られたボールはしっかり左隅に転がっていました。

このプレーを皮切りに前半は3点を取る快進撃となりました。
1点目は、センターサークルを越えるあたりまで飛んだ『せん』のパントキックのボールがいったん相手に拾われたところを『かい』が奪うと足をかけられファール。それを『あさひ』が直接決めて先制点。
2点目は、センターサークル付近で奪ったボールを近くにいた『かい』につなぎ、そのままゴールエリア右に向かってドリブル突破。並走してきていたDFをかわしたところでシュートしたボールは相手キーパーの手をはじいてそのままゴールへ。
3点目は、相手ゴールキックが左サイドの相手DFに出るところを狙って『みどり』がプレス。それを嫌って前に蹴ったボールがセンターサークルを少し出たあたりにいた『えいた』の足元へ。ゴール正面の位置まで横にボールを動かすとその位置から豪快にシュート。このボールがゴール右に吸い込まれていきました。

この後PKで1点返されますが、しっかり集中すればこの後も危なげない試合運びができるはずでした。しかし、前半はこのまま終わったとはいえ、1点取られえた後のプレーはとても気になるものでした。
それは、相手が弱いと少しあなどっている雰囲気が出ていて「簡単に抜けるはず」だからと力を抜いたドリブル突破をしかけたり、取られたら「すぐ誰かが取り返してくれるだろう」という感じで全力で守備にも戻らずにいる、という時間帯があったところです。
富ヶ谷のゴール前でも相手への当たりが弱い感じがあり、簡単にコーナーキックを与えてしまった感じもしました。コーナーキックはしっかり集中した『せん』ががっちりキャッチし、相手陣内まで押し返すパントキックを見せてくれたおかげでピンチを切り抜けた感じでした。
この後すぐ前半が終わってくれてよかったですが、後2分続いていたら危なかったかもしれないと思っています。

何となく浮ついた状態でハーフタイムを迎えたため、ハーフタイムでは戦術面ではなくメンタル面に対して声をかけることにしました。
掛けた言葉は「相手をなめて余裕こいているように見えるから、このままの気持ちで後半先に1点取られたら相手の方が勢いづいて簡単にもう1点取られて負けるぞ。相手をなめずに後半しっかりできる?」といった感じのことでした。
これで何となく選手たちの空気にも少し緊張感が戻りました。ふざけた笑いではない良い笑顔に変わったかなと思ったので、少し安心して後半戦へ送り出しました。

ハーフタイムでの言葉で何か感じたところがあったのか、後半開始から『ひろと』が猛然とディフェンスに走り回ってくれました。
それに引っ張られたのか『だいち』もDFラインにまで戻って相手のドリブルを止めるなど、集中した守備が戻ってきました。

後半6分に先に相手に1点返されてしまいましたが、誰かがサボっていたわけではなく単純に相手のパスの受け方からフェイントをかけたドリブル突破、最後のループシュートまでがうまかったです。
先に1点取られはしましたが、浮ついた状態で取られた1点ではないのでまだまだいけると思いながら、ピッチ上の選手たちの頑張りを見守りました。

しかし、やはり勢いは相手にありました。立て続けに危ない場面がありハラハラする展開が続く中、後半14分、この試合何度目かという浮き球の処理をそらして裏に抜け出されるプレーが、今回はそのままゴールに流し込まれついに同点に追いつかれてしまいました。

こうなるとどうしても追いついたチームの方が勢いに乗る分だけ有利になります。
ところが、この日の富ヶ谷は違いました。ここで崩れてしまわずに最後まであきらめずに粘り強く戦うことができていました。

このあきらめない気持ちが実を結んだのが終了まで残り何秒かというあたりでした。
もう笛が吹かれるかというこのタイミングで『えいた』がセンターサークル付近でファールをもらいます。
このフリーキックはキーパー正面でしたが、諦めずに『あさひ』が走りこんだところでキーパーがお手玉。
そのまま『あさひ』がキープしたボールを中央に折り返すと、キーパーがかろうじて手に当てたボールを中で待っていた『ゆう』がダイレクトシュート。
相手DFの手にあたり「ハンドか」ということろで『ゆう』が自ら詰め、こぼれたボールをゴールに押し込みました。
・・・が、笛はゴールではなくハンドの判定でノーゴール。PKとなりました。
誰しもが「流してくれよ〜」と思った瞬間だったのではないでしょうか。

困惑しながらもPKの準備をする富ヶ谷。キッカーは『あさひ』。
これをしっかりと決め、間違いなく追加点をもぎ取ったところで試合終了のホイッスルが鳴り響きました。

最後まで手に汗握る試合展開となりましたが、最後の1秒まであきらめない富ヶ谷の素晴らしいプレーで見事決勝トーナメントで1勝という成績を残すことが出来ました。


--- 個人へのコメント ---
※4、3年生へのコメントは各学年の戦術などもあると思うので控えめにしてあります。

☆ゆう
前線からのプレスや状況によって中盤やDFラインまで下りてきてパスコースを作ったりこぼれ球を拾ったりと、トップだからと前にへばりつくのではなく試合の状況を見て判断した動きができていました。

今後の伸びしろ:
一旦ボールを引いてから押し出して相手の横をすり抜けるようなドリブルや裏街道と呼ばれるドリブルが好きですね。
裏街道は1対1で裏にスペースがある場面では非常に有効ですが、相手が2人いる場合は簡単に取られてしまいます。
また、相手の横をすり抜けるにしても相手の足が届くところをすり抜けようとすると相手の足に引っかかってしまいます。
どの技で抜くかの選択や相手から逃げるドリブル、相手の足が届かないところにボールを置くドリブルをしっかりできるようになりましょう。
後は、シュートを力みすぎてしまうことがあるので、練習の時みたいに余裕を見せてほしいです。

☆だいち
攻めに守りに顔を出し、中盤や前線でのキープから一人かわしてパスを出すなど自分たちのリズムを作るための「溜め」のプレーができていました。
また、自分で持ち込んでシュートするなど攻めの多彩なバリエーションに一役買ってくれました。

今後の伸びしろ:
ボールをキープしながら自分で突破したりパスを出したりと選択の幅が広がっていますが、ドリブルのリズムが同じなので強豪相手には通用しづらくなっています。
ドリブルに緩急をつけられるようにしましょう。また、ゴールに背を向けたボールキープでは緩急をつけづらい場面が多いので、相手と向き合った姿勢でのドリブルも身につけましょう。
それと、試合になるとゴール前で慎重になりすぎてしまうように見えるので、練習の時のように大胆で豪快なシュートを期待しています。

☆みどり
髪を留めた効果か状況把握に集中できていたようで、パスカットへの一歩目など持ち前の相手への寄せのタイミングの良さが出ていました。自分が行くべきと明確にわかる場面での相手への詰め方や間合いの取り方がすごく良いです。
また、状況を読んだ良いタイミングでの上がりが出来ていました。各試合のコメントでは本町戦での上がりしか書いていませんが、他の試合でも良いタイミングで相手陣内まで上がっているシーンが見られました。
『みどり』の足元にボールが届く前に攻撃が終わってしまうこともありそこまで目立たなかったかもしれませんが、うまく絡めるようになるともっとチャンスが作れそうです。

今後の伸びしろ:
全体的に自信をもってプレーしましょう。
パスの読み、キックの精度などしっかり武器がありますが、相手にも味方にも譲ってしまうくせ(?)があって本来の力を全部出しきれていない気がします。
もっと強気で行きましょう!

☆さえ(ゲームキャプテン)
前回予選リーグからさらにDFの仕方がうまくなっています。
しっかり相手に寄せ、タイミングを見てボールに向かって足を出し、最後はシュートをさせない、ということが出来ています。
特に、抜かれそうになっても最後まで諦めずに並走して最後シュートを打つ瞬間や切り返してかわすといったリズムが変わる瞬間を狙ってボールを奪えていました。
また、味方が守備をしているときにボールがこぼれた時のカバーの位置にしっかり入れているので、こぼれ球の処理もしっかり出来ていました。

今後の伸びしろ:
DFがだいぶ安定してきたので攻撃への参加方法を考えていきましょう。
キック力も上がってきているので、サイドでパスを受けたら、そのまま縦の相手の裏のスペースや中央の裏のスペースはもちろん、逆サイドの裏のスペースまで狙えるようになると攻撃への参加の幅も広がると思います。

☆ひろと
こぼれ球に対して相手とボールの間にうまく体をいれてキープすることで相手の速攻のチャンスを潰してくれていました。
また、チームの動きが悪い時こそ人一倍走って守備をしてくれるので助かっています。
真ん中、右、左の中で一番危ない真ん中にいる相手に対してしっかり強く寄せることで相手のリズムを確実に崩していました。

今後の伸びしろ:
相手に寄せてハードにコンタクトする際のバランスが相手によりかかりすぎている時があります。
倒れる時こそ少ないですが、一人でバランスを崩した姿勢になることが多いです。
重心を低く相手に当たれているので、それに加えて自分の真ん中にしっかり重心をおき、グラつかないようにしましょう。

☆えいた
何度も倒されながらも守備で相手の攻撃を食い止めてくれました。
攻撃面でも何度もチャンスを作り、本町戦では遠めからのシュートも見せてくれました。

ワンポイントアドバイス:
スローインでファウルを取られないようにしましょう。
1秒早く、10cm遠くに投げられたとしても、1回でもファウルを取られてしまうと無償で相手にボールをプレゼントしていることになるのでもったいないです。

☆たついち
単純に守備で相手のボールを跳ね返すだけでなく、奪った後に一人かわしてからパスを出すプレーもあり、DFから攻撃を組み立てていくという点でも貢献してくれました。

ワンポイントアドバイス:
自分のゴールに向かってディフェンスする際にセーフティファーストなプレーはできていますが、安易にタッチラインに蹴りだすのか、キーパーを使ってマイボールの状態をキープするのかという判断力もきたえていきましょう。
安易にサイドに出すということは相手にボールをプレゼントすることになります。

☆あさひ
危ない場面でも冷静にキープして前線にパスを送ることで、クリアボールを簡単に拾われて波状攻撃を受けるという状況を回避してくれていたと思います。

ワンポイントアドバイス:
エリアや相手のうまさといった危険度をふまえてボールを離すタイミングを考えましょう。

☆かい
以前よりも積極的に前に出るプレーが出来ており、シュートに対しても恐れないガッツあふれるプレーを見せてくれました。
攻撃面でもスピードと小回りを活かした突破からチャンスを作り得点にも絡めていました。

ワンポイントアドバイス:
シュートコースを狭めるための飛び出しは今後も積極的にトライしましょう。
また、DFの裏のスペースをカバーするためにゴールエリアを飛び出すプレーも積極的にやっていくと良いと思います。

☆せん
シュートブロックや味方の裏のスペースのケアなどで果敢に飛び出して素晴らしいプレーを見せてくれました。
攻撃面でもゴール前への飛び出しからチャンスを何度も作ってくれたと思います。

ワンポイントアドバイス:
たくさん食べてたくさん寝てください(笑)
背が伸びたり筋力が付いてきたりと単純に体が育てば今回届かなかったところに届くようになります!