【2年生B:区長杯】その笑顔は、本気の証拠
内藤です。
急激な冷え込みの進む11月上旬の日曜日、2年生チームの区長杯大会が開かれました。
昨年の2年生同様、本年の2年生もAB2チームの編成で、ノックダウン形式のトーナメント戦に挑みました。
そのBチーム。
1年生4人を含む9人の選手が、区長杯を目指して全力で戦いました。
結果は初戦敗退となってしまいましたが、その後に行われたフレンドリーマッチとあわせて昼から夜まで全6試合。2勝4敗の120分、大変に見ごたえのある一日となりました。
何より印象的だったのは、みんなの笑顔です。
いたずらをしたときの笑顔ではなく、本気のサッカー選手の笑顔。素晴らしい成長を伝えてくれました。
【第1試合:区長杯一回戦】 vs 本町
● 0-3
春季区民大会で敗戦を喫した本町スポーツ少年団との一戦。その後の練習試合でもその強さに触れてきましたが、今大会でもその強さの前に破れました。1年生のときから目立っていた46番の選手は、更にパワフル、テクニカル、スピーディかつクレバーな選手に成長しており、彼を中心としたゲームメイクに圧倒されたゲームとなりました。
■評価選手
レオ(GK)
彼がゴールを守っていなければ、もっと激しい点差になっていたはず。1年生ながら、2年生の強豪チームに物怖じしないとても心強いゴールキーパー、健在です。
【第2試合:フレンドリーマッチ】 vs 千駄ヶ谷B
○ 3-0
3点差をつけて文句なしの快勝。その3得点のいずれもが別の選手というところに、課題である攻撃力強化の手ごたえを感じさせてくれました。
■得点者(アシスト)
ナオフミ(ハルキ)
M.リク
ユウキ
■評価選手
ハルキ
秋季区民大会で一躍エースとして頭角を現した彼は、本大会で今度は抜群のパスセンスを幾度も披露。運動量も飛び抜けていて、得点が狙え、パスも出せる。理想的な選手として、今後の活躍が期待されます。
【第3試合:フレンドリーマッチ】 vs トリプレッタB
○ 1-0
言わずと知れた強豪チーム、トリプレッタ。そのBチームを相手に、見事勝ちきりました。
誰一人気持ちを切らさないBチームの戦いぶりは、2年生世代の層の分厚さを証明しました。
■得点者(アシスト)
ハルキ(I.リク)
■評価選手
M.リク
DFとしての存在感。相手からボールを奪った後は、自慢のキック力で攻撃をビルドできる。前の試合で得点も挙げている彼は、この試合でもディフェンスゾーンから高い位置へボールを押し上げて、ショートカウンターのチャンスをメイク。
【第4試合:フレンドリーマッチ】 vs 富ヶ谷A
● 0-3
早くも実現した、富ヶ谷AB対決。その対決の予定を知ると、Bチームの選手面々からは歓びの声が。いつの間にか精神的にも大変たくましくなったみんなの瞳のまっすぐさに、ぐっと来ました。内藤としても、決して負け必至の試合ではないという期待感を持って挑みました。球離れの良さ、パスワークの意識の高さのあるBチームは、前半は相手陣内で攻勢となり、ポゼッション、シュート数も上回る展開に。しかし、Aチームの富ヶ谷らしい堅固なディフェンスから数少ないカウンターをものにされ得点を許すと、次第に決定力で上回るAチームのペースに。とはいえ、結果の3点差よりも肉薄したゲーム展開は、2年生世代の総合力の高さをわたしたちに伝えてくれました。
■評価選手
ナオフミ
練習のときには、しばしば衝突することもあるAチームの仲間たちとの試合。彼はこの日、サッカーに本気で身を投じる事で、彼らと激しくも爽やかに競い合いました。前半、彼は何度もAチームのゴールに襲いかかり、はっきりとした脅威を与え自身の矜持を十分に表現してくれました。そのひたむきな姿と、全力で立ち向かおうとする"長い付き合いになるだろう盟友"たちとの姿に、内藤個人的に目頭が温かくなりました。
【第5試合:フレンドリーマッチ】 vs セントラルE
● 1-2
先制点を上げながら、逆転を許した試合。堅守速攻という同じスタイルでのぶつかり合いは、僅差で相手に軍配が上がりました。
■得点者(アシスト)
レオ(I.リク)
■評価選手
I.リク(1年)
FWとは、どういうポジションなのか。しょっちゅうボールに触れる花形ポジション?否、一度も触ることなく終わることもある特殊なポジション。我々の言葉をヒントに、彼は、秋季区民大会からいくつかの試合を通して理解を深めてきました。ズルズルと下がらず、ボールが来なくても攻撃をビルドできる場所でひたすらチャンスを伺う。1年生の彼がそのことを理解した証拠に、本大会で2つのアシストを決めてくれました。ぜひとも自信を深め、来年は自身の学年の区長杯をもぎ取りにいってもらいたいです。
【第6試合:フレンドリーマッチ】 vs 東部C
● 0-4
現段階の弱点を浮き彫りにしてくれた好ゲーム。
その弱点とは、相手のサイドからのセンタリング攻撃に対応できないこと。そして、自分たちが攻撃する際にその有効性をまだ実感できていないこと。これから彼らが目指すべきステージを指し示してくれました。こういう経験を得る前には、指導者が言葉で説明しても伝わりません。今後のため、よい機会となってくれるでしょう。
■評価選手
ケンタ(1年)
1年生で、優しい性格。それだけに、本来のポテンシャルに比べればまだまだゴールを決められないシーズンにあります。でも、この試合ではカウンターからシュートまで完結する形をしっかりと見せてくれました。これからのストレッチに期待したくなる、そんな攻撃でした。
(photo by Sato)
急激な冷え込みの進む11月上旬の日曜日、2年生チームの区長杯大会が開かれました。
昨年の2年生同様、本年の2年生もAB2チームの編成で、ノックダウン形式のトーナメント戦に挑みました。
そのBチーム。
1年生4人を含む9人の選手が、区長杯を目指して全力で戦いました。
結果は初戦敗退となってしまいましたが、その後に行われたフレンドリーマッチとあわせて昼から夜まで全6試合。2勝4敗の120分、大変に見ごたえのある一日となりました。
何より印象的だったのは、みんなの笑顔です。
いたずらをしたときの笑顔ではなく、本気のサッカー選手の笑顔。素晴らしい成長を伝えてくれました。
【第1試合:区長杯一回戦】 vs 本町
● 0-3
春季区民大会で敗戦を喫した本町スポーツ少年団との一戦。その後の練習試合でもその強さに触れてきましたが、今大会でもその強さの前に破れました。1年生のときから目立っていた46番の選手は、更にパワフル、テクニカル、スピーディかつクレバーな選手に成長しており、彼を中心としたゲームメイクに圧倒されたゲームとなりました。
■評価選手
レオ(GK)
彼がゴールを守っていなければ、もっと激しい点差になっていたはず。1年生ながら、2年生の強豪チームに物怖じしないとても心強いゴールキーパー、健在です。
【第2試合:フレンドリーマッチ】 vs 千駄ヶ谷B
○ 3-0
3点差をつけて文句なしの快勝。その3得点のいずれもが別の選手というところに、課題である攻撃力強化の手ごたえを感じさせてくれました。
■得点者(アシスト)
ナオフミ(ハルキ)
M.リク
ユウキ
■評価選手
ハルキ
秋季区民大会で一躍エースとして頭角を現した彼は、本大会で今度は抜群のパスセンスを幾度も披露。運動量も飛び抜けていて、得点が狙え、パスも出せる。理想的な選手として、今後の活躍が期待されます。
【第3試合:フレンドリーマッチ】 vs トリプレッタB
○ 1-0
言わずと知れた強豪チーム、トリプレッタ。そのBチームを相手に、見事勝ちきりました。
誰一人気持ちを切らさないBチームの戦いぶりは、2年生世代の層の分厚さを証明しました。
■得点者(アシスト)
ハルキ(I.リク)
■評価選手
M.リク
DFとしての存在感。相手からボールを奪った後は、自慢のキック力で攻撃をビルドできる。前の試合で得点も挙げている彼は、この試合でもディフェンスゾーンから高い位置へボールを押し上げて、ショートカウンターのチャンスをメイク。
【第4試合:フレンドリーマッチ】 vs 富ヶ谷A
● 0-3
早くも実現した、富ヶ谷AB対決。その対決の予定を知ると、Bチームの選手面々からは歓びの声が。いつの間にか精神的にも大変たくましくなったみんなの瞳のまっすぐさに、ぐっと来ました。内藤としても、決して負け必至の試合ではないという期待感を持って挑みました。球離れの良さ、パスワークの意識の高さのあるBチームは、前半は相手陣内で攻勢となり、ポゼッション、シュート数も上回る展開に。しかし、Aチームの富ヶ谷らしい堅固なディフェンスから数少ないカウンターをものにされ得点を許すと、次第に決定力で上回るAチームのペースに。とはいえ、結果の3点差よりも肉薄したゲーム展開は、2年生世代の総合力の高さをわたしたちに伝えてくれました。
■評価選手
ナオフミ
練習のときには、しばしば衝突することもあるAチームの仲間たちとの試合。彼はこの日、サッカーに本気で身を投じる事で、彼らと激しくも爽やかに競い合いました。前半、彼は何度もAチームのゴールに襲いかかり、はっきりとした脅威を与え自身の矜持を十分に表現してくれました。そのひたむきな姿と、全力で立ち向かおうとする"長い付き合いになるだろう盟友"たちとの姿に、内藤個人的に目頭が温かくなりました。
【第5試合:フレンドリーマッチ】 vs セントラルE
● 1-2
先制点を上げながら、逆転を許した試合。堅守速攻という同じスタイルでのぶつかり合いは、僅差で相手に軍配が上がりました。
■得点者(アシスト)
レオ(I.リク)
■評価選手
I.リク(1年)
FWとは、どういうポジションなのか。しょっちゅうボールに触れる花形ポジション?否、一度も触ることなく終わることもある特殊なポジション。我々の言葉をヒントに、彼は、秋季区民大会からいくつかの試合を通して理解を深めてきました。ズルズルと下がらず、ボールが来なくても攻撃をビルドできる場所でひたすらチャンスを伺う。1年生の彼がそのことを理解した証拠に、本大会で2つのアシストを決めてくれました。ぜひとも自信を深め、来年は自身の学年の区長杯をもぎ取りにいってもらいたいです。
【第6試合:フレンドリーマッチ】 vs 東部C
● 0-4
現段階の弱点を浮き彫りにしてくれた好ゲーム。
その弱点とは、相手のサイドからのセンタリング攻撃に対応できないこと。そして、自分たちが攻撃する際にその有効性をまだ実感できていないこと。これから彼らが目指すべきステージを指し示してくれました。こういう経験を得る前には、指導者が言葉で説明しても伝わりません。今後のため、よい機会となってくれるでしょう。
■評価選手
ケンタ(1年)
1年生で、優しい性格。それだけに、本来のポテンシャルに比べればまだまだゴールを決められないシーズンにあります。でも、この試合ではカウンターからシュートまで完結する形をしっかりと見せてくれました。これからのストレッチに期待したくなる、そんな攻撃でした。
(photo by Sato)