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【4年生】後期区民大会2025 順位決定リーグ

【4年生】後期区民大会2025 順位決定リーグ
コーチの堀口です。

3/19(金・祝)、あいにくの雨の中順位決定リーグが行われました。
順位決定リーグの試合結果は1勝1分で同リーグの中では惜しくも2位でした。
1点の差に泣いた結果となりましたが、1位を期待させるような素晴らしいプレーを見せてくれたと思います。

まずは最近定番となったフォーメーションのお話です。
今回は3-3-1というフォーメーションで試合に臨みました。

通常3バックの真ん中はサイドバックよりも一歩下がるような位置になることが多いですが、この4年生チームは普通の3バックとは違います。
真ん中のDFの『ひろと』はサイドバックよりも前でアタックを仕掛けて相手の攻撃の芽を早めに摘むことが仕事というスタイルです。
(それって前のと・・・と思われた方はきっと勘の鋭い方です!)

一方で『たついち』にDFの真ん中に入ってもらうパターンでは通常の3バックシステムにしています。
この辺りはその時のDFメンバーの持ち味を考えて変えています。
一言で3バックと言ってもいろいろなやり方があり、選手の意識の置き方にも違いが出るのでそういったところも面白がって観て頂けると嬉しいです。


今回はチーム戦術のお話も少し。
最近4年生は「サイドで取る」ということを意識した練習を繰り返し行っていました。
FWは飛び込まずに追い込み、サイドに出させたところで囲んでもしくはインターセプトする形で取るというボールの奪い方です。
今日の試合ではサイドMFもしくはDFの位置でボールを奪うシーンがかなりあり、戦術を理解してチームとしてしっかり守れていたと思います。

また、サイドの守り方の練習をするということは当然攻めの練習もサイド突破の仕方になってきます。
まだ攻めについては細かい指導を交えた練習は行っていませんが、どうやって守るかが分かってくると逆にどうやって攻めると守る方は困るかというのも分かってくると思います。

この日の試合では選手たちが無意識な部分も含めてうまく実践できていたと感じました。

攻撃についてはそれぞれの試合で大きく違いが出る部分なのでそれぞれの試合のコメントで書いています。
守備については全体通して同じようなことができることも大事です。
この日の試合は全体通して同じ意識で守備が出来ていたので、先にこちらでコメントしておこうと思います。

まずはキーパー。
この日は雨が結構降った事もありグラウンドもボールも滑りやすい状態でした。
こういったコンディションはキーパーにとってもボールの軌道が予測とずれることが多くとてもやりづらかったと思います。
にもかかわらず、しっかりとキャッチしたりはじき返すことで相手の攻撃をシャットアウトしてくれました。

DF陣もうまく連携が取れていました。
最初に書いた通りサイドでボールを奪うというのも良かったですが、もう1点良かったのは仮に1人が突破されても他の人がしっかりカバーに入ってシュートを打たせないようにブロックできていた点です。
これは、DF同士のカバーもかなりうまく連携できていたというのもありますが、DF以外の選手も状況によってはゴール前までカバーに戻ることができていたというのもありました。


■vs 渋谷東部B
○2-0 後半 4分:えいた、10分:だいち

前半の前半は本当に危ないシーンは少ないながらも自陣内に押し込まれてプレーする場面が多くありました。
ところが、前半の終わり辺りから相手陣内で富ヶ谷の攻撃が目立ち始めたと思います。
相手のフォーメーションの乱れから富ヶ谷ペースになった感じですが、相手の穴がどこにあるのかハーフタイムで言語化することにしました。

相手のどこが富ヶ谷の攻撃のねらい目だったかというとサイドバックの裏のスペースです。
サイドバックの後ろに大きなスペースがあり、そこにパスが通るとチャンスになっていました。

この話をすると選手たちも認識していたようで、この選手たちの自発的な行動が前半の良い変化になっていたのだと思います。
そして、後半は逆のサイドも使っていこうと選手の中から作戦の話が出てきたのはとても良い傾向でした。
自分たちで考えてどうやったらうまく攻められるのかを話し合うことはサッカーにおいてとても大切なことで、こういったことができるようになったのも成長の証ではないかと思います。

また、前半途中から富ヶ谷ペースになってきたのは、MFの真ん中で時にはボールを散らす役割を担ってくれていた『だいち』がそのスペースに気付き、積極的にパスを出していたためだと思います。
前半は特に左サイドに使いやすいスペースがあったことからそこへのパスの頻度が増えてきていました。
『さえ』もそのスペースに走りこんでパスを受ける動きが出来ていたこともあり、そこから攻撃のチャンスが生まれていました。

後半に取った2点はどちらもグラウンダーでのシュートでした。
この日は雨が結構降った事もありグラウンドもボールも滑りやすい状態だったので、試合前のシュート練習では低めのシュートの練習をしっかりとやりました。
いつもなら浮き球でゴールの上隅を狙うことが多い選手たちも、しっかりとゴールの枠に低いボールを蹴ったことで、特に1点目はキーパーのミスを誘った狙い通りのゴールになったのではないかと思います。

2点目は逆サイドのゴールネットに流し込む綺麗なシュートでしたが、この日のような滑りやすいコンディションのグラウンドでもし上隅を狙ったシュートを打っていたら普段のようなコントロールができず枠を外していたかもしれません。
強く打つことが全てではない素晴らしく「巧い」シュートだったと思います。

■vs 本町
△1-1 前半 10分:えいた
勝てばこの順位決定リーグでは1位、引き分け以下で2位という試合でした。
選手たちもそのことを理解し、勝ちに対するモチベーションが高くなっていました。

前の試合でうまくサイドを使って勝てたことが良かったのか、前半10分の得点シーンもサイドチェンジでしっかりサイドを使った攻撃が出来たことが大きかったと思っています。
味方からのパスを右サイドで受けた『だいち』が左サイドに開いた『えいた』に気付いていて、ボールをキープしながらチャンスをうかがい、サイドを大きく変える左サイドへパスを出しました。
パスは中央の相手の足に当たって軌道が変わりましたが左サイドの『えいた』が何とかボールを取り、そこから切り込んで見事ゴール!
「広いところで戦う」、「サイドをうまく使う」、ということをうまく実践した素晴らしいゴールだったと思います。

ハーフタイムでは、「リードしていたら後半は『かい』をフィールドで出そう」と試合前にチームで話をしていたのですが、前半を終えて相手がそんなに余裕を見せられるほど弱くないと感じた選手たちから「まだキーパーを『かい』にやってもらいたい」という話が出ました。
そこからみんなで話し合い、2点差ついたら『かい』をフィールドで出そうということで『かい』も含めて意識を統一して後半戦に臨みました。

もう1点取るぞと選手たちも後半気合が入っていましたが、逆に前がかりになりすぎて後半の入りが全体的に浮足立ってしまいました。そこを相手に突かれて開始1分での失点。。
ここはコーチとして意識のさせ方をもっとうまくできたらよかったなと振り返っています。
モチベーションを上げつつ普段通りのプレーができるように声掛けをしていきたいと思います。

失点シーンを振り返っておきます。
後半立ち上がり、自陣裏への相手のスルーパスを味方が足に当てて逸らしたボールをキーパーがキャッチしたところバックパスのファールを受けました。ここで少し動揺があったように見えましたが、その後のフリーキックは見事セーブ!
しかし、その後焦ってか味方が中途半端に上がったタイミングで大きくキックしたボールを相手に取られ、またもやゴール前でピンチに。
何とか奪ったボールも中にクリアしてしまいそのボールを拾われてゴール。
と、普段できていることが焦りからかミスが重なり失点となってしまいました。
試合慣れしていたかどうかだけでもだいぶ結果が変わってきたところだと思うので、こういったあたりも今後の伸びしろだと思っています。

ちなみに、バックパスの判定は難しいところですが、安全に行くなら足で処理しても良かったかもしれません。
今回はしょうがなかったと思います。そういうジャッジもあるということを覚えて次回気を付けられれば問題ないでしょう。

試合は、最後フォーメーションを変えて攻撃的に行くと何本も惜しいシュートが生まれましたが、あと1点が取り切れずに試合終了となりました。

うまく立ち回れれば勝てる可能性が十分あった試合だけに、時間の使い方や冷静なプレーなど
ゲームを巧くコントロールする力も今後は育てていければ良いなと思っています。

--- 個人へのコメント ---
※3年生へのコメントは3年生チームとしての戦術などもあると思うので控えめにしてあります。

☆ゆう(ゲームキャプテン)
スピードを活かしたサイド突破でチャンスをたくさん作ってくれました。
また、味方が苦し紛れにクリアしたボールでも全力で追いかけ、タッチラインを割らせずに自分たちのボールにしてくれたのでチームとしてかなり助けられました。
前線からの相手へのプレスでも、飛び込まずにサイドへ誘導するというプレーが出来ていて、しっかりチーム戦術を理解したプレーが出来ていたと思います。

今後の伸びしろ:
中央でもサイドでもスピードで相手のDFを振り切ってキーパーと1対1になる場面を作り出せていると思いますが、思いっきりシュートを打とうとしてキーパーの真正面に飛んでいくことが多いです。
シュートはゴールへのパスです。キーパーの届かない方のゴール隅を狙って落ち着いてシュートできるようになるともっと点を取れるようになると思います。

また、サイド突破からのセンタリング(ラストパス)をどんな体制でもできるようにしましょう。
そのためにもどんな体制でもパスできるようにキックの練習をしていきましょう。
それが結果的にはどんな体制からでもシュートを枠に打てるようにもなっていきます。

☆だいち
ピンチの場面ではDFラインまで下がって守るなど、攻守共に積極的に動き回ってくれました。
特に攻撃力の点でボールキープからのパスや前線でのドリブルによる仕掛けなど数々のチャンスや得点シーンを演出してくれました。

今後の伸びしろ:
速攻の場面で素早くパスコースの選択とフィードができるとさらにチャンスを作り出せると思います。
この日の試合で、自陣ゴール前で奪ったボールをハーフエライン右に張った『ゆう』に素早くパスできればキーパーと1対1まで見えたチャンスシーンがありました。
遅攻の場面では視野を広く保ち周りを見れているので、ぜひそれをいつでも使えるようにしっかり練習していきましょう。

☆ひろと
自陣内を駆け回っての相手へのプレスが効いていました。
相手のトップやセンターハーフに食らいつき自由にプレーさせない粘り強いディフェンスと、後ろのDFが抜かれた場合のカバーリングも今回の失点数の少なさに貢献していたと思います。
また、ボールを奪った後に近くの味方を探して狙ってパスを出せていたと思います。

今後の伸びしろ:
まだ足だけでディフェンスに行ってしまうことがあります。
フェイントで簡単に釣られないように足を出すのは最後まで我慢するともっとデュエルに強くなれると思います。
フィジカルはしっかりしたものがあるのでぜひデュエル王を目指しましょう。

また、だいぶキックができるようになってきましたが、まだ試合中に思い描いたところにパスを届けられていないと思う場面がありました。
キックは繰り返しの練習でしかうまくならないので、どんどんボールに触り、キックの練習を積み重ねましょう。

☆さえ
ボールを持った相手に寄せるタイミングがうまくなりました。
元々相手とのボールの奪い合いでは跳ね返す技術に優れていたので、うまく距離を詰めることで持ち味を活かせていました。
また、以前はとりあえず蹴るというのが多かったように見えましたが、この日の試合ではしっかり『だいち』や『ゆう』を狙ったパスが出来ていて、チャンスを生み出していました。

今後の伸びしろ:
この日の試合でも見られたように攻撃参加のタイミングは良くなってきています。
今後はもっとサイドを目一杯広く使っての攻撃参加が増えると良いと思います。
その場合、サイドからのロングキックも武器になるので強い浮き球を蹴れるようにしていきましょう。
あとは、終盤になると集中が切れてしまうことがあるので、最後まで集中できるようになるともっと良いです。

☆みどり
相手をサイドに追い込み、時にはドリブルで抜こうとしてきた相手のボールをきれいにカットする場面も見られました。
まだまだ控えめながらもしっかり攻撃にも参加して、するどいパスでチャンスの予感を感じさせてくれました。
通れば1点というスルーパスや足元へのしっかりしたパスもあり、今後チーム全体の意思疎通がより強まっていくことでチームの1つの武器になりそうな予感がしています。

今後の伸びしろ:
足が届かない位置にボールをコントロールされてしまうと簡単に抜かれてしまうことがあります。
動体視力が良いように見えるので、ボール以外も含めて相手の動きを最後までよく見て、足が届く距離を見極めて足を出してみましょう。
また、キックした時のボールの回転がきれいなのでパスが1つの武器になると感じています。
最近は強いキックもできるようになってきているので、ゴロの強いパスが安定して蹴れるようになってきたらロングキックもどんどん練習していきましょう。

☆ゆうま
ルーズボールやボールホルダーへのアプローチの距離感が際立っていました。
また、諦めずに走って相手に食らいつくことで相手の攻撃の妨害をしっかりしてくれていました。
まだまだ技術や知識は追いついていませんがDFとしての感性はチーム一だと感じているので、今後のレベルアップに期待しています。

今後の伸びしろ:
スローインやオフサイドなどまだまだ覚えなければいけないルールがたくさんあると思うので一つずつしっかりと、かつなるべく早く覚えていきましょう。
練習では教えきれないこともあるので、ぜひ家でも勉強してみてください。

あとは練習への出席率をもっと上げられると上達も早くなると思いますし、試合の出場時間もどんどん増やしてあげることが出来ます。
技術も大事ですが、たとえ技術が足りなくても富ヶ谷SCでは頑張っている子、努力している子をしっかり見ています。
もし参加が難しい場合でも自主練などの見えない努力はしっかりとみんなの目にも映るのでどんどんアピールしてください。

☆えいた
ゴールへの執念がチームの攻撃への意識を引っ張ってくれたと思います。
全得点に絡む活躍でチームを勝利に導いてくれました。

☆がく
『がく』が後ろにいてくれると安心できます。
相手への寄せやボールを奪うのもうまく、キープやパスもできるので、チームが攻撃に意識を集中しやすくなっていると感じています。
また、攻撃時にも起点になってくれていました。

☆たついち
最後の砦として安心して任せられます。
味方がどんなに抜かれても、この日の試合では最終的に『ひろと』と『たついち』でほぼ全部カバーしてくれていたと思っています。

☆かい
DFとキーパーの間を狙ったスルーパスが何度かありましたが、タイミングよく飛び出してピンチを何度も救ってくれました。
また、雨でコンディションが悪い中、キャッチミスがないほど集中して守ってくれたと思います。