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【1年生】はじめての遠征練習試合

【1年生】はじめての遠征練習試合
7/7 9:00〜10:30 at 目黒区学校サポートセンター
vs 駒場ユナイテッド
カイ、セン、ナオヤ、ヒナタ、リョウ、リョウタ、リツト(年長)

コーチの三村です。このチームで初めて外部施設でのTMを行いました。保護者のみなさん、暑い中の送迎、応援ありがとうございました。ゲームを見守る姿も温かい声がけばかりで素晴らしいサポーターでした!
試合はエアコンの効いた体育館でのフットサルルール5人制10分を5本。結果は4勝1分(総得点13-2)。
相手チームが試合慣れしていなかったので勝敗はさておき、それでもゴールがたくさん生まれ何より選手みんなが積極的にプレイしていたのが印象的でした。

この日のキーパーは全員が順番にやることにしました。キーパーを特別なポジションと思わず、みんなが出来るようにしたいです。PKストップするなどナイスプレー連発だったカイが「キーパーは出来ると思ってなかったけど、出来たみたい」と言ってたのが印象的でした。今のうちにいろんな経験をたくさん重ねて、みんなでどんどん自分のリミッターを外していってほしいです。
オフェンスでは、いつも練習している「他の選手がいない場所を見つけて動くこと」ができていたシーンが多くありました。中でも左サイドのナオヤから中央のセン、右のカイにパスがつながった場面。相手がボールに集まりやすかったので、スペースを使った効果的なパスまわしでした。正直なところサイドチェンジができるのはまだまだ先だろうと思っていたので、こちらの予想をこえるプレーに驚きました。
リョウタはスペイン仕込みの寄せの早さで相手陣地でボールを奪い、何度もゴールをあげました。
ディフェンスではドリブルが上手い選手に対して、一人が抜かれても後ろに控えたナオヤ、ヒナタが止める守備ができていました。そこを突破されても最後尾にいるリョウ、リツトがはじき返すシーンもありました。相手のストロングポイントに気づいたキーパーのセンが「3番にマークついて!」と後ろからコーチング。何をすればいいかわかったら仲間に教えよう、これも普段の練習から繰り返し言っていることです。
キーパー以外はポジションを決めませんでしたが、自分で周りを見て判断しポジションをとることができていたのでいわゆる団子サッカーにはならず、それぞれが自分の特徴を出せたことがいいゲーム内容につながりました。この年代にありがちなスローイン(この日はキックイン)の取り合いになることもなく、お互いに譲り合ったりして思っていたとおりとてもいいチームでした。
ゴールがたくさん入ったこともあり誰が何点とったかは数えられてないですが、カイ、リョウタ、センが複数得点。何度もおしいところまで行っていたナオヤが最後に1点。キーパーと同じく、ピッチに出ている全員がゴールを狙えるチームを目指したいです。

最後に普段の練習で心がけていることの話です。
サッカーの練習ではないところで実はサッカーにつながっているところがたくさんあります。先ほど言った「気づいたことを声がけしよう」もその一つです。集合に気づいてない子がいたらコーチが大声を出すのでなく早く集まった子が教えてあげればいいよ、と伝えています。
お気づきの方もいるかもしれませんが、練習中にボールを集めるときにあえてボールカゴを使っていません。「コーチのところにボールを集めてー」と言うと最初はみんなが思い思いになかなかの強さでこちらに蹴りこみました。全部は止めれないのでバラバラになったり、あちこちに散らばったり。そこで練習を止めて「どうすれば上手に集められるかな?」と聞くとそれぞれが考えはじめます。「手で持っていく」「ちょうど止まるくらいの強さで蹴る」「コーチ!って呼んでから蹴る」答えはそれぞれですが自分で考えることに意味があり全部正解です。相手をよく見てから、適切な強さのパスをすることにもつながっています。これは一例ですが、サッカーを通して自分で考え解決法を見つけられるように成長してもらいたいと思って指導しています。

ぜひ、上記(とくに試合でよかったところ)をご家庭で子ども達にわかりやすく説明していただけると嬉しいです。