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富ヶ谷SC U-12選抜、テペ・ノヴォーレ始動

富ヶ谷SC U-12選抜、テペ・ノヴォーレ始動
内藤です。

今年も残すところあとわずかの時期ですが、この度富ヶ谷SCとして新しいチャレンジを開始しました。
U-12選抜というくくりで、6年以下の全選手から選出したベストメンバーで区外のクラブと対戦を重ねるプログラムです。
プログラム名はテペ・ノヴォーレ。通称テペです。

かなり先になるとは思いますが、将来的にはU-12カテゴリでの大会出場を目標としつつ、まずは交流戦を重ねて富ヶ谷最強のサッカーチームを育成して行きたいと思っています。

さて早速となりますが、日本代表のワールドカップ コスタリカ戦を夜に控えた11/27(日)、第一回目となるテペ・ノヴォーレの試合を開催しました。
今回の選出/参加メンバーは以下のとおりです。

【6年】
コウタ DF/GK
ハル DF/MF/FW/GK
スザクGK/MF

【5年】
ケイ FW
カロ MF
ユウキ DF/MF
ソウスケ MF
テトラ FW
リョウ DF

【4年】
リク FW
ワクタロウ MF

結果は、1勝1敗3分。
得点はいずれもハル(4得点)によるものでした。

交流戦ということで、あまり結果にこだわるべきではありませんが、それでもテペのメンバーには勝利にこだわってもらいたいと考えています。

以下、当日のベンチワークを差配いただいた秋元コーチに総括をいただきました。

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コーチの秋元です。
富ヶ谷SCとしての新しい試みである、U12選抜によるフレンドリーマッチを行いました。
今回は6年3人、5年6人、4年2人で、世田谷区を中心に活動するテキサスイレブンさんを二子玉川までお伺いしての対戦です。
スピードのある崩しや、ディフェンスの裏へのスルーパスなど学ぶことが多い対戦相手でした。
今日の富ヶ谷は2-4-1のフォーメーションで中盤の数的優位を活かしたパスワークからサイドやトップに繋いでいく戦術を目指しました。
以下、各ポジション毎の振り返りです。

■GK
タツキ、レイが欠席でしたので、普段はフィールドプレーヤーが多いスザク、ハル、コウタに対応してもらいました。素晴らしいセービングも多くありましたが、課題としては声掛けによるコーチングの少なさ、パントキックやゴールキックの精度、急ぐときと落ち着かせる時の使い分けなどはもっと意識して欲しい部分でした。

■DF
2バックですので、基本的にはオーバーラップはせずに、中盤の枚数の多さを活かしたパスワークの起点になりつつ、相手FWをしっかり抑えることがミッションです。天然芝のグラウンドでボールが不規則に弾む中で、パスの起点としては落ち着かないシーンが多く、丁寧なファーストタッチに課題がありました。
また、2バック同士でのコミュニケーションをもっと行い、相手選手に裏に抜け出されるシーンを防止する必要があると感じました。
ちょっとしたバタつきからの失点は無くせると思います。コウタの諦めない戻りは非常に効いていましたので、良かったと思います。

■MF
今日のフォーメーションはサイドハーフのディフェンスが非常に大事なのですが、前線に残ってしまう場面が多く、センターバックの二人がサイドの対応に追われることが目立ちました。
インサイドハーフの二人との連動を改めて確認して、どちらかは必ずサイドでの守備に対応できることを意識しましょう。カロは体の使い方で大きな相手にも押し込まれず、有効なパスをいくつも通していましたので、周囲の選手たちもこれを上手く活かして欲しいと思います。

■FW
それぞれの選手に特徴(良さ)がありますので、自分の良さ(自分がやりたいこととは限らず、チームに貢献できること)を理解したプレーを心がけて欲しいです。ハルはさすがの強さを発揮して全得点をマークしましたが、もっと周りの選手もハルに使ってもらえるような動きだしやコミュニケーションを取ってもらいたいと思いました。
今日のメンバーはチームを代表して選出されたことを意識して、今回の課題点を解消することを目指して欲しいと思います。


お疲れ様でした。