【5年生B】春季渋谷区民大会予選リーグ 総括
監督の内藤です。
雨のぱらつく19日(土)、5年生Bチームの春季区民大会予選リーグ3試合が行われました。
対戦相手は、千駄ヶ谷、猿楽A、渋谷東部A。全て強いチーム、対する富ヶ谷Bは半分が4年生。3試合とも大量失点ゲームになることは明白でした。内藤のその予想を、選手たちにも正直に伝え、その上で今日のゲームで何を目当てにするかを話しました。
ディフェンス陣には”しぼる”の実践、オフェンス陣には”トライアングルの形成”をテーマとすることを伝え、しっかりと意識してゲームに臨んでもらいました。
まずは試合結果から。
■第1試合 vs 千駄ヶ谷
●0−10
■第2試合 vs 猿楽A
●0−10
■第3試合 vs 渋谷東部A
●0−8
この結果を見ると、富ヶ谷Bチームはさぞ意気消沈して家路についたと思う方も多いかもしれませんが、選手たちの顔色は必ずしもそういうたぐいのものではなかったことをお伝えしておきます。それぞれがなかなか手応えを感じてくれたのではないか、そう感じました。
全試合終了後、感想を聞いてみると、「つかれたー」という意見がたくさんありました。全力で試合に挑んだ証です。
初戦となった千駄ヶ谷戦、ディフェンス陣の”しぼる”は確実に効果を発揮し、前半は2失点で終えました。後半は、どうしたことか”しぼる”の意識がなくなってしまい、その結果の8失点。身を持って、”しぼる”の効果を体験してもらえたと思います。「しぼるの、わすれちゃってたよ」とハオは苦笑いしてました。
ゴールキーパー3人、コウタ、ユキヤ、リヒトの活躍も素晴らしかったです。それぞれ、打たれたシュート数は失点の3倍以上あったと思います。富ヶ谷以外のチームが三つ巴の構造だったため、得失点差が重要となり、「富ヶ谷から何点取れるか」の戦いになってました。その猛攻の中、大変によく頑張ったと思います。
トップを熱望したケイは、ボールを受けやすいようポジショニングの工夫をして、色々と思考を巡らせていました。得点こそできませんでしたが、幾度もカウンターを試み、少ないながらもシュートをすることもできていました。
センターバックのアイラ。試合前は、サッカーやりたくない、バスケやりたい、早く帰りたいと言っていた彼ですが、試合が進むごとに本気度がどんどん高まってました。2試合目以降は、ディフェンスリーダーとして守備陣の声掛け、しっかりコーチングできていました。相手からも何度もボールを奪い、意欲的に前線にフィードしていました。
ユウキを中心に、コウシロウ、カロの4年生トリオも、何度かいいシーンを作りました。しっかりとトライアングルを意識し攻撃できていた時間帯があり、わずか1分ほどでしたが完全に富ヶ谷の時間帯となっていました。それを生み出す原動力となったのはこの3人です。
ウラのスペースでボールを受けたユウキが、外を走るカロに絶妙なパス。折り返すカロのセンタリング。最も得点のにおいがした瞬間でした。
しぼりをしっかりできていた時間帯は、ハオ、アイラ、ジュン、ユキヤの一体感をベンチから感じることができました。ジュンは最後まで集中を切らすことなく相手の猛攻に立ち向かっていました。
Aチーム登録を何度も経験しているコウタとリヒトは、今回はBチームの中心選手になっています。長い時間ピッチを駆け巡ることで、より多くの経験値を掴んでくれたのではないかと信じています。
ユキヤはどんなポジションでもできる選手ですが、今回はサイドバックの面白さを発見したかもしれません。彼の冷静さと正確なプレーがとても目立っていました。
3試合通じて、心が折れることなく、ちゃんとサッカーを楽しみながら本気で勝負ができていたことは素晴らしいことだと思います。
特に、試合と試合のインターバルで、選手たちが集まってポジショニングや4-2-1と3-3-1のシステムなどについて、色々とディスカッションをし、頭を使っている様子がみられたのはとてもよかったです。
決勝リーグは、このチームメンバーで”勝利”を目指してもらいたいと思います。
雨のぱらつく19日(土)、5年生Bチームの春季区民大会予選リーグ3試合が行われました。
対戦相手は、千駄ヶ谷、猿楽A、渋谷東部A。全て強いチーム、対する富ヶ谷Bは半分が4年生。3試合とも大量失点ゲームになることは明白でした。内藤のその予想を、選手たちにも正直に伝え、その上で今日のゲームで何を目当てにするかを話しました。
ディフェンス陣には”しぼる”の実践、オフェンス陣には”トライアングルの形成”をテーマとすることを伝え、しっかりと意識してゲームに臨んでもらいました。
まずは試合結果から。
■第1試合 vs 千駄ヶ谷
●0−10
■第2試合 vs 猿楽A
●0−10
■第3試合 vs 渋谷東部A
●0−8
この結果を見ると、富ヶ谷Bチームはさぞ意気消沈して家路についたと思う方も多いかもしれませんが、選手たちの顔色は必ずしもそういうたぐいのものではなかったことをお伝えしておきます。それぞれがなかなか手応えを感じてくれたのではないか、そう感じました。
全試合終了後、感想を聞いてみると、「つかれたー」という意見がたくさんありました。全力で試合に挑んだ証です。
初戦となった千駄ヶ谷戦、ディフェンス陣の”しぼる”は確実に効果を発揮し、前半は2失点で終えました。後半は、どうしたことか”しぼる”の意識がなくなってしまい、その結果の8失点。身を持って、”しぼる”の効果を体験してもらえたと思います。「しぼるの、わすれちゃってたよ」とハオは苦笑いしてました。
ゴールキーパー3人、コウタ、ユキヤ、リヒトの活躍も素晴らしかったです。それぞれ、打たれたシュート数は失点の3倍以上あったと思います。富ヶ谷以外のチームが三つ巴の構造だったため、得失点差が重要となり、「富ヶ谷から何点取れるか」の戦いになってました。その猛攻の中、大変によく頑張ったと思います。
トップを熱望したケイは、ボールを受けやすいようポジショニングの工夫をして、色々と思考を巡らせていました。得点こそできませんでしたが、幾度もカウンターを試み、少ないながらもシュートをすることもできていました。
センターバックのアイラ。試合前は、サッカーやりたくない、バスケやりたい、早く帰りたいと言っていた彼ですが、試合が進むごとに本気度がどんどん高まってました。2試合目以降は、ディフェンスリーダーとして守備陣の声掛け、しっかりコーチングできていました。相手からも何度もボールを奪い、意欲的に前線にフィードしていました。
ユウキを中心に、コウシロウ、カロの4年生トリオも、何度かいいシーンを作りました。しっかりとトライアングルを意識し攻撃できていた時間帯があり、わずか1分ほどでしたが完全に富ヶ谷の時間帯となっていました。それを生み出す原動力となったのはこの3人です。
ウラのスペースでボールを受けたユウキが、外を走るカロに絶妙なパス。折り返すカロのセンタリング。最も得点のにおいがした瞬間でした。
しぼりをしっかりできていた時間帯は、ハオ、アイラ、ジュン、ユキヤの一体感をベンチから感じることができました。ジュンは最後まで集中を切らすことなく相手の猛攻に立ち向かっていました。
Aチーム登録を何度も経験しているコウタとリヒトは、今回はBチームの中心選手になっています。長い時間ピッチを駆け巡ることで、より多くの経験値を掴んでくれたのではないかと信じています。
ユキヤはどんなポジションでもできる選手ですが、今回はサイドバックの面白さを発見したかもしれません。彼の冷静さと正確なプレーがとても目立っていました。
3試合通じて、心が折れることなく、ちゃんとサッカーを楽しみながら本気で勝負ができていたことは素晴らしいことだと思います。
特に、試合と試合のインターバルで、選手たちが集まってポジショニングや4-2-1と3-3-1のシステムなどについて、色々とディスカッションをし、頭を使っている様子がみられたのはとてもよかったです。
決勝リーグは、このチームメンバーで”勝利”を目指してもらいたいと思います。