【4年生A】春季区民大会 決勝トーナメント
コーチの吉野です。
4年A、春季区民大会決勝リーグの総括です。
10/19(土)渋谷区スポーツセンター
出場選手:アサユキ・アツト・アン・カノト・キョウイチ・ケイ(C)・タイチ・トウゴ・
トモカズ・ムネヒサ
珍しく集合時間5分前に全員集まるという、”快挙”(珍事?)を成し遂げたAチーム。
決勝リーグにかける気合は並々ならぬものと感じさせてくれました。
しかし、そこに広がっていた光景は低学年の頃から変わらないもので、鬼ごっこのようなかけっこでした。良くも悪くも他クラブでは見られない光景ですが、笑顔で友人とはしゃぐ彼らを見ると、他者・施設の迷惑にならない程度ならと目を瞑ってしまいます。
一方、この触れ合う様子は富ヶ谷SCの宝物のようにも思えております。何も不安を感じず精一杯楽しめることは、この窮屈な時代にしては珍しいことです。
このチームカラーにプラスして、”サッカーの実力”を加えることができたら、きっとどのクラブよりも魅力的なものになると、改めて感じました。
大会結果としては初戦を落とし下位トーナメントにまわりましたが、チームで勝利するために気持ちを切らさず7位で終えることができました。
・試合結果
●第1試合 vsセントラルA 0ー1
(GKカノト DFアサユキ・キョウイチ・ケイ MFトモカズ・アツト・タイチ FWアン)
集合時間の5分前に全員揃うなど、これまでと違った気合を見せてくれた選手たち。
試合前のアップも通常より熱がこもっていたと思います。また、次戦であたる相手チームの試合を観戦する時も、マークすべき選手の見極め、対策を選手間で自発的に話し合うなど、戦う意識を高いレベルで保てていたと思います。
フォーメーションはカノトをキーパーにすえた3-3-1。守備的布陣で、中央のCBキョウイチが広いスペースを対応してボールを奪い、アツトを経由してサイドのスペースへ球を運びトモカズ、またはタイチからクロスを入れ、アンがフィニッシュするイメージでしたが、相手の素早いプレスになかなかサイドの展開が狙えませんでした。
後半早々、相手の強烈なシュートで先制された後は、焦りからか縦パス一本の展開が多く続いてしまいました。そんな中、トウゴが献身的な走りをみせてくれ、いくつかのチャンスと惜しいシュートシーンを生み出してくれたのが印象的でした。
惜敗で多くの選手がピッチで涙しましたが、全員が最後の最後まで勝利を目指し戦う姿は、とてもカッコよかったです。
●第2試合 vsトリプC 0-2
(GKタイチ DFキョウイチ・トモカズ MFアサユキ・アツト・カノト・ケイ FWアン)
勝てば5位を目指せた試合。とはいえ、強豪トリプが相手なので初戦と同じ戦術では厳しい展開になると思いフォーメーションを変更することに。
その際、選手たちは色々なアイデアを発言してくれました。最終的には私が決めたフォーメーションにしましたが、数年前とは違い、多くの選手がサッカーへの理解を深めてくれていたことに、感心しました。
2点差つきましたが、内容的には一試合目より、ちゃんと”サッカー”ができていたように思います。
常にオフ・ザ・ボール時フリーの状況を意識してポジショニングしていた右MFムネヒサにパスが出てたら得点の機会が生まれていたかもしれません。
審判部の望月さんからも、「トリプ相手に空いているサイドのスペースをを狙ってボールを動かし、チャンスをいくつも作れたのはすごい。良いサッカーしてるじゃん」とお褒めの言葉をかけられました。
●第3試合 vs本町 2-1
(GKタイチ DFキョウイチ・トモカズ MFアサユキ・アツト・カノト・ケイ FWトウゴ)
勝てば7位となる試合は予選で引分けた相手、本町。
ゲームをうまく展開できていたトリプC戦でのフォーメーションでのぞみました。
カノトがドリブルで右サイドへ抜け出すと、ゴール左隅、ネットに突き刺さる豪快なシュート
圧巻のプレーは、試合の流れを一瞬でこちらにもたらしてくれました。
この展開ができたのも、アサユキとケイが常にサイドのスペースを狙い続け、相手DF間のギャップを生み出したからこそだと思います。
その後、攻勢を続け、アツトの精度の高いコーナーキックに合わせたのは、ピンポイントに走り込んだアン。見事なヘディングシュートに選手たちが大勢駆け寄っていました。
また、パスミスでボールを奪われ、相手に強烈なシュートを打たれましたが、これをタイチが横っ飛びで見事なセービング。これもチームの士気を一段と上げてくれたと思います。
後半、追加点を狙うあまり前がかりになるシーンが増え、キョウイチがDF一人になる時間が多くなり失点しましたが、その後修正しつつも追加点を狙い続け、見事、決勝リーグ初勝利をおさめました。
●フレンドリー vs猿楽 3-1
(GKタイチ DFケイ・トウゴ MFカノト・キョウイチ・トモカズ FWアサユキ・アン)
フレンドリーマッチということもあり、最後は思いっきり楽しんでもらおうと皆に好きなポジションを選んでもらい試合に臨みました。
どこかで見たフォーメーションだなと思っていたら、メダルを取った大会のものと非常に似ている超攻撃的な布陣でした。
強度のある相手には通じるかわかりませんが、この試合に限っては、見ていて非常にワクワクする展開でした。保護者の方の声援の大きさも今大会1じゃなかったでしょうか。
まず今大会で初めて高いポジションでプレーすることになった左MFキョウイチが爆発。早い時間帯でドリブルで数人抜き去り先制点をもぎとると、続いては右MFトモカズが同サイドをえぐり、中央へ折り返したところを、アンが落ち着いて決め2点目。
ラストはドリブルで中央を駆け上がったキョウイチが相手DF数人を引きつけたところで、フリーとなったカノトへのパス。この状況のカノトがシュートを外すはずもなく3点目。
守備においても、攻撃陣が前がかりになる中、ケイを中心にDF陣が常に2人残り、相手カウンターに備え、ディレイができていたことも安定感ある試合運びができた要因でした。
今大会、守備に重きを置いてのぞみましたが、ここにアツトを加えた布陣で初戦からのぞんだら…と思わずタラレバを考えてしまうほど全選手が生き生きとプレーできていたと思います。
・吉野MVP ケイ
ケイのキャプテンシーは試合内外において、素晴らしいものでした。
試合前、模範となるよう率先して準備を行い、試合中の失点の際は、いち早く大きな声でチームを鼓舞し、敗戦で涙した時は、勝つためにどうすれば良いかを必死に考えコーチの僕に相談・提案をしてくれました。
ケイがすごいのは、大会の時だけでなく普段の練習でもこれが行えていることです。
コーチが見ていない時でも仲間のために、誰よりも用具の準備・片付けを率先して行ってる姿は本当にカッコ良く思います。
自分たちの試合後、応援に来てくれたBチームのメンバー。そして寒い中、グラウンドへ暖かい声援を届けて続けてくれた保護者の方々、誠にありがとうございました。
引き続き、選手たちがサッカーを楽しめるよう邁進していきます。
今回も木村コーチからもお言葉をいただきました!
4年Aチームの選手の皆さん、お疲れ様でした。今回は予選リーグから約3か月経ってからの決勝トーナメントでしたが、その間フルメンバーが揃っての試合機会や練習は一度もなかった中で、それぞれの選手の立ち位置で今できることを頑張っていたのが印象的でした。望んだ結果ではなかったかもしれませんが、富ヶ谷の仲間たちでサッカーをやりたくて集まり、ここまでみんなで来れたことはぜひポジティブに受け止めてほしいと思います。
学年が進み、今後はチームにもいろいろな変化があると思いますが、それぞれが頑張れることを意識して富ヶ谷全体にも良い影響を与えていってくれることを願っています。
4年A、春季区民大会決勝リーグの総括です。
10/19(土)渋谷区スポーツセンター
出場選手:アサユキ・アツト・アン・カノト・キョウイチ・ケイ(C)・タイチ・トウゴ・
トモカズ・ムネヒサ
珍しく集合時間5分前に全員集まるという、”快挙”(珍事?)を成し遂げたAチーム。
決勝リーグにかける気合は並々ならぬものと感じさせてくれました。
しかし、そこに広がっていた光景は低学年の頃から変わらないもので、鬼ごっこのようなかけっこでした。良くも悪くも他クラブでは見られない光景ですが、笑顔で友人とはしゃぐ彼らを見ると、他者・施設の迷惑にならない程度ならと目を瞑ってしまいます。
一方、この触れ合う様子は富ヶ谷SCの宝物のようにも思えております。何も不安を感じず精一杯楽しめることは、この窮屈な時代にしては珍しいことです。
このチームカラーにプラスして、”サッカーの実力”を加えることができたら、きっとどのクラブよりも魅力的なものになると、改めて感じました。
大会結果としては初戦を落とし下位トーナメントにまわりましたが、チームで勝利するために気持ちを切らさず7位で終えることができました。
・試合結果
●第1試合 vsセントラルA 0ー1
(GKカノト DFアサユキ・キョウイチ・ケイ MFトモカズ・アツト・タイチ FWアン)
集合時間の5分前に全員揃うなど、これまでと違った気合を見せてくれた選手たち。
試合前のアップも通常より熱がこもっていたと思います。また、次戦であたる相手チームの試合を観戦する時も、マークすべき選手の見極め、対策を選手間で自発的に話し合うなど、戦う意識を高いレベルで保てていたと思います。
フォーメーションはカノトをキーパーにすえた3-3-1。守備的布陣で、中央のCBキョウイチが広いスペースを対応してボールを奪い、アツトを経由してサイドのスペースへ球を運びトモカズ、またはタイチからクロスを入れ、アンがフィニッシュするイメージでしたが、相手の素早いプレスになかなかサイドの展開が狙えませんでした。
後半早々、相手の強烈なシュートで先制された後は、焦りからか縦パス一本の展開が多く続いてしまいました。そんな中、トウゴが献身的な走りをみせてくれ、いくつかのチャンスと惜しいシュートシーンを生み出してくれたのが印象的でした。
惜敗で多くの選手がピッチで涙しましたが、全員が最後の最後まで勝利を目指し戦う姿は、とてもカッコよかったです。
●第2試合 vsトリプC 0-2
(GKタイチ DFキョウイチ・トモカズ MFアサユキ・アツト・カノト・ケイ FWアン)
勝てば5位を目指せた試合。とはいえ、強豪トリプが相手なので初戦と同じ戦術では厳しい展開になると思いフォーメーションを変更することに。
その際、選手たちは色々なアイデアを発言してくれました。最終的には私が決めたフォーメーションにしましたが、数年前とは違い、多くの選手がサッカーへの理解を深めてくれていたことに、感心しました。
2点差つきましたが、内容的には一試合目より、ちゃんと”サッカー”ができていたように思います。
常にオフ・ザ・ボール時フリーの状況を意識してポジショニングしていた右MFムネヒサにパスが出てたら得点の機会が生まれていたかもしれません。
審判部の望月さんからも、「トリプ相手に空いているサイドのスペースをを狙ってボールを動かし、チャンスをいくつも作れたのはすごい。良いサッカーしてるじゃん」とお褒めの言葉をかけられました。
●第3試合 vs本町 2-1
(GKタイチ DFキョウイチ・トモカズ MFアサユキ・アツト・カノト・ケイ FWトウゴ)
勝てば7位となる試合は予選で引分けた相手、本町。
ゲームをうまく展開できていたトリプC戦でのフォーメーションでのぞみました。
カノトがドリブルで右サイドへ抜け出すと、ゴール左隅、ネットに突き刺さる豪快なシュート
圧巻のプレーは、試合の流れを一瞬でこちらにもたらしてくれました。
この展開ができたのも、アサユキとケイが常にサイドのスペースを狙い続け、相手DF間のギャップを生み出したからこそだと思います。
その後、攻勢を続け、アツトの精度の高いコーナーキックに合わせたのは、ピンポイントに走り込んだアン。見事なヘディングシュートに選手たちが大勢駆け寄っていました。
また、パスミスでボールを奪われ、相手に強烈なシュートを打たれましたが、これをタイチが横っ飛びで見事なセービング。これもチームの士気を一段と上げてくれたと思います。
後半、追加点を狙うあまり前がかりになるシーンが増え、キョウイチがDF一人になる時間が多くなり失点しましたが、その後修正しつつも追加点を狙い続け、見事、決勝リーグ初勝利をおさめました。
●フレンドリー vs猿楽 3-1
(GKタイチ DFケイ・トウゴ MFカノト・キョウイチ・トモカズ FWアサユキ・アン)
フレンドリーマッチということもあり、最後は思いっきり楽しんでもらおうと皆に好きなポジションを選んでもらい試合に臨みました。
どこかで見たフォーメーションだなと思っていたら、メダルを取った大会のものと非常に似ている超攻撃的な布陣でした。
強度のある相手には通じるかわかりませんが、この試合に限っては、見ていて非常にワクワクする展開でした。保護者の方の声援の大きさも今大会1じゃなかったでしょうか。
まず今大会で初めて高いポジションでプレーすることになった左MFキョウイチが爆発。早い時間帯でドリブルで数人抜き去り先制点をもぎとると、続いては右MFトモカズが同サイドをえぐり、中央へ折り返したところを、アンが落ち着いて決め2点目。
ラストはドリブルで中央を駆け上がったキョウイチが相手DF数人を引きつけたところで、フリーとなったカノトへのパス。この状況のカノトがシュートを外すはずもなく3点目。
守備においても、攻撃陣が前がかりになる中、ケイを中心にDF陣が常に2人残り、相手カウンターに備え、ディレイができていたことも安定感ある試合運びができた要因でした。
今大会、守備に重きを置いてのぞみましたが、ここにアツトを加えた布陣で初戦からのぞんだら…と思わずタラレバを考えてしまうほど全選手が生き生きとプレーできていたと思います。
・吉野MVP ケイ
ケイのキャプテンシーは試合内外において、素晴らしいものでした。
試合前、模範となるよう率先して準備を行い、試合中の失点の際は、いち早く大きな声でチームを鼓舞し、敗戦で涙した時は、勝つためにどうすれば良いかを必死に考えコーチの僕に相談・提案をしてくれました。
ケイがすごいのは、大会の時だけでなく普段の練習でもこれが行えていることです。
コーチが見ていない時でも仲間のために、誰よりも用具の準備・片付けを率先して行ってる姿は本当にカッコ良く思います。
自分たちの試合後、応援に来てくれたBチームのメンバー。そして寒い中、グラウンドへ暖かい声援を届けて続けてくれた保護者の方々、誠にありがとうございました。
引き続き、選手たちがサッカーを楽しめるよう邁進していきます。
今回も木村コーチからもお言葉をいただきました!
4年Aチームの選手の皆さん、お疲れ様でした。今回は予選リーグから約3か月経ってからの決勝トーナメントでしたが、その間フルメンバーが揃っての試合機会や練習は一度もなかった中で、それぞれの選手の立ち位置で今できることを頑張っていたのが印象的でした。望んだ結果ではなかったかもしれませんが、富ヶ谷の仲間たちでサッカーをやりたくて集まり、ここまでみんなで来れたことはぜひポジティブに受け止めてほしいと思います。
学年が進み、今後はチームにもいろいろな変化があると思いますが、それぞれが頑張れることを意識して富ヶ谷全体にも良い影響を与えていってくれることを願っています。