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【5年生B】春季区民大会 順位決定トーナメント

【5年生B】春季区民大会 順位決定トーナメント
悔しい1日でした。念願の勝利まであと一歩まで迫りながら、わずかに手が届かず。チームを勝たせてあげられなかったこと、コーチとしては反省しきり、選手達のがんばりには大きな感謝です。
大会終了後、くおん に感想を聞くと「ハッピー」と答えてくれました。誰もが楽しくサッカーをすること、結果だけじゃなくサッカーをプレーする喜びを大切にする富ヶ谷SCのコーチとしてはこの日の悔しさと反省を、この一言におおきく助けられたと思います。

2点を先行されながら、すずれお のハットトリックで一時は1点差まで迫った東部B戦。後半、待望の先制点から終盤に追いつかれてPKで敗れたセントラルAとの試合。美竹戦では追いかける展開の中、試合終盤もう少しで同点!という場面も作りました。

応援してくれている保護者のかたには、なかなか勝利を届けられなくて申し訳ないですが、もうしばらくこのチームの成長を見守っていただければと思います。
大差で敗れた試合でも「(負けたけど)選手達ががんばっていた」「(負けても)熱いプレーがよかった」「(勝てなかったけど)面白かった」とポジティブ?な感想をいただけることもあり、どんな試合でも熱く面白い試合ができることは、このチームの誇れるところです。

いつか勝利の喜びを爆発させるその時まで辛抱強くお付き合いいただければ幸いです。



vs 東部B (3−5)
得点 すずれお 3

小柄ながらテクニックのある選手の多い東部Bとの対戦。フォーメーションは4−2−1、左サイドバック すずれお の攻撃参加で得点を狙う作戦ですが、試合序盤に2点を先制される苦しい立ち上がりになりました。4バックの両サイドに攻撃意識の高い選手を置いてしまったコーチの判断が悪かったと反省しています。
給水タイムを利用してセンターバックでプレーしていた けんた を右サイドに移動すると守備が安定し、すずれお が本領発揮。ハットトリックの活躍で一時は1点差まで迫る健闘をみせました。



vs セントラルA (1−1 PK3−4)
得点 ぜん

実力はほぼ互角、両チーム決定機は作れず、前半を0−0で折り返えします。後半、フォワードに入った しんのすけ と右サイド えいく が積極的に前からの守備をしてチームに勢いが出ます。
しんのすけのボールキープから ぜん にパスが出ると丁寧なトラップから右足のシュートで待望の先制点。なんとか守り切りたかったのですが、疲れた選手の交代が遅れてしまい終了間際に追いつかれてしまいました。
PK戦のすえ、トーナメントとしては敗戦となりましたが、正式な試合結果としては引き分けが記録されます。小さいけれど今後の勝利に向けた大事な結果となりました。

vs 美竹 (0−1)

立ち上がりは富ヶ谷ペース。狭いスペースを巧みに抜け出す、賢い動きで たくや がシュートを放ちますが、わずかに枠外。押し込みながら相手のカウンターを受けると、富ヶ谷ディフェンスも必死に戻りましたが、止めきれずに先制点を奪われます。
ビッグチャンスは後半、すずれお が左サイドを抜け出す得意のかたち。ゴール前にもしっかり富ヶ谷の選手がつめていきます。いつものように強引なシュートを狙うかと思いましたが、すずれお の選択は右足アウトサイドキックでのセンタリング。相手選手のクリアが間に合い、同点にはできませんでしたが、面白い攻撃でした。

出場選手

けんた
おもに右サイドバックでプレー。東部B戦ではタイミングのよいオーバーラップから すずれおのセンタリングを強烈なシュートも惜しくも枠外。守備の戻りも早くなりました。
キャプテンに名乗りを挙げてPKも一人目を志願。過去最高に強く蹴れた右足のインステップキックは、強すぎてゴールの上に。ゴールにはなりませんでしたが、5年生になってから全員が目標としていた「高いキックを蹴る」はクリアすることができました。

てゅん
中央右のセンターバック。対人に強く、安定感のあるディフェンスで3試合フル出場。得点など目に見える結果を残せるポジションではないですが、チームの柱になる選手で影のMVPだと思います。
1点を追いかける場面では高めのポジションをとってロングシュートを狙うクレバーさも見せてくれました。

すずれお
守備時は左サイドバックの位置に隠れておいて、カウンターで左サイドを突破する役割をお願いしました。スピードとトリッキーなテクニックを発揮して3得点。意外性のあるドリブルはインターネットの動画を見て真似をしているとのこと。

りゅうた
試合前、パントキックの練習ではスポーツセンターの金網を超えて外に飛び出す特大のキックを披露。いつの間にやら体つきも大きくなり、相手チームのコーチからも「キック飛ぶから気をつけろー」の声がかかっていました。予選リーグでは相手に奪われていたゴールキックもサイド、中と丁寧に蹴り分けて安心して見ていられました。
ミッドフィルダーとして出場した第3戦では ぜん が動いたスペースに飛び出す、得点につながりそうな良いフリーランニングができていました。

くおん
1戦目、前半に走り回って、少しバテ気味でしたが涼しくなった3戦目に本領発揮。相手陣内での素早いプレスでチャンスを作りました。ゴール前、ボールを持てた時にもう少し早くシュートまで行ければ得点も取れると思います。

えいく
東部戦、けんたのスルーパスに右サイドをスピードで突破した場面は素晴らしかったです。しっかりとドリブルして相手ゴール前に入っていき後はシュートだけ!という場面も作れました。試合の中の動き方で少し迷ってしまうところがあるようですが、試合に出ていれば自然に身につくと思思うので心配なく。まずはリフティングなどでキックの練習をしていきましょう!

たくや
中央のミッドフィルダー。相手のボールを奪うこと、パスをサイドに展開することを意識してもらいました。パスの成功本数はチームで一番多かったと思います。シュートにつながるいいランニングもみせていました。
味方足元におくるパスに加えて相手ディフェンス裏のスペースへのパスを意識できると大きくレベルアップすると思います。

ぜん
トップの選手として中央で相手を引きつけて、サイドの選手の走るスペースを空ける役割をしかっりとつとめてくれました。セントラル戦の先制点はチームと会場を大きく盛り上げました。4年生補強メンバーは ぜん だけでなく、みんなショートパスの意識と前からの守備がよく、Bチームの奮闘に貢献してくれています。

こういちろう
2戦目、リードした後に こういちろう をピッチに入れる判断が遅れました。コーチのこの日の最大の反省です。チームが苦しい時に懸命に頑張れる選手で、彼がいれば最後の失点は防げたかもと今でも思っています。得点の欲しい時間が多い中、出場時間が減ってしまってごめん!

そう
てゅん とのセンターバックコンビは安定感抜群。残る時、奪いにいく時の判断がよく、天性の守備センスを感じます。攻撃時ディフェンスラインを押し上げる動きもできてきました。1戦目前半の給水タイム以降はフル出場でチームのピンチを何度も救ってくれました。

しんのすけ
遅れてチームに合流し、2戦目後半から出場。ゴールキーパーりゅうた がいいプレーを見せていたのでフォワードに起用すると体の強さを活かしたボールキープで先制点をアシスト。後半から彼のような特徴のある選手を起用できると、相手チームからするととても厄介。今後も5年チームの補強にきてくれると嬉しいです!

本庄