【選抜U10】二子玉川少年サッカー大会
コーチの山野です。
12/2 (土)3,4年選抜チームがテぺU-10として東急レイエスさん主催の二子玉川少年サッカー大会に参加しました。
大会は8チームを2つのグループに分け、各グループ同順位同士が対決して順位を決める形式で、結果は6位でした。
今回参加したチームは選抜チームとしての色合いが濃いため、選手達には慎重に説明しました。今回は勝利を目指して選抜されているのでいつもとは違い出場時間に差がでるかもしれない。交代選手はいるので出ている選手は後のことは考えずに全力でプレーすること。出来ていないと交代すること。ベンチでも試合に集中して何かを持ち替えることが選抜された意味であること。特に4年生には来年からテぺU-12として選抜される機会が増え、今回選抜されているが、選抜されていない選手との差は紙一重であって、すぐに入れ替えが発生すること。
初めての選抜される選手も多かったので、チームに貢献して対戦相手に勝利すること、選抜されたチームで出場時間を増やすこと、選抜されること、様々な思いを持ちかえったのではないかと思います。
参加選手:(4年) タクヤ、ゼン、ヒューゴ、スバル(チームキャプテン)、シュンイチロウ、コウイチロウ(ゲームキャプテン)、キーラン、(3年)キョウイチ、トモカズ、タイチ、アサユキ、カノト 以上12名
1試合目 vsレイエス
●2-6 得点者:キョウイチ、トモカズ
2試合目vs渋谷セントラルSC
●0-5
3試合目 vs 二子玉川SSS
〇5-3 得点者:カノト、トモカズx2 タクヤ、ゼン
4試合目 vs 烏森サッカークラブ
●0-6
【各選手評】
ゼン:LMF,FW
守備時のゼンとコウイチロウのポジションの入れ替えが秀逸でした。我々が採用している2-3-2というフォーメンション上、基本自陣サイドの守備はサイドハーフの仕事、シュートを打つ人をDFの二人がマークするんだよとルール化しています。ただ、間に合わない場合は入れ替わることはありだよ、ぐらいの説明でとどめていました。今大会は1試合目ぎこちなかったポジションチェンジが、試合を重ねるごとにスムーズに行えるようになっていました。気が付けば左サイドカウンター時には自然とコウイチロウがサイド、ゼンが中に入っていました。これは彼らが必要に迫られて自分たちで導き出した答えだと思います。
ゼンの守備、攻撃の効果的な上下の運動量も素晴らしかったです。ヒューゴからのアシストをゴールへ沈めたナイストラップからのシュートも素晴らしかったです。
ヒューゴ:DF,LMF
2試合目で左サイドのキョウイチ→真ん中ヒューゴ→右サイドトモカズと完全に相手を崩した美しい得点がありました。終ってから聞いた話ですが、ヒューゴはシュートを打とうと思っていたのだけど、フリーのトモカズが横から、「ヒューゴ!ヒューゴ!」とうるさくてしかたがなくてパスを出したそうです。サッカーにおいて瞬間的に判断を変えることは重要なスキルです。隣で見ていた監督も私も含めて、きっと相手チームもヒューゴがシュートを打つと思ったのでトモカズのゴールが生まれたのでしょう。素晴らしい判断だったと思います。
スバル:FW,MF
最近のスバルは相手がボールを持っている際の寄せの速さ、粘り強さは皆がお手本にしてほしいぐらい素晴らしいです。今大会でも前線でのボール奪取でチームに貢献してくれました。チームキャプテンとしての働きも素晴らしかったです。スバルに集合や挨拶を任せるとスムーズに皆がまとまります。
シュンイチロウ:GK
今大会唯一のフル出場。最近GKとしての成長が素晴らしいシュンイチロウですが、特にプレーしていないときの集中力に目を見張るものがあります。試合中途切れない味方へのマーク確認、ディフェンスラインの高さ設定のコーチングや前向きな声掛けは素晴らしい才能だと思います。
コウイチロウ:DF
相変わらずディフェンス時の危機察知能力やボール奪取力がチームの大きな助けになっています。ときどき、簡単にクリアをしてしまうところを攻撃に繋ぐ意識をもってもらえると、足元がさらに上手になると思います。
キーラン:RMF
縦へスルスルとボールを運ぶ突破力とグラウンダークロスの質、サイドのディフェンスが魅力のキーラン。3試合目からの登場でしたが、右サイドの攻撃に厚みが増した印象でした。
状況とタイミングに合わせて中に入ってくることが増えればさらに相手にとって怖い選手になると思います。
キョウイチ:FW,DF
当日の1発目の得点はトモカズからのアシストをキョウイチがGKをかわしてのゴールでした。さまざまなポジションで出てもらいましたが、どこで出場しても常に全力どこにでもいるところはいつも通りでした。ドリブル、相手からのボール奪取が大好きな印象ですが、最近パスの能力も開花しているようです。大人の予想を覆すプレーが多いキョウイチは見ていてワクワクがとまらないです。そのまま楽しんで、困って成長して欲しいです。
トモカズ:FW,RMF
縦への突破が魅力のトモカズ。もうおなじみのシーンになっていますが、細かいところを見れば、パスが出た瞬間にボールから一度目線を外し、後ろの相手選手がどこにいるかを確認しているところが素晴らしいです。縦突破ワンパターンだけでなくタクヤを使ってワンツーで抜け出すシーンもあったりしたので、今後はターンの方向に拘ったり可能性がたくさんありそうです。3試合目は右サイドまでポジションを移動して、ボールを受けてからのカットイン、ペナルティエリア外からの右足シュートは三苫選手のようでした。左深くからのカノトからのマイナスのクロスを遠目から決めたシュート、前へ突っ込みすぎない冷静なポジショニングも素晴らしかったです。
アサユキ:DF
当日出番が少なかったアサユキでしたが、出場時は大きな相手フォワードに対して果敢にディフェンスをしてくれていました。特に印象的だったのはポジショニングでした。試合中よく首を振っていて味方のポジションや相手のポジションをずっと確認しているように見えました。そしてここぞというときにリスクをとってボールを獲るプレーが光っていました。足元でのボールコントロールを磨き、ボールを獲ってからどうやって味方の攻撃に繋げようかということに拘ればもっと楽しくなると思います。
タイチ:FW
出番が少なかったもののよくボールに絡み、2回のシュートでゴールチャンスにも絡んでいました。このチームで唯一レフティのタイチは左サイドでの自陣から前線へのボール運びも安心して見ることができました。おそらくボールに絡みたい思いから、ボールに吸い寄せられるようなポジショニングが多い印象でした。攻撃時に動きながらボールを呼び込む動きや、相手選手から逃げるポジショニングを取り入れればもっとチャンスが増えると思います。
カノト:FW
裏抜けのイメージやフィニッシュに拘るカノト、中盤でボールを持ったときのアイデアの豊富さも素晴らしいと思います。こういった大会では足元の技術が高いカノトですが、フィジカルで負ける相手には判断スピードをさらに上げることで対抗できると考えます。また、前線のファーストディフェンスの判断、粘り強くプレスバックをすることを続ければもっと相手にとって脅威になれるでしょう。ゼンが出した右からのパスをゴールへ結びつけたシュートのワンタッチ目のボールの置き所は一回で相手を置き去りにする素晴らしいものでした。また、左サイドゴールラインギリギリまで侵入してからのトモカズへのマイナスのクロスも秀逸でした。
タクヤ:CMF
最後の閉会式でMVP発表があり、我らがテぺu-10からはタクヤが受賞しました。
CMFとして攻守に効果的なポジションをとり、攻撃時にはいくつかの選択肢の中からプレーを選んでいること、ミーティング時にそれを言葉で説明しようとする努力を評価しました。3試合目のマルセイユルーレット、キックフェイント、右足でのゴールはタクヤの技術が凝縮した素晴らしいものでした。
12/2 (土)3,4年選抜チームがテぺU-10として東急レイエスさん主催の二子玉川少年サッカー大会に参加しました。
大会は8チームを2つのグループに分け、各グループ同順位同士が対決して順位を決める形式で、結果は6位でした。
今回参加したチームは選抜チームとしての色合いが濃いため、選手達には慎重に説明しました。今回は勝利を目指して選抜されているのでいつもとは違い出場時間に差がでるかもしれない。交代選手はいるので出ている選手は後のことは考えずに全力でプレーすること。出来ていないと交代すること。ベンチでも試合に集中して何かを持ち替えることが選抜された意味であること。特に4年生には来年からテぺU-12として選抜される機会が増え、今回選抜されているが、選抜されていない選手との差は紙一重であって、すぐに入れ替えが発生すること。
初めての選抜される選手も多かったので、チームに貢献して対戦相手に勝利すること、選抜されたチームで出場時間を増やすこと、選抜されること、様々な思いを持ちかえったのではないかと思います。
参加選手:(4年) タクヤ、ゼン、ヒューゴ、スバル(チームキャプテン)、シュンイチロウ、コウイチロウ(ゲームキャプテン)、キーラン、(3年)キョウイチ、トモカズ、タイチ、アサユキ、カノト 以上12名
1試合目 vsレイエス
●2-6 得点者:キョウイチ、トモカズ
2試合目vs渋谷セントラルSC
●0-5
3試合目 vs 二子玉川SSS
〇5-3 得点者:カノト、トモカズx2 タクヤ、ゼン
4試合目 vs 烏森サッカークラブ
●0-6
【各選手評】
ゼン:LMF,FW
守備時のゼンとコウイチロウのポジションの入れ替えが秀逸でした。我々が採用している2-3-2というフォーメンション上、基本自陣サイドの守備はサイドハーフの仕事、シュートを打つ人をDFの二人がマークするんだよとルール化しています。ただ、間に合わない場合は入れ替わることはありだよ、ぐらいの説明でとどめていました。今大会は1試合目ぎこちなかったポジションチェンジが、試合を重ねるごとにスムーズに行えるようになっていました。気が付けば左サイドカウンター時には自然とコウイチロウがサイド、ゼンが中に入っていました。これは彼らが必要に迫られて自分たちで導き出した答えだと思います。
ゼンの守備、攻撃の効果的な上下の運動量も素晴らしかったです。ヒューゴからのアシストをゴールへ沈めたナイストラップからのシュートも素晴らしかったです。
ヒューゴ:DF,LMF
2試合目で左サイドのキョウイチ→真ん中ヒューゴ→右サイドトモカズと完全に相手を崩した美しい得点がありました。終ってから聞いた話ですが、ヒューゴはシュートを打とうと思っていたのだけど、フリーのトモカズが横から、「ヒューゴ!ヒューゴ!」とうるさくてしかたがなくてパスを出したそうです。サッカーにおいて瞬間的に判断を変えることは重要なスキルです。隣で見ていた監督も私も含めて、きっと相手チームもヒューゴがシュートを打つと思ったのでトモカズのゴールが生まれたのでしょう。素晴らしい判断だったと思います。
スバル:FW,MF
最近のスバルは相手がボールを持っている際の寄せの速さ、粘り強さは皆がお手本にしてほしいぐらい素晴らしいです。今大会でも前線でのボール奪取でチームに貢献してくれました。チームキャプテンとしての働きも素晴らしかったです。スバルに集合や挨拶を任せるとスムーズに皆がまとまります。
シュンイチロウ:GK
今大会唯一のフル出場。最近GKとしての成長が素晴らしいシュンイチロウですが、特にプレーしていないときの集中力に目を見張るものがあります。試合中途切れない味方へのマーク確認、ディフェンスラインの高さ設定のコーチングや前向きな声掛けは素晴らしい才能だと思います。
コウイチロウ:DF
相変わらずディフェンス時の危機察知能力やボール奪取力がチームの大きな助けになっています。ときどき、簡単にクリアをしてしまうところを攻撃に繋ぐ意識をもってもらえると、足元がさらに上手になると思います。
キーラン:RMF
縦へスルスルとボールを運ぶ突破力とグラウンダークロスの質、サイドのディフェンスが魅力のキーラン。3試合目からの登場でしたが、右サイドの攻撃に厚みが増した印象でした。
状況とタイミングに合わせて中に入ってくることが増えればさらに相手にとって怖い選手になると思います。
キョウイチ:FW,DF
当日の1発目の得点はトモカズからのアシストをキョウイチがGKをかわしてのゴールでした。さまざまなポジションで出てもらいましたが、どこで出場しても常に全力どこにでもいるところはいつも通りでした。ドリブル、相手からのボール奪取が大好きな印象ですが、最近パスの能力も開花しているようです。大人の予想を覆すプレーが多いキョウイチは見ていてワクワクがとまらないです。そのまま楽しんで、困って成長して欲しいです。
トモカズ:FW,RMF
縦への突破が魅力のトモカズ。もうおなじみのシーンになっていますが、細かいところを見れば、パスが出た瞬間にボールから一度目線を外し、後ろの相手選手がどこにいるかを確認しているところが素晴らしいです。縦突破ワンパターンだけでなくタクヤを使ってワンツーで抜け出すシーンもあったりしたので、今後はターンの方向に拘ったり可能性がたくさんありそうです。3試合目は右サイドまでポジションを移動して、ボールを受けてからのカットイン、ペナルティエリア外からの右足シュートは三苫選手のようでした。左深くからのカノトからのマイナスのクロスを遠目から決めたシュート、前へ突っ込みすぎない冷静なポジショニングも素晴らしかったです。
アサユキ:DF
当日出番が少なかったアサユキでしたが、出場時は大きな相手フォワードに対して果敢にディフェンスをしてくれていました。特に印象的だったのはポジショニングでした。試合中よく首を振っていて味方のポジションや相手のポジションをずっと確認しているように見えました。そしてここぞというときにリスクをとってボールを獲るプレーが光っていました。足元でのボールコントロールを磨き、ボールを獲ってからどうやって味方の攻撃に繋げようかということに拘ればもっと楽しくなると思います。
タイチ:FW
出番が少なかったもののよくボールに絡み、2回のシュートでゴールチャンスにも絡んでいました。このチームで唯一レフティのタイチは左サイドでの自陣から前線へのボール運びも安心して見ることができました。おそらくボールに絡みたい思いから、ボールに吸い寄せられるようなポジショニングが多い印象でした。攻撃時に動きながらボールを呼び込む動きや、相手選手から逃げるポジショニングを取り入れればもっとチャンスが増えると思います。
カノト:FW
裏抜けのイメージやフィニッシュに拘るカノト、中盤でボールを持ったときのアイデアの豊富さも素晴らしいと思います。こういった大会では足元の技術が高いカノトですが、フィジカルで負ける相手には判断スピードをさらに上げることで対抗できると考えます。また、前線のファーストディフェンスの判断、粘り強くプレスバックをすることを続ければもっと相手にとって脅威になれるでしょう。ゼンが出した右からのパスをゴールへ結びつけたシュートのワンタッチ目のボールの置き所は一回で相手を置き去りにする素晴らしいものでした。また、左サイドゴールラインギリギリまで侵入してからのトモカズへのマイナスのクロスも秀逸でした。
タクヤ:CMF
最後の閉会式でMVP発表があり、我らがテぺu-10からはタクヤが受賞しました。
CMFとして攻守に効果的なポジションをとり、攻撃時にはいくつかの選択肢の中からプレーを選んでいること、ミーティング時にそれを言葉で説明しようとする努力を評価しました。3試合目のマルセイユルーレット、キックフェイント、右足でのゴールはタクヤの技術が凝縮した素晴らしいものでした。