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【6年生A(テペU-11)】春季区民大会予選リーグ 総括

【6年生A(テペU-11)】春季区民大会予選リーグ 総括
6月17日(土)6年生春季大会、富ヶ谷Aの予選リーグが行われました。
今大会はBチームをオール6年生で登録したので、AチームはU-11のテペ・ノヴォーレとして5年生8人と4年生2人でエントリーしました。選考基準は、
「体格差のある相手にも守備をしっかりできること」と「チームの為に走れること」を重視しました。

5年
りく、ゆうき、ふうか、だんぺい、わくたろう、かずき、こうたろう、りくと
4年
たくや、ヒューゴ

テペのメンバー選考に関して、自分がなぜ選ばれないのか、と思うことがあったら遠慮なくコーチに聞いてみるよう選手に促していただければと思います。私ではなく学年のコーチにでも構いません。客観的な視点から自分の良いところや伸ばすべきところを知ることは上達するヒントになるはずです。


この日のチームの目標は2点。
「失点しても絶対に下を向かない。何点取られても1点を取りに行く」
今の5年生は失点に気持ちが切れて足が止まり実力差以上の大量失点を経験したことがあります。それを繰り返さないことは大きなテーマでした。落ち込む姿を相手に見せず最後まで気持ちを切らない、何点取られてもあきらめず1点を取りに行く、と言葉にするのは簡単なんですが実際には難しいことです。この日はキャプテンに指名したりくを中心に声をかけ合い、たくましい成長が見てとれました。結果、見事に初戦に勝ち、実力的には難しいだろうと思っていたトリプCからも1点を取ることができました。このチームの雰囲気は4年生の2人にもきっといい影響があったものと思います。

「まずは守備を固める意識を持つ」
パワーと技術のある相手に押し込まれる展開を想定して、まずはペナルティ幅の中央スペースの守備を固めることを確認しました。1対1にならないようボールを持った相手には2人以上で対応すること、そのためにMF・FWの選手にも積極的なプレスバック(※)を求めました。1試合目では相手がコートを広く使う攻撃をしてこなかったのでこの戦術がハマりました。中央に密集することで出来た相手コートのスペースをスピードのあるゆうきがドリブルで抜け出し得たFKをりくが直接ゴール。同じくドリブルで突破したふうかが受けたファウルで得たFKを自らシュート、GKが弾いた混戦からゆうきが押し込み2点目をあげました。前半に1点を返されたものの、後半も粘り強く走り回り2−1で守り切りました。

相手1人に対して2人以上で対応するということは当然ながら全員にいつも以上の運動量が求められます。フル出場したりく、ゆうき、ふうか、かずきはもちろん、たくや、ヒューゴ、だんぺい、わくたろう、こうたろう、選手みんながよく走りました。試合後、担当してくださったレフェリーに「富ヶ谷よく走るね!お見事!!」と誉められたほどです。キーパーのりくとも後ろからよく声が出ていたし、強いシュートにもしっかり対応できていました。まとまりのあるいいチームだったと思います。


それぞれの試合での良かった点です。
1試合目 vs セントラルA(2-1)
・後ろでパスを回せたので安定感と余裕があった
・守備の意識が強く後ろに戻るのが早かった
・とにかくよく走った
・最後まで集中しリードを守り切って勝ちきった

2試合目 vs トリプレッタC(1-11)
・前半ゆうきがGKに名乗り出て3失点に抑えた
・失点を繰り返しても気持ちを切らさなかった
・声を出して励まし合っていた
・チームメイトのミスを誰も責めることがなかった

今後より強い相手に勝つ為には、相手のミスを期待するのではなくチームとして意図を持った攻撃で得点したいです。その為にトリプC戦で得点につながったこうたろうのプレーがヒントになりそうです。DF3人の内の1人がMFを追い越し攻撃参加することで、相手のマークが曖昧になりポジションに乱れが生まれます。少し強引に見えるこうたろうのドリブルでしたが、相手2人を引きつれることになり得たファウルがゴールにつながりました。こんな積極的なプレーがもっともっと出てくるようにしたいです。

一つ一つ前進あるのみ。次もがんばりましょう。
(三村)

※ 自分よりも自陣ゴールに近い位置にいる相手ボールホルダーに対し、自陣へ戻りながらプレッシャーをかけること