【6年生B】春季区民大会 予選リーグ 総括
コーチの岩崎です。
5月28日(日)に6年生春季大会の予選がありました。
富ヶ谷Bチームですが、メンバーは6年生全員のうち当日参加できた以下の10名です。
参加メンバー:けい、ゆうき、てとら、あおい、はるた、かろ、そう、せいた、れい、りょう
本来であれば6年生はAチームになるところですが、Bチームの方が予選リーグを上位で突破できる可能性が高いグループであったことや、塾等でなかなか参加率が低い学年ですが、この日に10名が揃うこともあり、今大会は6年生全員をBチームでの出場にしました。
さて、予選リーグの対戦相手は「本町」「猿楽」の2チームです。
上位突破できる可能性が高いグループと前述しましたが、実力が拮抗した相手ということで全く気の抜けない2試合です。結果は以下の通り。
第1試合 vs 本町 1-1 引き分け 得点者:てとら
第2試合 vs 猿楽 2-1 勝ち 得点者:そう、けい
※本町が猿楽に2-1で勝利したため、勝ち点、得失点、総得点で富ヶ谷Bチームと並びました。本町と富ヶ谷の順位は後日コイントスで決定することになります。
気の抜けない2試合ですが、やはり1試合目がとても重要です。
1試合目の入り方が課題であるチームですが、徐々に選手自身がそれを認識して行動できるようになってきましたので、いつも通りのプレーが出来る後押しになるよう、この日のテーマを「ミスを恐れず積極的にボールに絡むこと」「ミスをした仲間に対してポジティブな声掛けをすること」にしました。
さすが6年生になってきたこともあり、この2つのテーマをしっかり意識して終始プレーできていたと思います。特に印象に残ったシーンとしてはやはり「せいたのイエローカード」でしょうか。せいたはとても心優しい選手です。そのため相手選手へのディフェンスも優しくなりがちでしたので、彼の課題は相手を恐れず積極的なディフェンスをすることでした。猿楽戦の前半終了間際、ドリブルで突破してきた相手をせいたがペナルティエリア外ギリギリでしっかりブロックしてくれました。コーチとして彼を見てきましたが、試合に集中してとにかく相手を止めるのだと必死になれていたからこそのプレーに感じました。結果、相手に与えたFKによって失点してしまいましたし、本人はイエローカードを受けたことにショックを受けていました。が、チーム内で選手を責める人は誰もいませんでしたし、むしろ私はよく勇気を持って止めたと彼を褒めました。せいたが勇気を出して必死にプレーできるようになったこと、必死のプレーによって相手のチャンスになってしまったとしても、誰もそれを責めることなくドンマイと言えた他のチームメイト、6年生の精神的な面での成長を感じるシーンでした。
精神的な成長を感じる一方で、試合中に審判のジャッジに感情的になってしまう選手が何人かいました。審判は人間です。むしろ渋谷区の区民大会で審判をするような方は、大半はおそらく普段ただのおじさんです。神様でなければVAR機能が付いているわけでもないです。選手がミスをするのと同様に、審判もミスジャッジをしてしまうことはあります。コーチから見てもオフサイドの見逃し、FK時の審判の立ち位置などレベル的に不満が無いと言えば嘘になります。
選手たちには試合後に言いましたが、今後の教訓として「審判のレベルの高低も含めて試合をする必要がある」ということを頭に入れてもらいたいです。一度審判のジャッジにクレームをつけてしまうと、審判も神様でもVARでもないただのおじさんなので、感情的になられてジャッジが自分たちに不利になってしまう可能性があります。なので、選手は試合中に審判のジャッジにはクレームを付けないように感情をコントロールしてもらいたいと思います。あからさまにおかしなジャッジがあった時には、ベンチにいるコーチがクレームを言いますので。
次にテクニカルな部分で言うと、ここは今年3月に出場した当時の6年生大会の際に書いた課題と変わっていませんので、継続して「止めて・蹴るという基本」と「連動する動きの徹底」のレベルアップが必要です。
止めて・蹴るについては、まだ止める前に次のプレーをイメージできていないために「どこに止める」が全くできていません。それが出来ていないので、ボールを持ってから次のプレーに移行するまでに「無駄な1〜2タッチ」が発生しています。この1〜2タッチを少なくできることで、相手のプレスの強度の感じ方が全く変わり、余裕を持ってプレーが出来るようになりますので、とにかくボールを止めてからパスを出すまでのスピードを速めるための「止めて・蹴るという基本」を徹底してレベルアップしていきたいと思います。
また、「連動する動き」についても、(1)味方を助ける「ヘイっ!」という声掛け、(2)相手DFから離れる動き、(3)スペースにパスを出させるための味方へのジェスチャーなど、少しずつ連動して動けるようにはなり、良いポジションにいる選手も増えてきていますので、更なるレベルアップのため(1)〜(3)を普通に出来るよう練習でも意識してコーチングしていきたいと思います。
決勝トーナメントの相手がどこのチームであれ、自分たちのレベルも向上しているということを認識してもらい、自信を持って初戦から全力を出し切ることを目標にして、決勝トーナメントまでの残り1か月と少し、日々の練習に取り組んでいきます。
日々の練習に全力で集中して取り組むことが、レベルアップの一番の近道であることを選手たちも認識して参加してもらいたいと思います。
5月28日(日)に6年生春季大会の予選がありました。
富ヶ谷Bチームですが、メンバーは6年生全員のうち当日参加できた以下の10名です。
参加メンバー:けい、ゆうき、てとら、あおい、はるた、かろ、そう、せいた、れい、りょう
本来であれば6年生はAチームになるところですが、Bチームの方が予選リーグを上位で突破できる可能性が高いグループであったことや、塾等でなかなか参加率が低い学年ですが、この日に10名が揃うこともあり、今大会は6年生全員をBチームでの出場にしました。
さて、予選リーグの対戦相手は「本町」「猿楽」の2チームです。
上位突破できる可能性が高いグループと前述しましたが、実力が拮抗した相手ということで全く気の抜けない2試合です。結果は以下の通り。
第1試合 vs 本町 1-1 引き分け 得点者:てとら
第2試合 vs 猿楽 2-1 勝ち 得点者:そう、けい
※本町が猿楽に2-1で勝利したため、勝ち点、得失点、総得点で富ヶ谷Bチームと並びました。本町と富ヶ谷の順位は後日コイントスで決定することになります。
気の抜けない2試合ですが、やはり1試合目がとても重要です。
1試合目の入り方が課題であるチームですが、徐々に選手自身がそれを認識して行動できるようになってきましたので、いつも通りのプレーが出来る後押しになるよう、この日のテーマを「ミスを恐れず積極的にボールに絡むこと」「ミスをした仲間に対してポジティブな声掛けをすること」にしました。
さすが6年生になってきたこともあり、この2つのテーマをしっかり意識して終始プレーできていたと思います。特に印象に残ったシーンとしてはやはり「せいたのイエローカード」でしょうか。せいたはとても心優しい選手です。そのため相手選手へのディフェンスも優しくなりがちでしたので、彼の課題は相手を恐れず積極的なディフェンスをすることでした。猿楽戦の前半終了間際、ドリブルで突破してきた相手をせいたがペナルティエリア外ギリギリでしっかりブロックしてくれました。コーチとして彼を見てきましたが、試合に集中してとにかく相手を止めるのだと必死になれていたからこそのプレーに感じました。結果、相手に与えたFKによって失点してしまいましたし、本人はイエローカードを受けたことにショックを受けていました。が、チーム内で選手を責める人は誰もいませんでしたし、むしろ私はよく勇気を持って止めたと彼を褒めました。せいたが勇気を出して必死にプレーできるようになったこと、必死のプレーによって相手のチャンスになってしまったとしても、誰もそれを責めることなくドンマイと言えた他のチームメイト、6年生の精神的な面での成長を感じるシーンでした。
精神的な成長を感じる一方で、試合中に審判のジャッジに感情的になってしまう選手が何人かいました。審判は人間です。むしろ渋谷区の区民大会で審判をするような方は、大半はおそらく普段ただのおじさんです。神様でなければVAR機能が付いているわけでもないです。選手がミスをするのと同様に、審判もミスジャッジをしてしまうことはあります。コーチから見てもオフサイドの見逃し、FK時の審判の立ち位置などレベル的に不満が無いと言えば嘘になります。
選手たちには試合後に言いましたが、今後の教訓として「審判のレベルの高低も含めて試合をする必要がある」ということを頭に入れてもらいたいです。一度審判のジャッジにクレームをつけてしまうと、審判も神様でもVARでもないただのおじさんなので、感情的になられてジャッジが自分たちに不利になってしまう可能性があります。なので、選手は試合中に審判のジャッジにはクレームを付けないように感情をコントロールしてもらいたいと思います。あからさまにおかしなジャッジがあった時には、ベンチにいるコーチがクレームを言いますので。
次にテクニカルな部分で言うと、ここは今年3月に出場した当時の6年生大会の際に書いた課題と変わっていませんので、継続して「止めて・蹴るという基本」と「連動する動きの徹底」のレベルアップが必要です。
止めて・蹴るについては、まだ止める前に次のプレーをイメージできていないために「どこに止める」が全くできていません。それが出来ていないので、ボールを持ってから次のプレーに移行するまでに「無駄な1〜2タッチ」が発生しています。この1〜2タッチを少なくできることで、相手のプレスの強度の感じ方が全く変わり、余裕を持ってプレーが出来るようになりますので、とにかくボールを止めてからパスを出すまでのスピードを速めるための「止めて・蹴るという基本」を徹底してレベルアップしていきたいと思います。
また、「連動する動き」についても、(1)味方を助ける「ヘイっ!」という声掛け、(2)相手DFから離れる動き、(3)スペースにパスを出させるための味方へのジェスチャーなど、少しずつ連動して動けるようにはなり、良いポジションにいる選手も増えてきていますので、更なるレベルアップのため(1)〜(3)を普通に出来るよう練習でも意識してコーチングしていきたいと思います。
決勝トーナメントの相手がどこのチームであれ、自分たちのレベルも向上しているということを認識してもらい、自信を持って初戦から全力を出し切ることを目標にして、決勝トーナメントまでの残り1か月と少し、日々の練習に取り組んでいきます。
日々の練習に全力で集中して取り組むことが、レベルアップの一番の近道であることを選手たちも認識して参加してもらいたいと思います。