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【秋季区民大会:決勝リーグ】2年生Aチーム:チームの中で"役割"を担うということ

【秋季区民大会:決勝リーグ】2年生Aチーム:チームの中で"役割"を担うということ
コーチの岩崎です。

10月19日(土)は渋谷区2年生秋季大会の決勝リーグがありました。

予選リーグは強豪が集ったこともあり、富ヶ谷Aチームは4位リーグに参戦となります。
結果は1勝1敗1分のリーグ2位でした。

決勝リーグも予選リーグに引き続き「チームワークを大事にする」をテーマに掲げています。

試合前にテーマを選手たちに伝えようとしたところ、選手たちから、
「チームワークを大事に、だよね。ナイス!ドンマイ!だよね。」
との発言がありとても驚きましたが、
結果から申し上げますと、仲間を傷つけるような発言、
決勝リーグの3試合で誰一人としていなかったと思います。

昨今ラグビー日本代表が注目され、「自己犠牲の精神」という言葉をよく耳にしますが、
個人的にはこの言葉はあまり好きではなく、
選手たちにも「自己犠牲の精神」を教えるつもりはありません。

どのチームスポーツでも、出場したメンバーがそれぞれのポジションで、
最善の選択・全力プレーを積み重ね続けることが求められます。
ただ、その最善の選択・全力プレーは、好きだからやれているのであって、
「自己犠牲」だと感じている選手はいないと思うからです。

そもそも「自己犠牲」という響きが良くないのかもしれませんが、
私なりに言い換えると、
「チームのため、仲間のために、与えられたポジションで全力を尽くす」
だと考えています。

3年生になるとコートも広くなり、今まで無かったルールも適用され、
よりポジション毎に求められる役割は重要度を増してきます。
むしろポジション毎の役割をそれぞれがいかに全うできるかが、
チーム力を左右すると言っても過言ではありません。

これまでは単純にドリブルが上手い、シュートが強く蹴れる、
足が速いと言ったような点に評価軸が置かれていましたが、
今後はポジション毎の役割理解度の高さや、
与えられた役割が好きで全力プレーできるかどうかと言った点も、
評価軸に入れていきたいと考えていますので、
3年生に向けてそのあたりをしっかりと選手たちに説明していくとともに、
仲間への思いやり、仲間・チームのために全力プレーすることを、
継続してコーチングしていきたいと思います。

【第1試合】 VS東部Bチーム ● 0-1

■評価選手:ユウキ
相手はこの4位リーグを全勝で1位となったチームでしたが、
やはりチーム力はとても高く攻め込まれる機会が多かったが、
持ち前の運動能力を発揮しディフェンスとして縦横無尽に動き回り、
再三にわたり相手の攻撃を防いでいた。

【第2試合】 VS美竹Bチーム 〇 3-0

■得点者:ケイ/(アシスト:ユウタ)、ユウタ、ユウタ(アシスト:ユキヤ)

■評価選手:ユウタ&ハルタ
ユウタ:
FWとして2ゴール1アシストと全得点に絡む活躍。
トップとして常にゴールに向かう姿勢は見事でしたし、
自分よりチャンスの位置にケイがいることを確認すると、
強引にシュートするかと思いきや相手の意表を突くパスで得点を演出。

ハルタ:
全体的に攻める機会が多かったこともあり、
チーム全体が攻撃に集中しがちな中で、
ディフェンスとして相手のカウンターをしっかり防ぎ、
ピンチというピンチを作らせなかった。

【第3試合】 VS千駄ヶ谷Bチーム △ 1-1

■得点者:ケイ(アシスト:カロ)

■評価選手:ケイ
相手に1人強力なディフェンダーがいたので、
ことごとく攻撃が跳ね返されてなかなかゴール前まで行かせてもらえなかったが、
フォワードとしてゴール意識を高くひるむことなく立ち向かい、
結果として点を取り、フォワードとしての役割を全うしていた。