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3年生Bチーム、春季区民大会で踏み出した素晴らしい一歩

3年生Bチーム、春季区民大会で踏み出した素晴らしい一歩
本日仕事帰り渋谷から富ヶ谷へ自転車を走らせていると、前方を走る自転車の後ろ姿に見覚えが。

声をかけてみると、ご指導帰りの東部JFC小林コーチでした。

「土曜日の3年生決勝、雨天予報でしたが結局雨降らなくてよかったですね」

そんな話をしながら夕暮れの富ヶ谷を2人で流していました。

内藤です。

その3年生決勝、Bチームの大会結果についてレポートいたします。

総括でお伝えしていた通り予選リーグでBチームにめあてとして期待していたことがあります。
それは、仲間と協働してまずはサッカーを本気で楽しむこと。勝敗にかかわらず、たとえ負けていても心を折ることなくボールを追い続けることでした。

予選の段階でこのステージをクリアした彼らに、決勝リーグでめあてとして新たに期待したこと。

それは、得点を取ること。
そして、勝利を勝ち取ること。

彼らは、決勝リーグでこの難しいチャレンジを見事にクリアしてきました。

1勝1敗で、SVリーグ3チーム中2位。

メンバーを見ると、大会前は試合中でもサッカーに集中しきれていない子が多かったです。なのに、この大会ではどうしたことか。1人残らずサッカーに夢中になり、得点も決めて堅固に守りきり、見事な勝利を勝ち取ってきました。

素晴らしい一歩とは、こういう成長を指して言うに違いないと思います。

AチームとBチームは別のチームではなく繋がっている。折に触れて内藤はそのようにお伝えしていますが(そのため、AB両チームの集合解散時刻を揃えるなど、保護者の皆さまにご負担をおかけしいつもすみません)、たしかに選手それぞれに成長ペースがありますから、タイミングで切り取ればステージの違いがあります。ですが、今回の大会ではついに全員が同じステージに揃ったように感じました。

Aや優勝を目指すことだけがサッカーではないです。どんなサッカーをするのかは、各選手が自分で決めるので良いと思います。でも、Bチームの全員が、Aに入る!と公言してもなんら違和感ない、そんな大きな成長を見せてくれた大会でした。

保護者の皆様、今大会でも最高のサポートをありがとうございました。これからもどうぞ何卒よろしくお願い申し上げます。

◾︎第1試合
vs セントラルC
○ 1-0

!得点:リョウ
打ち込んだシュートがネットに跳ね返ってペナルティエリアを超えて戻ってくる。そんな強烈なシュートで今大会3年生Bチームの初得点、初勝利を呼び込む。

!評価選手:サトシ
同じくCBのハオに、たびたびジェスチャーを交えてポジショニングをコーチングするなど、DFリーダーとしての成長の一歩を感じさせた。

◾︎第2試合
vs 本町
● 0-6
富ヶ谷Bにカロ、ケイがいるように、本町にも強力なエースFWがいた。その彼の活躍により、大きく得点を削りとられてしまった。今回はまだ勝てない相手だった。当クラブは本町とは親交も深いので、今後の交流戦などで良い経験を積ませてもらいたい。ちなみにこれまでFWとして起用することの多かったリョウとスミマルは、前方へのフィードとオーバーラップをテーマとするため、今回はSBとして起用。2人ともそのポジションからの積極果敢な攻撃と、責任感ある守備はいくとどなくチャンスを作り、ピンチの回数を大きく減らしていた。

!評価選手:スザク
献身的というと本人の意識と違うかもしれない。とにかく猛烈な機動力を発揮して攻守に駆け巡る。教えてできることでないことができることは、彼が持って生まれたまぎれもないギフト。今後の活躍が楽しみ。

(Photo by C.Takahashi)