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3位入賞!!【3年生A】前期区民大会2025 決勝トーナメント

3位入賞!!【3年生A】前期区民大会2025 決勝トーナメント
コーチの渡辺です。

12月21日(日)、3年生春季大会決勝トーナメントの順位決定戦が開催されました。3年Bチームは3-4位リーグの順位決定戦に、3年生Aチームは3位決定戦に臨みました。

結果、富ヶ谷3年BチームはセントラルCに2-0で勝利し、下位のトーナメントで7位(渋谷区15位)を決め、3年Aチームは3位決定戦でセントラルAに1-0で勝利し、この学年2度目となる銅メダルを獲得してくれました!

3年Bチームの戦績については、三村コーチに別途レビューして頂きますので、ここでは詳細について触れませんが、今回A Bチーム分けをしたことで、Bチームに入ったリン、シュウヘイ、ゲンともに試合への出場機会が増えて、大会を通じて大きな成長を見せてくれたことはとても大きな成果だったと思います。2年生との相性も素晴らしく、攻守に連携して、近年のBチームの戦績としても稀に見る好成績を残してくれました。

続いて、3年Aチームの戦績を振り返ります。

1回戦
vs渋谷東部A 1-1(PK3-2)
得点:ケイヒル(エイタ)(PK:アサヒ、ガク、エイタ)

準決勝
vs千駄ヶ谷A 0-8

3位決定戦
vsセントラルA 1-0
得点:シュウ

渋谷東部Aは、昨年の区民大会でも引き分けの末PK戦で敗れている相手です。今回も実力は伯仲しており、簡単には勝たせてくれませんでした。富ヶ谷は高い位置でボールを奪うプレスを徹底し、前線のケイヒルのプレスから相手ディフェンスのパスミスを誘発。エイタが詰めてインターセプトし、こぼれ球をケイヒルが押し込み先制しました。守備では間合いを詰めて相手に自由を与えず、大きなチャンスは作らせませんでしたが、フリーキックから失点し同点に追いつかれてしまいました。試合時間内に決着はつかずPK戦となりましたが、アサヒ、ガク、エイタが落ち着いて決め、最後はカイの見事なセービングで3-2と勝利しました。

準決勝の千駄ヶ谷戦は、実力差を見せつけられる結果となりました。この学年の千駄ヶ谷Aチームは、歴代の千駄ヶ谷の中でも特に強い学年でトリプレッタをも凌ぐ、この学年で渋谷区最強のチームです。一人一人のドリブルのうまさ、体の強さ、キック力、キックの精度、判断の良さ、それぞれのレベルがとても高く、戦術も洗練されています。

富ヶ谷も果敢にプレスに行きましたが、一人一人の体が強く足元の技術も高いので全くボールが奪えません。焦った富ヶ谷が複数人でプレスをかけてもボールを奪えず、逆に1人に対して複数人でプレスに行く分、他のエリアで千駄ヶ谷に数的優位ができてしまい、また、千駄ヶ谷は攻撃時にはしっかり広がってポジショニングしているため、ここでパスを回されると簡単にボールを繋がれてしまいます。千駄ヶ谷は、広いレンジでもしっかり足元に強くて速い正確なパスを出せるので、これを相手にボールを奪うことは簡単な事ではありません。

また、ドリブルは上手ですが、無理に相手を抜きに行ったり、遠目から無理にシュートを放つことはなく、前方が詰まればドリブルをキャンセルして、後方または左右にいる前を向いていてフリーの選手にボールを預けて、そこからサイドに展開したり、センタリングを上げて、ペナルティエリア内で確実にゴールを狙ってきます。センターバックにはキック力の強い選手もいるので、バックパスの反動を利用してロングシュートも狙ってきます。

千駄ヶ谷のプレスは早くて速くて強いので、富ヶ谷ボールになってもすぐに詰められてしまい、ボールを奪われたり、慌ててパスミスをしてしまったりと、攻撃も思うように展開できませんでした。

圧倒的な実力差を感じましたが、対戦することで、相手の強さの秘訣も見えてきます。個人個人の基礎技術や基礎体力の高さの上に、しっかりとした戦術が乗っています。それぞれが重なり合うことで、相乗効果を生んで更なる強さにつながっています。

例えば、

ドリブルで奪われないことで相手が複数人マークにつけば、その分、他の場所では数的有利が生まれます。

キック力が強く精度も高いので、ペナルティエリアの外からしっかりゴールエリア付近までセンタリングを上げる事ができ、センタリング一本でゴール前に1対1の状況を作ることもできます。

さらにそれでも無理にセンタリングを上げることはなく、しっかりとペナルティエリア付近までボールを運び相手を惹きつけてからセンタリングを上げることが徹底されているので、ペナルティエリアの中で、フリーな選手を簡単に作りだしています。

ペナルティエリアの中が詰まっていれば、無理せずにペナルティエリアの外のフリーな選手にボールを戻し、焦らずポゼッションして、確実に得点できる場面をなん度も作り直してきます。

これらが積み重なるととても勝てないように感じられますが、対戦してみて、相手がやっていることもはっきり見えてきた部分もあるので、これを真似て近づく事は出来ると思います。

もちろん、個々の能力の高さ、練習や試合の頻度や内容など、これだけのチームを作り上げてきた土台の差はあると思います。簡単に追いつける差ではありませんが、やっていることは明確で、学び、取り入れることはできると思います。今後、この差を少しずつでも縮めていけたら楽しいだろうと思います。

最後のセントラルA戦は、予選リーグ同様に実力は互角で、結果も1-0の接戦でした。ただ、予選と比べて富ヶ谷のディフェンスは大きく改善され、攻め込まれる場面は明らかに減っていました。ボランチとディフェンスラインのタツ、ソウジ、ガク、アサヒの4人は最後まで集中を切らさず、危ない場面をほとんど作らせませんでした。

最大のピンチとなった、相手フォワードが裏に抜けてキーパーと1対1になった場面でも、カイの素早い飛び出しで相手のシュートミスを誘いました。攻撃ではシュウ、ケイヒル、エイタを中心に何度もチャンスを作り、後半早い時間帯に、コーナーキックのこぼれ球を拾ったシュウが2人をかわし、ゴール右隅にアウトサイドで見事な決勝点を流し込んでくれました。

最終戦は接戦で、出場選手のパファーマンスも最後まで落ちなかったため、最終戦ではコウノスケ、リョウに出場機会を作れず申し訳なかっですが、特にコウノスケはベンチからとても質の高いコーチングの声を最後まで出し続けてくれました。予選や決勝トーナメントを勝ち抜くのに大きな貢献をしてくれたとことは間違いないですし、途中交代しても絶対に勝利に貢献してくれたと思いますので、ぜひ自信を持って欲しいですし、この悔しさを来年にぶつけてもらえたらと思います。

結果だけにこだわるわけではありませんが、年内最後に良い形で勝利し、銅メダルを獲得できたことで、良い形で今年を締めくくることができました。また、決勝トーナメントでの敗戦から学ぶことも多く、強化月間で行った格上チームとの練習試合が大きな成長につながった点も非常に良かったと思います。

2025年は、高い位置でボールを奪いショートカウンターを狙う戦術に取り組んできましたが、後半にプレスが効かなくなったり、体力面で失点が重なる試合もありました。また、ボールを運べる場面、繋げる場面でも無理にロングフィードを選択してしまうなど、反省点も多く見られました。

2026年は、ボールをしっかり運び、つなぐことで数的優位を作り、より確実にシュートまで持ち込む新しい形に挑戦していきたいと思います。

今年も大変お世話になりました。
皆さん、良いお年をお迎えください。来年も一緒に頑張りましょう!