【4年生】秋季区民大会 順位決定リーグ 総括

コーチの堀口です。
生憎の雨の中、11/9に4年生秋季大会順位決定リーグが開催されました。
この日は仕事の関係で会場到着が試合開始直前となってしまうため、渡邊コーチにサポートに入ってもらい、アップと事前に準備したメッセージを伝えておいてもらいました。
おかげで選手もしっかり準備をして第1試合に臨めたと思います。渡邊コーチ、ありがとうございました。
ここで、大会の総括に入る前に、ちょっとだけ最近の4年生のフォーメーションを説明しておこうと思います。
フォーメーションを知った上で試合を見る事で、子供たちがどこの役割をどうこなそうとしているかが分かり、子供たちの試合を見るのがより楽しくなるのではないでしょうか。
8人制でよく見るフォーメーションは、3-3-1や3-2-2ではないかと思いますが今大会のフォーメーションは前回と同じく2-4-1というスタイルです。
DF2人、MF4人、FW1人というバランスですが、中盤の4人は横並びではなくひし形になるポジション(いわゆるダイヤモンドと呼ばれる中盤のスタイル)にしています。
このフォーメーションの意図を解説しだすとそれだけで数ページの分量になってしまいそうなのでここではやめておきます。
ちなみに、「3バックの方がいいんじゃない?」と選手からも積極的な意見・質問があり良い傾向だと思いました。
(これについてはその時答えてますが、「忘れちゃった」という子もいると思うので何度でも聞きに来てください。)
さて、試合結果ですが、残念ながら0勝2敗という結果でした。
この結果をしっかり振り返って次につなげていきたいと思います。
(もちろんコーチとしても改善するところがあるので一緒に成長していきましょう。)
嬉しいことに4年生は最近少し人数も増えてきて、まだまだチームが育っている過程だと思います。
もちろん今回の大会も大事ですが、5年生、6年生で結果を出せるように、サッカーを楽しみながら1つずつ成長して行ければと思います。
■vs トリプレッタB
●0-5
前半は1失点とほぼ互角の勝負が出来ていました。
試合内容としては攻め込まれる時間帯も多かったとは思いますが、まず取られないことが前半のポイントと考えていたので、十分期待通りもしくはそれ以上のパフォーマンスを見せてくれたと思います。
前半を最小失点で乗り切ったことで後半は点を取りに行くために少し前がかりになるメンバー交代をしました。
その結果チャンスは何度か作れましたが、逆に失点も増えてしまいました。
後半失点が多くなってしまったことは攻めに行った結果なのでしょうがないところだと思います。
現在守備の練習に励んでいるので、これから十分強くなれるチームだと信じています。
■vs 本町
●2-5 前半 9分:だいち、13分:ゆう
前半は2-2と両者一歩も譲らずの熱い展開でした。
前線の2人が1点ずつ取るという理想的な形だったと思います。
一方失点は、サイドから逆サイドという展開でディフェンスを乱されての失点でした。
現在ちょうど連携した守備を練習しているところなので、この練習の成果がでれば次はこういった失点は防げるようになると期待しています。
一転して後半は0-3と失点がかさみました。
全体的に連携が乱れ、守備がかみ合っていなかったかなと思います。
前半が良かっただけに・・・という気持ちもきっとあったと思いますが、これからチームとして強くなっていくためにも大事な敗戦だったと思います。
ぜひ一人一人がしっかり振り返って次につなげていきましょう。
今回のレビューでここは少し厳しめなレビューとなってしまいますが、これからのみんなにとって大事なポイントだと思うので、しっかりと考えてもらいたくて書きます。
今回の一番の振り返りポイントは、試合開始前のポジション発表にてキーパーを誰がやるかで中々まとまらなかった点です。
(かいは予選からずっとGKをやってくれていたので、最後くらいはフィールドで出してあげようという話の中の出来事です。)
やりたいポジションがあって希望を言うのは良いことだと思います。(むしろ練習中にどんどんアピールしてください。)
一方で、「これから試合をするぞ」という時にいつまでも希望だけを言っていると結局準備が間に合わず、たとえ希望したポジションで出られたとしても活躍できないこともあります。
チームで勝つためにはその場にいる選手がどういう役割をこなすのが良いかを選手も考えて行動することが大事です。
この自発的な行動が試合中のピッチの上で個人戦術を考え実行し、チームの勝利に結びつけることができるようになると考えています。
コーチが出来るのはピッチの外で指導することだけです。試合が始まってしまえばピッチの中で戦っている選手たちが自分たちで考えて決定していかないといけません。
そして、これができると、楽しくて強いサッカーができるようになると思っています。
また、富ヶ谷は「勝利至上主義」ではなく「誰も置いていかない」サッカーを目指しています。
そのために試合に来てくれた選手は基本的に全員出す努力をしています。
いつでも固定のメンバーでとはならない中でこれからピッチに立つメンバーならどうすると良い戦いができるかというのをぜひ考えてみてください。
ちなみに、キーパーに対するコーチの考え方も共有しておきます。
相手のシュートや決定機を止めたらそれはキーパーのおかげです。逆に、シュートを打たれて点を取られたらそれは全員(GKやDFだけではなくMF、FWも含めて)のせいです。
そもそもキーパーが活躍しなければならないのはその手前でフィールドプレイヤーが相手の攻撃を止め切れていないからです。
また、相手の攻撃を止めるのはDFだけの仕事ではありません。FWが前線から追い込み、それをMFがさらに選択肢を狭め、最後にDFが誘導したところで取るという全員の意識と行動があって守備は成立します。
つまり、シュートを打たれた時点でフィールドプレイヤー全員のミスをキーパーが最後の最後で勝負してくれるという状況なわけです。
ですが、フィールドプレイヤーで追い込むというのを上手く実行するためには、GKの最後尾からの指示も必要になってきます。つまりは全員のせいというわけです。
これで点を取られたとしてキーパーを攻める人がいてよいかはしっかり考えてほしいと思います。
最後に、こんな中でも「キーパーやるよ」と手を上げてくれた「だいち」と「さえ」に改めてありがとうと言いたいです。
--- 個人へのコメント ---
☆だいち
トリプ戦では、押し込まれる展開から我慢の時間が長く、上がりたい気持ちの中よく頑張って守備をしていたと思います。
また、「トップをやりたい!」という強い希望から本町戦ではトップでの出場でした。
そのアピール通り、本町戦では同点に追いつくゴールを見事に決めてくれました。
今後の伸びしろ:
雨だったためか少しスリッピーで怖かったのかと思いますが、ボールから体が逃げてしまうとせっかくの浮き球処理のうまさが影をひそめてしまいます。ボールを怖がらずに正面で迎えられるようになるとプレーの幅が大きく広がると思います。
☆ひろと
2試合通してボランチの定位置を中心にフィールドを縦横無尽に駆け回って相手に食らいついてくれていました。
そのおかげで多くの場面で敵のチャンスをつぶし、特にトリプ戦前半の最小失点に大きく貢献していたと思います。
そういった意味で、今回のトリプレッタB戦のMVPはひろとだったと思います。
また、体も強いので、相手からボールを奪った後に体をボールとの間に入れてしっかりガードしていました。
今後の伸びしろ:
ボールをキープした後のパスがうまくなるともっと攻撃の起点になれると思います。
☆さえ
「チャンスがあれば裏へのパスを狙ってみて」というこの日の初戦開始前のアドバイス通り何本も裏を狙ったパスを出してくれました。
得点には結び付きませんでしたが、味方とのタイミングさえ合えばビッグチャンスになるパスもあったので、これをチームが感じ取れるようになると攻撃パターンの1つになりそうです。
守備面においては、サイドでのパスカットも積極的に狙ってくれていたと思います。
今後の伸びしろ:
立ち止まってしまうことがたまにあるので、常に少し先の事を予想しながらプレーできると思い描いた通りのパスカットができるようになると思います。
☆みどり
転がっているボールに対するキックの威力と精度が飛躍的に上がったと思います。
何度も左サイドから前線への鋭いパスを供給できていました。
本町戦の2点目も、みどりのパスからだいちが一旦前線で受けて、そこからゆうにつながってゴールが決まったというものでした。
サイドからトップに当てる(パスを通す)のは攻撃としてとても有効です。
この形が定着するとチームの攻撃力が一気に増すはずです。
今後の伸びしろ:
ドリブルやキープしてからのキックが弱くなることがあります。
動いているボールに対するキックがしっかりできているので、出来ているキックのイメージを持って他のキックもやってみましょう。
コツさえつかめばすぐによいキックができるようになると思います。
☆ゆう
スピードがあるので、DFとキーパーの間に出たボールに追いついてチャンスを何度も作ってくれました。
ドリブルもパスもできるので、ゆうが加入(復帰)してくれたことでチームの戦術が広がりました。
復帰後初ゴール、おめでとう!
今後の伸びしろ:
抜け出した後のドリブルが大きくなってキーパーまで行ってしまうことがあります。
難しいですが、スピードを落とさずにちょうどよい位置に蹴る事が出来るようになると、もっと点が取れるようになると思います。
☆えいた
前でも後ろでも積極的に相手にアタックをし、ボールを奪ってチャンスを作ってくれました。
また、惜しくも外れましたがこぼれ球に対してキーパーの位置等を瞬時に判断したシュートの選択は素晴らしかったです。
今後の伸びしろ:
どこにでも現れることでチーム全体のポジショニングを崩してしまうことがあります。
特に前がかりになっている時は守りよりも攻めの意識が強くなり自分のポジションを空けてしまうことがあるように見えました。
自分の本来の役割(ポジション)とその時点の味方のポジショニングなどから上がるべきか留まるべきかの判断ができるようになると試合をもっと安定させられるようになると思います。
☆がく
献身的なディフェンスで自陣の深い位置で相手のボールを奪い、そこから攻撃の起点になってくれていました。
今後の伸びしろ:
MFとDFでは相手ゴールまでの距離が違います。DFの位置からドリブルを開始しても相手には脅威にならず、また途中で取られることも増えてしまいます。
これはDFに限らずMFの場合も同じですが、ドリブルとパスのタイミングが使い分けられるようになると強みであるドリブルがもっと活きてくると思います。
☆こうのすけ
チームが前に急ぎすぎている状況で後ろの位置でしっかりパスを回してくれたことでポゼッションの安定感が増しました。
また、相手がパスコースに入ってきたときに無理にそこに蹴るのではなく、キャンセルしてプレーを変えるというシーンがありました。
言葉で言うのは簡単ですが実際にやるのは難しいプレーです。こういった冷静なプレーが出来ることも1つの武器だと思います。
今後の伸びしろ:
パスの判断スピードを上げることと第2のパスコースの選択肢を持っておくことでチャンスメイクできる場面が増えると思います。
☆たついち
最後まであきらめずにくらいついて相手の攻撃を止めたりシュートをブロックしたりとディフェンスで大活躍をしてくれました。
今後の伸びしろ:
相手の前に出てパスカットしたりというプレーが得意だと思いますが、
裏を取られる(自分よりも相手選手が自陣ゴールに近い位置でボールを受けられる)場面が結構見られました。
なるべく前の選手のところでカットするというよりも、最終DFとして最後尾で裏を絶対取られないことを守りつつ、タイミングを読んで前に出てパスカットできるようになると守備の安定感が増すと思います。
☆かい
雨でボールが滑る中、よくゴールを守ってくれました。
また、積極的にペナルティエリア外まで出てのクリアでピンチを救ってくれました。
今後の伸びしろ:
今回もディフェンスラインの裏に出されたボールに対してうまく飛び出してクリアできていた場面を多く見る事ができましたが、一方で出だしが遅れたり、前に出れば先に触れそうな場面でもいったん引いてしまってピンチになる場面がありました。
ディフェンスラインの後ろのスペースは全部自分がカバーするくらいの気持ちで構えていると
もっと飛び出しが早くなり、安全にクリアできるケースが増えると思います。
生憎の雨の中、11/9に4年生秋季大会順位決定リーグが開催されました。
この日は仕事の関係で会場到着が試合開始直前となってしまうため、渡邊コーチにサポートに入ってもらい、アップと事前に準備したメッセージを伝えておいてもらいました。
おかげで選手もしっかり準備をして第1試合に臨めたと思います。渡邊コーチ、ありがとうございました。
ここで、大会の総括に入る前に、ちょっとだけ最近の4年生のフォーメーションを説明しておこうと思います。
フォーメーションを知った上で試合を見る事で、子供たちがどこの役割をどうこなそうとしているかが分かり、子供たちの試合を見るのがより楽しくなるのではないでしょうか。
8人制でよく見るフォーメーションは、3-3-1や3-2-2ではないかと思いますが今大会のフォーメーションは前回と同じく2-4-1というスタイルです。
DF2人、MF4人、FW1人というバランスですが、中盤の4人は横並びではなくひし形になるポジション(いわゆるダイヤモンドと呼ばれる中盤のスタイル)にしています。
このフォーメーションの意図を解説しだすとそれだけで数ページの分量になってしまいそうなのでここではやめておきます。
ちなみに、「3バックの方がいいんじゃない?」と選手からも積極的な意見・質問があり良い傾向だと思いました。
(これについてはその時答えてますが、「忘れちゃった」という子もいると思うので何度でも聞きに来てください。)
さて、試合結果ですが、残念ながら0勝2敗という結果でした。
この結果をしっかり振り返って次につなげていきたいと思います。
(もちろんコーチとしても改善するところがあるので一緒に成長していきましょう。)
嬉しいことに4年生は最近少し人数も増えてきて、まだまだチームが育っている過程だと思います。
もちろん今回の大会も大事ですが、5年生、6年生で結果を出せるように、サッカーを楽しみながら1つずつ成長して行ければと思います。
■vs トリプレッタB
●0-5
前半は1失点とほぼ互角の勝負が出来ていました。
試合内容としては攻め込まれる時間帯も多かったとは思いますが、まず取られないことが前半のポイントと考えていたので、十分期待通りもしくはそれ以上のパフォーマンスを見せてくれたと思います。
前半を最小失点で乗り切ったことで後半は点を取りに行くために少し前がかりになるメンバー交代をしました。
その結果チャンスは何度か作れましたが、逆に失点も増えてしまいました。
後半失点が多くなってしまったことは攻めに行った結果なのでしょうがないところだと思います。
現在守備の練習に励んでいるので、これから十分強くなれるチームだと信じています。
■vs 本町
●2-5 前半 9分:だいち、13分:ゆう
前半は2-2と両者一歩も譲らずの熱い展開でした。
前線の2人が1点ずつ取るという理想的な形だったと思います。
一方失点は、サイドから逆サイドという展開でディフェンスを乱されての失点でした。
現在ちょうど連携した守備を練習しているところなので、この練習の成果がでれば次はこういった失点は防げるようになると期待しています。
一転して後半は0-3と失点がかさみました。
全体的に連携が乱れ、守備がかみ合っていなかったかなと思います。
前半が良かっただけに・・・という気持ちもきっとあったと思いますが、これからチームとして強くなっていくためにも大事な敗戦だったと思います。
ぜひ一人一人がしっかり振り返って次につなげていきましょう。
今回のレビューでここは少し厳しめなレビューとなってしまいますが、これからのみんなにとって大事なポイントだと思うので、しっかりと考えてもらいたくて書きます。
今回の一番の振り返りポイントは、試合開始前のポジション発表にてキーパーを誰がやるかで中々まとまらなかった点です。
(かいは予選からずっとGKをやってくれていたので、最後くらいはフィールドで出してあげようという話の中の出来事です。)
やりたいポジションがあって希望を言うのは良いことだと思います。(むしろ練習中にどんどんアピールしてください。)
一方で、「これから試合をするぞ」という時にいつまでも希望だけを言っていると結局準備が間に合わず、たとえ希望したポジションで出られたとしても活躍できないこともあります。
チームで勝つためにはその場にいる選手がどういう役割をこなすのが良いかを選手も考えて行動することが大事です。
この自発的な行動が試合中のピッチの上で個人戦術を考え実行し、チームの勝利に結びつけることができるようになると考えています。
コーチが出来るのはピッチの外で指導することだけです。試合が始まってしまえばピッチの中で戦っている選手たちが自分たちで考えて決定していかないといけません。
そして、これができると、楽しくて強いサッカーができるようになると思っています。
また、富ヶ谷は「勝利至上主義」ではなく「誰も置いていかない」サッカーを目指しています。
そのために試合に来てくれた選手は基本的に全員出す努力をしています。
いつでも固定のメンバーでとはならない中でこれからピッチに立つメンバーならどうすると良い戦いができるかというのをぜひ考えてみてください。
ちなみに、キーパーに対するコーチの考え方も共有しておきます。
相手のシュートや決定機を止めたらそれはキーパーのおかげです。逆に、シュートを打たれて点を取られたらそれは全員(GKやDFだけではなくMF、FWも含めて)のせいです。
そもそもキーパーが活躍しなければならないのはその手前でフィールドプレイヤーが相手の攻撃を止め切れていないからです。
また、相手の攻撃を止めるのはDFだけの仕事ではありません。FWが前線から追い込み、それをMFがさらに選択肢を狭め、最後にDFが誘導したところで取るという全員の意識と行動があって守備は成立します。
つまり、シュートを打たれた時点でフィールドプレイヤー全員のミスをキーパーが最後の最後で勝負してくれるという状況なわけです。
ですが、フィールドプレイヤーで追い込むというのを上手く実行するためには、GKの最後尾からの指示も必要になってきます。つまりは全員のせいというわけです。
これで点を取られたとしてキーパーを攻める人がいてよいかはしっかり考えてほしいと思います。
最後に、こんな中でも「キーパーやるよ」と手を上げてくれた「だいち」と「さえ」に改めてありがとうと言いたいです。
--- 個人へのコメント ---
☆だいち
トリプ戦では、押し込まれる展開から我慢の時間が長く、上がりたい気持ちの中よく頑張って守備をしていたと思います。
また、「トップをやりたい!」という強い希望から本町戦ではトップでの出場でした。
そのアピール通り、本町戦では同点に追いつくゴールを見事に決めてくれました。
今後の伸びしろ:
雨だったためか少しスリッピーで怖かったのかと思いますが、ボールから体が逃げてしまうとせっかくの浮き球処理のうまさが影をひそめてしまいます。ボールを怖がらずに正面で迎えられるようになるとプレーの幅が大きく広がると思います。
☆ひろと
2試合通してボランチの定位置を中心にフィールドを縦横無尽に駆け回って相手に食らいついてくれていました。
そのおかげで多くの場面で敵のチャンスをつぶし、特にトリプ戦前半の最小失点に大きく貢献していたと思います。
そういった意味で、今回のトリプレッタB戦のMVPはひろとだったと思います。
また、体も強いので、相手からボールを奪った後に体をボールとの間に入れてしっかりガードしていました。
今後の伸びしろ:
ボールをキープした後のパスがうまくなるともっと攻撃の起点になれると思います。
☆さえ
「チャンスがあれば裏へのパスを狙ってみて」というこの日の初戦開始前のアドバイス通り何本も裏を狙ったパスを出してくれました。
得点には結び付きませんでしたが、味方とのタイミングさえ合えばビッグチャンスになるパスもあったので、これをチームが感じ取れるようになると攻撃パターンの1つになりそうです。
守備面においては、サイドでのパスカットも積極的に狙ってくれていたと思います。
今後の伸びしろ:
立ち止まってしまうことがたまにあるので、常に少し先の事を予想しながらプレーできると思い描いた通りのパスカットができるようになると思います。
☆みどり
転がっているボールに対するキックの威力と精度が飛躍的に上がったと思います。
何度も左サイドから前線への鋭いパスを供給できていました。
本町戦の2点目も、みどりのパスからだいちが一旦前線で受けて、そこからゆうにつながってゴールが決まったというものでした。
サイドからトップに当てる(パスを通す)のは攻撃としてとても有効です。
この形が定着するとチームの攻撃力が一気に増すはずです。
今後の伸びしろ:
ドリブルやキープしてからのキックが弱くなることがあります。
動いているボールに対するキックがしっかりできているので、出来ているキックのイメージを持って他のキックもやってみましょう。
コツさえつかめばすぐによいキックができるようになると思います。
☆ゆう
スピードがあるので、DFとキーパーの間に出たボールに追いついてチャンスを何度も作ってくれました。
ドリブルもパスもできるので、ゆうが加入(復帰)してくれたことでチームの戦術が広がりました。
復帰後初ゴール、おめでとう!
今後の伸びしろ:
抜け出した後のドリブルが大きくなってキーパーまで行ってしまうことがあります。
難しいですが、スピードを落とさずにちょうどよい位置に蹴る事が出来るようになると、もっと点が取れるようになると思います。
☆えいた
前でも後ろでも積極的に相手にアタックをし、ボールを奪ってチャンスを作ってくれました。
また、惜しくも外れましたがこぼれ球に対してキーパーの位置等を瞬時に判断したシュートの選択は素晴らしかったです。
今後の伸びしろ:
どこにでも現れることでチーム全体のポジショニングを崩してしまうことがあります。
特に前がかりになっている時は守りよりも攻めの意識が強くなり自分のポジションを空けてしまうことがあるように見えました。
自分の本来の役割(ポジション)とその時点の味方のポジショニングなどから上がるべきか留まるべきかの判断ができるようになると試合をもっと安定させられるようになると思います。
☆がく
献身的なディフェンスで自陣の深い位置で相手のボールを奪い、そこから攻撃の起点になってくれていました。
今後の伸びしろ:
MFとDFでは相手ゴールまでの距離が違います。DFの位置からドリブルを開始しても相手には脅威にならず、また途中で取られることも増えてしまいます。
これはDFに限らずMFの場合も同じですが、ドリブルとパスのタイミングが使い分けられるようになると強みであるドリブルがもっと活きてくると思います。
☆こうのすけ
チームが前に急ぎすぎている状況で後ろの位置でしっかりパスを回してくれたことでポゼッションの安定感が増しました。
また、相手がパスコースに入ってきたときに無理にそこに蹴るのではなく、キャンセルしてプレーを変えるというシーンがありました。
言葉で言うのは簡単ですが実際にやるのは難しいプレーです。こういった冷静なプレーが出来ることも1つの武器だと思います。
今後の伸びしろ:
パスの判断スピードを上げることと第2のパスコースの選択肢を持っておくことでチャンスメイクできる場面が増えると思います。
☆たついち
最後まであきらめずにくらいついて相手の攻撃を止めたりシュートをブロックしたりとディフェンスで大活躍をしてくれました。
今後の伸びしろ:
相手の前に出てパスカットしたりというプレーが得意だと思いますが、
裏を取られる(自分よりも相手選手が自陣ゴールに近い位置でボールを受けられる)場面が結構見られました。
なるべく前の選手のところでカットするというよりも、最終DFとして最後尾で裏を絶対取られないことを守りつつ、タイミングを読んで前に出てパスカットできるようになると守備の安定感が増すと思います。
☆かい
雨でボールが滑る中、よくゴールを守ってくれました。
また、積極的にペナルティエリア外まで出てのクリアでピンチを救ってくれました。
今後の伸びしろ:
今回もディフェンスラインの裏に出されたボールに対してうまく飛び出してクリアできていた場面を多く見る事ができましたが、一方で出だしが遅れたり、前に出れば先に触れそうな場面でもいったん引いてしまってピンチになる場面がありました。
ディフェンスラインの後ろのスペースは全部自分がカバーするくらいの気持ちで構えていると
もっと飛び出しが早くなり、安全にクリアできるケースが増えると思います。
