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【2年生】2024年度秋季区民大会決勝 総括

【2年生】2024年度秋季区民大会決勝 総括
4/12 (土)1年生・渋谷区秋季大会 決勝トーナメント
参加選手:セン(c)、カイ、ケイタ、ナオヤ、ヒナタ、フジ、ユア、ヨウ、リョウ、コウセイ(新加入)
vs 東部A 0-3
vs セントラルA 1-2
vs 千駄ヶ谷A 0-4

先日の予選を2位通過して決勝トーナメントに進みました。試合前のアップからどこかソワソワしている様子の選手たち。キョロキョロとよそのチームが気になる、これから始まる試合に集中できていない、、、あの手この手を尽くしましたがコーチの力量不足でいい雰囲気で試合に向かうところには持っていけませんでした。コーチとして反省すべき点です。
全ての試合で前半に失点しましたが、ハーフタイムの声がけでは自信を持ち直し後半はいい内容だっただけに、あらためて試合の入り方の難しさを感じる結果となりました。2週前の予選では最初からかなりいい状態で入れたので、この日は何が違ったか今後のために選手や保護者に聞いてみました。
・相手チームがどこも強そうに見えてビビった
・激しい相手にケガさせられたことがあり少しこわかった
・相手のコーチが大声でこわかった
・前日あまり寝れなかった
・予想気温よりかなり寒く、薄着だったので体が動かなかったのでは
・何日も前からトーナメント表を見て、優勝を意識しすぎたかもしれない
などどれも納得いくものばかりでした。
メンタル(気持ち)についてMLBのダルビッシュ選手の言葉です。
「メンタルを鍛えるっていうのは難しい。鍛えるものではなく技術だと思う。いかに色んなネガティブなものやプレッシャーを受け流せるかどうか。」
相手の強さや相手のコーチの声の大きさは変えられません。いかに自分と向き合い、そのとき自分のできることに集中できるか。事実と捉え方を混同しないようにする技術は低学年にはまだ難しいですが、まわりの大人が知っていると声がけが変わってきそうです。チームは生きものと言いますが、この日は誰かがではなくみんなが固かった。みんなで改善して次に活かしていきましょう。
ほかに決勝トーナメントの他のチームと比べて差があると思ったのがボディコンタクトです。サッカーは1つのボールを奪い合うために体の接触があるスポーツです。「デュエル」といいますが、1対1の局面では体をぶつけて激しくプレーすることが求められます。誰でも痛いのは嫌だし、自分より大きな相手にぶつかるには勇気が必要なこともわかります。でも、デュエルも技術の一つです。これなら大丈夫、これだとあまり痛くないと自信をもてるようにまずは体の使い方や当て方から練習していこうと思います。

さて、1年生としての活動はこの試合でひと区切り。この学年のヘッドコーチになって1年が経ちました。最初の目標にしていた「サッカーを好きになってもらうこと」は達成できたのではと思っています。1年前と比べて練習前や道すがらで元気にあいさつしてくれたり、練習前の準備で自分から動ける選手も増えてきました。
保護者のみなさん(この学年ではサポーターと呼んでいます)から選手たちの成長の様子など嬉しい言葉もたくさんいただいています。
さて、2年生はどんな目標にしましょうか。選手たちの顔を見てみんなで決めていきたいと思います。
選手とサポーターが一体となって楽しめるように、勝ったり負けたりいいことも悪いことも全てがみんなの成長につながるように指導していきます。
変わらぬ応援をよろしくお願いいたします。
(ミム)