【3年生A】春季区民大会予選 総括
コーチの吉野です。
グラウンドも大きくなる初の8人制大会。
3年生Aチーム、春季区民大会予選リーグの総括です。
04/29(土)渋谷区スポーツセンター
GW初日、少し早い夏空の下、10時28分kickoff。
参加選手:アツト・アサユキ・カノト・キョウイチ・ケイ・ソウタ・タイチ・トウマ・トモカズ
今年1月、前回A・Bチームは一旦解散し全員に”ある課題”を課しました。
「Aチーム入りの条件として、3月時点でリフティング10回以上できること。」
当時、ほとんどの子が1〜2回。できる子でも5回いくかどうか。
といったものでしたので希望する選手全員にチャンスを、と思い設定しました。
多くの選手がAチームを目指し頑張ってくれましたが、
想像以上の結果を残してくれた選手がいました。
アツトです。
小公園で黙々と目標に向かい自主練に励んでいたと聞きます。
1月時点で5回しかできなかった彼ですが、2月で既に10回をクリア。
3月には、なんと3桁に届く回数をできる程に成長していました。
フォームも美しく安定した球の軌跡から、相当な時間練習をしたことは想像に難くないです。
結果、シュート力の向上・ボールキープの安定性・正確なパスワークなど、あらゆる面で
目覚ましいスキルアップを遂げ、その成果は今大会でも遺憾なく発揮されていました。
規定回数をクリアできたのは数名だったのですが、近い数字を出していた選手を中心にAチームとして選出しました。
結果、前回と同じメンバーになりましたが、ボーダー上の選手との差は紙一重でした。
秋の大会でもメンバー入れ替えを予定してますので、引き続き自主トレや練習に励んでいただければ幸いです。
○第1試合 vsトリプレッタC
試合結果 3-0
試合前、2位でも決勝トーナメントに進めると伝えたところ、
選手全員が「予選リーグ全勝通過を目指したい」と頼もしい声をあげてくれました。
初戦のトリプ戦は守りを固めて前半を無失点で折り返すことを目標に挑みました。
恒例となりますが、カノトは試合にフワッと入ることが多いので、「前半、点を取らなかった後半ださないからな」と、今回もパワハラで訴えられるレベルの追い込みをかけました。
リーグ戦の1試合目、プロでも緊張などで上手く試合に入れないことが多い中、
前半、ソウタやケイが果敢にゴールに挑んだり、相手の攻撃に対しては、トモカズ・キョウイチという猛獣をアサユキが必死にコーチングして対応してくれました。
両チームともチャンスはつくるものの膠着状態が続きましたが、
均衡を破ったのはプレッシャーに打ち勝つ男、カノト!
前半終了間際、見事にゴールネットを揺らし、貴重な先制点をもぎとってくれました。
(そして自身の後半出場権も獲得。)
良い雰囲気で後半を迎えると、
アツトのセンタリングからのボールをトモカズが振り抜き試合を決める2点目!
トリプ相手に連携で崩してゴールを決めるとは大したものです。
パスサッカーが少しずつ根付いたかな。と思ったのも束の間、
その後、トモカズが重戦車ドリブルでピッチを駆け上がり3点目。
まだまだ団子になるシーンが多かったですが、少しずつコートを広く使えるようになってきた兆しもあり、良いスタートを切れました。
得点者:カノト・トモカズ2
○第2試合 vsセントラルD
試合結果 11-1
この試合のオープニングゴールはゴール前混戦からのこぼれ球に走り込んだソウタ。
選手がボールに集まりがちな中、常に空いたスペースを狙う意識があるソウタならではの
見事なゴールでした。
この後、キョウイチがバックパスを中央に折り返したところを相手に狙われ失点。
(真ん中に不用意にボールを戻すのは危ない!というのを身もって理解してくれたのは不幸中の幸いです)
同点に追いつかれグラウンド内外に緊張感が走りましたが、
その後、トモカズが敵陣深くまで切り込みマイナスへ折り返し、アツトが見事にゴール。
そこからはアツト劇場!なんとダブルハットトリックの大活躍!
まさにリフティングを始めとする自主トレの賜物だと思います。
また後半フィールドを希望したタイチ・自身の得点を熱望していたキョウイチも終了間際にゴールをもぎとり終わってみれば大量得点でした。
試合後のミーティングでは、それぞれの良かったプレー・改善ポイントを選手間で忖度なく発言してもらいました。文章が長くなるので詳細省略しますが、なかなか目の付け所がよい指摘が多かったですし、特にコーチ目線ではなく仲間からの歯に物着せぬ意見だったことが心に響いたようですので今後も取り入れていこうと思います。
得点者:ソウタ・アツト6・トモカズ2・タイチ・キョウイチ
○第3試合 vs本町B
試合結果 7 - 0
本町Bは前試合のトリプ戦で好ゲームを展開していたので初戦同様、守備重視で臨みました。
が、これまで中々パスを出さずドリブル突破至上主義だったキョウイチ・トモカズが、敵陣深く切り込み、ラストパスを供給することを覚えてくれたおかげで数多くのチャンスが生まれ、結果、大量得点を収めることができました!
後半、アサユキが攻め上がった裏を狙われ あわや失点のシーンがありましたが、そこを全力でカバーしてくれたのはこの日、FW・DFと様々なポジションを担当してくれたトウマ。
少ない出場時間でしたが、魂のこもった印象に残るプレーでこの試合クリーンシートで終えることができました。
またドリブル突破でのゴールとサイドからのクロスなど、パスからの得点が半々くらいにできたことは大きな成長の証だと思います。
得点者:トモカズ4・カノト・ソウタ・カノト
予選リーグを振り返ると、相手ゴールキックを奪ってからのイージーな得点が多かったのですが、決勝トーナメントでは、このようなシーンは激減します。
連携プレーを中心とした流れの中で得点ができる。また、オフサイドラインを意識したDFラインの押し上げによるコンパクトなサッカーを心がけた練習に励んでいきたいと思います。
大会後、審判部の部屋に挨拶にいったところM月さんを始め渋谷区サッカー協会の審判部の方々から、「富ヶ谷は全員が全力で走ってゴールを狙える良いチームだ!ゲームを見てて楽しかった。」と絶賛してくれました。
そして精神的な成長も見られました。
試合中、相手チームの選手が思うようなプレーができなかった苛立ちからか、汚い言葉をかけられた選手が何人かいたようですが、フィールドではグッと堪え、その挑発に乗らず、プレーで思いを返した彼らは立派でした。
決勝トーナメントで更なる高みを目指し、もう一段階ギアを上げていきましょう!
○選手評
アツト :
ピッチ内外での模範的態度・練習への姿勢・サッカースキルから、ゲームキャプテンを担当してもらいました。2試合目のダブルハットトリックは、ゴールを狙う飽くなき姿勢と練習の成果の賜物です。今後、アツとが司令塔としての役割をどれだけできるかで、この学年の未来が変わってくると思うので、より一層の自主トレや仲間との意思疎通・連携プレーを高めていってください。
アサユキ:
相手攻撃の先の展開を読むクレバーなプレーで最終ラインを高くキープしてくれたので大くの失点の機会を防いでくれました。アサユキがDFラインを統率できるかどうかで決勝トーナメントのメダルの色が変わってくると思います。今回以上のDF仲間への声かけや最終ラインの統率を磨いていってください。
時々、点を取りたくなって上がってしまうこともありましたが、その時は、周囲の選手に自分の守備範囲をカバーしてもらうよう声掛けを!
カノト :
1試合目と3試合目。僕からの「点を取らないと外すよ」というプレッシャーをものともせず、
得点をあげたのは流石です。練習の成果もありフリーキック・ロングキックの威力はこの学年では一枚抜けてると思います。あとは、フィールドでボールをチェイスする汗かき役をもう少し頑張って相手から恐れられるFWになりましょう!
キョウイチ:
ポジションを右サイドと言えば左サイドにいたり、左サイドと言えば右サイドにいたり。相手に囲まれる前にパスを出してと言えばドリブルでしかけまくったり。ですが、それを凌駕するほどピッチ全体をケアし、ボールを失っても必ず取り戻す速さと体力は流石です。
「パスを出せ」と指示はしますが、このままドリブルを極めて唯一無二のドリブラーになってもらうのもありかなと思っています。
とはいえ、武器がドリブルのみだと対策されやすくなります。
今回パスを何度か成功させたことで相手が少し離れてケアするようになり、結果、得意のドリブルを生かせるシーンが増えたことに気づけてもらえたら何よりです。
ケイ:
トモカズやキョウイチと程よい距離を保ち、彼らのフォローを常に心がけてくれたので、二人が失敗を気にせずガンガン攻めていけたのだと思います。今日の得点の何点かは、そんなケイの陰ながらの働きあってのものだと思います。あとは1vs1やボールを追いかけるときに少し遠慮してしまうところがあるので、もっと荒々しく、激しくいけるよう練習していきましょう。
ソウタ :
本日2得点の活躍!いずれもオフザボールの動きが素晴らしく、特にそれが報われたのが、2得点目。ゴール中央で一人フリーになり、トモカズからのセンタリングをゴールに叩き込んだ瞬間は、ピッチの選手はもちろん、コーチ陣も思わず唸るほどのナイスゴールでした。あとはケイ同様、今後は1vs1やフィジカルで負けない技を磨いていきましょう。
タイチ :
今回あまりGKの出番は少なかったですが特筆すべきプレーがありました。それは足元のボールを取る時のプレー。周囲に敵がいない状態でも、きたボールに対し「腰を落とし、足でもガードし、両手でキャッチする。」と絶対にこぼさない丁寧な取り方をしてくれたことです。一見、なぜ敵がいないのに?大袈裟では?と思われる方もいると思いますが、実は大事なプレー。基本のプレーをミスなく行うことで、相手は安易なミスをしないGKだという印象をもち1vs1の場面などでシュートをためらうようになるからです。また味方にも安心感を与えることで、より攻撃にも集中できるようになるからです。
決勝トーナメントでは、倍以上に出番が多くなります。DFの裏に出たボールへの飛び出し・キャッチの判断・DFへのコーチングの精度・ゴールキックを高く蹴る練習をしていきましょう。(できればキックは富ヶ谷練習ではなく自主練で励んでみよう。)
トウマ :
今回控えが多かったですが気持ちを切らさずにいてくれて頼もしかったです。トウマの武器は、今のところキック力・戦術理解度だと思います。ベンチから出るためには、3試合目、相手FWと競り合い失点を防いだあの気迫を常に出せるようになること。強いキックができるし、体格も恵まれているので、もっと激しいフィジカルコンタクトをとれるよう練習していきましょう!
ケイ・ソウタ同様、1vs1などを強化し、自信をつけていこう。目指せ、富ヶ谷の壁!
トモカズ:
キョウイチ同様、パスを覚え始めてくれたおかげでプレーの幅が大幅に増えたと思います。
抜群のドリブル突破力があるので、あとはパスの精度。と、フィニッシュ。
左足キックができれば、あと3点は取れた思います。右足でもつために切り返す時間がなくなれば、おそらくこの世代でトップクラスのストライカーになれると思うので、初めから出来ないときめつけず練習してものにしましょう!
・今回も、木村コーチからも総括頂戴できました!
富ヶ谷Aのメンバーのみんな、予選リーグ1位突破おめでとう!試合を重ねるごとにパスを使った得点も出て、手応えを感じた1日になりましたね。試合以外でも登録メンバーチェックでの挨拶や試合開始前に対戦相手よりも先にポジションについて準備するなどの姿勢も好感を得ていて素晴らしかったです。次の闘いは決勝トーナメント、全員で力を合わせて富ヶ谷旋風を巻き起こしましょう!
グラウンドも大きくなる初の8人制大会。
3年生Aチーム、春季区民大会予選リーグの総括です。
04/29(土)渋谷区スポーツセンター
GW初日、少し早い夏空の下、10時28分kickoff。
参加選手:アツト・アサユキ・カノト・キョウイチ・ケイ・ソウタ・タイチ・トウマ・トモカズ
今年1月、前回A・Bチームは一旦解散し全員に”ある課題”を課しました。
「Aチーム入りの条件として、3月時点でリフティング10回以上できること。」
当時、ほとんどの子が1〜2回。できる子でも5回いくかどうか。
といったものでしたので希望する選手全員にチャンスを、と思い設定しました。
多くの選手がAチームを目指し頑張ってくれましたが、
想像以上の結果を残してくれた選手がいました。
アツトです。
小公園で黙々と目標に向かい自主練に励んでいたと聞きます。
1月時点で5回しかできなかった彼ですが、2月で既に10回をクリア。
3月には、なんと3桁に届く回数をできる程に成長していました。
フォームも美しく安定した球の軌跡から、相当な時間練習をしたことは想像に難くないです。
結果、シュート力の向上・ボールキープの安定性・正確なパスワークなど、あらゆる面で
目覚ましいスキルアップを遂げ、その成果は今大会でも遺憾なく発揮されていました。
規定回数をクリアできたのは数名だったのですが、近い数字を出していた選手を中心にAチームとして選出しました。
結果、前回と同じメンバーになりましたが、ボーダー上の選手との差は紙一重でした。
秋の大会でもメンバー入れ替えを予定してますので、引き続き自主トレや練習に励んでいただければ幸いです。
○第1試合 vsトリプレッタC
試合結果 3-0
試合前、2位でも決勝トーナメントに進めると伝えたところ、
選手全員が「予選リーグ全勝通過を目指したい」と頼もしい声をあげてくれました。
初戦のトリプ戦は守りを固めて前半を無失点で折り返すことを目標に挑みました。
恒例となりますが、カノトは試合にフワッと入ることが多いので、「前半、点を取らなかった後半ださないからな」と、今回もパワハラで訴えられるレベルの追い込みをかけました。
リーグ戦の1試合目、プロでも緊張などで上手く試合に入れないことが多い中、
前半、ソウタやケイが果敢にゴールに挑んだり、相手の攻撃に対しては、トモカズ・キョウイチという猛獣をアサユキが必死にコーチングして対応してくれました。
両チームともチャンスはつくるものの膠着状態が続きましたが、
均衡を破ったのはプレッシャーに打ち勝つ男、カノト!
前半終了間際、見事にゴールネットを揺らし、貴重な先制点をもぎとってくれました。
(そして自身の後半出場権も獲得。)
良い雰囲気で後半を迎えると、
アツトのセンタリングからのボールをトモカズが振り抜き試合を決める2点目!
トリプ相手に連携で崩してゴールを決めるとは大したものです。
パスサッカーが少しずつ根付いたかな。と思ったのも束の間、
その後、トモカズが重戦車ドリブルでピッチを駆け上がり3点目。
まだまだ団子になるシーンが多かったですが、少しずつコートを広く使えるようになってきた兆しもあり、良いスタートを切れました。
得点者:カノト・トモカズ2
○第2試合 vsセントラルD
試合結果 11-1
この試合のオープニングゴールはゴール前混戦からのこぼれ球に走り込んだソウタ。
選手がボールに集まりがちな中、常に空いたスペースを狙う意識があるソウタならではの
見事なゴールでした。
この後、キョウイチがバックパスを中央に折り返したところを相手に狙われ失点。
(真ん中に不用意にボールを戻すのは危ない!というのを身もって理解してくれたのは不幸中の幸いです)
同点に追いつかれグラウンド内外に緊張感が走りましたが、
その後、トモカズが敵陣深くまで切り込みマイナスへ折り返し、アツトが見事にゴール。
そこからはアツト劇場!なんとダブルハットトリックの大活躍!
まさにリフティングを始めとする自主トレの賜物だと思います。
また後半フィールドを希望したタイチ・自身の得点を熱望していたキョウイチも終了間際にゴールをもぎとり終わってみれば大量得点でした。
試合後のミーティングでは、それぞれの良かったプレー・改善ポイントを選手間で忖度なく発言してもらいました。文章が長くなるので詳細省略しますが、なかなか目の付け所がよい指摘が多かったですし、特にコーチ目線ではなく仲間からの歯に物着せぬ意見だったことが心に響いたようですので今後も取り入れていこうと思います。
得点者:ソウタ・アツト6・トモカズ2・タイチ・キョウイチ
○第3試合 vs本町B
試合結果 7 - 0
本町Bは前試合のトリプ戦で好ゲームを展開していたので初戦同様、守備重視で臨みました。
が、これまで中々パスを出さずドリブル突破至上主義だったキョウイチ・トモカズが、敵陣深く切り込み、ラストパスを供給することを覚えてくれたおかげで数多くのチャンスが生まれ、結果、大量得点を収めることができました!
後半、アサユキが攻め上がった裏を狙われ あわや失点のシーンがありましたが、そこを全力でカバーしてくれたのはこの日、FW・DFと様々なポジションを担当してくれたトウマ。
少ない出場時間でしたが、魂のこもった印象に残るプレーでこの試合クリーンシートで終えることができました。
またドリブル突破でのゴールとサイドからのクロスなど、パスからの得点が半々くらいにできたことは大きな成長の証だと思います。
得点者:トモカズ4・カノト・ソウタ・カノト
予選リーグを振り返ると、相手ゴールキックを奪ってからのイージーな得点が多かったのですが、決勝トーナメントでは、このようなシーンは激減します。
連携プレーを中心とした流れの中で得点ができる。また、オフサイドラインを意識したDFラインの押し上げによるコンパクトなサッカーを心がけた練習に励んでいきたいと思います。
大会後、審判部の部屋に挨拶にいったところM月さんを始め渋谷区サッカー協会の審判部の方々から、「富ヶ谷は全員が全力で走ってゴールを狙える良いチームだ!ゲームを見てて楽しかった。」と絶賛してくれました。
そして精神的な成長も見られました。
試合中、相手チームの選手が思うようなプレーができなかった苛立ちからか、汚い言葉をかけられた選手が何人かいたようですが、フィールドではグッと堪え、その挑発に乗らず、プレーで思いを返した彼らは立派でした。
決勝トーナメントで更なる高みを目指し、もう一段階ギアを上げていきましょう!
○選手評
アツト :
ピッチ内外での模範的態度・練習への姿勢・サッカースキルから、ゲームキャプテンを担当してもらいました。2試合目のダブルハットトリックは、ゴールを狙う飽くなき姿勢と練習の成果の賜物です。今後、アツとが司令塔としての役割をどれだけできるかで、この学年の未来が変わってくると思うので、より一層の自主トレや仲間との意思疎通・連携プレーを高めていってください。
アサユキ:
相手攻撃の先の展開を読むクレバーなプレーで最終ラインを高くキープしてくれたので大くの失点の機会を防いでくれました。アサユキがDFラインを統率できるかどうかで決勝トーナメントのメダルの色が変わってくると思います。今回以上のDF仲間への声かけや最終ラインの統率を磨いていってください。
時々、点を取りたくなって上がってしまうこともありましたが、その時は、周囲の選手に自分の守備範囲をカバーしてもらうよう声掛けを!
カノト :
1試合目と3試合目。僕からの「点を取らないと外すよ」というプレッシャーをものともせず、
得点をあげたのは流石です。練習の成果もありフリーキック・ロングキックの威力はこの学年では一枚抜けてると思います。あとは、フィールドでボールをチェイスする汗かき役をもう少し頑張って相手から恐れられるFWになりましょう!
キョウイチ:
ポジションを右サイドと言えば左サイドにいたり、左サイドと言えば右サイドにいたり。相手に囲まれる前にパスを出してと言えばドリブルでしかけまくったり。ですが、それを凌駕するほどピッチ全体をケアし、ボールを失っても必ず取り戻す速さと体力は流石です。
「パスを出せ」と指示はしますが、このままドリブルを極めて唯一無二のドリブラーになってもらうのもありかなと思っています。
とはいえ、武器がドリブルのみだと対策されやすくなります。
今回パスを何度か成功させたことで相手が少し離れてケアするようになり、結果、得意のドリブルを生かせるシーンが増えたことに気づけてもらえたら何よりです。
ケイ:
トモカズやキョウイチと程よい距離を保ち、彼らのフォローを常に心がけてくれたので、二人が失敗を気にせずガンガン攻めていけたのだと思います。今日の得点の何点かは、そんなケイの陰ながらの働きあってのものだと思います。あとは1vs1やボールを追いかけるときに少し遠慮してしまうところがあるので、もっと荒々しく、激しくいけるよう練習していきましょう。
ソウタ :
本日2得点の活躍!いずれもオフザボールの動きが素晴らしく、特にそれが報われたのが、2得点目。ゴール中央で一人フリーになり、トモカズからのセンタリングをゴールに叩き込んだ瞬間は、ピッチの選手はもちろん、コーチ陣も思わず唸るほどのナイスゴールでした。あとはケイ同様、今後は1vs1やフィジカルで負けない技を磨いていきましょう。
タイチ :
今回あまりGKの出番は少なかったですが特筆すべきプレーがありました。それは足元のボールを取る時のプレー。周囲に敵がいない状態でも、きたボールに対し「腰を落とし、足でもガードし、両手でキャッチする。」と絶対にこぼさない丁寧な取り方をしてくれたことです。一見、なぜ敵がいないのに?大袈裟では?と思われる方もいると思いますが、実は大事なプレー。基本のプレーをミスなく行うことで、相手は安易なミスをしないGKだという印象をもち1vs1の場面などでシュートをためらうようになるからです。また味方にも安心感を与えることで、より攻撃にも集中できるようになるからです。
決勝トーナメントでは、倍以上に出番が多くなります。DFの裏に出たボールへの飛び出し・キャッチの判断・DFへのコーチングの精度・ゴールキックを高く蹴る練習をしていきましょう。(できればキックは富ヶ谷練習ではなく自主練で励んでみよう。)
トウマ :
今回控えが多かったですが気持ちを切らさずにいてくれて頼もしかったです。トウマの武器は、今のところキック力・戦術理解度だと思います。ベンチから出るためには、3試合目、相手FWと競り合い失点を防いだあの気迫を常に出せるようになること。強いキックができるし、体格も恵まれているので、もっと激しいフィジカルコンタクトをとれるよう練習していきましょう!
ケイ・ソウタ同様、1vs1などを強化し、自信をつけていこう。目指せ、富ヶ谷の壁!
トモカズ:
キョウイチ同様、パスを覚え始めてくれたおかげでプレーの幅が大幅に増えたと思います。
抜群のドリブル突破力があるので、あとはパスの精度。と、フィニッシュ。
左足キックができれば、あと3点は取れた思います。右足でもつために切り返す時間がなくなれば、おそらくこの世代でトップクラスのストライカーになれると思うので、初めから出来ないときめつけず練習してものにしましょう!
・今回も、木村コーチからも総括頂戴できました!
富ヶ谷Aのメンバーのみんな、予選リーグ1位突破おめでとう!試合を重ねるごとにパスを使った得点も出て、手応えを感じた1日になりましたね。試合以外でも登録メンバーチェックでの挨拶や試合開始前に対戦相手よりも先にポジションについて準備するなどの姿勢も好感を得ていて素晴らしかったです。次の闘いは決勝トーナメント、全員で力を合わせて富ヶ谷旋風を巻き起こしましょう!