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【3年】秋季区民大会 予選リーグ 総括

【3年】秋季区民大会 予選リーグ 総括
コーチの山野です。

先日9/10、3年生が春季大会決勝トーナメントに臨みました。順位は4チーム中3位でした。

メンバー以下12名
エニシ、コウイチロウ、タクヤ、ゼン、ユウ、キーラン、ソウ、シンノスケ(キャプテン)、スバル、ミナト、ヤマト、ヒューゴ

今大会のテーマは自分たちでコーチング、コミュニケーションをとりながら試合をするということを試合前に話しました。春季大会までは守備における個人戦術にフォーカスした練習をしてきましたが、以降の練習では守備の連動を意識したコーチングをテーマにした練習をしてきました。
この話をする前にキャプテンのシンノスケから相談を受けました。春季大会ではサイドから攻撃された時にDFが釣られて中を守ってくれる選手がいなくなるときがある、ということでした。まさにこれまで改善を取り組んでいた課題の一つで、これから試合に向けて再確認しようと思っていたことでしたので、自ら確認してくる姿勢に感心しました。
あと、ベンチに4人いつでも試合に出られる準備をしているので、クタクタになるまで本気を出しても大丈夫だよ。みんなで全試合を戦おうという話をしました。ベンチからのコーチングや応援も含め一体感を持って一日試合に臨めたと思います。
観戦していた他チームの保護者にも「富ヶ谷いいチームだね」という言葉をいただきました。

試合結果
■1試合目vs 本町B
●0-1
 当日1試合目となるこの試合は、みんなが前からプレッシャーをかけ続けることで終始相手陣に押し込む形の試合運びでしたが、最後の試合終了のホイッスルの直前に相手に得点を許す本当に悔しい結果となりました。試合に臨む前のミーティングで話した通り、シンノスケは最後列から味方にコーチングすることをチャレンジしていました。
試合が終わったあと、なぜ得点されたかみんなで考えました。それぞれ意見を出してくれましたが、DFを含め全体が前がかりになり、片方によりすぎていたところを突かれてしまったことを導き出してくれました。みんな集中しているからこそ状況を振り返り問題点を発見できたのだと思います。コーチからはチームとして前線からプレッシャーに行っていてもDFの2人は全体のバランスや前の選手との距離を考えて正しいポジションをとることで改善できるのでは、GKシンノスケを中心にそういったコーチングも必要だということを話しました。
2,3点とってもおかしくない展開だったと思います。みんなも勝てると思って試合を運んでいたのではと思いますが、押し込んでいる展開でも点を獲れなければ勝つことができないという危機感を学ぶいい機会になったと考えます。

■2試合目vs 渋谷東部A
●0-3
 2試合目の直前に、1試合目隣りで行われていた試合で東部Aが大量得点で勝利していたことを伝え、守備的な布陣で臨みました。
普段から2-3-2(DF,MF,FWの順)のシステムで試合に取り組む3年生は相手のサイド攻撃はサイドハーフの選手がプレッシャーに行くことをルールとしています。攻撃も得意なタクヤ、キーラン、ヤマトにとってはハードな仕事になりますが頑張ってくれました。DFのユウとソウはサイドが攻められても釣られずに、中でシュートを狙ってくる選手をケアすることに専念してくれました。
相手が攻める際に自陣でサイドチェンジすることを試みていたところ、ゼンは次のパスコースを読みながら前からプレッシャーをかけていました。普段から意識した練習をしていますが、試合でできたのが素晴らしかったです。それを仲間とコミュニケーションをとりながらできればさらにレベルアップにつながります。
試合を通して高い集中力を保っていたため崩されて得点されることはなかったのですが、ミスで得点を許した印象でした。ただ、得点されても一度は落ち込むものの誰も攻めずに前を向いて取り返そうとする姿勢には仲間としての成長を感じました。

■3試合目vs 猿楽B
〇5-0
 2試合目の後、恒例のモグモグタイムを経て3試合目に臨みました。最初の2戦が敗戦となったためどうしても勝ちたいこの試合でしたが、最初は様子を見るため守備的な布陣で臨みました。ところがみんなのどうしても勝ちたい気持ちから激しい前線のプレッシャーが功を奏し、1点目のオウンゴールが生まれました。さらに当日、富ヶ谷デビューとなったヤマトが右サイドをドリブルで駆け上がり、素晴らしいマイナスのクロスをゼンがシュート、一度はブロックされたものの、ユウが詰めて2点目となりました。
後半はみんなに点をとるチャンスを得てほしいと考え、攻撃的な布陣で臨みました。
3点目は以前からよいコンビの左サイドのタクヤから右サイドのキーランへの美しいスルーパスをキーランがドリブルから冷静にゴールへ流し込みました。
4点目はユウのコーナーキックからO.G
5点目はキーランが打ったシュートが相手にブロックされたのですが、自ら相手選手に素早いプレッシャーをかけ、中央のユウへパス。ユウがゴールに蹴り込みました。
当日、攻めてはいたもののなかなか得点がなかったフラストレーションを晴らすようなゴールラッシュでした。

得点者:ユウ  2得点
キーラン 1得点
O.G 2得点