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【3年A】秋季区民大会 決勝(順位決定)トーナメント 総括

【3年A】秋季区民大会 決勝(順位決定)トーナメント 総括
3年生 渋谷区秋季大会 順位決定トーナメント

3年生最後の大会となったのはAチームの順位決定トーナメント。直前に怪我をしてしまった選手、あるいは学級閉鎖などの影響でしばらくお休みだった選手もいましたが、誰一人もかけることなく、すべての選手が出場できたことは、このタイミングではとても幸運なことだと思います。


1戦目 vs東部A (0−4)

東部Aは今大会準優勝の強い相手。
ボール奪取のうまいスズレオをフォワードに、ユウキは自由に走らせて、ショートカウンターを狙う。1対1の強いリクにセンターバックを任せて、ゴールマウスには守護神さくレオ。
しばらく練習に参加できない選手がいたなか、この大会に向けての準備をする時間がとれず、今の富ヶ谷ができる精一杯をぶつける作戦でした。
休み明け、本来の力を出しきれずに悔しい思いをした選手もいると思います。
3失点の前半から、ディフェンスラインを上げて戦うように修正した後半戦はよく戦えていました。

個人個人が頑張って戦った富ヶ谷に対して、東部Aは基礎技術の高さに加えてチームとしてまとまりがよかったのが印象的です。

2戦目 vsトリプレッタC (1−4) 
得点 リク (アシスト しのた)

いい流れだった1戦目の後半戦に続き、この試合の前半戦は互角の戦い。
1点目を先に取れていればあるいは、、との思いもありますが、先制点を奪われると勢いを失い、反撃は角度のないところから蹴り込んだリクらしいゴールのみとなりました。
足が速い、体が強い、大きなキックなどフィジカル面では富ヶ谷の選手のほうが、あるいは上回っていたかもしれません。学年が上がるに連れて、身体能力だけでは勝てない試合が増えてきました。

2連敗となってもっと悔しがるかな?と思っていたのですが、意外とすんなり次の試合に切り替えていたのは頼もしいようであり、ちょっと寂しくも感じました。サッカーを始めた頃の負けず嫌いが懐かしくもあります。
1試合目のあとの自由時間、リクは戦術ボード片手にフォーメーションを考えていました。しっかりと取り組んだ選手のプレーが結果につながったのは偶然ではないかもしれません。


3戦目 vsセントラルB (3−0)
得点 さくレオ(アシスト リク)
   リク (アシスト ユイト)
   ユウキ

3試合目は地力で勝り、相手陣内のボール奪取からシュートにつなげて3得点。勝利で3年生大会の締めくくりとなりました。

2得点目は高い位置でボールを奪ったユイトの嬉しい初アシスト。
ディフェンス選手の攻撃参加が課題だったこのチームで、しっかりと前に出てのディフェンスから得点につなげるアシスト。予選リーグ以降の練習で目指してきたプレーを本番で成功させました。

課題としては、広いスペースでボールを受ける意識がまだ足らず、ボールによりすぎてしまうシーンが多く見られたこと。ディフェンスラインの選手は、まずはトラップ、パスに自信をもってボールを持ったときも落ち着いてプレーできるように、ボールコントロールの向上を目指しましょう。

大会結果 9位
参加選手
さくレオ ゆうき りく しのた てゆん こうたろう かずき すずレオ ゆいと たくや しんのすけ

評価選手 こうたろう さくレオ  

2人だけではありませんが、ピッチでの活躍はもちろん、ピッチ外でもチームをまとめて、荷物の準備や水筒運びを積極的に手伝ってくれた選手にはすごく助けられています。年間を通してチームのために手助けをしてくれた選手が今回の評価選手です。

また今大会には直接関係ありませんが、3月の31日、木曜練習の帰りには、本来なら全員が整列をして校庭を出なければいけない解散の時間、数人の選手が列をはなれて話しかけに来ました。

「今日で放課後クラブの先生が最後だから挨拶をしたい」

言われたとおり、ルールを守っているだけでは出来なかった最後のお別れを、自由な発想で思いつき行動に移したのは、個人的には褒めてあげたいことだと思います。もちろんルールに従い、列になって帰った選手も素晴らしいです。

それぞれの個性を活かしながら一つのチームとしてまとまることを4年生の目標としたいと思います。
(本庄)