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【3年B】秋季区民大会予選リーグ 総括

【3年B】秋季区民大会予選リーグ 総括
秋季大会 予選リーグ 富ヶ谷Bチーム

今まで以上に、本気で勝利をめざして戦った秋季大会の予選リーグ。

春季大会Aチームのメンバーをベースに攻撃の そうや、バランスの はおり、守備とパワーの りくとが加わったチームは、選手それぞれが精一杯のプレーで2試合を戦い抜きました。     

2敗という結果でしたが、内容は悲観するものではなく、むしろ過去の大会に比べても満足感のある試合ができていました。試合後は涙混じりに悔しがり、次こそは、という思いを強くしたと思います。勝てるチャンスもあったからこそ、心の底から悔しい思いをした選手たち。大きな成長につながる2敗だったと思います。

2試合を通して、お互いがボールに対して厳しいプレッシャーをかけながら戦い、1対1の戦いを制したほうが得点をする試合展開となりました。個人、個人のレベルアップがチームの力につながる段階です。まずはプレッシャーのある中でも、動きながらしっかりとドリブル、パスの出来る基礎技術の向上に取り組んでいきたいと思います。

また、このチームはしっかりとパスを繋ぐ意識のある選手が各ポジションにいるのが長所です。サイドにはテクニックのある わくたろう スピードスターの だんぺい と個性のある選手もおり、中央でプレーする そうや はおりと連携して攻撃が出来るようになれば、面白いチームになると思います。

上位トーナメント進出はなりませんでしたが、2試合ともに大差の負けにならなかったことで、各リーグ3位チームの成績では上位に入りました。この結果、順位決定リーグでは上位のS1リーグにて戦うことになります。

次の対戦相手も簡単に勝てる相手ではないと思います。それでも今は目先の結果よりも、より強い相手と戦う経験が選手の成長につながります。リーグ戦3試合、勝利をめざしながら成長していきましょう!

試合結果
vsセントラルB (0−2)
vsトリプレッタC (0−4)

出場選手

ふうか
センターバックとして出場した試合では、スピードとポジショニングの良さ、1対1の強さでボールを回収。奪ったあとも味方へのパスで攻撃の起点になりました。内藤監督からも「ふうかのディフェンスが良かった!」と褒められる素晴らしいプレーでした。
2戦目はオフェンスでも惜しいシュートがありましたが、彼がセンターバックでプレーしてくれるとチームのバランスはよかったなと思います。

けんた
センターバックでプレーしながら、カウンターをゆるなさないポジショニングを続け、集中力のある守備をみせました。ボールを持つとしっかりと味方をみつけて丁寧なパスで攻撃の起点となりました。1対1でボールを奪い切る強さと勇気をもって、積極的なプレーを心がけましょう。ディフェンスでプレーしながらもしっかりとボールを蹴れる長所をいかして、同じく左サイドの わくたろうと連携した攻撃参加にも期待しています。

はおり
おもにボランチでプレー。攻撃選手の後ろをサポートして、奪われたらすぐにプレッシャーをかけて相手の攻撃を遅らせるプレーが見事。ボールの近くには常に はおりがいた印象で、すばらしい運動量とポジショニングのよさでした。ボールを持った選手がもっと はおりのポジションをいかしてボールを集めてあげてもいいと思います。ボールを受けたあと、自信をもってドリブル、パスをしかけていける選手をめざしましょう!

だんぺい
速さでスペースに抜け出す以外にも、ドリブルで仕掛ける積極性で何度か右サイドを突破するプレーをみせる。カバーリングに戻るスピード、運動量でピンチを救う場面もありました。
そうや とのコンビネーションを深めて、より中央でディフェンスのウラを狙うプレーを増やしてもいいと思います。今大会、飛び出してオフサイドになったのが2試合で1回。だんぺいのプレースタイルならもっとオフサイドになる回数が増えてもいいです。何度失敗しても1度でも成功させればいい、という思い切ったプレーを増やしてみましょう。

わくたろう
左サイドでボールを持つと、ボールキープから逆サイドへの展開をねらうプレーで攻撃のアクセントになりました。チーム全体が余裕をもってパスを繋げるようになればもっと活きるプレーヤーだと思います。
得意の左サイドでパスを受けられない時には、中央にボールを迎えにいったり、ウラに抜け出すなどもうひと工夫してみるのもいいと思います。

りゅうた
1対1の戦いであきらめずにボールを奪いに行き、自分の力で守りきる意識の成長が感じられました。ゴールキーパーとしても集中力を切らさないで、常にいいポジショニングでシュートを正面で受けて跳ね返し、セーブ数はチーム最多だったと思います。いいキーパーは派手なセービングではなく、的確なポジショニングでシュートを正面で止められます。フィールドプレーヤーとしても、キーパーとしても正確で強いキックを練習して、チームに貢献してほしいです。

じゅたろう
試合になるとボール際で普段はみせない激しさをみせたり、練習試合では長い距離をランニングしてボールを引き出したりと、サッカー経験は足りないながらも可能性を感じさせる選手です。センターバックでのプレー以外にもボランチなどでプレーできるようになると面白そうです。ボールを止める、蹴るを身に着けたらいろいろなポジションにチャレンジしていきましょう!

りくと
キーパーとして、パワーのあるパントキックで相手を押し返し、ディフェンスとしても球際の強さでこのチームの守備を1段階レベルアップさせてくれました。スピードのある相手の対応を身につければ、より鉄壁です。チームをまとめる声掛けができるのも長所なのでリーダーとしても期待しています。
1戦目終了間際、オーバーラップから放った強烈なシュートは惜しくも枠外。今後はディフェンスラインの選手にも攻撃参加を求めていきますので、彼のパワーは貴重な得点源になるかもしれません。

しょうた
運動能力は3年生に引けを取らず、ハートの強さもあり、遜色のないプレーをみせました。自らゴールキーパーを志願すると、身のこなしを活かしたセーブであわやのピンチをギリギリセーブ。2年生大会と違い、広いピッチ、オフサイドルールなどなれない要素もありながら積極性を活かしたプレーは可能性を感じさせました。

そうや
攻撃の中心としてドリブルで切り込み、チームの押し上げに貢献。防戦一方にならなかったのは彼の運ぶ力があったからこそ。この力をサイド、中盤の選手とのコンビネーションにまでつなげられると得点のチャンスは一気に広がると思います。ドリブル中も周りを見る意識をもってサポートの選手を探してみましょう。ボールの引き出し方も上手いので、いったん味方にパスしてからウラをとるプレーなどにもチャレンジしてほしいです。

2戦目ではディフェンス希望の選手がいないなか、センターバックを自ら引き受けるキャプテンらしい協調性もみせてくれました。今大会は全員が評価選手といってもいいプレーをみせてくれましたが、一人だけ選ぶとすればチームのために不慣れなポジションを自ら引き受けてくれた そうやを選びたいと思います。

(本庄コーチ)